2022年6月16日 (木)

小島新田から羽田への散歩(Yashicaflexを手に)

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羽田と川崎を結ぶ「スカイブリッジ」が開通したという事で、
という事は京急大師線の終点・小島新田駅から羽田まで「散歩」できると思い、
久しぶりに二眼レフを手にぶらりとしてきました。

目的の一つは神奈川臨海鉄道の線路に沿って歩く事と、
運が良ければ貨物も撮れるかも?という事でしたが、
残念ながらやはり休日は運用がなかったようで、
線路だけ撮ってきました。
いつも、いすみ鉄道撮影でアクアラインを渡るとき、
この線路沿いの道を走るので、
一度撮ってみたいと思っていたのでした
(実は一度だけ貨物とすれ違った事があり)

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運河の橋から羽田方面を見ていますが、
足下では運河の「中」に立って釣りをしている太公望が!
この辺りはこんなに水深が浅いんですね、と驚いておりましたが、
その後、目的のスカイブリッジを歩いてみると…

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なんと、多摩川の「中」に立って釣りをしている人も!
橋が出来たおかげで新しく生まれたこんな風景を、
古の二眼レフで撮る、というのもなかなかおつなものです。

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橋を渡って羽田側に来たら、
飛行機かモノレールを撮ろうか、と思ってましたが、
川沿いでくつろぐ猫ちゃんを撮って終撮です。

※写真は全て、
Yashica Yashicaflex (新B型)
Fotokemika efke R25
2022年5月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

前回紹介したLomographyのフィルムデュープキット
「DigitaLIZA+」の本格デビューとなりました。
X-S10の高画素デュープと相まって緻密な画像を得る事ができました。
モノクロネガなので光源に青いフィルムは被せずにデュープしております。
また、今回はあえてグレースケールにはせず、
RGBのままで画像を作ってみたので、
やや青みがかった色合いになっているかと思います。

Yashicaflexは、最初に買ったのは「C型」でしたが、
後にこの「新B型」と、更に「A2型」も持ち合わせております
(後者2台はヤフオクでセットで安く売られていたもの)。

緻密でコントラストの低い画が好みだったefkeのフィルム、
製造中止の報を受けて何本か買ったものがまだ残っております。
もう消費期限もだいぶ過ぎてしまいましたが、
アートラボさんに現像を依頼したら
「期限切れなので1段増感で現像しておきました」
のメモが入って戻ってきました。
プロの仕事を垣間見ました。

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2022年6月12日 (日)

Lomography DigitaLIZA+を導入、デジタルデュープの決定版となるか?

このブログを立ち上げたのは2007年の誕生日でした
(あ、って事は先日開設15年だったんだ…、すっかり忘れてた)。
開設した理由の一つは、その少し前に購入した、
エプソンの複合機「PM-A950」でフィルムスキャンが出来るようになり、
懐かしい写真を色々デジタル化できるようになったから、でした。
開設した日の2本目のエントリーに、
早速昔懐かしい写真をアップしています
(写真データは、その後デュープしたものに差し替えてます)

その後、同じエプソンのフィルムスキャナ「F-3200」を導入、
35mmフィルムだけでなく、ブローニー(120)のスキャンも可能になりました。
また、本来はニコンの初期のデジカメ「Coolpix 880」用に販売されていた、
ケンコーの「スライドデジコピア」を安く購入出来たので、
色々工夫してデジタル一眼レフに装着してのデュープも行うようになりました

しかし、そもそもカラーネガを主に使っていた事もあり、
デュープで画を作るのはなかなか大変で、
またフィルム撮影のメインがブローニーに移ってからは、
「F-3200」でのスキャンが再びメインに戻り、こんにちに至りました。

そのF-3200もだいぶくたびれてきて、
何度バラして清掃してもスキャン結果に線が入るようになったり、
Windows11にしてからドライバーを認識しない事が増えたりと、
そろそろリプレイスを考えないといけない時期だな、
と思い始めておりました。

そんな時に、Lomographyから簡易なデュープキット、
DigitaLIZA+」の発売が予告されましたので、
早速予約し取り寄せてみました。
こちら、35mm判だけでなく、ブローニー判(120)、
更にベスト判(127)にも対応するというデュープキットです。

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以前のデュープ環境は、A4サイズのライトビューワを床に置き、
カラーネガの場合はその上に青いセロファンを敷いた上で、
デジコピアに装填したネガをデジカメでデュープ、
というなかなか大変な作業を強いられておりましたが、
このDigitaLIZA+はフィルムサイズより少し大きい程度で、
机の上に設置してもたいしたものではありません。
なお、電源は電池ではなく、microUSBでの給電しております。

20220608_222856

カラーのネガはオレンジベースのため、
光源を青くしてなるべく相殺するのが我流のデュープなので、
早速分解した上で青いセロファンを挟んでみました。
で、それで分かった事ですが、
光源はてっきり「白い板の裏からLEDで照らしている」のかと思ったら、
白い板自体が光源で発光している、という事でした。
均一な光がフィルムを照らしている事になるので、
デュープの光源としてはポイントが高いです。

20220609_002039

正確に真上から撮るには複写スタンドが必要かな、と思いましたが、
マンフロットのマクロ用雲台(ギア付きジュニア雲台410)にX-S10を取り付け、
その上に水準器を置いて位置を合わせると、
特に問題無く平行を取る事ができました。
なお、実際にデュープを撮る際は、
部屋の灯りを消して「暗室」状態で撮影しております。
じゃないと、フィルム面に室内灯の灯り等が映り込む問題がありそうでしたので。

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最大サイズは6x7判となっておりますので、
RB67で撮影したフィルムは問題無くデュープが可能です。
試しは、初めていすみ鉄道に行った際にRB67で撮ったネガを使いました。

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※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

↑こちらが「DigitaLIZA+」に青いセロファンを挟んだものを、
X-S10+NewFD50mm F3.5マクロでデュープし、
Photoshopで階調反転やレベル補正などの処置をして作った画像。

一方、↓こちらは、既に以前のエントリでもアップしていた
F-3200でスキャンして作った画像です。

171230_01

もちろん、全く同じ結果にはなりませんが、
かなりいい線まで画を作る事ができる手応えがありました。

本体のプラスチックがややテカテカしているので、
パーマセルを貼るか何かして対策をした方がいいかも、
など多少気になるところもありますが、
充分満足のいく品質のデュープを手軽に撮れそうです。
本格的な画作りはもちろんですが、
手軽にサムネイルを撮るならスマホでサクッと、
という使い方もできますので、
これでとうとうF-3200はお役御免と相成るかもしれません。

