2023年1月21日 (土)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(4) 雪の湯田中で元営団3000系(後編)

昨日1/19で、長野電鉄3500系(旧・営団3000系)の運用が終了したとの事です。
今回、丁度いいタイミングで長野まで撮影に行くことが出来、
最後の活躍を納める事ができたのはとても幸運な事でした。

年末の長野電鉄撮影紀行も今回が最終回。
夜間瀬川橋梁のたもとでの撮影です。

3500系を撮る前に、「スノーモンキー」の2100系(旧・JR253系)と、

Dsf4050
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

「ゆけむり」の1000系(旧・小田急10000形「HiSE」)を。

Dsf4074
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

そして、いよいよ3500系のラストショット。

Dsf4083
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf4091
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

この後、湯田中から折り返し、一気に長野まで向かう3500系に乗車。
最後は「乗り鉄」で長野電鉄の撮影を終えました。

221230_22
Olympus PEN EES-2
Kodak Gold400
2022年12月30日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

この後は、長野駅から新幹線としなの鉄道を乗り継ぎ、
昨日に続き湘南色115系を撮るべく、
久しぶりに平原駅方面へと移動します。
雪の長野電鉄、楽しい撮影でした。
湯田中のお湯もなかなかでした(笑)

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2023年1月16日 (月)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(3) 雪の湯田中で元営団3000系(中編)

湯田中駅から夜間瀬川橋梁方面に歩きつつ、
撮影ポイントを開拓しようという作戦でしたが、
人が出入りしない細い道は除雪をしていないため、
ただの防水シューズで突撃するのはさすがに無理。
という事で、自然と「車が通るような道」を歩いて、
踏切付近から撮らざるを得ない事を悟り、
地図をみて、夜間瀬駅から少し南のカーブへと向かいます。

幸い、山に掛かった雲が晴れ始めた事もあり、
背後に山並みをたたえる写真を撮ることが出来るようになりました。
りんごの木の合間を走るところを写真と動画で狙います。

まずは、湯田中から折り返してきた「ゆけむり」の1000系(元・小田急10000形「HiSE」)
を後追いで。縦に構えて圧縮効果を狙います。

Dsf3998
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (85mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

次いで、信州中野から折り返してきた3500系(元・営団3000系)は、
ズームを引いてりんごの木を手前に大きく配して。

Dsf4008
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/800秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

雪道をヒーヒー歩きながらの撮影で既にヘトヘトでしたが、
素敵な雪景色での撮影に気持ちもアガってきます。
ここから更に徒歩で夜間瀬川橋梁へ。今回の撮影のハイライトです。

橋の上に到着する頃には山に掛かる雲もほぼクリアになり、
背後の太陽もダイレクトな光線を落とすようになってきました。
これはこれで、露出をあわせるのが大変ではありますが。

いい景色を広々とるか、それとも被写体に寄るか、
以前ならウーンウーンと悩むところでしたが、
X-S10の高画素で撮れるようになってからは、
「とりあえず広めに撮って後からトリミングする」か
「周辺の景色を抑えておいて後から合成するか」
を計算に入れて撮る習慣がつきました。
まぁズルと言えばズルですが、どうせPhotoshopでレタッチするんですから、
テクノロジーの恩恵はしっかり受けたいところです。
(Adobeに毎月1000円少々払っている事ですし。笑)

そんなわけで、寄りの1枚と、引きの1枚。
同じカットから2枚の画を作りました。

Dsf4037
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm) ※大きくトリミング
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg.Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

Dsf4037404346
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm) ※複数カットを合成
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 信濃竹原-夜間瀬駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg.Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

はるばる長野まで来て良かったなぁ、と満足の1枚でした。

あの山の方から、橋の方を俯瞰で撮ることも出来そうなので、
また長野電鉄に来る機会があれば(あるのかな)、
そちらもチャレンジしてみたいと思います。
(あそこはさすがに歩いて行けそうにないので、
車で来られる時に限られますが。)

後1本、3500系を撮れますので、
夜間瀬川橋梁のたもとへ向かいます。(以下、後編へ)

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2023年1月 5日 (木)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(2) 雪の湯田中で元営団3000系(前編)

今回の主目的は長野電鉄の3500系(元・営団3000系)。
撮影日の運用は、午前中の信州中野-湯田中の往復運用がメイン。
なので、当初は長野駅付近のビジネスホテルで一泊かなー、
と思っていましたが、移動時間のロスを考え、
湯田中温泉の宿で一泊する事にしました。
長年鉄道撮影を続けておりますが、温泉宿に泊まるのは初めてです(笑)

20221229_190109

さて、撮影当日。雪の具合が気になっていましたが、
さすがに山あい、吹雪く程ではないですがそれなりの降雪。
いい感じで雪の写真を撮ることができそうです。

作戦としては、湯田中駅から線路沿いに歩き、
最終的には夜間瀬川の橋梁で撮影してから3500系に乗って長野駅に向かう、というプラン。
地図を見ると、そう距離は無さそうな気がしましたが、
Googleマップで検索すると約3km、雪道を機材担いで歩くには少々距離がありました。
(結局、2日間の撮影で4万歩を歩く羽目に。執筆時点で激しい腰痛が…泣)

まずは「お立ち台」の1つ、上条駅横の直線に辿り着きました。
先客あり、撮る場所を求めて歩いていたら「すみません、そこは…」
と声を掛けられてしまいました。心配をおかけしてしまいスミマセンでした。
ノンビリと歩いていたら、もう後数分でやってくると気付いておりませんでした。

踏切がカンカンと鳴り始めたので、とにもかくにもと踏切の真横から1枚。

Dsf3963
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (135mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 上条駅付近
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

何てことない写真を抑えておくと、後の撮影が楽になります。
ついでに、上条駅に停まっているところを振り向きざまに。

Dsf3972
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (35mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 上条駅
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

引き続き線路に沿って歩いていきますが、
地図にはあるような細い道も、除雪されていなくて歩けないという所が多く、
長靴やブーツで来るならともかく、普通の耐水シューズでしたので、
あまり素人が無理して突入するわけにもいかないので、撮れるポイントは限られます。

そんな事で、湯田中から折り返してきた3500系を、
夜間瀬と上条の間にある踏切付近から1枚。
雲がなければ背景に山がドーンと見られる場所みたいですが、
今回はリンゴの木を手前に据えて。
これはこれで長野っぽい景色の1つかと。

Dsf3984
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・小」)

