2022年8月21日 (日)

KamLanの魚眼、8mm F3.0 Fisheyeで上野駅撮り

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そもそも、7月に浜松町で開催された「フォトアクセサリーフェア2022」に足を運んだのは、
フィルムのオンラインショップ「かわうそ商店」さんがブースを出していたので、
久しぶりに店主のかわうそさんにお会いしたかった事と、
フィルムを何本か調達する事にありました。
生産中止となったFujicolor100の24枚撮りをハーフ用に購入できるなど、
とても有意義な訪問となりましたが、
そのかわうそ商店さんのすぐ目の前でブースを展開していたサイトロンジャパン社のブースに、
「KamLan」のレンズが何本かアウトレット品として展示されているのが目に付きました。
その中に、APS-C用の魚眼レンズ「8mm F3.0 Fisheye」の富士Xマウント用のものもあり、
市価25,000円ほどするレンズが何と1万円ぽっきり!
魚眼レンズは、以前にMFT用のノーブランドのものを
Amazonで数千円で買ったものがありますが、
正直作りも写りもイマイチな代物でしたので、
いつかはちゃんとした魚眼レンズを買っておかねば、
と思っておりましたので、渡りに船と迷わず購入しました。

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しばらくして金沢へ出張に行く機会があり、
出張先でも使うつもりで持参。
途中、「かがやき」待ちの間に上野駅構内で試し撮りをしてきました。

「KamLan」のレンズは、以前に21mm F1.8を買おうかどうしようか、
と悩んだ事がありましたが、
その後TTArtisanから「17mm F1.4」が発売され、こちらを購入したので、
今回が初めての導入となります。

手にした第一印象は、とにかく「作りが良さそう」な事、
そしてキャップまでちゃんとオリジナルで作っている事。
「そんな事?」と思うかもしれませんが、
中国系のレンズだと、キャップは無記名の汎用品という事も珍しくない中、
このレンズは「KamLan」銘がしっかり入った、
材質の良さそうなプラスチックのリアキャップが装着されていました。
フロントキャップは大きな前玉をすっぽり隠せるような、
やや半透明で中が透けて見えるもので、
おかげでフタをする時に固定フードとキャップ裏の溝がぶつからないよう、
目視で確認しながら装着できる優れものです。

ヘリコイドや絞りリングの作り、動きの良さも見事で、
「安い割りにはなかなか良い」と思っていたTTArtisanとは格が違うな、
とすぐに分かるものでした。

肝心の写りは下の通り実に見事なもので
(ほぼ全て、確かF5.6に絞って撮影したはず)、
ブログ用に縮小する前の状態でも、
隅々までシャープに気持ち良く解像してくれていました。
やっと「ちゃんとした魚眼」がどんなものか、
理解のできるレンズに辿り着く事ができました。

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(写真はいずれも)
Fujifilm X-S10
KamLan 8mm F3.0
JR上野駅
2022年7月15、22日
(フィルムシミュレーション「クラシックネガ」「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・荒」)

X-S10のフィルムシミュレーションの設定を、
途中から「クラシックネガ」に変えて撮影。
著しく雰囲気の変わる設定でもあり、
日頃電車を撮るような場合は不向きだと思ってましたが、
こうして何気ないスナップのような写真だと、
レトロな雰囲気がよくマッチしているように思います。
まだまだX-S10のポテンシャルを生かし切れてないな、と感じた次第。

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2022年8月17日 (水)

PEN EES-2散歩(2) 跨線橋の隙間

「PEN EES-2散歩」シリーズを立ち上げる、
と書いてから1ヶ月以上経ってしまいました。
企画倒れ(企画忘れ?)になる前に、第2回です。

試写のために京急の生麦駅で降り立ち、
隣の花月総持寺駅(旧・花月園前駅)方面に歩きました。

この辺り、貨物線が地下から顔を出すあたりですが、
相鉄線との乗り入れ運転が開始されてから、
旅客の定期列車も走るようになりました。
それを撮れる場所はあるかな、というちょっとしたロケハンも兼ねてます
(別に撮りたい列車があるわけではないですが)

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この区間は何本か跨線橋があり、京急はよく見えますが、
東海道線や貨物線などは、目の細かい柵に阻まれて、
写真を撮るには不向きな場所です。
でも、きっとどこかに隙間があるはず、と思って探してみました。

すると、やはりありました。
かろうじてレンズ1本を通せるか通せないの隙間が。
デジカメなら液晶を見ながら撮影できますが、
フィルムカメラ、しかも一眼レフじゃないと、
構図を決めるのもままなりません。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。

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意外と何とかなりました。
京急はいい感じに撮れましたが、
貨物線の方は地下に潜り始めるところなので、
足下まで写りません。
まぁ、地下に潜りそうな雰囲気の写真、
と思えば状況を伝えてくれている、と捉える事も出来ますが。

※写真はいずれも、
Olympus PEN EES-2
Agfaphoto APX-100
2022年6月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2022年8月 8日 (月)

糸魚川で455系/413系急行撮り

前回、大糸線についての考察にも書いた通り、
そもそも金沢出張の帰り道、
糸魚川駅で乗り換えをしたわけですが、
合間の時間で455系/413系の急行を撮る時間が充分あったので、
糸魚川駅近くで撮影してきました。

そもそもは、糸魚川駅から20分ほど西の方に歩いた、
新幹線と交差した更に先の方で撮れるんじゃないかな、
と目星をつけて、汗水ダラダラ流しながら歩いていったわけですが、
途中、踏切の景色を見ると、
これはこれで充分撮れる場所だな、と感じられて、
お散歩カメラのPEN EES-2でも様子を撮影しておりました。
(もちろんフィルムなので、実際に撮った画を見たのはずっと後の事です)

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Olympus PEN EES-2
Fujicolor100
2022年7月18日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