次回は、先日川崎方面にお散歩に行き、
「Yashicaflex」で撮影した画像を、
実際にDigitaLIZA+でデジタル化した画像をご紹介したいと思います。

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2022年6月 6日 (月)

しな鉄とトキ鉄撮り(9) ~「海の見える丘」から俯瞰で終撮&YouTube

長々と紹介してきたしなの鉄道・えちごトキめき鉄道撮影記、
約一ヶ月を要してしまいましたが、本日千秋楽です。

谷浜駅でちょっと微妙な走行写真を撮ってから、
少し西にある「たにはま公園」の「海の見る丘」に行きました。
こちらからの大俯瞰で終撮といたします。

この場所、すぐ西向きの眼下で広角の俯瞰を狙ってから、
更に遠く東の谷浜駅の辺り(さっき撮影していた辺り)
を望遠で俯瞰撮りする事もできます。
海沿い、って写真を撮るには丁度よいところです。

たくさんの家族連れが楽しんでいる中、
電車の写真と動画を撮っているオッサンが一人…、
いや、他にも数名いらっしゃいましたが、
とにもかくにも場違い感に申し訳ない気持ちを抱きつつ、
糸魚川方面からやってくる455系/413系を待ちます。

いい具合に陽が西に傾いてきた頃、いよいよ本日結びの一番。

Dsf2919
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

撮った瞬間に「しまった、顔が被った」と悔しい凡ミス。
連写せずに「一撃必中」を旨としておりますが、
かといって「私、失敗しないので」とはいかないのが悲しい限りで。

と、落ち込んでもいられないので、
すぐにレンズを望遠に切り替え、
直江津方面に向けて走り去る所を狙います。

Dsf2924
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

実は、画面上の山を入れるか入れないか、
ギリギリまで悩んだ挙げ句、
「じゃあ後から山を足そう」と、
毎度のことながらズルの一手を使いました。
455系を撮る数秒前に、山だけ撮った1枚と合成して、こんな具合に。

Dsf2921_2924_2930
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

スクエアで山から海まで入れて見ました。
ちょっと欲張り写真?
でも、現地で目にした広大な光景は、まさにこんな感じでした。
きっとこれが正解だった、と心に信じて。

という事で、長野・新潟の撮影行、
長々とご紹介いたしました。
最後の締めは、トキ鉄で写真を撮る時、
傍らで撮影していたNikon 1 J5で撮った動画です。
風が強くてフカレまくっているのが無念です。
今度から、ちゃんと風防をつけたマイクを持っていこう。

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2022年6月 5日 (日)

しな鉄とトキ鉄撮り(8) ~谷浜駅の望遠撮りで悩む

GW中に行ってきたしなの鉄道115系&トキ鉄455系/413系撮影記、
残すところあと2回となりました。
長々ダラダラと続けておりまして恐縮です。

青海付近で後追いを撮影した後は、
海沿いの道を直江津方面へ…向かっていたのですが、
途中すごい渋滞があり、少し高速に乗って北東方向に向かいます。

お目当ては谷浜駅付近。
トキ鉄ひすいラインの直江津-糸魚川間は、
旧国鉄時代に複線化工事にあわせてかなりの部分がトンネル化され、
地上で撮影できる箇所じたいがあまりありません。
この区間は、割と長い区間地上を走るので、
撮影ポイントとして重宝されている様子です。

山に少し登ってやや俯瞰気味に、という箇所もありましたが、
事前にいろいろ調べていく中で、
駅を出てカーブしてくるところを望遠で撮ると良さそう、
と思い、アウトカーブで狙う事にしました。

まずは上りのキハを軽く試写するとこんな感じ。

Dsf2837
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/800秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

線路が交錯する様子やホームの様子など、
色々気になる所が多かった事もあり、
今回もやや引き目に撮っておいて、
後からトリミングして画を作る作戦に出ました。

上の写真と同じ画角で455系を何カットか撮影しましたが…

Dsf28461
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm) ※トリミング
1/1000秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf28462
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm) ※大きくトリミング
1/1000秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

同じ写真から2枚切り出してみましたが、
そもそも3両編成という事もあり、
いまいちはまっていない写真になってしまいました。
そもそも、他に撮った何カットかは顔に影が落ちてしまい、
選別時点で振り落とすしかなかった、という事もありますが。
はなから100-500mmを動員してもっと望遠で撮っておくべきだったかな、
と少々後悔。

しかし、振り向きざまについでに撮った方は…

Dsf2863
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・荒」)

半逆光で雰囲気のある写真になりました。
こっちの方がお気に入り(笑)

さて、455系/413系の撮影も、
糸魚川方面からの折り返しを撮影したら千秋楽です。
ここから少し車を走らせたところの丘の上から望遠で狙います。

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2022年5月31日 (火)

しな鉄とトキ鉄撮り(8) ~青海で日本海をバックに

続いて455系/413系を狙ったのは、
糸魚川から更に西、
北陸の超難所である親不知より少し手前、
日本海すぐ近くを線路が走る青海付近です。

今回、455系/413系撮影のポイントは、
割と遠くから風景を織り交ぜて、
というところが多くチョイスしていたので、
やはり大きく寄った写真も撮らないと、と思ったこと、
でも真正面から撮ろうとすると撮影ポイント混みそうだから、
あえて後追いで狙う事にしようか、
などと考えて選んだ場所です。
(車を停めやすいところだった、という理由もあり)

まずは単コロの気動車でテスト撮影。
こちらはフィルムシミュレーションBKTの「Velvia」
で撮った高彩度な1枚をチョイス。

Dsf2823
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 青海-親不知駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

しかし、この位置からだと3両全部入らなさそうだな、と思い、
場所を少々調整し、続いては本日3度目の455系/413系。

Dsf2825
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 青海-親不知駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