次は夜間瀬駅に近い方へ向かおうか、と思っているところへ踏切が鳴り始めました。
長野方面からやってきたのは特急「ゆけむり」の1000系、元・小田急の「HiSE」10000形です。
お懐かしい!小田急の運用を離脱したのは2012年なので、実に10年振りの再開です。
昔撮ったHiSEの写真はこちらに。

Dsf3989
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F5.6 (ISO400)
長野電鉄 夜間瀬-上条駅 間
2022年12月30日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

次は夜間瀬駅方面へ。細い道は積雪で歩けないので、
除雪されている主要道路を「急がば回れ」で迂回して向かいます。
それが、歩数をいたずらに増やす要因ではありましたが…。

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2023年1月 1日 (日)

雪のしなの鉄道と長野電鉄(1) 黒姫の雪原で湘南色115系

ここ数年、年末となればアクアラインを渡っていすみ鉄道撮りが恒例でしたが、
今年は気分を変えて山の方へ行ってみることにしました。
当初は、上毛電鉄へ旧京王3000系でも撮りに行こうかなぁ、
などと考えていましたが、丁度そんな折、
長野電鉄の3500系(旧・営団3000系)の引退記念として、
年末年始限定で通常運用に入る、との情報を得ましたので、
こちらをメインに据えつつ、しなの鉄道の115系と併せて一泊二日の撮影行を実施しました。

ここ最近は、車でポイントに乗り付けて撮影して帰る、
というスタイルが定着しておりましたが、
「鉄道撮影は足で稼ぐ」の初心を思い出すべく
(雪道を車で走るのは怖い、という理由もありつつ…)、
新幹線と電車を乗り継いでひたすら歩き回った2日間でした。
合計4万歩も歩いてさすがにヘトヘト…でしたが、
とても有意義な時間を過ごすことができました。

初日(12月29日)のしなの鉄道115系湘南色は、
北しなの線を中心とするスジに入っておりました。
以前、Googleストリートビューのロケハンで、
古間-黒姫間で気になるところが何箇所かありましたので、
古間で下車して黒姫まで撮り歩きを実施しました。

最初は、鳥居川沿いに道路がオーバークロスするところ。
ここからは、西向きに黒姫山をバックに撮れるかな、
という作戦でしたが、雲が広がり山の姿はほぼ見えず。
また、線路沿いも下草が生い茂って撮影には適さず。
んー、ストビューのロケハンでは限界があるなー、
と思いながら、後ろを振り向いて東向きに見ると、
名も無き(?)山と鳥居川を背景にした、
なかなかいい景色が広がっておりましたので、まずはここで1枚。

Dsf3872
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (35mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫間
2022年12月29日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

「歩いてみると気づきがあるなぁ」と幸先の良さを感じました。

次いで、有名な「黒姫山バック」のポイントへ、
旧北國街道を西へ向かいます。
ここで湘南色115系を、黒姫山を背後に…、と思っていましたが、
すっかり雲に隠れていたので、ごく普通な編成写真で1枚。

Dsf3881
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/640秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫間
2022年12月29日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

雪が無ければなんて事のない写真ですが、
ひとまず「撮れ高」にはなりましたので、
次のカットを自由に選ぶ事ができます。
と、このタイミングで雪が降ってきました。
長野市の予報だと降らない事になっていましたが、
さすがに新潟県境に近い長野北部です。
軽く吹雪く感じで、南国の人間には骨身に染みます。

ここから黒姫寄りでも気になっていた箇所がありましたが、
やはり下草のために撮影には適さず。
ストビューロケハンの限界を感じます。
また、冬場の田んぼは除雪されていない道も多く、
あまり歩き回っても良い場所はなさそうな雰囲気でした。
こりゃ、さっきの場所からもう1枚撮るしかないかな…、
と思いながら、少し道を戻っていた時、
ちょっと道を外れて線路沿いの細い道に出たところで、
息を呑むような景色が目の前に広がりました。

221229_18
Olympus PEN EES-2
Kodak Gold400
2022年12月29日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

さっきまで吹雪いていたのが嘘のように雲が晴れ
飯縄山に沈み行く太陽。
田んぼは足跡も無く真っ白な雪原となり、
そこに影を落とす電柱や踏切。
もう、ここで撮らないわけにはいきません。

まずはしなの鉄道色の115系。

Dsf3918
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (18mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫間
2022年12月29日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・小」)

そして、次いで湘南色の115系。
何とか太陽が沈む前に走ってきて欲しいなぁ、
と願いながら待つ事しばし。
後数分で撮影時間、というところでタイムアップ(笑)

Dsf3940
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (24mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/500秒 F5.6 (ISO400)
しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫間
2022年12月29日
(フィルムシミュレーション「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・小」)

日が沈んだところで、
寒々とした雪原の青さをしっかり生かそうと方針転換し、
ホワイトバランスを「日陰」に設定。
こんな青い感じも、雪景色としてはアリですね。
ちょっと残念でしたけど、充分満足。

「撮影ポイントは足で稼ぐもの」を久しぶりに実践し、
思いがけないポイントとの出会いに満足のいく撮影初日でした。
(にしても寒かったなぁ。夜の湯田中温泉が実に気持ち良かった。笑)

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2022年12月20日 (火)

ペンタックス「フィルムカメラプロジェクト」に寄せて

今もって「一眼レフ」に拘るペンタックスの事だから、
そのうち「フィルムカメラ作ります」なんて言いかねないな、
とかねがね思っていたら、本当に開発を再開する、と宣言してしまいました。

SP、SL、program A、super A、Z-1、P30T、KM、K2、MX、オートロン…、
様々なペンタックス製フィルムカメラを愛用してまいりました。
ペンタックスのカメラのおかげで今の自分がある、と言っても過言ではありません。

今回の企画、「挫折するかも」という事なので実現はしないかも、との事ですが、
発売される暁には、是非購入してフィルム写真を楽しみたい、と思っております。
それが、ペンタ党を自称してきた者としての務めだと信じて
(と言いつつ、最近はすっかり富士のX-S10ばかり使ってる…汗)

僭越ながら、「今、ペンタックスが新しいフィルムカメラを開発するとしたら」
と以前から妄想していた事を書きたいと思います。

ペンタックスのデジタル一眼レフは、
K-1のようなフルサイズ機もありますが、
その多くはAPS-Cサイズのセンサーを持ち、
フルサイズのイメージサークルを持たないDAレンズが主体だと思います。

一方、最近はフィルムそのものの価格高騰が著しく、
とうとう、コダックのエクタクローム(E100)の値段は、
ヨドバシ価格で4,730円(税込)!まで上がってしまいました。
これに現像代も加わる事を考えると、
シャッターボタンを押すのも命がけ(?)の行為です。

