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2007年7月20日 (金)

Tri-Xで百武彗星を撮っていた

昨日のエントリーで、
オエ61 1を撮影したネガの中に、
1996年に地球に最接近していた「百武彗星」の写真があったので、
ついでに紹介いたしましたが。

なんと、トライXで撮影した写真もありました(すっかり忘れていた)

1月ほど前のエントリーの際、
「初めてTRI-X」を買った、などと書いてしまいましたが、
真っ赤な嘘であった、という事になります(恥ずかしい話し…)

折角なんで、こちらも掲載。

19960326_05_trix
CONTAX 167MT
Kodak TRI-X ※倍増感、ISO800
1996年3月26日

昨日の写真と同様、シッポが切れています。
やはり、もともとは横長の写真で、縦長にトリミングしています。
言ってしまえば失敗写真ですがね…。

今はデジタルの時代ですから、
撮ったその場で「反省会」をやり、
すぐに修正できますから、
こういう「後から気づく」失敗をする確率は、だいぶ減りました。

フィルムだけの時代は、撮影した後、
時には数ヶ月もカメラにフィルムが残っていて、
別の撮影をしてから現像にだし、
仕上がりを見ても、すでに「過去の話」になっていて、
次回以降の撮影への反省になりませんでした。
15年以上経ってもあまり腕前に変化が見られないのも、
無理のない話しです。

「腕前の向上曲線」で言えば、確実に、
*ist Dsを導入してからの方が右肩上がりです。

こんな事なら、も少し早くデジタルを導入しておけば、
と思っても後の祭り。これから腕を上げていきます。

さて、またまたついでの話しになりますが、
彗星を撮った後の残っているコマで、
徳島空港で毎年春に開催されている「航空祭」で撮った写真をご紹介。

19960400_17
CONTAX 167MT
Kodak TRI-X ※倍増感、ISO800
1996年4月頭?

この戦闘機は何でしたっけ?
そちらは専門外なので、さすがに分かりません(汗

倍増感で荒くなったトライXの画に、カール・ツァイスの描写力。
冷たいようで、どこかあたりの柔らかさを感じる独特の質感、
とりあえず、狙いはそこそこ成功しているようです。

京セラのCONTAX、そしてカール・ツァイスは、
僕の「永遠のあこがれ」でもありました。
写真歴は長いですが、ライカとツァイスは、まだ使った事がありません。
この写真を撮った167MTは、兄貴から借りたものです。
当時、兄貴は、ミノルタαシステムからCONTAXに移行中で、
「銀塩時代末期」の戦力でした。
憧れのCONTAXに、Kodakの名フィルム・トライXの組み合わせ、
一生に一度の彗星を記録するには必須のアイテム、と言わんばかりに借り受け、
撮影したものです。気合いだけは充分ですが、
成果としては、こちらの戦闘機の方が、まだ上のようです(汗

カール・ツァイスは、今では、COSINAに製造が移り(後、SONYも忘れてはいけませんが)、
ニコンFマウント、PENTAX Kマウント(間もなく発売)、
そしてPマウント(M42スクリューマウント)が発売されています。
値段も、「1本10万円から」だった京セラ時代に比べれば、
50mmF1.4が5万円からと「とてもリーズナブル」です(?)。

「いつかはCarl Zeiss」な夢を心に抱きつつ、
「Zeiss使うのには100年早い」と自分を攻めつつ、
日々精進が続く事でしょう。いつまでも「いつかはZeiss」と言いながら。

*2013年3月14日追記:画像をレタッチし直し、差し替えました。

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コメント

@兄ぢゃ

 なんと、*ist Dsが167MTの生まれ変わりとは。
て事は、RTSIIIの方が、早いうちに旅だっていたのだな(汗

>百式

 みーさん、出番ですよvv

 て事で、Zeissなアナタには、これを是非↓↓↓

ロジクール、カール ツァイスレンズを搭載した200万画素Webカメラ2製品
(『Broadband Watch』記事より)

投稿: ごっさん | 2007年7月21日 (土) 00時54分

あ、間違えた

×ノースロップ → ○ノースアメリカン

訂正しときますw

投稿: gochi-zoh | 2007年7月20日 (金) 06時07分

ああ、あのチタンシルバーに塗装したカスタムメイドカメラかぁ・・・>167MT
懐かしいなぁ・・・コトデンを撮ってる最中にモードラが滑って、とうとうご臨終を迎えたんだったっけ。

永く静態保存だったけど、*istDS導入の折、購入資金の一部として昇華したのでした。

>百武彗星
余談だが、ガンヲタの私には当時「百式」と読めてしまいそうだったのは内緒の方向でw

>この戦闘機は
あー、ノースロップT6「テキサン」やね。


>「いつかはZeiss」
それをひとつの到達点と見据えて活動して来たはいいが、それを手にしたことが「到達点として赦された」と勘違いし
結局はなんの進歩もないまま、ろくすっぽな写真も撮れないことを振り返りもせず
ただただその描写を「ウデ」と勘違いして振り回していたことが、今となっては懐かしくもあり、また恥ずかしくもあり・・・

だってねぇ、俺そんなの撮れなかったもの>テキサンのあれ

や、今だから言えると言いつつ、今がその到達点だなんて微塵も思えないですがね・・・
ワシもまた、デジになって再教育を施されているクチなんでね・・・。

投稿: gochi-zoh | 2007年7月20日 (金) 05時56分

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