こちらは急行色を落ち着いて表現したく、「PROVIA」を選択。
日本海とは思えぬ抜けた青空と静かな海、
美しい国鉄急行色の電車が映えるではありませんか。

「今日はとってもいい写真をたくさん撮れてる」
という実感で心ウキウキな撮影、
こんな満たされた感情で撮影するなんていつ以来でしょう。
いつも「うーん、違う、そうじゃない…」
と悩みながら撮っているのがウソのようです。

さて、本日の撮影は残り2本。
再び車を東に走らせ、直江津のちょい手前まで向かいますが、
海沿いの国道を走らせると、
あちこちにトンネルなどの遺構をみる事ができます。
北陸本線は、そもそも単線で海沿いを走っていたものを、
後に複線化に伴いかなりの部分がトンネル化し、
旧路盤は自転車道等に改修されて現在に残っているようです。

「そのトンネルのあたりを455系走ってくれたら、
画になるのになぁ」というところを何箇所も見つけましたが、
5,60年ほど気付くのが遅かったようです(笑)

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2022年5月29日 (日)

しな鉄とトキ鉄撮り(7) ~梶屋敷の俯瞰で455系/413系と日本海

妙高はねうまラインの二本木のお立ち台付近で455系/413系を撮った後は、
上信越道→北陸道をかっ飛ばして糸魚川方面に向かいました。
既に妙高山バックで見事な国鉄急行型を撮影した後ではありますが、
一応、今日の本命は日本海ひすいラインの急行運用です。

正確には糸魚川より少し東、梶屋敷駅の近く、
少し山というか丘を登った所にあるちょっとした高台です。
この近辺の撮影ポイントを探してネットサーフィン(死語)をしている時、
日本海バックの俯瞰が目に付きました。
お立ち台というほど知られた場所でもなさそうだった事
(じゃないと混むだろうからなるべく人知れぬ場所にしたかった)、
車を停めて差し障りのない場所にしたかった事、
そして、せっかくひすいラインで撮るならやはり日本海バックで撮りたい、
と思った事もあって、まずここに来てみた次第。

Dsf2786

遠く広がる日本海、手前には北陸新幹線の高架が伸びています。
写っている車は、今回借りた2日間の愛車、トヨタのヴィッツです。
(ヤリスの方が良かったなぁ~笑)

はねうまでは4~6両の電車(ET127系)が走っていましたが、
同じトキ鉄でもひすいラインの方は単コロのキハがこじんまりと。
かつての北陸本線、もっと電車や貨物列車を多く撮れるのかな、
という思い込みは的外れだった事がよく分かりました。

そして、お目当ての455系/413系が走ってきました。

Dsf2795
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm) ※大きくトリミング
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 梶屋敷-えちご押上ひすい海岸駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf2804
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (70mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 梶屋敷-えちご押上ひすい海岸駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

X-S10を導入して高画素化したおかげで、
構図に迷ったら少し引き気味に撮っておき、
後から躊躇無くトリミングする事が出来るようになり、
精神的安心感を得られるようになりました。

有人にこの時に撮った写真を送ったら
「日本海がこんなに穏やかなんて珍しい!」
と驚かれたんですが、そうなんでしょうか?
でも、風はビュービュー吹きまくって飛ばされそうになりながら撮影してました。

西へ向かった455系/413系を、
今度は糸魚川より西の方で撮るべく、
更に車を西へ進めます。

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2022年5月25日 (水)

しな鉄とトキ鉄撮り(6) ~二本木の俯瞰は大混雑

トキ鉄455系/413系のファーストショットは、
妙高山を背景にした大絶景で撮影ができ、
もう妙高はねうまは終わりにして日本海の方に向かおうかな、
とも思いましたが、
そもそも行くつもりだった二本木の俯瞰も、
ロケハン程度のつもりで寄っていこうかな、
と思い、車を向かわせました。
ナビにおおまかな位置を入力し、
車がなんとかすれ違えるような道を進んでいくと…

Dsf2726

うゎ、大混雑(驚)

朝通りがかった、しなの鉄道の黒姫山バックも混んでましたが、
こちらの混みっぷりはその比ではありませんでした。
つくづく、予定通りにこちらに来なくて良かった、と思いました
(「人と同じ場所では撮らない」を長年のモットーとしておりますので)

とはいえ、あと数分で455系/413系が走って来ますので、
行き掛けの駄賃に撮っていく事にします。
ひとまず、2箇所ほどあったクラスター
(という言葉は昨今あまり使いたくないですねぇ。
ここは意味通り「集団」くらいのつもりで)を避けて、
誰も立っていない場所でお邪魔にならないように撮影します。

まずは黒姫山をバックに1枚。

Dsf2738
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 関山-二本木駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

更に、振り向きざまに1枚。

Dsf2747
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm) ※大きくトリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 関山-二本木駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

いい景色に国鉄の電車があれば、
ひとまず画にはなるのが幸いでした。

そして、まだ視界を電車が走り去っていく最中、
車に走り、皆さまが移動を始める前に、
早々に現場を立ち去る事にしました。
じゃないと、次のポイントへの移動にタイムロスが生じます。

…って、日頃ケーベツしている「追っかけ」そのまんまじゃないですか。
「何やってんだか自分」と己に問いかけつつ、
一気に車を糸魚川方面に走らせました。

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2022年5月24日 (火)

しな鉄とトキ鉄撮り(5) ~関山で見つけた絶景、妙高山と455系/413系

信越大橋で湘南色115系を撮り終えた後は、
車を北上させてトキ鉄の455系/413系にターゲットを移します。

主には日本海ひすいラインでの急行運用が中心の455系/413系ですが、
朝は妙高はねうまラインで各停運用が1往復あるとの事なので、
そちらを狙います。

あまり凝った場所を探す時間もなさそうだったので、
お立ち台として知られる二本木のカーブに行こうか、
というつもりで車を走らせておりましたが、
途中、どうにも気になる風景が目に止まり、
自然と車をそちらに向かわせていました。

関山駅から少し南、広く田んぼ?畑?が広がっているところ、
地図を見ると線路から少し離れたところに、
並行して走る道路があります。
そこで降りてみると…

Dsf2658
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (35mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

…おぉ、何と言う絶景!
息を呑む、とはこういう状況を指すのかと思います。
30余年鉄道写真を撮っていますが、
こんな絶景に巡り会った事はそうありません。

乾いた空気と午前の日を浴びて輝く妙高山、
その手前で妙高高原駅方面に向けて緩やかに勾配を昇る線路。
まるでしつらえたような景色を目の前にすれば、
ここに国鉄急行色の車両を配置したくなるのは当然の事です。

Dsf2684
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (50mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

とりあえず車を停めた場所だと高圧電線が目に付いたので、
少し場所を北に移動、更に広大な景色が目の前に広がります。
先行して走る旧新潟色のET127系の姿を目にすると、
期待は否応なく高まっていきます。

そして…ついに455系/413系が!