で、目星をつけていたポイントに到着すると、
Googleストリートビューの写真とは状況が異なり、
すっかり草がボーボーに生えて撮れるような状況になし。
「すゎ、今ならあの場所にギリギリで戻れるか!?」
と、更に汗をダラダラ流しながら(にしても今年の夏の暑さは…)、
その踏切まで舞い戻りました。
先客が1名いらっしゃいましたが、
ここなら撮れる、と思った場所に構える事ができました。

既に糸魚川駅に到着していた455系急行、
数分後には発車してこちらに向かってきます。
まだ息も整わない状況でしたが、
何とか落ち着いて撮ることができました。

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Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1600秒 F5.6 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川-青海間
2022年7月18日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

と言いますか…、5月の一連の撮影の中で、
これだけちゃんとしたポートレート(編成写真)、
結局1枚も撮れてませんでしたので、
期せずして「思い残すことのない」1枚を納める事ができました。

「灯台もと暗し」とは言いますが、
駅近くの踏切でこんなすっきりした写真が撮れるなんて、
そんな情報あったかしら?と少々不思議に感じるくらいです。

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Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)※大きくトリミング
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1600秒 F5.6 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川-青海間
2022年7月18日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

買うだけ買ってあまり使ってなかったXマウント-EFマウントの電子アダプター、
今回は仕事との兼ね合いで持ち込んでおりました。
正直、AFは全く合わないと言って過言では無い(笑)ですが、
絞りの制御がちゃんと出来るし、
何より手ぶれ補正が抜群に効いてくれるので、
写真はもちろん動画の手持ち撮影にも有用です。
これまでLumix GX7にCommliteのアダプタ(フォーカルレデューサー内蔵)
をつけて使用する事の多いレンズでしたが、
GX7だと時々固まる事があって正直困っていたので、
今後はX-S10との組み合わせで使用する機会が増えそうです。
(でも、あくまでMF専用で。笑)
ただ、手持ちの古いEFレンズの組み合わせだと、
どのレンズも開放F値がF2.8に固定されてしまう、
という問題があるので、対応したレンズじゃないといけないのが難点です。
手持ちのレンズで他に対応しているのはEF50mm F1.8IIだけ…。
いいEFレンズ欲しい(笑)

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2022年8月 1日 (月)

大糸線廃線?問題、活性化へ向けての私見

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※今回の写真は全て、
Olympus PEN EES-2
Fujicolor100
2022年7月18日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

金沢出張の帰路、
普段だと新幹線で一直線に帰京するところですが、
時間に余裕があったので、
糸魚川で455系・413系を少々撮影し(それはまた改めて)、
その後、大糸線で南小谷(みなみおたり)へ抜け、
東京までの最長の「あずさ」に乗り換えて帰京、というルートを選びました。
最近、「車に乗って撮影地に向かう」という、
鉄道会社の売上にまったく貢献しない鉄道ファンをしてましたので、
しばらくぶりのちゃんとした「乗り鉄」を堪能できました
(3時間超の「あずさ」はさすがに疲れましたが。苦笑)

さて、期せずして大糸線完乗を1日で達成する事と相成ったわけですが、
ここ最近、その大糸線の廃線を匂わせるようなニュースが聞こえてきております。

赤字ローカル線『大糸線の存続』に提言「糸魚川市には大変厳しい…」

JR東日本、大糸線南小谷駅まで営業係数8,358 - JR西日本区間上回る

大糸線は長野県の松本から、新潟県の糸魚川までを結んでいる路線ですが、
途中、南小谷を境として、南がJR東日本管轄の電化区間、
北がJR西日本管轄の非電化区間と分かれており、
相互直通列車もないので、実質的に別路線として運営されています。

今回はまず糸魚川駅から南小谷行きのキハ120形ディーゼルカー単コロに乗車。
「糸魚川静岡構造線」(糸静線)沿いの姫川に沿ってのんびりとした鈍行の旅でした。

終点の南小谷に到着すると、既に新宿行きのE353系「あずさ」が待機しており、
また長野行きの快速「リゾートビューふるさと」号のHB-E300系も停泊しておりました。
西日本の単コロのディーゼルカーを降りると新宿駅直通の9両編成の特急が待ち構えている、
という様子がなかなかエモく感じられました。

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ところで、糸魚川から乗ったディーゼルカー単コロは、
座席はほぼ埋まる程で割と盛況な印象でした
(座席定員は49名らしいので、約40名といったところでしょうか)。
その多くは、いかにも「登山客」です、という身なりの方ばかりで、
驚いた事に、発車待ちのウテシさんが、
そんな登山客の方に気易く声をかけて話しをされていました。
四国の田舎に育った人間ではありますが、
いくらローカル線でもウテシさんがお客さんに話しかける、
という様子は見たことがありません。
しかし、登山客の皆さんは特に驚く様子もなく、
いつもの事、という感じで和気藹々と話しをされていました。

その後、南小谷に向けて約1時間の運用ですが、
途中駅での乗り降りはほとんどなく、
ほぼ全ての方が終点の南小谷に向かっているんだろうな、と思われました。

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正直、山登りの趣味は皆無なので、
こういった路線で山に向かう方の存在を全く知りませんでしたが、
南小谷駅には、逆にこれから列車に乗って帰ろうか、
という方も結構いらっしゃいました。
大糸線は登山客の皆さんには重要な路線なんだろうな、
と感じられました。

数十分の待ち時間で駅近辺をうろうろした後で、
今度は新宿行きの特急「あずさ46号」に乗車しました。
1日1往復の南小谷発着「あずさ」は、
南小谷を出るとすぐ白馬に到着。
その後いくつかの駅に停まる度にお客さんは増えていき、
松本に着く頃にはほぼ座席が埋まりました。
その後は立ち席自由席のお客様がドンドンと乗り込み、
車内販売が立ち往生?してるとアナウンスが入る程で、
信州方面から「あずさ」で帰京する人はこんなにいるんだなぁ、
と感心しました。(ちなみに「あずさ」も初乗車でした。
鉄ちゃんとしてはあるまじき…苦笑)