そこで、新しいフィルムカメラは、
最新のデジタル一眼で養われた高度な露出計測能力を有し、
またDAレンズに対応したマウント(KAF2~KAF4対応)を採用、
もちろん、AFもAEも、デジタル一眼と同様に完全に対応。

そして、撮影サイズは「ハーフ判」にしてはいかがでしょうか。

ハーフ判なら、36枚撮りで72枚撮れて経済的。
ライカ判よりも粒状性は荒くなりますが、
むしろその方が「フィルムっぽい」と歓迎されると思います。
今年、コダックからハーフ判のカメラが発売され、
当初は入手も難しいほど人気だったと聞きます。

「手持ちのDAレンズを生かしてフィルム写真が撮れるなんて」
と面白がっていただけそうですし、
何より、デジタルのために設計された優秀なDAレンズ、
フィルムに像を結ぶとどんな素晴らしい画になる事か、
想像するだけでワクワクします。

あえて古いKマウントやM42マウントに戻す事無く、
最新のKAF2(以降)のマウントをすれば、
AFもAEも完璧に機能するので、失敗するリスクも減るかと思います。

今回の発表でも「古い機種の復刻はしない」と宣言しています。
今の時代のフィルムカメラを作る上で、
ここ20年ほどのデジタル一眼レフの経験をフルに生かせれば、
さぞかし素晴らしいカメラになるものと確信しております。

※以下、過去に投稿したペンタックスで撮影した写真のダイジェスト。

930120_06
PENTAX KM
SMC PENTAX 28mm F3.5
Fujicolor G100
JR牟岐線 徳島-阿波富田間
1993年1月20日

980628_10
PENTAX Z-1
Konica JX400
JR予讃線 国分駅
1998年6月28日

941008_06
PENTAX P30T
高徳線 相生-阿波大宮間
1994年10月8日

220306_13
PENTAX K2
SMC PENTAX-A 24-50mm F4
Kodak Pro Image 100
絞り優先AE F5.6~8.0
2022年3月6日

120108_09_bw
PENTAX MX
COSINA 20mm F3.8
Kodak 400TX(※倍増感)
2012年1月8日
※デュープ機材
Nikon D7000
Super-Multi-Coated Macro Takumar 50mm F4
(「muk camera service」製マウントアダプタ使用)

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2022年12月 1日 (木)

kiha 28-2346, forever ~惜別 いすみ鉄道のキハ28(YouTube)

いすみ鉄道のキハ28が、定期運用を離脱しました。

長年撮り続けたキハ28、ラストランも撮影に…、と思っていましたが、
先日のエントリーにも書いたとおり、
急病で救急搬送&入院と予想外の事態。

意外と早く退院し健康を取り戻しましたが、
さすがに阿鼻叫喚(?)のラストランに突撃するのはよしておこう、
と思い、やむなく断念をいたしました。

撮り納めはできませんでしたが、
2017年以来撮り溜めてきた映像や写真を元に、
惜別の動画を作成いたしましたので是非ご覧下さい。

まだキハ52の単コロは運用されるはずですし、
すぐお隣の小湊鐵道はキハ40の運用も本格化している様子。
引き続き千葉内陸部へ足を運ぶ機会は多そうですが、
ひとまずの終止符といたしまして。

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2022年11月20日 (日)

「すずめの戸締まり」に出てきたあの場所3選

公開が予告されてから、初日に仕事を休んで観に行くと心に決め、
その日が来るのを日一日と待ち望んでいた「すずめの戸締まり」。
しかし、いよいよ後一週間、というところで、
急病のため救急搬送&入院と相成り、
いの一番での鑑賞を断念せざるをえませんでした。
入院していた病室の目の前に映画館があって、
徒歩数分で観に行く事が出来る距離だと言うのに…。
一週間の入院後も毎日の通院治療があり、
そちらがようやく落ち着いたのを見計らい、
何を差し置いても映画館に行きました。
もはや、新海誠の映画の、ちょっとした依存症?のような体になっています。

今回は映画の感想を書くためのエントリーではありませんが、
一言で言って、監督の尋常ならざる覚悟がビシバシと伝わってくる…、
いや、突き刺さってくる映画でした。
「君の名は。」や「天気の子」ではオブラートに包まれていたテーマに、
真正面から向き合って、ド直球でスクリーンから飛んできてグサッと刺さる、
そんな強い意志を感じさせられました。
もう、新海監督次の作品作れないんじゃないの?と心配になる程です。

過去日本で作られたアニメ作品のオマージュがあちこちに、
なんて記事をネットでみました。
その記事を読んだのは鑑賞後でしたが、
カラスがアップで描写されるシーンが、
「パトレイバー The Moive」…「2 The Movie」だったかな?、
のワンシーンがフラッシュバックしてきました。

さて、今作では、映画上映に先立ち、
先にノベライズ(小説)版が発売される、という新しい試みがありました。
もちろん、こちらも発売日当日に本屋へ走り購入、
その日のうちから読み始めておりましたので、
映画を観る前からストーリーは頭に入っていました。
宮崎から話しが始まり、その後愛媛、神戸、東京…、
と舞台を移していく事も、
途中、淡路道を車で通る事も分かっていましたので、
果たして徳島はアニメではどんな風に描写されるのかな?、
と楽しみにしていました。

そして、実際に映画を観て「あっ!」と思う所が3箇所ほどありました。
なぜなら、そこは以前に撮影のために足を運んだ事があった場所だったからです。

そういえば、「天気の子」を公開初日に鑑賞に行ったのは新宿TOHOシネマズでしたが、
劇中、その劇場の目の前を主人公が走って行くシーンがあって、
「え、そこを走ってる!?」と、アニメの中の事が現実の出来事のような、
不思議な錯覚を覚えた事を今でも鮮明に覚えています。
まさか今回はそこまでの没入感を覚えるタイミングはないだろう、と思っていたので、
全く不意を突かれてしまいました。

まず最初は、フェリーで愛媛に渡った鈴芽が、
ダイジンを探し求めて予讃線のキハ54に乗って移動するシーン。
鉄橋を渡るときに背後にお城が見えます。
ここは、伊予大須駅の近く、大須城をバックに肱川を渡るところです。
2008年、兄と一緒にキハ58・65を撮影に行った場所でした。

Imgp1602
PENTAX K10D
COSINA Voigtlander ULTRON 40mm F2 AL ASPHERICAL
1/640秒 F5.6 (ISO400)
JR予讃線 伊予大洲-西大洲間
2008年9月20日