Dsf2703
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf2715
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (50mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

…感無量。
その一言に尽きます。
美しい山並みと自然、そして国鉄急行色の455系/413系。
「鉄道撮影を趣味にして良かった」と、
心から思える瞬間でした。
(そう思える機会は、そう多くはありません。)

思えば、直流の国鉄急行色(湘南色)の電車は、
何度も乗りましたし撮影もしましたが、
交直流の国鉄急行色は、
ついぞ乗ることも撮影する事もありませんでした。
もう二度とないだろうと思っていたこのチャンス、
与えてくれたトキてつの社長様には感謝の気持ちでいっぱいです。

と、幸福感に浸っている場合ではありません。
今日はまだ455系/413系の運用は始まったばかり。
残りの時間もしっかり撮影すべく、再びハンドルを握りました。

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2022年5月21日 (土)

しな鉄とトキ鉄撮り(4) ~信越大橋俯瞰で湘南色115系撮り&YouTube

しなの鉄道とトキめき鉄道撮影の1泊2日の旅、
2日目はトキ鉄撮影がメインですが、
道すがら、北しなの線で湘南色115系の往復を撮影する事にしました。

北しなの線の定番ポイントと言えば、
黒姫駅東、黒姫山をバックにしたカットが有名です。
丁度妙高高原へ向かう道沿いでもあるので、
まずはここから…と思いましたが、
ホテルを出る時間が少し遅くなった事、
そして、撮影現場は既に何十人!も撮り鉄衆が集まり、
車を停められるような場所がなく、
最初の一本は撮影を断念しました。
前日はほとんど同業者に出会わなかったので、
あまり撮りに来る人はいないだろうと油断していました。

そこで、まずは妙高高原駅から折り返してくるところを、
北国街道のバイパス道路である信越大橋からの俯瞰で撮る事にします。
ここも、定番撮影ポイントとして知られているところで、
橋のたもと(北にも南にも)には無料の駐車場もあるので、
気兼ねなく撮影する事ができます。

で、現地についてみて「んんん?」と悩んでしまいました。
あらかじめネットで下調べをした際には、
構図内を横切る高圧電線がこうも目立つものとは思わず、
もっと自由に撮れる場所かな、と思っておりました。
あるいはここは、真冬に真っ白な雪景色になっているか、
または真夏で緑が青々しているか、
そういった景色の時にこそ生きてくる場所なんだな、
と理解しました。とはいえ、今更どうも言ってはられません。

妙高高原駅を発ち、長野に向かう湘南色115系、
トンネルから出てきたところを、黒姫山をバックにまず1枚。
沿線の軽トラは景色の一部だと思っているので気にしてません(笑)

Dsf2636
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

次いでカーブに差し掛かるところ、
本当は28mmの広角で撮っていましたが、
大きくトリミングして1枚。

Dsf2642
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)※大きくトリミング
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

更には、残雪残る飯縄山(多分)を背景にした写真を、
あえてスクエアにトリミングして1枚。

Dsf2648
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)※正方形にトリミング
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

まぁまぁ落第点くらいの写真は撮れたかな、というところです。

と、湘南色115系撮りはこれにてフィニッシュ。
ここからはトキめき鉄道の455/413系撮影にスイッチします。
目的地はすぐそこ、妙高高原駅から北の二本木方面の定番ポイントへ…、
というつもりでしたが、予定外の場所での撮影に急遽変更、
それが実に素晴らしい場所だったのです。

で、湘南色115系の締めは、前日から写真と同時に撮影した動画を編集し、
YouTubeにアップした動画となります。
今回の動画はNikon 1 J5がメインとなります
(21:9の風景動画はXperia 1 IIにて撮影したものです。)

やはり、115系はMT54のモーター音と一緒に楽しむものですね!
今度からちゃんとしたマイクも持参して録らないと、と思ったところです。

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2022年5月19日 (木)

しな鉄とトキ鉄撮り(3) ~御代田で浅間山をバックに

坂城・上田方面で湘南色115系の往復を撮影した後は、
車を一気に東に走らせ、
軽井沢の少し手前、御代田駅まで参りました。
駅のすぐ北側に町営駐車場があり、
台数もゆとりあり値段も安いので、
ここで停めて歩いて撮影ポイントまで行こう、
という算段です。

昨年しなの鉄道を撮影に行った際、
平原駅から俯瞰で少し撮った事がありますが、

その際「この近辺だと浅間山バックで撮れる」事を学んだので、
今回の御代田も同じ狙いでやってまいりました。

御代田駅南側の道を西に向かって歩くと間もなく、
一面に畑が広がっているエリアに辿り着きました。
こうなると、もうどこからでも撮影できますよ、
という景色で安心します。
そしてまた浅間山のすっきり美しい事!
5/3と翌4日は、本当によい天候に恵まれ、
これ以上はない撮影日よりでした。

ただ、午後の遅めの時間だったため、
サイドに太陽光が回らず少し影になってしまったのは残念でした。
まだ大丈夫だろう、と思っていたのでやや誤算です。
(だから、付近に誰もいなかったのかしら?)