三連休最終日という特異日ではありましたが、
大糸線は割と盛況な路線だな、と感じたところへ、
冒頭の通り廃線の議論がなされている、と知りました。
なので、正直「なんで?」と感じました。
この路線のポテンシャルを生かせてないから儲かってないんじゃないか、
と感じたからです。

たった一度乗車しただけの大糸線ではありますが、
活性化させる方法を少しばかり考えてみました。
これで一気に売上倍増で赤字路線を脱却、
なんて虫の良い話しではありませんが、
一つのアイデアとして提案させて頂きたい次第です。

鍵となるのは糸魚川駅だと思います。
ここには北陸新幹線が停車します。
最速の「かがやき」は停車しませんが、
「はくたか」であっても東京駅から約2時間ほど。
弁当食べて軽く一眠りすると、もう間もなく糸魚川、
という程度の時間で辿り着く事が出来ます。

糸魚川からは、姫川沿いの素晴らしいロケーションを南下します。
この美しい景色をもっと生かす事もできると思います。

JR西日本と東日本の境目が南小谷駅である事もあり、
全ての列車は南小谷が終点です。
しかし、ここから少し南に足を伸ばすと、
別荘地や登山やスキーで有名(らしい。詳しくは知らない。笑)な白馬の駅です。

白馬から更に南下すると、
青木湖や木崎湖の湖畔を走ります。
ここがまた風光明媚な区間でした。
そうこうすると平地(盆地)に降りて、
大糸線の名前の由来である信濃大町駅に達します
(大町-糸魚川の路線なので大糸線)。

この、綺麗な景色を堪能でき、
登山やキャンプなどを楽しむ事ができるこの区間に、
観光急行的なものを走らせる事ができないでしょうか?

南小谷より北を走るので、当然ディーゼルカーになります。
今時のSDGsな時代なら、
最先端のハイブリッド気動車や蓄電池電車でもいいかもしれません。
糸魚川や南小谷以南は電化区間なので、
そこで充電する事ができるでしょう。
観光列車として魅力有る車両である必要がありますので、
デザインにも拘るべきです。
となると水戸岡さんでしょうか?九州の列車みたいになりそうですが(笑)

区間は糸魚川-大町間に限定します。
糸魚川までは新幹線で速達してくる事を前提として、
可能であれば乗り換えに適した「かがやき」を糸魚川停車とする。
間もなく金沢-敦賀が開通する事を念頭に置くと、
下りだけではなく上りの新幹線からの乗り換えも便利なダイヤである事が望ましいでしょう。
(そう、23年末になると、関西から糸魚川方面への移動も、
今よりぐっと短く、身近になる事を忘れてはいけません。)

観光急行とはいいつつ、
景色を堪能して欲しいので表定速度は30km/h程度のノロノロ運転で。
できれば窓はなくて開放にするか、
せめて大きなガラスで景色をたっぷり堪能できる方がいいでしょう。
両数は2両で充分でしょうが、
登山客が多い事を考えれば、
荷物置き場は潤沢に用意してある方が望ましいと思います。
弁当やお酒を売る売店か車内販売もある方がいいでしょう。
(ビールを飲みながら車窓を堪能するのは格別だそうです。
下戸なので気持ちは分かりませんが。笑)

南小谷まではノンストップで、
そこから南は、現在の「あずさ」は白馬を出ると信濃大町までノンストップですが、
観光急行であれば、途中駅の近くにキャンプ場などがあるようなら、
その駅にも停まるように設定する方がいいと思います。

登山客の多くは休日に山へ向かうのでしょうか?
でもリタイアされた方が平日に山登りに、
という事もあるかもしれませんし、
それなら平日も1往復程度は走らせてもいいかもしれません。
休日なら3往復くらいでしょうか?
夜に現地入りして民宿で泊まってから朝に登山へ、
という方もいらっしゃるでしょうから、
運行は朝・昼・晩と幅広い時間に運行する方がいいでしょう。

大糸線の北部は、日常の足である事はこの際あきらめ?て、
風光明媚な景色や、登山、スキーなどのお客様を楽しむための路線、
と割り切った運用をするべきでは、と考えます。

この計画で問題になると考えられる事は、
大糸線の南小谷以北は冬場豪雪地帯のため、
年によっては長期の運行停止に追い込まれる可能性がある事。
そして、最大の難関?はやはり、
JR東日本と西日本で運行会社が分かれている事です。
東日本としては、新宿からの「あずさ」の客を奪われる可能性あり、
こういう計画に積極的に乗ってくるとは思えません。
でも、北陸新幹線を運用している会社でもありますし、
これを気に「あずさ」の大糸線乗り入れをやめる事ができるなら、
逆に経費節減になって良いのでは?とも思えます。
(正直、3時間超の「あずさ」の旅は結構しんどかったので)

たった一度乗車したばかりの大糸線、
個人的にはとても魅力的な路線だと思いました。
こんな思いつきが実現するとも思えませんが、
「赤字なので廃止します」といった単純な話しで終わる事無く、
価値ある路線の魅力を未来に渡って継続して欲しい、と願うばかりです。

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2022年7月10日 (日)

PEN EES-2散歩(1) 生麦駅

5月9日にテレビ東京で放送された「YOUは何しに日本へ?」にて、
日本の雑貨やカメラが大好きなアメリカ人が紹介されていたのを、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。
「127判のカメラ用のフィルムを作っている、
かわうそ商店さんのところに行きたい」という希望で、
遠路北海道は知床まで足を運び、
店主の毛利さんと一緒に撮影に行く、という内容でした。

