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2007年8月

2007年8月31日 (金)

SONYの新BRAVIAに思う

SONYが、第3世代のBRAVIAを発表しました。

※まだ第3世代かぁ、というのが正直な感想、驚きです。
すっかり、「AQUOS」と並ぶブランドになってますしね。
そういえば、最近まで、「WEGA」ブランド時代の液晶テレビが、
在庫処分で売られていたのを何度か見た事があります。

今回、全機種フルHD(1920*1080)、液晶で世界最大の70インチなど、
いろいろ趣向を凝らした新製品が登場したわけでありますが。

個人的には、非常に醒めたラインナップです。

理由は簡単です。

「40インチ以上しかラインナップされていない」

最近は大画面の時代だ、40インチ以上がよく売れる、
などとよくニュースでも見ますが、本当でしょうか?
少なくとも、僕の身の回りで、32インチ以上のテレビを持っている、
という人は「皆無」です。
よく売れている、というのが虚構のようにさえ思えます。

でも、実際売れてるんでしょうね。
ヨドバシもビックも、テレビ売り場は非常に盛況。
いまだ、家電製品の王者として、テレビの存在感は大きいものがあるな、
と「売り場では」実感できます。

でも、そういう大型テレビを、普通に買える層というのは、
果たして、総人口の何%くらいなんでしょうね?
年収1000万円とか?億ションに住んでたりとか?

どうも、最近の液晶テレビ業界を見ていると、
注目すべき新製品の多くは、そういう選ばれし者だけに訴求しているような、
そういう気がしてならんのです。

フルHD、という話しをしましたが、そもそも、フルHDのテレビって、
やっぱり40インチ以上がメインで、それを下回ると、
たいがいはWXGA(1366*768)になります。
俗に「偽HD」とか言われる、アレです。
これが、10万円以上とかするんです。
どうも、特に最近、PC液晶の事をいろいろ調べていただけに、
液晶テレビの事情には「?」が多くつきまといます。

僕が「いいなぁ」と思っていたBenQのUXGA(1920*1200)液晶は、
大きさは24インチ。同じく、アイオーが鳴り物入りで出したUXGAの液晶も、
24インチの大きさです。フルHDよりさらに縦の解像度が多くて24インチですから、
そっくり縦1080にすれば、23インチくらいになると思います。

できるんですよ、小型のフルHDテレビって。

なのに、メーカーはそういうのを出そうとしません。

きっと、それは「パンドラの箱」で、
安価に25インチ程度のフルHDテレビを出しちゃうと、
それまで「お客さん、フルHDですよ!良いですよぉ、フルHD。
でも、この42インチのじゃないといけないんですけどね、
キレイなんですよねぇ、これが。これにしませんか?」
という誘導をして利益を出していたのができなくなるからだろう、
などと邪推しています。

4.5畳やら6畳の部屋に住んでいる人間にすれば、
30インチもあれば上等。でも、少しでもいいテレビが欲しい、
という欲求はあるはずで、それはさておいて40インチ以上大画面、
これいいですよ、と言われても、正直醒めます。
なるほど、ここにも格差はあるんだな、と。
ブルジョワ相手の商売で利益をあげてバブルを維持する日本経済、
あまり盤石とは言えない気がするんですが、
それは負け犬の遠吠えでしょうか。

ちなみに、ごっさんのテレビは、SONYのTRINTRON「WEGA」、
29インチのブラウン管でフルHD、
でも、フルHDなのに縦横比は4:3、という変わり種、
「KV-29DX650」というものです。
去年の今頃、ヨドバシの川崎アウトレットで\59,800で購入。

4:3だけどフルHD、というギミックが素敵過ぎます。
地上波とかだと、全画面で表示されますが、
HDの番組だと、上下に黒い帯が出て表示されます。
「それ、ダメじゃん」と言われそうですが、
この時、走査線はちゃんと1125本出ていて、
かつ、上下の黒帯の部分は走査していない、
すなわち、本来は上辺から下辺までまんべんなく走査するところ、
横長の映像の時はモニタの中心部にだけ走査する、
という機能があり、4:3のモニタでもフルHDを楽しむ事ができるんです。

SONY=テレビの図式は、やはり、トリニトロンあってのものです。
もはや過去の話しとなってしまったSONYのトリニトロン。
高解像度でコントラストが高く、画面の隅々まで破綻無い映像は、
他の何者にも代え難いものでした。
今でも、放送局では、SONYの「マスターモニター」が重宝され、
その替わりになるものは皆無なようです。
人類の至宝が失われるのは悲しい事だ、と思い、
あれこれ探し回っていた時、このテレビを見つけました。