まずは、レタス的な野菜(?)と浅間山、そして湘南色115系の組み合わせで。

Dsf2553_s10
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

もう少々西に歩いたら線路を跨ぐ跨線橋があり、
その根本あたりが少し小高くなっておりましたので、
続きはそちらから。

Dsf2563
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg. Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

台湾鉄路管理局「自強号」色の115系、結構好きです。普通に好きです(笑)

Dsf2597
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「強・微」)

手前に農家の方がいらっしゃったので一緒に撮ろうと思ったら、
フレームアウトしてしまい計画倒れになってしまった1枚(笑)

そして、この日最後の湘南色115系。

Dsf2628
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

本当は、この後臨時快速の仕業に付く事が分かっていましたが、
所用があったので撮影はここまで。
翌日、北しなの線で115系を撮った後、
更に北へ向かってトキめき鉄道の455/413系を撮影に向かいます。

…と、その前に。

上の写真すぐ横の跨線橋を歩いていたら、
柵に穴が空いて黄色いテープで塞がれているのを見つけました。

220503

わざわざこんな所に穴をあけるなんて、
どういう人種かは推して知るべしです。
桜の木を切ったのは自分達だと決めつけられた、
と逆恨みした人達と同じ人種の人でしょう。
器物破損もいいところで腹が立ってきます。

で、何が言いたいかと言いますと、
こんな仰々しい穴を空けずとも、
柵の隙間からこれくらいの写真は撮れるでしょ?って事です。

Dsf2611_1

Dsf2611_2
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg. Hi」/グレインエフェクト「強・微」)
※1枚目は撮ったまま、2枚目は縦長にトリミング

くどいようですが、空けられた穴は使っていません。
その上の方の隙間から狙っています。
穴の向こうにレンズに先っちょを出さないと撮れない、
なんて事は決してありません。
少々四隅にかかる程度なら、どうせ写り込みませんので。

にしても、なんかこの写真、半逆光な事もあってから、
妙に気に入ってしまいました。
湘南色もこっちで撮れば良かったかな(笑)

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2022年5月17日 (火)

しな鉄とトキ鉄撮り(2) ~千曲公園からの大俯瞰

坂城駅近くで115系(+169系)を撮影した後は、
車がすれ違えないような一本道を恐る恐る走らせて千曲公園へ向かい、
湘南色115系が軽井沢方面から戻ってくるところを狙います。

岩鼻と呼ばれる断崖の上にある千曲公園。
初めてしなの鉄道沿線に来た頃から
「あの上から俯瞰で撮れないかな」と気になっていたところです。
駐車場もあるとの事だったので安心して向かいました。

にしても、東を見ても西を見ても大絶景!

20220503_125407
Xperia 1 II (SO-51A) 16mm

20220503_125426
Xperia 1 II (SO-51A) 70mm

鉄道を撮る事をすっかり忘れて、
ノンビリと日がな一日過ごしたい気分になります。

西上田駅前後を走るしなの鉄道を好きなだけ撮影できる場所なので、
レンズは「こんな事もあろうかと」と思って持ち込んだ、
Super COSINA 100-500mmをチョイスして狙います。

Dsf2501
Fujifilm X-S10
Super COSINA 100-500mm F5.6-8.0 (135mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 上田-西上田駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「強・微」)

Dsf2511
Fujifilm X-S10
Super COSINA 100-500mm F5.6-8.0 (200mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 西上田-テクノさかき駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

Dsf2518
Fujifilm X-S10
Super COSINA 100-500mm F5.6-8.0 (200mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 西上田-テクノさかき駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg. Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

Dsf2526_20220517004801
Fujifilm X-S10
Super COSINA 100-500mm F5.6-8.0 (200mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 西上田-テクノさかき駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

千曲川沿いの様々な景色を織り交ぜつつ、
色々な情景を収める事ができました。
絶景に加え、はるか西の残雪残る山並み
(恐らく白馬岳方面?)まではっきりと見渡せる、
絶好の天候で撮影できたのも幸いでした。
信州の地形が写真に立体感をもたらしてくれます。

坂城、千曲公園とよい写真がたくさん撮れてホクホクです。
長野に向かった湘南色115系を、
次は軽井沢の手前で撮るべく、
千曲公園真下を走る上田バイパス→浅間サンラインと車を走らせて東へ向かいます。

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2022年5月 8日 (日)

しな鉄とトキ鉄撮り(1) ~しなの鉄道・坂城駅にて(169系との邂逅)

ゴールデンウィークに、1泊2日で長野・新潟に行ってきました。
目的は、しなの鉄道の115系と、えちごトキめき鉄道の413系・455系。
風前の灯火となりつつある、国鉄型電車の姿を収めるためです。

初日はしなの鉄道にて湘南色の115系を追いました。
しなの鉄道は運用情報が細かく公開されておりますので、
入念にダイヤグラムを確認しつつ、
撮影場所も全て事前に決めておき、効率よく撮影を進めました。

事前に撮影場所をきっちり決めた理由の1つとしては、
ここ最近ますます撮り鉄のマナーの悪さが社会問題化しておりましたので、
誰にも迷惑をかけないよう、車を長時間停めて大丈夫なところを調べておき、
そこから徒歩圏内でいい写真を撮れる場所で撮る、
という約束事を自分に課した事が大きな理由です。

新幹線で長野に到着し、レンタカーを借りてまず向かったのは、
坂城駅近くの無料駐車場です。

千曲川にかかる坂城大橋の北詰に、
無料で車を停められる駐車場が2箇所あります
(北詰の信号の北西側に休憩所と、南東側に駐車場)。
ここから坂城駅近辺は徒歩で5~10分程度の距離です。

最初の撮影場所として選んだのは坂城駅の東側、
カーブのアウト側から駅方面を向かう構図です。

ここを選んだ理由の1つは、坂城駅構内に静態保存されている、
懐かしい169系の姿を眺める事ができる事です。

現役時代の169系を撮影に行ったのは2011年4月、実に11年前の事です。
引退後、坂城駅構内に静態保存されていた事を、
迂闊にも今まで知らずにおりました。
撮影場所を探す過程でその事に気付き、
これは是非115系と絡めて撮りたい、と思いました。

アウトカーブなので、後ろを振り向けば、
坂城駅に入ろうとする下り列車を撮る事もできます。
かなりの逆光ですが、こういう雰囲気も悪くありません。
撮影準備完了と共に、115系「ろくもん」がやってきました。

Dsf2407
Fujifilm X-S10
Canon New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/1000秒 F5.6 (ISO400)
しなの鉄道線 坂城駅付近
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg.Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

貨物列車の入れ替えなど横目に待つ事しばし、
いよいよ長野方面から上りの115系湘南色がやってきました!