撮影したのは川の東側の河川敷だったんだろうと思いますが、
映画では、角度的に西側から見た景色だったんだろうな、と思います。
四国のキハがリアルに描かれていただけでも感激でしたが、
撮影した事のある場所が描かれていて大変驚き、声が出そうになりました。

次いで、愛媛から神戸に車で移動するシーン。
鉄橋と平行する高速道路の走行する様子をドローンで空撮している、
という体裁の映像ですが、ここは、土讃線の吉野川橋梁です。

910405_16
Canon EOS630QD
SIGMA 28-70mm F3.5-4.5
Fujichrome100 (RD)
土讃線 佃-箸蔵間
1991年4月5日
※デュープ機材
FUJIFILM X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

この写真は、箸蔵駅から俯瞰で撮影していますが、
実際にドローンが飛んでいたのは写真の奥の方になります。

「ん?高速道路が見当たらないようだが?」と思われるかもしれません。
この写真は31年前、まだ高速道路が出来る前のことだからです。
あの風光明媚な景色に、高速道路が出来て残念だな、と思っていましたが、
今回こういう形で映画に登場して、またまた驚いてしまいました。

そして3つめ。今度は四国を離れて関東です。

神戸でのミッション?を終えて、新幹線で東京に向かう鈴芽。
富士山を見損ねた!と嘆いているシーンのあたりで、
新幹線と、東海道線の185系が併走する場面があります。
(映画は「あの地震」の12年後、とセリフにあったと思うので、
すると2023年が舞台?となると185系「踊り子」は既に引退していますが、
そこは新海監督のサービス演出だろう、と思いますし、
アニメの中であっても185系の元気な姿を見られたので感激しました。)

そして、この「185系と新幹線」の併走シーンを、
実際に撮影しておりました!

201231_05
Mamiya RB67 Professional S
Mamiya Sekor C 90mm F3.8
1/400秒 F5.6
Kodak EKTAR100
東海道本線 早川-根府川間
2020年12月31日

映画では、もっと南の方からの俯瞰で描写されておりましたが
(何度も足を運んだところなので、立ち位置もだいたい分かります)、
いくら新幹線は数分おきにビュンビュン走るとはいえ、
185系と並ぶ事はそう機会は多くなかったはずです。
それを、「一撃必中」のRB67で撮影できたのは奇跡的でした。

去りゆく185系を収めるため、と何度も足を運んだ馴染み深い玉川橋梁の景色、
3度目のまさかともなると、もう自分のために描いてくれたシーンなのでは、
という気持ちさえしてくるほどでした。

他にも、東京でのシーンは思い当たる場所がいくつもありましたし、
冒頭の宮崎のシーンは、小説版を読んでいた時に、
2021年に出張で宮崎に行き、
青島から南の方の海岸沿いを車で走らせた時の記憶が、
生々しく思い出されました。
アニメでありながら現実の景色が思い出され、
実際に足を運んだ記憶が鮮明に思い出される新海監督作品の魅力に、
今回も強い親近感と現実感を思わずにはいられませんでした。

お茶の水の、草太が住んでいたアパートの辺りも、
きっとあの辺りだろうな、と想像がつきます。
あえて聖地の検索?をせず、ブラブラと探しに行ってみようかな、
と思っているところです。

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2022年8月21日 (日)

KamLanの魚眼、8mm F3.0 Fisheyeで上野駅撮り

Dsf3604

そもそも、7月に浜松町で開催された「フォトアクセサリーフェア2022」に足を運んだのは、
フィルムのオンラインショップ「かわうそ商店」さんがブースを出していたので、
久しぶりに店主のかわうそさんにお会いしたかった事と、
フィルムを何本か調達する事にありました。
生産中止となったFujicolor100の24枚撮りをハーフ用に購入できるなど、
とても有意義な訪問となりましたが、
そのかわうそ商店さんのすぐ目の前でブースを展開していたサイトロンジャパン社のブースに、
「KamLan」のレンズが何本かアウトレット品として展示されているのが目に付きました。
その中に、APS-C用の魚眼レンズ「8mm F3.0 Fisheye」の富士Xマウント用のものもあり、
市価25,000円ほどするレンズが何と1万円ぽっきり!
魚眼レンズは、以前にMFT用のノーブランドのものを
Amazonで数千円で買ったものがありますが、
正直作りも写りもイマイチな代物でしたので、
いつかはちゃんとした魚眼レンズを買っておかねば、
と思っておりましたので、渡りに船と迷わず購入しました。

20220709_132408

しばらくして金沢へ出張に行く機会があり、
出張先でも使うつもりで持参。
途中、「かがやき」待ちの間に上野駅構内で試し撮りをしてきました。

「KamLan」のレンズは、以前に21mm F1.8を買おうかどうしようか、
と悩んだ事がありましたが、
その後TTArtisanから「17mm F1.4」が発売され、こちらを購入したので、
今回が初めての導入となります。

手にした第一印象は、とにかく「作りが良さそう」な事、
そしてキャップまでちゃんとオリジナルで作っている事。
「そんな事?」と思うかもしれませんが、
中国系のレンズだと、キャップは無記名の汎用品という事も珍しくない中、
このレンズは「KamLan」銘がしっかり入った、
材質の良さそうなプラスチックのリアキャップが装着されていました。
フロントキャップは大きな前玉をすっぽり隠せるような、
やや半透明で中が透けて見えるもので、
おかげでフタをする時に固定フードとキャップ裏の溝がぶつからないよう、
目視で確認しながら装着できる優れものです。

ヘリコイドや絞りリングの作り、動きの良さも見事で、
「安い割りにはなかなか良い」と思っていたTTArtisanとは格が違うな、
とすぐに分かるものでした。

肝心の写りは下の通り実に見事なもので
(ほぼ全て、確かF5.6に絞って撮影したはず)、
ブログ用に縮小する前の状態でも、
隅々までシャープに気持ち良く解像してくれていました。
やっと「ちゃんとした魚眼」がどんなものか、
理解のできるレンズに辿り着く事ができました。

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(写真はいずれも)
Fujifilm X-S10
KamLan 8mm F3.0
JR上野駅
2022年7月15、22日
(フィルムシミュレーション「クラシックネガ」「PRO Neg. Hi」/グレインエフェクト「弱・荒」)

X-S10のフィルムシミュレーションの設定を、
途中から「クラシックネガ」に変えて撮影。
著しく雰囲気の変わる設定でもあり、
日頃電車を撮るような場合は不向きだと思ってましたが、
こうして何気ないスナップのような写真だと、
レトロな雰囲気がよくマッチしているように思います。
まだまだX-S10のポテンシャルを生かし切れてないな、と感じた次第。