毛利さんとはもう10年近く前に知り合い、
何度か一緒の写真展に出展した事もあります。
最近はすっかりご無沙汰してしまい、
その間にフィルム写真もすっかり下火になっておりましたが、
番組を見てから「またフィルムで撮らなきゃ!」
という気持ちがふつふつと湧いてきました。

そんな時、ハードオフで美品でジャンクな「Olympus PEN EES-2」
を見つけて購入してきました。
最近はすっかりフィルム価格も高騰して、
1000円以下のものはほとんど見かけなくなった他、
コダックのEktachrome(E100)は何と3~4000円!、
なんて高額な商品になってしまいました。
フィルムが高くなれば、「同じフィルムで倍撮れます」
が売りの一つだったハーフ判カメラの価値に再び陽が当たるな、
と思っていた時だったので、
久しぶりのジャンクカメラとして購入し、
粘っていたシャッターを整備するなどして撮影可能な状態になりました。

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こんなにカメラをバラしたのは久しぶりです。
「ダメだ、もう元に戻らない」と断念しそうになりましたが、
何とか元通りに組み上げる事ができました。

試写を兼ねて、横浜~川崎方面をブラブラしながら試写してきました。
その模様を「PEN EES-2散歩」シリーズ?として紹介していこうと思います。
(ようはネタがないわけですが笑)

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※試写なのでまたすぐバラせるようにと思い、
100円ショップのSeriaで買ってきた「リメイクシート」
を切り出したものを革の代わりに貼り付け。
簡単に加工できるシールですし、質も意外と悪く無いので、
革が剥がれたカメラでの代用として有用だと思います。

まず、京急で生麦駅に降り立ちました。

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Olympus PEN EES-2
Agfaphoto APX-100
2022年6月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

試写が重要な目的なので、
露出があうか、ピント(無限)は出ているか、
気にしながら撮影をしていくわけですが、
まずホームを降り立ち、とった1枚。

Lomography「DigitaLIZA+」でのデュープなので、
折角なのでパーフォレーションまで入れてみました。
縦長で上下にパーフォレーションがあると、
ハーフ判で撮った、という感じがよく出てきますね。

先に結果を言うと、ピントも露出も全く問題無く、
この後の撮影カットは全て問題無しでしたので、
それらの写真を少しずつご紹介していきたいと思っております。

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2022年6月16日 (木)

小島新田から羽田への散歩(Yashicaflexを手に)

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羽田と川崎を結ぶ「スカイブリッジ」が開通したという事で、
という事は京急大師線の終点・小島新田駅から羽田まで「散歩」できると思い、
久しぶりに二眼レフを手にぶらりとしてきました。

目的の一つは神奈川臨海鉄道の線路に沿って歩く事と、
運が良ければ貨物も撮れるかも?という事でしたが、
残念ながらやはり休日は運用がなかったようで、
線路だけ撮ってきました。
いつも、いすみ鉄道撮影でアクアラインを渡るとき、
この線路沿いの道を走るので、
一度撮ってみたいと思っていたのでした
(実は一度だけ貨物とすれ違った事があり)

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運河の橋から羽田方面を見ていますが、
足下では運河の「中」に立って釣りをしている太公望が!
この辺りはこんなに水深が浅いんですね、と驚いておりましたが、
その後、目的のスカイブリッジを歩いてみると…

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なんと、多摩川の「中」に立って釣りをしている人も!
橋が出来たおかげで新しく生まれたこんな風景を、
古の二眼レフで撮る、というのもなかなかおつなものです。

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橋を渡って羽田側に来たら、
飛行機かモノレールを撮ろうか、と思ってましたが、
川沿いでくつろぐ猫ちゃんを撮って終撮です。

※写真は全て、
Yashica Yashicaflex (新B型)
Fotokemika efke R25
2022年5月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

前回紹介したLomographyのフィルムデュープキット
「DigitaLIZA+」の本格デビューとなりました。
X-S10の高画素デュープと相まって緻密な画像を得る事ができました。
モノクロネガなので光源に青いフィルムは被せずにデュープしております。
また、今回はあえてグレースケールにはせず、
RGBのままで画像を作ってみたので、
やや青みがかった色合いになっているかと思います。

Yashicaflexは、最初に買ったのは「C型」でしたが、
後にこの「新B型」と、更に「A2型」も持ち合わせております
(後者2台はヤフオクでセットで安く売られていたもの)。

緻密でコントラストの低い画が好みだったefkeのフィルム、
製造中止の報を受けて何本か買ったものがまだ残っております。
もう消費期限もだいぶ過ぎてしまいましたが、
アートラボさんに現像を依頼したら
「期限切れなので1段増感で現像しておきました」
のメモが入って戻ってきました。
プロの仕事を垣間見ました。

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2022年6月12日 (日)

Lomography DigitaLIZA+を導入、デジタルデュープの決定版となるか?

このブログを立ち上げたのは2007年の誕生日でした
(あ、って事は先日開設15年だったんだ…、すっかり忘れてた)。
開設した理由の一つは、その少し前に購入した、
エプソンの複合機「PM-A950」でフィルムスキャンが出来るようになり、
懐かしい写真を色々デジタル化できるようになったから、でした。
開設した日の2本目のエントリーに、
早速昔懐かしい写真をアップしています
(写真データは、その後デュープしたものに差し替えてます)

その後、同じエプソンのフィルムスキャナ「F-3200」を導入、
35mmフィルムだけでなく、ブローニー(120)のスキャンも可能になりました。
また、本来はニコンの初期のデジカメ「Coolpix 880」用に販売されていた、
ケンコーの「スライドデジコピア」を安く購入出来たので、
色々工夫してデジタル一眼レフに装着してのデュープも行うようになりました