Dsf2446
Fujifilm X-S10
Canon New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/500秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 坂城駅付近
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg.Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

坂城駅で短い停車の後、
カーブに差し掛かったところで1枚。

Dsf2463
Fujifilm X-S10
Canon New FD100-300mm F5.6L (200mm)
1/500秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 坂城駅付近
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

こちらは、湘南色を際立たせたく、
「PROVIA」「Velvia」「Pro Neg.Hi」
の3枚同時撮影の中から「Velvia」をチョイス。
もう、X-S10の「フィルムシミュレーションBKT」は手放せない機能の1つになりました。

普段ならもっと寄って編成を綺麗に収める構図で撮るところですが、
今回は先に書いた通り「169系との絡み」で撮りたかったので、
少し引き気味で撮りました。

走り去ったところへ、下りのSR1系回送列車がやってきたのですれ違いを1枚。
いやいや、少しタイミングが違えば被ってしまうところでした!

Dsf2473
Fujifilm X-S10
Canon New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/400秒 F8.0 (ISO400)
しなの鉄道線 坂城駅付近
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg.Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

過去、しなの鉄道の撮影は、
下調べが不十分だったりと理由は色々でしたが、
いまいち満足のいかない事が多かったですが、
今回は初陣でバッチリ狙い通りに撮る事ができました。
1枚決まった写真を撮り終わると、
後の撮影が随分気楽になります。

という事で、車で数分の「千曲公園」に車を走らせました。

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2022年5月 5日 (木)

【ご案内】「鉄道伝説SP 2022春」で写真が放映されます

※当番組の放送は終了しました。

5月3,4日と1泊2日で信州・上越方面に行ってきました。
しなの鉄道では115系を、
トキ鉄では413系・455系を撮影してきました。
今回、事前にかなり綿密に計画を立てて、
効率よく撮影できたので、
かなりいいショットを撮る事ができました。
整理が進み次第、こちらで紹介してまいります。

と、その前に告知です。

5月15日にBSフジで放送される
「鉄道伝説SP 時代を走る鉄道たち2022春」で、
このブログに掲載された写真が使用される事になりました。

鉄道伝説(BSフジ)公式サイト

今回、阿佐海岸鉄道のDMVが取り上げられるとの事で、
同線が開業した当時の写真として、
2020年12月5日のエントリー「阿佐海岸鉄道、開通のあの日」
で使用した写真が使用されます。

当初、ブログに掲載の画像をそのまま使いたい、
というお話しでしたが、
全国放送されるとなると生半可なものではいけないので、
改めてX-S10でネガからデュープし直したものを提供しました。
当該エントリーの写真も、そちらに更新しております。
(しかし、ネガがだいぶ退色していたので、
完全な画像に出来なかったのが悔やまれます…)

なんだかんだ、DMVは注目を集めているみたいですね。
是非ご覧いただきたいと思います。

920326_35_20220411003601
Canon EOS630QD
EF35-70mm F3.5-4.5
1/125秒 F6.7
Fuji superHG400
JR牟岐線/阿佐海岸鉄道 海部駅
1992年3月26日
※デュープ機材
FUJIFILM X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2022年4月24日 (日)

Nikon 1 J5とCanon V6x17で中央線撮り(多摩川橋梁&西国で209系)

キヤノンの1型撮像管用レンズ「V6x17」のジャンクを550円で購入しました。

20220423_152926

レンズは綺麗でしたが、絞りが動かず、
バラして確認すると手動絞り機構の歯車が壊れてツマミとリンクしてませんでした。
やむを得ず、一番よく使いそうなF4.0で絞りを固定しましたが、
実用上はこれでほぼ問題ないでしょう。(F5.6でも良かったかも)

キヤノンの映像用レンズで「V」から始まるものは1型(1インチ)のイメージサークルを持つ物。
そこで、1インチセンサーを搭載した「Nikon 1 J5」との組み合わせで、
中央線に出向いて写真と動画を撮ってきました。

まずは、春の陽気で散歩も兼ねて、と思い、
多摩モノレールの甲州街道駅で降りて中央線多摩川橋梁方面に向かいます。

初めて中央線の多摩川橋梁で撮影したのは実に20年前、
2002年の事となりますが
その時に撮った写真を過去にアップしております)、
その頃から「あっちの橋から撮るとどんな画になるんだろう」
と思っていた、立日橋からサイドで狙って見ました。

Dsc0256
Nikon 1 J5
Canon TV Zoom V6x17 (17-102mm F2) (75mm=210mm相当)
1/800秒 F4.0 (ISO160)
中央線 立川-日野間(多摩川橋梁)
2022年4月23日

丁度、現地について撮影準備完了したところに、
EH200が牽引する貨物列車が通りかかりました。
ここ数日の寒さが嘘のような陽気の中、
河川敷にはチラホラと太公望の姿も見られていい感じ。

その後、多摩川橋梁に少しずつ近づいていきながら、
今度は動画をメインに撮影を進めました。

そろそろ撮り終わりかな、と思っていた時、
思いがけず209系が東京方面に走って行くのが見えました。
完全に油断しておりました。まさか土曜日に運用に入っているとは。

この日は、豊田→東京→豊田、と1往復するのみの運用に入っていたようです。
という事で、多摩川を後にし、これまた久しぶりに西国分寺のホーム端へ。
ここで撮るのはまだ201系が現役だった2008年以来、14年振り

本来、ここで撮るなら400mm相当が必須ですが、
今回持っていたV6x17のテレ端102mmは、
1インチだと285mm相当なので望遠が足りません。
なので、後でトリミングする事を前提に撮影を進めます。

Nikon 1に非純正のアダプターの組み合わせだと、
ピントの拡大が出来ないので、
撮って再生して画像拡大してピントをチェックして、
という動作を何度か繰り返してピント合わせ。
不便ではありますが、このレンズはヘリコイドにトルクがあり、
勝手に動く心配がなかったので何とか撮影は出来ました。

Dsc0296_raw
Nikon 1 J5
Canon TV Zoom V6x17 (17-102mm F2) (102mm=285mm相当からトリミング)
1/640秒 F4.0 (ISO160)
中央線 西国分寺駅
2022年4月23日

トリミングした事と、あらかじめRAWで撮影した上で
Lightroomでパープルフリンジの除去などしておりますが、
それでもピントは充分な解像感があり、
ひとまず「オレンジバーミリオンの209系」の走行写真、
撮らねば撮らねばと思いつつ、初めて撮影する事が出来ました。

キヤノンの1型撮像管用レンズとしては「V10x15」を持っており、
その母艦としてJ5を買ったわけですが、
気軽に振り回せるようなサイズのレンズではありませんでした。
その点、テレは控え目ながら、「V6x17」はボディサイズと良いバランスのレンズでした。