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2022年8月17日 (水)

PEN EES-2散歩(2) 跨線橋の隙間

「PEN EES-2散歩」シリーズを立ち上げる、
と書いてから1ヶ月以上経ってしまいました。
企画倒れ(企画忘れ?)になる前に、第2回です。

試写のために京急の生麦駅で降り立ち、
隣の花月総持寺駅(旧・花月園前駅)方面に歩きました。

この辺り、貨物線が地下から顔を出すあたりですが、
相鉄線との乗り入れ運転が開始されてから、
旅客の定期列車も走るようになりました。
それを撮れる場所はあるかな、というちょっとしたロケハンも兼ねてます
(別に撮りたい列車があるわけではないですが)

220622_04_08a

この区間は何本か跨線橋があり、京急はよく見えますが、
東海道線や貨物線などは、目の細かい柵に阻まれて、
写真を撮るには不向きな場所です。
でも、きっとどこかに隙間があるはず、と思って探してみました。

すると、やはりありました。
かろうじてレンズ1本を通せるか通せないの隙間が。
デジカメなら液晶を見ながら撮影できますが、
フィルムカメラ、しかも一眼レフじゃないと、
構図を決めるのもままなりません。
当たるも八卦、当たらぬも八卦。

220622_05_07a

意外と何とかなりました。
京急はいい感じに撮れましたが、
貨物線の方は地下に潜り始めるところなので、
足下まで写りません。
まぁ、地下に潜りそうな雰囲気の写真、
と思えば状況を伝えてくれている、と捉える事も出来ますが。

※写真はいずれも、
Olympus PEN EES-2
Agfaphoto APX-100
2022年6月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

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2022年8月 8日 (月)

糸魚川で455系/413系急行撮り

前回、大糸線についての考察にも書いた通り、
そもそも金沢出張の帰り道、
糸魚川駅で乗り換えをしたわけですが、
合間の時間で455系/413系の急行を撮る時間が充分あったので、
糸魚川駅近くで撮影してきました。

そもそもは、糸魚川駅から20分ほど西の方に歩いた、
新幹線と交差した更に先の方で撮れるんじゃないかな、
と目星をつけて、汗水ダラダラ流しながら歩いていったわけですが、
途中、踏切の景色を見ると、
これはこれで充分撮れる場所だな、と感じられて、
お散歩カメラのPEN EES-2でも様子を撮影しておりました。
(もちろんフィルムなので、実際に撮った画を見たのはずっと後の事です)

220718_9
Olympus PEN EES-2
Fujicolor100
2022年7月18日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

で、目星をつけていたポイントに到着すると、
Googleストリートビューの写真とは状況が異なり、
すっかり草がボーボーに生えて撮れるような状況になし。
「すゎ、今ならあの場所にギリギリで戻れるか!?」
と、更に汗をダラダラ流しながら(にしても今年の夏の暑さは…)、
その踏切まで舞い戻りました。
先客が1名いらっしゃいましたが、
ここなら撮れる、と思った場所に構える事ができました。

既に糸魚川駅に到着していた455系急行、
数分後には発車してこちらに向かってきます。
まだ息も整わない状況でしたが、
何とか落ち着いて撮ることができました。

Dsf3597
Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1600秒 F5.6 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川-青海間
2022年7月18日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

と言いますか…、5月の一連の撮影の中で、
これだけちゃんとしたポートレート(編成写真)、
結局1枚も撮れてませんでしたので、
期せずして「思い残すことのない」1枚を納める事ができました。

「灯台もと暗し」とは言いますが、
駅近くの踏切でこんなすっきりした写真が撮れるなんて、
そんな情報あったかしら?と少々不思議に感じるくらいです。

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Fujifilm X-S10
Canon EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS (50mm)※大きくトリミング
(Fringer FR-FX20 [EF-FX II]使用)
1/1600秒 F5.6 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 糸魚川-青海間
2022年7月18日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

買うだけ買ってあまり使ってなかったXマウント-EFマウントの電子アダプター、
今回は仕事との兼ね合いで持ち込んでおりました。
正直、AFは全く合わないと言って過言では無い(笑)ですが、
絞りの制御がちゃんと出来るし、
何より手ぶれ補正が抜群に効いてくれるので、
写真はもちろん動画の手持ち撮影にも有用です。
これまでLumix GX7にCommliteのアダプタ(フォーカルレデューサー内蔵)
をつけて使用する事の多いレンズでしたが、
GX7だと時々固まる事があって正直困っていたので、
今後はX-S10との組み合わせで使用する機会が増えそうです。
(でも、あくまでMF専用で。笑)
ただ、手持ちの古いEFレンズの組み合わせだと、
どのレンズも開放F値がF2.8に固定されてしまう、
という問題があるので、対応したレンズじゃないといけないのが難点です。
手持ちのレンズで他に対応しているのはEF50mm F1.8IIだけ…。
いいEFレンズ欲しい(笑)

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2022年8月 1日 (月)

大糸線廃線?問題、活性化へ向けての私見

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※今回の写真は全て、
Olympus PEN EES-2
Fujicolor100
2022年7月18日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

金沢出張の帰路、
普段だと新幹線で一直線に帰京するところですが、
時間に余裕があったので、
糸魚川で455系・413系を少々撮影し(それはまた改めて)、
その後、大糸線で南小谷(みなみおたり)へ抜け、
東京までの最長の「あずさ」に乗り換えて帰京、というルートを選びました。
最近、「車に乗って撮影地に向かう」という、
鉄道会社の売上にまったく貢献しない鉄道ファンをしてましたので、
しばらくぶりのちゃんとした「乗り鉄」を堪能できました
(3時間超の「あずさ」はさすがに疲れましたが。苦笑)

さて、期せずして大糸線完乗を1日で達成する事と相成ったわけですが、
ここ最近、その大糸線の廃線を匂わせるようなニュースが聞こえてきております。

赤字ローカル線『大糸線の存続』に提言「糸魚川市には大変厳しい…」

JR東日本、大糸線南小谷駅まで営業係数8,358 - JR西日本区間上回る

大糸線は長野県の松本から、新潟県の糸魚川までを結んでいる路線ですが、
途中、南小谷を境として、南がJR東日本管轄の電化区間、
北がJR西日本管轄の非電化区間と分かれており、
相互直通列車もないので、実質的に別路線として運営されています。