しかし、そもそもカラーネガを主に使っていた事もあり、
デュープで画を作るのはなかなか大変で、
またフィルム撮影のメインがブローニーに移ってからは、
「F-3200」でのスキャンが再びメインに戻り、こんにちに至りました。

そのF-3200もだいぶくたびれてきて、
何度バラして清掃してもスキャン結果に線が入るようになったり、
Windows11にしてからドライバーを認識しない事が増えたりと、
そろそろリプレイスを考えないといけない時期だな、
と思い始めておりました。

そんな時に、Lomographyから簡易なデュープキット、
DigitaLIZA+」の発売が予告されましたので、
早速予約し取り寄せてみました。
こちら、35mm判だけでなく、ブローニー判(120)、
更にベスト判(127)にも対応するというデュープキットです。

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以前のデュープ環境は、A4サイズのライトビューワを床に置き、
カラーネガの場合はその上に青いセロファンを敷いた上で、
デジコピアに装填したネガをデジカメでデュープ、
というなかなか大変な作業を強いられておりましたが、
このDigitaLIZA+はフィルムサイズより少し大きい程度で、
机の上に設置してもたいしたものではありません。
なお、電源は電池ではなく、microUSBでの給電しております。

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カラーのネガはオレンジベースのため、
光源を青くしてなるべく相殺するのが我流のデュープなので、
早速分解した上で青いセロファンを挟んでみました。
で、それで分かった事ですが、
光源はてっきり「白い板の裏からLEDで照らしている」のかと思ったら、
白い板自体が光源で発光している、という事でした。
均一な光がフィルムを照らしている事になるので、
デュープの光源としてはポイントが高いです。

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正確に真上から撮るには複写スタンドが必要かな、と思いましたが、
マンフロットのマクロ用雲台(ギア付きジュニア雲台410)にX-S10を取り付け、
その上に水準器を置いて位置を合わせると、
特に問題無く平行を取る事ができました。
なお、実際にデュープを撮る際は、
部屋の灯りを消して「暗室」状態で撮影しております。
じゃないと、フィルム面に室内灯の灯り等が映り込む問題がありそうでしたので。

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最大サイズは6x7判となっておりますので、
RB67で撮影したフィルムは問題無くデュープが可能です。
試しは、初めていすみ鉄道に行った際にRB67で撮ったネガを使いました。

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※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

↑こちらが「DigitaLIZA+」に青いセロファンを挟んだものを、
X-S10+NewFD50mm F3.5マクロでデュープし、
Photoshopで階調反転やレベル補正などの処置をして作った画像。

一方、↓こちらは、既に以前のエントリでもアップしていた
F-3200でスキャンして作った画像です。

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もちろん、全く同じ結果にはなりませんが、
かなりいい線まで画を作る事ができる手応えがありました。

本体のプラスチックがややテカテカしているので、
パーマセルを貼るか何かして対策をした方がいいかも、
など多少気になるところもありますが、
充分満足のいく品質のデュープを手軽に撮れそうです。
本格的な画作りはもちろんですが、
手軽にサムネイルを撮るならスマホでサクッと、
という使い方もできますので、
これでとうとうF-3200はお役御免と相成るかもしれません。

次回は、先日川崎方面にお散歩に行き、
「Yashicaflex」で撮影した画像を、
実際にDigitaLIZA+でデジタル化した画像をご紹介したいと思います。

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2022年6月 6日 (月)

しな鉄とトキ鉄撮り(9) ~「海の見える丘」から俯瞰で終撮&YouTube

長々と紹介してきたしなの鉄道・えちごトキめき鉄道撮影記、
約一ヶ月を要してしまいましたが、本日千秋楽です。

谷浜駅でちょっと微妙な走行写真を撮ってから、
少し西にある「たにはま公園」の「海の見る丘」に行きました。
こちらからの大俯瞰で終撮といたします。

この場所、すぐ西向きの眼下で広角の俯瞰を狙ってから、
更に遠く東の谷浜駅の辺り(さっき撮影していた辺り)
を望遠で俯瞰撮りする事もできます。
海沿い、って写真を撮るには丁度よいところです。

たくさんの家族連れが楽しんでいる中、
電車の写真と動画を撮っているオッサンが一人…、
いや、他にも数名いらっしゃいましたが、
とにもかくにも場違い感に申し訳ない気持ちを抱きつつ、
糸魚川方面からやってくる455系/413系を待ちます。

いい具合に陽が西に傾いてきた頃、いよいよ本日結びの一番。

Dsf2919
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

撮った瞬間に「しまった、顔が被った」と悔しい凡ミス。
連写せずに「一撃必中」を旨としておりますが、
かといって「私、失敗しないので」とはいかないのが悲しい限りで。

と、落ち込んでもいられないので、
すぐにレンズを望遠に切り替え、
直江津方面に向けて走り去る所を狙います。

Dsf2924
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

実は、画面上の山を入れるか入れないか、
ギリギリまで悩んだ挙げ句、
「じゃあ後から山を足そう」と、
毎度のことながらズルの一手を使いました。
455系を撮る数秒前に、山だけ撮った1枚と合成して、こんな具合に。

Dsf2921_2924_2930
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

スクエアで山から海まで入れて見ました。
ちょっと欲張り写真?
でも、現地で目にした広大な光景は、まさにこんな感じでした。
きっとこれが正解だった、と心に信じて。

という事で、長野・新潟の撮影行、
長々とご紹介いたしました。
最後の締めは、トキ鉄で写真を撮る時、
傍らで撮影していたNikon 1 J5で撮った動画です。
風が強くてフカレまくっているのが無念です。
今度から、ちゃんと風防をつけたマイクを持っていこう。

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2022年6月 5日 (日)