20220423_135132

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2022年4月12日 (火)

Motorola edge 20のカメラを分析

※2021年12月からメインスマホとして使っていた「Motorola edge 20」ですが、
その後ドコモオンラインで「Xperia 1 II」を安く入手できたため、
数ヶ月でその座を譲り、ヤフオクで売却して旅立っていきました。

しかし、カメラ機能がなかなか良くて、
レビューしようと思って書きかけていたエントリーがありました。
もう手放してしまいましたが、書き上げて公開する事にしました。
これからedge 20を使う方のご参考になりますれば。

-----

3年ほど使用したスマホ「Xperia XZ1 Compact(SO-02K)」を快適に使用してましたが、
内蔵メモリが32GBではアプリの追加もままならず、
これでは「ピクミン ブルーム」をプレイできないぞと思い(それが理由?)、
機種変更をと思いましたが、ドコモの端末は「高くて良い物」か「安くてそこそこ」なものばかり。
SIMフリーまで幅を広げて考えているうちに、
「1億800万画素」などとワケの分からんセンサーを搭載した
Motorola edge 20」というスマホが発売されたので、
思い切ってそちらを購入してみました。

1億800万画素なんてただのネタにしかならないだろう、と思ってましたが、
1ヶ月程使用し、これは「意外と?名センサー」だと思える程になったので、
今回は「edge 20」のカメラ周りをレビューしてみたいと思います。

■まずは「3眼カメラ」の仕様をおさらい

超高画素センサーの話しを始める前に、
3つのカメラ・レンズを搭載したedge 20のカメラについて、
諸元をまとめておきます。
(公式の仕様の他、海外サイト等で見つけた情報も盛り込んだものですので、
誤りがある可能性もあります。)

(1)メインカメラ(広角レンズ搭載)
センサー:Samsung ISOCELL HM2(1/1.52インチ、1億800万画素)
レンズ:5.9mm(24mm相当)、F1.9

(2)サブカメラ1(超広角レンズ)
センサー:OmniVision OV16A10(1/3.06インチ、1600万画素)
レンズ:2.2mm(17mm相当)、F2.2

(3)サブカメラ2(望遠レンズ)
センサー:OmniVision OV08A10(1/4.4インチ、800万画素)
レンズ:7.4mm(78mm相当)、F2.4、3x光学ズーム(?)

※望遠レンズの「?」についての詳細は下の方にて。

edge 20を買った理由の1つは、
3番目のカメラが望遠レンズ搭載だった事です。
多くのスマホでは、3番目のレンズは「深度センサー」
として利用される事が多い気がします。
個人的に、スマホでももっと寄って撮りたい、と思う機会多く、
どうせなら望遠で撮れるレンズを搭載して欲しかったのです。

同じ場所で上記3つのカメラを切り替えて撮ると、こうなります。

Edge20_1
(左から「メインカメラ」「サブカメラ1」「サブカメラ2」)

広角と超広角の画角変化があまり大きくないので、
メインは28~35mm相当くらいで良かったのでは、
という気もしますが、
それでも超広角の17mm相当はかなり広く撮れますし、
望遠も約80mm相当の中望遠なので、
「寄りで撮りたい」という希望はほぼ適えられています。
光学スペックはほぼ満足しております。

■撮影解像度は1200万画素?

カメラのアプリを立ち上げると、
画面下部に「動画」「写真」「≡」の3つの選択肢が並んでいます。
普通なら「写真」モードで写真を撮ると思うでしょうが、
これだと、どのカメラで撮影しても、
解像度は「1200万画素(12MP)」ないし「800万画素(8MP)」、
選択した方のいずれかで保存されます。
超広角カメラの1600万画素の写真も12MPか8MP、
望遠カメラの800万画素も同様(つまり12MPを選択した場合は拡大される)。
こういう挙動は、カメラを趣味とする人間には気持ちが悪いのです。
ちゃんとそれぞれのセンサーの解像度で撮影するには、
「≡」を押した上で「プロ」モードを選択する必要あります。

さて、「プロ」モードに選択した場合も、
メインカメラの保存解像度は「12MP」または「8MP」の2択です。
あれ、1億800万画素はどうしたの?と思いましたら、
「≡」を押した時の選択肢として「Ultra-Res」というのがあります。
これを選ぶ事で、初めて「億」の世界を堪能できます。
これは一体どういう事でしょうか?

ここで、ちょっとした算数のお時間です。
「12MP」で撮影した場合、写真の解像度は「4000x3000 px」です。
一方、「Ultra-Res」で1億800万画素をフルに生かして撮影すると
「12000x9000 px」となります。
この数字を見比べた時、あぁなるほど、と合点がいきました。
長辺・短辺とも、ちょうど3分の1の解像度で保存されるわけです。
一辺の解像度が1/3という事は、面積で言えば1/9。
108,000,000 / 9 = 12,000,000。簡単な割り算です。

それをふまえ、サムソンのWEBサイトに掲載されている、
ISOCELL HM2」のWEBサイトを見てみますと、
確かに、ナイトモードとして「9つのセルを1つのセルに統合する」事が可能、とあります。
これを「Nona-Pixcel」と呼んでいるようです。
edge 20は、本来暗所撮影用として搭載しているNona-Pixcelの技術を、
通常の撮影モードでも常時ONにして撮影・保存する仕掛けになっているようです。

これは、人によっては「1億800万画素って書いてあるのに、1200万画素で保存されるなんて、
どういう事だ!詐欺だ!」とお怒りになるかもしれません。
確かに、モトローラ社のWEBサイトには「1億800万画素」は強調されているものの、
保存されるのは1200万画素とは一言も書いてありませんので、
これでは誤解を招いてしまう可能性を否定できません。

でも、この仕掛け自体は非常に正しく、理にかなっていると思います。

カメラのセンサーについて少しでも知識を得ている方なら、
「解像度が高くて小さいセンサーは、
画素ピッチが小さくなり、ノイズが出やすくなる」
という事をご存じの事かと思います。
(それを転じて「フルサイズセンサー信仰」がはびこってますが、
それはそれで単純思考でしかないように思いますが、それはまた別の話)

1/1.52インチ(≒2/3インチ)の小さいセンサーで億の画素となれば、
極小も極小の画素ピッチと言えますから、
いくらテクノロジーは進化しているとはいえ、
当然ノイジーな画像になるはず、と想像できるでしょう。