今回はまず糸魚川駅から南小谷行きのキハ120形ディーゼルカー単コロに乗車。
「糸魚川静岡構造線」(糸静線)沿いの姫川に沿ってのんびりとした鈍行の旅でした。

終点の南小谷に到着すると、既に新宿行きのE353系「あずさ」が待機しており、
また長野行きの快速「リゾートビューふるさと」号のHB-E300系も停泊しておりました。
西日本の単コロのディーゼルカーを降りると新宿駅直通の9両編成の特急が待ち構えている、
という様子がなかなかエモく感じられました。

220718_17

ところで、糸魚川から乗ったディーゼルカー単コロは、
座席はほぼ埋まる程で割と盛況な印象でした
(座席定員は49名らしいので、約40名といったところでしょうか)。
その多くは、いかにも「登山客」です、という身なりの方ばかりで、
驚いた事に、発車待ちのウテシさんが、
そんな登山客の方に気易く声をかけて話しをされていました。
四国の田舎に育った人間ではありますが、
いくらローカル線でもウテシさんがお客さんに話しかける、
という様子は見たことがありません。
しかし、登山客の皆さんは特に驚く様子もなく、
いつもの事、という感じで和気藹々と話しをされていました。

その後、南小谷に向けて約1時間の運用ですが、
途中駅での乗り降りはほとんどなく、
ほぼ全ての方が終点の南小谷に向かっているんだろうな、と思われました。

220718_18a

正直、山登りの趣味は皆無なので、
こういった路線で山に向かう方の存在を全く知りませんでしたが、
南小谷駅には、逆にこれから列車に乗って帰ろうか、
という方も結構いらっしゃいました。
大糸線は登山客の皆さんには重要な路線なんだろうな、
と感じられました。

数十分の待ち時間で駅近辺をうろうろした後で、
今度は新宿行きの特急「あずさ46号」に乗車しました。
1日1往復の南小谷発着「あずさ」は、
南小谷を出るとすぐ白馬に到着。
その後いくつかの駅に停まる度にお客さんは増えていき、
松本に着く頃にはほぼ座席が埋まりました。
その後は立ち席自由席のお客様がドンドンと乗り込み、
車内販売が立ち往生?してるとアナウンスが入る程で、
信州方面から「あずさ」で帰京する人はこんなにいるんだなぁ、
と感心しました。(ちなみに「あずさ」も初乗車でした。
鉄ちゃんとしてはあるまじき…苦笑)

三連休最終日という特異日ではありましたが、
大糸線は割と盛況な路線だな、と感じたところへ、
冒頭の通り廃線の議論がなされている、と知りました。
なので、正直「なんで?」と感じました。
この路線のポテンシャルを生かせてないから儲かってないんじゃないか、
と感じたからです。

たった一度乗車しただけの大糸線ではありますが、
活性化させる方法を少しばかり考えてみました。
これで一気に売上倍増で赤字路線を脱却、
なんて虫の良い話しではありませんが、
一つのアイデアとして提案させて頂きたい次第です。

鍵となるのは糸魚川駅だと思います。
ここには北陸新幹線が停車します。
最速の「かがやき」は停車しませんが、
「はくたか」であっても東京駅から約2時間ほど。
弁当食べて軽く一眠りすると、もう間もなく糸魚川、
という程度の時間で辿り着く事が出来ます。

糸魚川からは、姫川沿いの素晴らしいロケーションを南下します。
この美しい景色をもっと生かす事もできると思います。

JR西日本と東日本の境目が南小谷駅である事もあり、
全ての列車は南小谷が終点です。
しかし、ここから少し南に足を伸ばすと、
別荘地や登山やスキーで有名(らしい。詳しくは知らない。笑)な白馬の駅です。

白馬から更に南下すると、
青木湖や木崎湖の湖畔を走ります。
ここがまた風光明媚な区間でした。
そうこうすると平地(盆地)に降りて、
大糸線の名前の由来である信濃大町駅に達します
(大町-糸魚川の路線なので大糸線)。

この、綺麗な景色を堪能でき、
登山やキャンプなどを楽しむ事ができるこの区間に、
観光急行的なものを走らせる事ができないでしょうか?

南小谷より北を走るので、当然ディーゼルカーになります。
今時のSDGsな時代なら、
最先端のハイブリッド気動車や蓄電池電車でもいいかもしれません。
糸魚川や南小谷以南は電化区間なので、
そこで充電する事ができるでしょう。
観光列車として魅力有る車両である必要がありますので、
デザインにも拘るべきです。
となると水戸岡さんでしょうか?九州の列車みたいになりそうですが(笑)

区間は糸魚川-大町間に限定します。
糸魚川までは新幹線で速達してくる事を前提として、
可能であれば乗り換えに適した「かがやき」を糸魚川停車とする。
間もなく金沢-敦賀が開通する事を念頭に置くと、
下りだけではなく上りの新幹線からの乗り換えも便利なダイヤである事が望ましいでしょう。
(そう、23年末になると、関西から糸魚川方面への移動も、
今よりぐっと短く、身近になる事を忘れてはいけません。)

観光急行とはいいつつ、
景色を堪能して欲しいので表定速度は30km/h程度のノロノロ運転で。
できれば窓はなくて開放にするか、
せめて大きなガラスで景色をたっぷり堪能できる方がいいでしょう。
両数は2両で充分でしょうが、
登山客が多い事を考えれば、
荷物置き場は潤沢に用意してある方が望ましいと思います。
弁当やお酒を売る売店か車内販売もある方がいいでしょう。
(ビールを飲みながら車窓を堪能するのは格別だそうです。
下戸なので気持ちは分かりませんが。笑)

南小谷まではノンストップで、
そこから南は、現在の「あずさ」は白馬を出ると信濃大町までノンストップですが、
観光急行であれば、途中駅の近くにキャンプ場などがあるようなら、
その駅にも停まるように設定する方がいいと思います。

登山客の多くは休日に山へ向かうのでしょうか?
でもリタイアされた方が平日に山登りに、
という事もあるかもしれませんし、
それなら平日も1往復程度は走らせてもいいかもしれません。
休日なら3往復くらいでしょうか?
夜に現地入りして民宿で泊まってから朝に登山へ、
という方もいらっしゃるでしょうから、
運行は朝・昼・晩と幅広い時間に運行する方がいいでしょう。

大糸線の北部は、日常の足である事はこの際あきらめ?て、
風光明媚な景色や、登山、スキーなどのお客様を楽しむための路線、
と割り切った運用をするべきでは、と考えます。