しな鉄とトキ鉄撮り(8) ~谷浜駅の望遠撮りで悩む

GW中に行ってきたしなの鉄道115系&トキ鉄455系/413系撮影記、
残すところあと2回となりました。
長々ダラダラと続けておりまして恐縮です。

青海付近で後追いを撮影した後は、
海沿いの道を直江津方面へ…向かっていたのですが、
途中すごい渋滞があり、少し高速に乗って北東方向に向かいます。

お目当ては谷浜駅付近。
トキ鉄ひすいラインの直江津-糸魚川間は、
旧国鉄時代に複線化工事にあわせてかなりの部分がトンネル化され、
地上で撮影できる箇所じたいがあまりありません。
この区間は、割と長い区間地上を走るので、
撮影ポイントとして重宝されている様子です。

山に少し登ってやや俯瞰気味に、という箇所もありましたが、
事前にいろいろ調べていく中で、
駅を出てカーブしてくるところを望遠で撮ると良さそう、
と思い、アウトカーブで狙う事にしました。

まずは上りのキハを軽く試写するとこんな感じ。

Dsf2837
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/800秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

線路が交錯する様子やホームの様子など、
色々気になる所が多かった事もあり、
今回もやや引き目に撮っておいて、
後からトリミングして画を作る作戦に出ました。

上の写真と同じ画角で455系を何カットか撮影しましたが…

Dsf28461
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm) ※トリミング
1/1000秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf28462
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm) ※大きくトリミング
1/1000秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

同じ写真から2枚切り出してみましたが、
そもそも3両編成という事もあり、
いまいちはまっていない写真になってしまいました。
そもそも、他に撮った何カットかは顔に影が落ちてしまい、
選別時点で振り落とすしかなかった、という事もありますが。
はなから100-500mmを動員してもっと望遠で撮っておくべきだったかな、
と少々後悔。

しかし、振り向きざまについでに撮った方は…

Dsf2863
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜駅
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・荒」)

半逆光で雰囲気のある写真になりました。
こっちの方がお気に入り(笑)

さて、455系/413系の撮影も、
糸魚川方面からの折り返しを撮影したら千秋楽です。
ここから少し車を走らせたところの丘の上から望遠で狙います。

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2022年5月31日 (火)

しな鉄とトキ鉄撮り(8) ~青海で日本海をバックに

続いて455系/413系を狙ったのは、
糸魚川から更に西、
北陸の超難所である親不知より少し手前、
日本海すぐ近くを線路が走る青海付近です。

今回、455系/413系撮影のポイントは、
割と遠くから風景を織り交ぜて、
というところが多くチョイスしていたので、
やはり大きく寄った写真も撮らないと、と思ったこと、
でも真正面から撮ろうとすると撮影ポイント混みそうだから、
あえて後追いで狙う事にしようか、
などと考えて選んだ場所です。
(車を停めやすいところだった、という理由もあり)

まずは単コロの気動車でテスト撮影。
こちらはフィルムシミュレーションBKTの「Velvia」
で撮った高彩度な1枚をチョイス。

Dsf2823
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 青海-親不知駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

しかし、この位置からだと3両全部入らなさそうだな、と思い、
場所を少々調整し、続いては本日3度目の455系/413系。

Dsf2825
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 青海-親不知駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

こちらは急行色を落ち着いて表現したく、「PROVIA」を選択。
日本海とは思えぬ抜けた青空と静かな海、
美しい国鉄急行色の電車が映えるではありませんか。

「今日はとってもいい写真をたくさん撮れてる」
という実感で心ウキウキな撮影、
こんな満たされた感情で撮影するなんていつ以来でしょう。
いつも「うーん、違う、そうじゃない…」
と悩みながら撮っているのがウソのようです。

さて、本日の撮影は残り2本。
再び車を東に走らせ、直江津のちょい手前まで向かいますが、
海沿いの国道を走らせると、
あちこちにトンネルなどの遺構をみる事ができます。
北陸本線は、そもそも単線で海沿いを走っていたものを、
後に複線化に伴いかなりの部分がトンネル化し、
旧路盤は自転車道等に改修されて現在に残っているようです。

「そのトンネルのあたりを455系走ってくれたら、
画になるのになぁ」というところを何箇所も見つけましたが、
5,60年ほど気付くのが遅かったようです(笑)

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2022年5月29日 (日)

しな鉄とトキ鉄撮り(7) ~梶屋敷の俯瞰で455系/413系と日本海

妙高はねうまラインの二本木のお立ち台付近で455系/413系を撮った後は、
上信越道→北陸道をかっ飛ばして糸魚川方面に向かいました。
既に妙高山バックで見事な国鉄急行型を撮影した後ではありますが、
一応、今日の本命は日本海ひすいラインの急行運用です。

正確には糸魚川より少し東、梶屋敷駅の近く、
少し山というか丘を登った所にあるちょっとした高台です。
この近辺の撮影ポイントを探してネットサーフィン(死語)をしている時、
日本海バックの俯瞰が目に付きました。
お立ち台というほど知られた場所でもなさそうだった事
(じゃないと混むだろうからなるべく人知れぬ場所にしたかった)、
車を停めて差し障りのない場所にしたかった事、
そして、せっかくひすいラインで撮るならやはり日本海バックで撮りたい、
と思った事もあって、まずここに来てみた次第。

Dsf2786

遠く広がる日本海、手前には北陸新幹線の高架が伸びています。
写っている車は、今回借りた2日間の愛車、トヨタのヴィッツです。
(ヤリスの方が良かったなぁ~笑)

はねうまでは4~6両の電車(ET127系)が走っていましたが、
同じトキ鉄でもひすいラインの方は単コロのキハがこじんまりと。
かつての北陸本線、もっと電車や貨物列車を多く撮れるのかな、
という思い込みは的外れだった事がよく分かりました。

そして、お目当ての455系/413系が走ってきました。

Dsf2795
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm) ※大きくトリミング
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 梶屋敷-えちご押上ひすい海岸駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf2804
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (70mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 梶屋敷-えちご押上ひすい海岸駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

