在りし日の急行「砂丘」
Canon EOS630QD (多分)
EF70-210mm F4.5-5.6USM (多分)
KONICA XG400
JR因美線 美作河井駅付近 (多分)
1993年3月20日頃
多分だの、頃だのが多いです。
これには理由があって、当時写した写真は、ネガだけこっちに運んできていて、
現像した写真を挟んだアルバムは実家に置いてあります。
各種メモはそこに書いてあるので、実はよく分からなかったりするのです。
※また、当時は記憶力に自信があったのか、
「自分の行った場所は全て覚えている」というつもりでいた記憶もあります。
若僧だったんだろうなぁ・・・
急行「砂丘」です。
まだまだ、キハ58、28、65が現役バリバリ、というか、そろそろお疲れモード?、
って頃になるでしょうか。
全国を見渡せば、何も珍しくなかったこの「国鉄急行色」の気動車が、
今となっては化石同然になるんですから、時代は変わったな、って思います。
僕が幼少の頃に見慣れた列車でもあり、寂しさを覚えます。
そういえば、まさにこの因美線を、先月、JR四国の国鉄色キハ58が、
イベント列車として走ったんですよね。
その頃僕は、実家に帰省しており、
日常的にはこの国鉄色キハ58が走っている土讃線で撮影しておりました(汗
※折角なので、その時に撮った写真も。
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/500秒 F5.6
JR土讃線 讃岐財田-黒川間
2007年5月2日
「白と水色のツートン」の気動車も、
登場時は「変なの~」と思いましたが、今となっては、これも懐かしい塗色です。
すっかり老体となった58や65ですが、四国では、今のところ元気に走ってくれているようです。
でも、1500系が量産されるようになれば、いよいよ引退・・・、になるんでしょうかね。
話しは戻ります。
なぜ、美作河井(みまさかかわい)駅で撮ったように思うか、と言いますと、
写真左下の方に、赤と黄色の、古そうな信号が見えると思います。
これが、美作河井駅のシンボルである、というような事が、
ググってみると書いてあったからです。付近の様子も、それっぽい気が。
この時でも、このタイプの古い信号機や、「タブレット閉塞」はかなり珍しく、
写真を撮る際も、是非それらのものを一緒に撮りたい、と思ったような気がします。
この写真は、現在でもお気に入りの1枚です。
急行色の汽車も好きなのですが、背景の山、
向かって右側の山の緑、
左側の薄くもやがかかったところ、
これらの風合いがとても気に入っているからです。
当時僕は、これを「水墨画っぽい写り」と称していました。
なんとなく、言いたいところは分かってもらえるでしょうか。
僕がコニカのフィルムにこだわり始めたのも、この写真の頃からです。
富士やコダックだと、こういう雰囲気は出ないだろう、と思いました。
以来、今日に至るまで、コニカのネガが大好きです。
DNPのCENTURIAでも、こんな「水墨画チック」(自称)な色合いが出せるのか、
こういうシチュエーションでのテストはまだなので、とても楽しみにしているところです。
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