この計画で問題になると考えられる事は、
大糸線の南小谷以北は冬場豪雪地帯のため、
年によっては長期の運行停止に追い込まれる可能性がある事。
そして、最大の難関?はやはり、
JR東日本と西日本で運行会社が分かれている事です。
東日本としては、新宿からの「あずさ」の客を奪われる可能性あり、
こういう計画に積極的に乗ってくるとは思えません。
でも、北陸新幹線を運用している会社でもありますし、
これを気に「あずさ」の大糸線乗り入れをやめる事ができるなら、
逆に経費節減になって良いのでは?とも思えます。
(正直、3時間超の「あずさ」の旅は結構しんどかったので)

たった一度乗車したばかりの大糸線、
個人的にはとても魅力的な路線だと思いました。
こんな思いつきが実現するとも思えませんが、
「赤字なので廃止します」といった単純な話しで終わる事無く、
価値ある路線の魅力を未来に渡って継続して欲しい、と願うばかりです。

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2022年7月10日 (日)

PEN EES-2散歩(1) 生麦駅

5月9日にテレビ東京で放送された「YOUは何しに日本へ?」にて、
日本の雑貨やカメラが大好きなアメリカ人が紹介されていたのを、
ご覧になった方もいらっしゃるのではないかと思います。
「127判のカメラ用のフィルムを作っている、
かわうそ商店さんのところに行きたい」という希望で、
遠路北海道は知床まで足を運び、
店主の毛利さんと一緒に撮影に行く、という内容でした。

毛利さんとはもう10年近く前に知り合い、
何度か一緒の写真展に出展した事もあります。
最近はすっかりご無沙汰してしまい、
その間にフィルム写真もすっかり下火になっておりましたが、
番組を見てから「またフィルムで撮らなきゃ!」
という気持ちがふつふつと湧いてきました。

そんな時、ハードオフで美品でジャンクな「Olympus PEN EES-2」
を見つけて購入してきました。
最近はすっかりフィルム価格も高騰して、
1000円以下のものはほとんど見かけなくなった他、
コダックのEktachrome(E100)は何と3~4000円!、
なんて高額な商品になってしまいました。
フィルムが高くなれば、「同じフィルムで倍撮れます」
が売りの一つだったハーフ判カメラの価値に再び陽が当たるな、
と思っていた時だったので、
久しぶりのジャンクカメラとして購入し、
粘っていたシャッターを整備するなどして撮影可能な状態になりました。

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こんなにカメラをバラしたのは久しぶりです。
「ダメだ、もう元に戻らない」と断念しそうになりましたが、
何とか元通りに組み上げる事ができました。

試写を兼ねて、横浜~川崎方面をブラブラしながら試写してきました。
その模様を「PEN EES-2散歩」シリーズ?として紹介していこうと思います。
(ようはネタがないわけですが笑)

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※試写なのでまたすぐバラせるようにと思い、
100円ショップのSeriaで買ってきた「リメイクシート」
を切り出したものを革の代わりに貼り付け。
簡単に加工できるシールですし、質も意外と悪く無いので、
革が剥がれたカメラでの代用として有用だと思います。

まず、京急で生麦駅に降り立ちました。

220622_00
Olympus PEN EES-2
Agfaphoto APX-100
2022年6月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-T10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

試写が重要な目的なので、
露出があうか、ピント(無限)は出ているか、
気にしながら撮影をしていくわけですが、
まずホームを降り立ち、とった1枚。

Lomography「DigitaLIZA+」でのデュープなので、
折角なのでパーフォレーションまで入れてみました。
縦長で上下にパーフォレーションがあると、
ハーフ判で撮った、という感じがよく出てきますね。

先に結果を言うと、ピントも露出も全く問題無く、
この後の撮影カットは全て問題無しでしたので、
それらの写真を少しずつご紹介していきたいと思っております。

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2022年6月16日 (木)

小島新田から羽田への散歩(Yashicaflexを手に)

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羽田と川崎を結ぶ「スカイブリッジ」が開通したという事で、
という事は京急大師線の終点・小島新田駅から羽田まで「散歩」できると思い、
久しぶりに二眼レフを手にぶらりとしてきました。

目的の一つは神奈川臨海鉄道の線路に沿って歩く事と、
運が良ければ貨物も撮れるかも?という事でしたが、
残念ながらやはり休日は運用がなかったようで、
線路だけ撮ってきました。
いつも、いすみ鉄道撮影でアクアラインを渡るとき、
この線路沿いの道を走るので、
一度撮ってみたいと思っていたのでした
(実は一度だけ貨物とすれ違った事があり)

220522_06
運河の橋から羽田方面を見ていますが、
足下では運河の「中」に立って釣りをしている太公望が!
この辺りはこんなに水深が浅いんですね、と驚いておりましたが、
その後、目的のスカイブリッジを歩いてみると…

220522_07
なんと、多摩川の「中」に立って釣りをしている人も!
橋が出来たおかげで新しく生まれたこんな風景を、
古の二眼レフで撮る、というのもなかなかおつなものです。

220522_10
橋を渡って羽田側に来たら、
飛行機かモノレールを撮ろうか、と思ってましたが、
川沿いでくつろぐ猫ちゃんを撮って終撮です。

※写真は全て、
Yashica Yashicaflex (新B型)
Fotokemika efke R25
2022年5月22日
※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

前回紹介したLomographyのフィルムデュープキット
「DigitaLIZA+」の本格デビューとなりました。
X-S10の高画素デュープと相まって緻密な画像を得る事ができました。
モノクロネガなので光源に青いフィルムは被せずにデュープしております。
また、今回はあえてグレースケールにはせず、
RGBのままで画像を作ってみたので、
やや青みがかった色合いになっているかと思います。

Yashicaflexは、最初に買ったのは「C型」でしたが、
後にこの「新B型」と、更に「A2型」も持ち合わせております
(後者2台はヤフオクでセットで安く売られていたもの)。

緻密でコントラストの低い画が好みだったefkeのフィルム、
製造中止の報を受けて何本か買ったものがまだ残っております。
もう消費期限もだいぶ過ぎてしまいましたが、
アートラボさんに現像を依頼したら
「期限切れなので1段増感で現像しておきました」
のメモが入って戻ってきました。
プロの仕事を垣間見ました。

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2022年6月12日 (日)

Lomography DigitaLIZA+を導入、デジタルデュープの決定版となるか?