X-S10を導入して高画素化したおかげで、
構図に迷ったら少し引き気味に撮っておき、
後から躊躇無くトリミングする事が出来るようになり、
精神的安心感を得られるようになりました。

有人にこの時に撮った写真を送ったら
「日本海がこんなに穏やかなんて珍しい!」
と驚かれたんですが、そうなんでしょうか?
でも、風はビュービュー吹きまくって飛ばされそうになりながら撮影してました。

西へ向かった455系/413系を、
今度は糸魚川より西の方で撮るべく、
更に車を西へ進めます。

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2022年5月25日 (水)

しな鉄とトキ鉄撮り(6) ~二本木の俯瞰は大混雑

トキ鉄455系/413系のファーストショットは、
妙高山を背景にした大絶景で撮影ができ、
もう妙高はねうまは終わりにして日本海の方に向かおうかな、
とも思いましたが、
そもそも行くつもりだった二本木の俯瞰も、
ロケハン程度のつもりで寄っていこうかな、
と思い、車を向かわせました。
ナビにおおまかな位置を入力し、
車がなんとかすれ違えるような道を進んでいくと…

Dsf2726

うゎ、大混雑(驚)

朝通りがかった、しなの鉄道の黒姫山バックも混んでましたが、
こちらの混みっぷりはその比ではありませんでした。
つくづく、予定通りにこちらに来なくて良かった、と思いました
(「人と同じ場所では撮らない」を長年のモットーとしておりますので)

とはいえ、あと数分で455系/413系が走って来ますので、
行き掛けの駄賃に撮っていく事にします。
ひとまず、2箇所ほどあったクラスター
(という言葉は昨今あまり使いたくないですねぇ。
ここは意味通り「集団」くらいのつもりで)を避けて、
誰も立っていない場所でお邪魔にならないように撮影します。

まずは黒姫山をバックに1枚。

Dsf2738
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 関山-二本木駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

更に、振り向きざまに1枚。

Dsf2747
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm) ※大きくトリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 関山-二本木駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

いい景色に国鉄の電車があれば、
ひとまず画にはなるのが幸いでした。

そして、まだ視界を電車が走り去っていく最中、
車に走り、皆さまが移動を始める前に、
早々に現場を立ち去る事にしました。
じゃないと、次のポイントへの移動にタイムロスが生じます。

…って、日頃ケーベツしている「追っかけ」そのまんまじゃないですか。
「何やってんだか自分」と己に問いかけつつ、
一気に車を糸魚川方面に走らせました。

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2022年5月24日 (火)

しな鉄とトキ鉄撮り(5) ~関山で見つけた絶景、妙高山と455系/413系

信越大橋で湘南色115系を撮り終えた後は、
車を北上させてトキ鉄の455系/413系にターゲットを移します。

主には日本海ひすいラインでの急行運用が中心の455系/413系ですが、
朝は妙高はねうまラインで各停運用が1往復あるとの事なので、
そちらを狙います。

あまり凝った場所を探す時間もなさそうだったので、
お立ち台として知られる二本木のカーブに行こうか、
というつもりで車を走らせておりましたが、
途中、どうにも気になる風景が目に止まり、
自然と車をそちらに向かわせていました。

関山駅から少し南、広く田んぼ?畑?が広がっているところ、
地図を見ると線路から少し離れたところに、
並行して走る道路があります。
そこで降りてみると…

Dsf2658
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (35mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

…おぉ、何と言う絶景!
息を呑む、とはこういう状況を指すのかと思います。
30余年鉄道写真を撮っていますが、
こんな絶景に巡り会った事はそうありません。

乾いた空気と午前の日を浴びて輝く妙高山、
その手前で妙高高原駅方面に向けて緩やかに勾配を昇る線路。
まるでしつらえたような景色を目の前にすれば、
ここに国鉄急行色の車両を配置したくなるのは当然の事です。

Dsf2684
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (50mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

とりあえず車を停めた場所だと高圧電線が目に付いたので、
少し場所を北に移動、更に広大な景色が目の前に広がります。
先行して走る旧新潟色のET127系の姿を目にすると、
期待は否応なく高まっていきます。

そして…ついに455系/413系が!

Dsf2703
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

Dsf2715
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (50mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン 妙高高原-関山駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

…感無量。
その一言に尽きます。
美しい山並みと自然、そして国鉄急行色の455系/413系。
「鉄道撮影を趣味にして良かった」と、
心から思える瞬間でした。
(そう思える機会は、そう多くはありません。)

思えば、直流の国鉄急行色(湘南色)の電車は、
何度も乗りましたし撮影もしましたが、
交直流の国鉄急行色は、
ついぞ乗ることも撮影する事もありませんでした。
もう二度とないだろうと思っていたこのチャンス、
与えてくれたトキてつの社長様には感謝の気持ちでいっぱいです。

と、幸福感に浸っている場合ではありません。
今日はまだ455系/413系の運用は始まったばかり。
残りの時間もしっかり撮影すべく、再びハンドルを握りました。

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2022年5月21日 (土)

しな鉄とトキ鉄撮り(4) ~信越大橋俯瞰で湘南色115系撮り&YouTube

しなの鉄道とトキめき鉄道撮影の1泊2日の旅、
2日目はトキ鉄撮影がメインですが、
道すがら、北しなの線で湘南色115系の往復を撮影する事にしました。

北しなの線の定番ポイントと言えば、
黒姫駅東、黒姫山をバックにしたカットが有名です。
丁度妙高高原へ向かう道沿いでもあるので、
まずはここから…と思いましたが、
ホテルを出る時間が少し遅くなった事、
そして、撮影現場は既に何十人!も撮り鉄衆が集まり、
車を停められるような場所がなく、
最初の一本は撮影を断念しました。
前日はほとんど同業者に出会わなかったので、
あまり撮りに来る人はいないだろうと油断していました。

