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2007年6月10日 (日)

DNP CENTURIA 200

コニカミノルタが写真事業撤退を発表し、
長い伝統を持つカメラ、フィルム事業に終止符が打たれると知り、
非常にショックを受けた事を覚えています。
幸い、カメラ事業はSONYが引き取ってくれました。
でも、フィルムなんて儲からない事業は、
どこも引き受けてくれないだろうな…、と思っていたら、
大日本印刷(DNP)が引き継いでくれる、と知り、
これで、「サクラカラー」の伝統も安泰だなぁ、
と安堵しました。

しかし、肝心のフィルムは自社生産ではなく、
他社のOEMであるという話しを聞くに及び、
再び奈落の底へ突き落とされるような気分でした
(ちょっとオーバーでした)

果たして、新生「CENTURIA」はどんなフィルムなのか…、
先週試写した時の写真をアップしてみました。
Dsp070602_09
PENTAX MX
Super-Multi-Coated TAKUMAR 300mm F4(※トリミング済み)
1/1000秒 F4(開放)
DNP CENTURIA 200
小田急 向ヶ丘遊園-生田間
2007年6月2日

まぁ、お世辞にも高価とはいえないスキャナで取り込み、
Photoshop上でいろいろやっている画像ですから、
これをDNPそのものの色、と申し上げるつもりはありませんが。

世間でのDNPの評価は、
「やっぱり、OEM先(と言われている)Kodakそのもの」
という意見と
「Kodakとは違う。どことなくKonicaっぽい感じ」
という意見に分かれているようです。
個人的には後者の印象を受けました。
決して派手ではない色遣い、どちらかというと渋めの画作りは、
コニカ=サクラのフィルムの特徴なような気がします。

とはいえ、以前のコニカのフィルムとは違う点もあります。
どことなく、キメが細かくなったというか、
粒状性が向上したというか、切れ味が良くなった気がします。

上の写真で言えば、ペンキをベタに塗った部分を、
ピクセル等倍に拡大してみた時
(作例は縮小しているので、あまり分からないですが…)、
例え白い部分であっても、実はいろんな色の点が混じっていて、
引いて見た時にベタに見える、というのがネガっぽ描写だ、
と個人的に勝手に思っています
(点描のよう、とでも言いますか)。
でも、DNPのフィルムだと、そういう印象がありません。
これを「デジタル的」と言って良いかどうか分からないですが、
分かりやすく言うと、そういう事になります。
架線付近に色収差?が出ているところなど、
包み隠さずしっかり描写されていますし。

…と、言葉で説明しても分かりにくいので、
今度、実例を挙げてみる事にします。

使いやすくて良いフィルムですが、
でも、僕自身が「ネガっぽい」と思っていた描写は、
新しいフィルムでは得られないのかもしれません。
あるいは、今回試したのがISO200だったので、
来週半ばに出荷される(らしい)ISO400で試してみたら、
そんな雰囲気が残ってるかもしれないな、
という一縷の望みを託しています。

*ちなみに今回、初DNPという事もあり、
ヨド○シで現像に出す時に、試しに
「純正仕上げでお願いします。同時プリントで」
とお願いしてみました。
すると、Kodakラボ行きの黄色い袋にフィルムを入れ、
備考欄に「DNPペーパー」と書き込んでました。
DNPの印画紙はコニカから引き継いでいるので、
同時プリントは以前の「っぽさ」そのものです。
また、仕上がった写真を取りに行き、
その黄色い袋から、ネガの入っている袋を取り出すと…、
Ca330085
「コニカカラー百年プリントPANORAMA」
のネガ袋が入ってました(爆)

※DNP CENTURIA関係のエントリーは、以下もご参照のほど。
サンニッパ+DNP CENTURIA 100=LSE旧色

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