このブログを立ち上げたのは2007年の誕生日でした
(あ、って事は先日開設15年だったんだ…、すっかり忘れてた)。
開設した理由の一つは、その少し前に購入した、
エプソンの複合機「PM-A950」でフィルムスキャンが出来るようになり、
懐かしい写真を色々デジタル化できるようになったから、でした。
開設した日の2本目のエントリーに、
早速昔懐かしい写真をアップしています
(写真データは、その後デュープしたものに差し替えてます)

その後、同じエプソンのフィルムスキャナ「F-3200」を導入、
35mmフィルムだけでなく、ブローニー(120)のスキャンも可能になりました。
また、本来はニコンの初期のデジカメ「Coolpix 880」用に販売されていた、
ケンコーの「スライドデジコピア」を安く購入出来たので、
色々工夫してデジタル一眼レフに装着してのデュープも行うようになりました

しかし、そもそもカラーネガを主に使っていた事もあり、
デュープで画を作るのはなかなか大変で、
またフィルム撮影のメインがブローニーに移ってからは、
「F-3200」でのスキャンが再びメインに戻り、こんにちに至りました。

そのF-3200もだいぶくたびれてきて、
何度バラして清掃してもスキャン結果に線が入るようになったり、
Windows11にしてからドライバーを認識しない事が増えたりと、
そろそろリプレイスを考えないといけない時期だな、
と思い始めておりました。

そんな時に、Lomographyから簡易なデュープキット、
DigitaLIZA+」の発売が予告されましたので、
早速予約し取り寄せてみました。
こちら、35mm判だけでなく、ブローニー判(120)、
更にベスト判(127)にも対応するというデュープキットです。

20220527_210931

以前のデュープ環境は、A4サイズのライトビューワを床に置き、
カラーネガの場合はその上に青いセロファンを敷いた上で、
デジコピアに装填したネガをデジカメでデュープ、
というなかなか大変な作業を強いられておりましたが、
このDigitaLIZA+はフィルムサイズより少し大きい程度で、
机の上に設置してもたいしたものではありません。
なお、電源は電池ではなく、microUSBでの給電しております。

20220608_222856

カラーのネガはオレンジベースのため、
光源を青くしてなるべく相殺するのが我流のデュープなので、
早速分解した上で青いセロファンを挟んでみました。
で、それで分かった事ですが、
光源はてっきり「白い板の裏からLEDで照らしている」のかと思ったら、
白い板自体が光源で発光している、という事でした。
均一な光がフィルムを照らしている事になるので、
デュープの光源としてはポイントが高いです。

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正確に真上から撮るには複写スタンドが必要かな、と思いましたが、
マンフロットのマクロ用雲台(ギア付きジュニア雲台410)にX-S10を取り付け、
その上に水準器を置いて位置を合わせると、
特に問題無く平行を取る事ができました。
なお、実際にデュープを撮る際は、
部屋の灯りを消して「暗室」状態で撮影しております。
じゃないと、フィルム面に室内灯の灯り等が映り込む問題がありそうでしたので。

20220608_223523

最大サイズは6x7判となっておりますので、
RB67で撮影したフィルムは問題無くデュープが可能です。
試しは、初めていすみ鉄道に行った際にRB67で撮ったネガを使いました。

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※デュープ機材
Fujifilm X-S10
Canon New FD50mm F3.5 Macro

↑こちらが「DigitaLIZA+」に青いセロファンを挟んだものを、
X-S10+NewFD50mm F3.5マクロでデュープし、
Photoshopで階調反転やレベル補正などの処置をして作った画像。

一方、↓こちらは、既に以前のエントリでもアップしていた
F-3200でスキャンして作った画像です。

171230_01

もちろん、全く同じ結果にはなりませんが、
かなりいい線まで画を作る事ができる手応えがありました。

本体のプラスチックがややテカテカしているので、
パーマセルを貼るか何かして対策をした方がいいかも、
など多少気になるところもありますが、
充分満足のいく品質のデュープを手軽に撮れそうです。
本格的な画作りはもちろんですが、
手軽にサムネイルを撮るならスマホでサクッと、
という使い方もできますので、
これでとうとうF-3200はお役御免と相成るかもしれません。

次回は、先日川崎方面にお散歩に行き、
「Yashicaflex」で撮影した画像を、
実際にDigitaLIZA+でデジタル化した画像をご紹介したいと思います。

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2022年6月 6日 (月)

しな鉄とトキ鉄撮り(9) ~「海の見える丘」から俯瞰で終撮&YouTube

長々と紹介してきたしなの鉄道・えちごトキめき鉄道撮影記、
約一ヶ月を要してしまいましたが、本日千秋楽です。

谷浜駅でちょっと微妙な走行写真を撮ってから、
少し西にある「たにはま公園」の「海の見る丘」に行きました。
こちらからの大俯瞰で終撮といたします。

この場所、すぐ西向きの眼下で広角の俯瞰を狙ってから、
更に遠く東の谷浜駅の辺り(さっき撮影していた辺り)
を望遠で俯瞰撮りする事もできます。
海沿い、って写真を撮るには丁度よいところです。

たくさんの家族連れが楽しんでいる中、
電車の写真と動画を撮っているオッサンが一人…、
いや、他にも数名いらっしゃいましたが、
とにもかくにも場違い感に申し訳ない気持ちを抱きつつ、
糸魚川方面からやってくる455系/413系を待ちます。

いい具合に陽が西に傾いてきた頃、いよいよ本日結びの一番。

Dsf2919
Fujifilm X-S10
New FD28-85mm F4 (28mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「Velvia」/グレインエフェクト「弱・荒」)

撮った瞬間に「しまった、顔が被った」と悔しい凡ミス。
連写せずに「一撃必中」を旨としておりますが、
かといって「私、失敗しないので」とはいかないのが悲しい限りで。

と、落ち込んでもいられないので、
すぐにレンズを望遠に切り替え、
直江津方面に向けて走り去る所を狙います。

Dsf2924
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

実は、画面上の山を入れるか入れないか、
ギリギリまで悩んだ挙げ句、
「じゃあ後から山を足そう」と、
毎度のことながらズルの一手を使いました。
455系を撮る数秒前に、山だけ撮った1枚と合成して、こんな具合に。

Dsf2921_2924_2930
Fujifilm X-S10
New FD100-300mm F5.6L (300mm)
1/640秒 F8.0 (ISO400)
えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン 谷浜-有間川駅間
2022年5月4日
(フィルムシミュレーション「PROVIA」/グレインエフェクト「弱・荒」)

スクエアで山から海まで入れて見ました。
ちょっと欲張り写真?
でも、現地で目にした広大な光景は、まさにこんな感じでした。
きっとこれが正解だった、と心に信じて。

という事で、長野・新潟の撮影行、
長々とご紹介いたしました。
最後の締めは、トキ鉄で写真を撮る時、
傍らで撮影していたNikon 1 J5で撮った動画です。
風が強くてフカレまくっているのが無念です。
今度から、ちゃんと風防をつけたマイクを持っていこう。

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