そこで、まずは妙高高原駅から折り返してくるところを、
北国街道のバイパス道路である信越大橋からの俯瞰で撮る事にします。
ここも、定番撮影ポイントとして知られているところで、
橋のたもと(北にも南にも)には無料の駐車場もあるので、
気兼ねなく撮影する事ができます。

で、現地についてみて「んんん?」と悩んでしまいました。
あらかじめネットで下調べをした際には、
構図内を横切る高圧電線がこうも目立つものとは思わず、
もっと自由に撮れる場所かな、と思っておりました。
あるいはここは、真冬に真っ白な雪景色になっているか、
または真夏で緑が青々しているか、
そういった景色の時にこそ生きてくる場所なんだな、
と理解しました。とはいえ、今更どうも言ってはられません。

妙高高原駅を発ち、長野に向かう湘南色115系、
トンネルから出てきたところを、黒姫山をバックにまず1枚。
沿線の軽トラは景色の一部だと思っているので気にしてません(笑)

Dsf2636
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

次いでカーブに差し掛かるところ、
本当は28mmの広角で撮っていましたが、
大きくトリミングして1枚。

Dsf2642
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)※大きくトリミング
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

更には、残雪残る飯縄山(多分)を背景にした写真を、
あえてスクエアにトリミングして1枚。

Dsf2648
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)※正方形にトリミング
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 黒姫-妙高高原駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

まぁまぁ落第点くらいの写真は撮れたかな、というところです。

と、湘南色115系撮りはこれにてフィニッシュ。
ここからはトキめき鉄道の455/413系撮影にスイッチします。
目的地はすぐそこ、妙高高原駅から北の二本木方面の定番ポイントへ…、
というつもりでしたが、予定外の場所での撮影に急遽変更、
それが実に素晴らしい場所だったのです。

で、湘南色115系の締めは、前日から写真と同時に撮影した動画を編集し、
YouTubeにアップした動画となります。
今回の動画はNikon 1 J5がメインとなります
(21:9の風景動画はXperia 1 IIにて撮影したものです。)

やはり、115系はMT54のモーター音と一緒に楽しむものですね!
今度からちゃんとしたマイクも持参して録らないと、と思ったところです。

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2022年5月19日 (木)

しな鉄とトキ鉄撮り(3) ~御代田で浅間山をバックに

坂城・上田方面で湘南色115系の往復を撮影した後は、
車を一気に東に走らせ、
軽井沢の少し手前、御代田駅まで参りました。
駅のすぐ北側に町営駐車場があり、
台数もゆとりあり値段も安いので、
ここで停めて歩いて撮影ポイントまで行こう、
という算段です。

昨年しなの鉄道を撮影に行った際、
平原駅から俯瞰で少し撮った事がありますが、

その際「この近辺だと浅間山バックで撮れる」事を学んだので、
今回の御代田も同じ狙いでやってまいりました。

御代田駅南側の道を西に向かって歩くと間もなく、
一面に畑が広がっているエリアに辿り着きました。
こうなると、もうどこからでも撮影できますよ、
という景色で安心します。
そしてまた浅間山のすっきり美しい事!
5/3と翌4日は、本当によい天候に恵まれ、
これ以上はない撮影日よりでした。

ただ、午後の遅めの時間だったため、
サイドに太陽光が回らず少し影になってしまったのは残念でした。
まだ大丈夫だろう、と思っていたのでやや誤算です。
(だから、付近に誰もいなかったのかしら?)

まずは、レタス的な野菜(?)と浅間山、そして湘南色115系の組み合わせで。

Dsf2553_s10
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

もう少々西に歩いたら線路を跨ぐ跨線橋があり、
その根本あたりが少し小高くなっておりましたので、
続きはそちらから。

Dsf2563
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/500秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg. Hi」/グレインエフェクト「強・微」)

台湾鉄路管理局「自強号」色の115系、結構好きです。普通に好きです(笑)

Dsf2597
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「強・微」)

手前に農家の方がいらっしゃったので一緒に撮ろうと思ったら、
フレームアウトしてしまい計画倒れになってしまった1枚(笑)

そして、この日最後の湘南色115系。

Dsf2628
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm) ※トリミング
1/800秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「強・微」)

本当は、この後臨時快速の仕業に付く事が分かっていましたが、
所用があったので撮影はここまで。
翌日、北しなの線で115系を撮った後、
更に北へ向かってトキめき鉄道の455/413系を撮影に向かいます。

…と、その前に。

上の写真すぐ横の跨線橋を歩いていたら、
柵に穴が空いて黄色いテープで塞がれているのを見つけました。

220503

わざわざこんな所に穴をあけるなんて、
どういう人種かは推して知るべしです。
桜の木を切ったのは自分達だと決めつけられた、
と逆恨みした人達と同じ人種の人でしょう。
器物破損もいいところで腹が立ってきます。

で、何が言いたいかと言いますと、
こんな仰々しい穴を空けずとも、
柵の隙間からこれくらいの写真は撮れるでしょ?って事です。

Dsf2611_1

Dsf2611_2
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (85mm)
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道線 御代田-平原駅間
2022年5月3日
(フィルムシミュレーション「Pro Neg. Hi」/グレインエフェクト「強・微」)
※1枚目は撮ったまま、2枚目は縦長にトリミング

くどいようですが、空けられた穴は使っていません。
その上の方の隙間から狙っています。
穴の向こうにレンズに先っちょを出さないと撮れない、
なんて事は決してありません。
少々四隅にかかる程度なら、どうせ写り込みませんので。

にしても、なんかこの写真、半逆光な事もあってから、
妙に気に入ってしまいました。
湘南色もこっちで撮れば良かったかな(笑)

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