実際、「Ultra-Res」モードで撮影した億の画像を観ると、
細かいテクスチャーが潰れている事を確認できます。
以下の写真は、同じメインカメラで撮影した画像で、
同じ箇所を等解像度に切り出したものです。

Edge20_2
(左が1億800万画素、右が1200万画素の画像から切り出し)

そもそも画素数が違うので、
等倍で切り出した時の画角が変わってくるのは致し方ありません。
左の1億800画素からの切り出しだと、
斜面に生えている枯れ草のディティールは完全に潰れています。
デジカメ黎明期の頃は、こういう描写のカメラが珍しくなくて、
よく「油絵のよう」などと称したものですが、それを思い起こさせます。
一方、「9画素をまとめて1つの画素として撮影」された1200万画素の写真だと、
引いた画である事を差し引いても、より解像感のある画像になっています。

今度は試しに、「1億800万画素の画像を、Photoshopで1200万画素に縮小」
した画像からの等倍切り出しと、最初から1200万画素で撮った画像とを並べてみましょう。

Edge20_3
(左が1億800万画素→1200万画素に縮小してから切り出し、右は1200万画素で撮影した画像から切り出し)

明るい部分の草は縮小した画像の方が線が細いですが、
影の部分はそもそもが潰れていたので、縮小画像でもやや細部があいまいな印象受けます。
対して1200万画素で撮影した画像は暗部までしっかり解像感があり、
本来夜間モードである事も納得できる写りです。

「極小画素=暗部に弱い」の常識を、
あえて極限まで極小まで小さくした上、
9画素をひとまとめにして1画素としてまとめてしまう、
これを私は「バロム・1方式」と呼ぶことにします(笑)

■9画素で1画素=ベイヤー配列の常識も覆す?

これはあくまで憶測と想像の話しで、
実際には違うかもしれませんので念のため。

デジカメのセンサーは、一部の特殊な仕様のものを除き、
「ベイヤー配列」という仕組みで成り立っています。
画素の一つ一つはRGB(赤緑青)のいずれかの色しか認識せず、
認識しない色の情報は「隣のセンサーが拾った情報」を元に推察してはじき出す、
というのが実におおまかな仕組みです。

しかし、このサムソンの1億800万画素センサーは、
9画素を1つの画素として認識する「バロム・1方式」です(しつこい)。
という事は、その9画素の中にRGBそれぞれの信号を受ける事ができれば、
実質的に1つの画素でRGBの信号をまとめて処理できる、
という事になるのでは?と思うのです。

上記にリンクを貼ったサムソン社の「ISOCELL」のサイトに、
Nonapixelのイメージ画像が載っており、
それによれば9画素を1つに束ねた1つ1つは、
やはりRGBのいずれかの色しか認識していないような表示となっております。
実際にそういう挙動なのかもしれませんし、
あるいはこれはただのイメージ図で、
実際には1つに束ねられた画素でRGB3色とも処理されているのかもしれません。
そして、もしそうだとしたらある意味これは「ベイヤー配列を打破する1つの手段」
として機能している可能性があります。
シグマ社の「Foveon」のように、
RGBの画素を同軸に並べるという力業に頼らなくても良いのだとすると、
これは将来的にセンサーの常識を覆してくれるのかもしれない、
という予感さえさせてくれるのです。

■「3倍光学ズーム」の真実と(厳密には)ウソ

edge 20の商品説明には、はっきりと「光学式3倍ズーム」
と書いてあります。
(海外のサイトを調べると「3x Optical Zoom」という表現が見られるので、
それを直訳したものと思われます。)

カメラに詳しい人なら、この言葉が意味する事は1つでしょう。
一式のレンズの中で数群が稼働し、
それによって焦点距離が無段階に可変するのが「光学式のズームレンズ」です。

当然、この説明ならこのレンズもそうだろう、と思うはずです。

上の方に、テレカメラのレンズは「7.4mm(78mm相当)」と書きました。
もし説明通り「光学式の3倍ズーム」なら「7.4-22.2mm」などと書かないといけません。
しかし、実際には全く違います。

カメラアプリでズームをする事はできます。
しかし、ズームをしてもExifが記録するレンズの焦点距離は変わりませんし、
ズームした画像は明らかに画質が低下します。「デジタルズーム」です。

では、一体「3倍」とは何なのでしょうか?
このスマホの「広角レンズ」は24mm相当と謳われています。
そして、24mmの3倍は72mm…。

つまり「テレカメラは、ワイドカメラの3倍の焦点距離相当で撮れる」
という意味なわけです。

もちろん、これはカメラ用語としては明らかに間違った使い方で、
もしズームレンズ搭載という言葉通りの意味でこのスマホを買えば、
実際にこのカメラで撮った写真を見てガッカリするはずです。
(正直、自分も「おいおい、違うじゃないか」と思った一人です。
普通に考えれば、こんな薄い筐体の中に、
仮に屈折光学系を導入したとしてもズームレンズを搭載する事などできないだろう、
と想像が付きそうなものでした…。)
20世紀の後半、コンパクトフィルムカメラの中には、
ズームレンズを搭載すると本体価格が高くなるので、
少しでも安くするため、「広角と望遠」といった2種類のレンズを切り替えられる
「2焦点」というカメラが販売されていた事がありますが、
同じ理屈で言えば、このスマホは「3焦点」のカメラである、と説明するのが正しいです。

単純に「約80mm相当の中望遠レンズ」(Telephoto Lens)と書いてあれば、
こんな事を書かずに済んだのです。
仕様を少しでもよく見せたくてZoomという言葉を使ったのかもしれませんが、
本来の意味があった上で使うべきだったのでは、と思います。 

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「ズーム」の表記には疑義を感じるものの、
総じてedge 20とサムソン社のISOCELLには大きな可能性を感じておりましたが、
Xperia 1 IIの前には歯が立たず、あっけなく現役引退と相成りました(笑)
とはいえ、5万円程度で買えるスマホとしては非常によい個体で
(ただ本体サイズがアメリカンで巨大だったので、
片手ではとても操作できないのが実にネックではありました)、
今後SIMフリーのAndroid端末を購入される予定の方にはよい選択肢になるのでは、
と思われました。

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