ちなみに、大型液晶テレビが売れている副産物?として、
最近、ハードオフなどセカンドショップで、
末期のフルHDなWEGAを、破格で売っているのをしばしば見かけます。
部屋と床(笑)に余裕のある方は、是非、「人類最後のトリニトロン」の映像を、
しっかりと目に焼き付けるべく、購入してみませんか
(と言われて、「はい分かりました」と言う人はいないだろうなぁ。
そんな人は、ブルジョワだ…、あ、頭の方に戻りそうだな、この話しの展開)


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2007年8月29日 (水)

液晶慣れてきた

今日夕方、東京地方はすごい落雷でした。
5秒おきくらいにピカッ、ピカッと光り、
その度ごとにドカーン、ドカーンと爆撃のあらし。
僕が乗る直前には小田急も止まっていたようで、
あぶないところでした。

さて、先日購入した三菱の液晶「RDT202S」。
当初は、「眩しいなぁ、白がギラってる気がするなぁ、
LGのたたりだなぁ」とがっくりきてまして、
ネットで日立のPriusの製品情報をじろじろ見ながら
「いいなぁ、日立のS-IPSかぁ、20万かぁ」
などと恨み言を言っていたのですが、
もうさすがに慣れてきまして(というか、輝度を落とした)、
なかなかイイカンジ、ふふん♪と軽く鼻歌交じり?です。

とはいえ、まだキャリブレーション設定をしていないので、
写真をいじる度胸はありません。
でも、今のままでも充分にちゃんとした色が出ているような…、
などと、早々に「めんどくさがり」が顔を出しております。

さて、この液晶、解像度はUXGAです。
縦に1200ピクセル、横に1600ピクセルの「四角」が並び、
それぞれの四角が、赤だの緑だの青だのに光り、
全体として1つの画像を映し出しています
(ひじょ~におおざっぱな説明です、いつもながら)

で、僕は先日、ケータイをW53CA機種変更しましたが、
その前に使っていたのは、W41CA。
これは、200万画素のカメラを搭載しています。
解像度は1600*1200。つまり、この液晶と全く同じです。

するとつまり、W41CAの最高解像度で撮影した画像を、
この液晶では、等倍で全画面表示できる、という事です。

以前使っていたCRT(あ、もう実家に届きましたかな、兄じゃ殿?)も
同じUXGAに設定して使っていましたが、
今回は、「デジタル発、デジタル線(DVI)経由、デジタル行き」
ですから、全画面表示の場合、それぞれのピクセルのデータが、
そのまま液晶ディスプレイに流れ込んでいる、という事になります。

で、早速眺めてみましたが。

かなり、「異次元」の体験でした。
これまで、一度も味わった事のない感覚で写真を見ました。

もちろん、お世辞にも「美しく」はありません。
なにせ、ケータイに搭載のカメラですから、JPEGの圧縮もそれなりにあり、
ノイジーである事は否めませんが。

けれど、ケータイのCMOS(W41CAもW53CAも、CCDではない)の情報が、
そっくりそのまま液晶を通して目に入ってくると、
PhotoShopでレタッチ(拡大、縮小など)をするのとはまた違う、
生々しい画像として表示されました。

やはり、写真をいじるなら高解像度、ですね。
ぼちぼち、QXGA(2048*1536)なんて液晶も出始めていますし、
WUXGA(1920*1200)も当たり前になりつつある昨今です。
今回買った液晶を買い換える時には(って、気が早い)、
こういった超高解像度のものを買いたいものだ、と思います。

ちなみに、今日、イーヤマが、
WUXGAで69,800円の液晶を発表しました
おそらく、AUO(BenQ)か三星あたりのVAパネルでしょう。
BenQなら、そもそも購入候補リストに入れていたもので、
ちまたの評判もかなり良さそうなので、
「いいなぁ、待ってたら良かったなぁ」と思ってしまいました。
イーヤマは、民事再生で大変な思いをしましたが、
なかなかいい液晶を作っていますので、オススメできるかと思います。
会社で、かなり廉価ですが、WXGA+パネルの「E1900WS」
というのを使っていますが、多分TNパネルの安物ですが、
なかなかどうして、必要充分で、かつ非常にリーズナブルで、
とても満足しています。オフィスワークに不満は皆無です
(当時、まだ「WXGA+で29,800円」なんてのは他に無かったので、
かなり驚き、即効で購入稟議を上げた覚えがあります)。
安価で物の良い液晶を物色されている方は、候補の1つとしていかがでしょうか。

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2007年8月26日 (日)

液晶を買いました

先日のエントリーの通り、
CRTを使い続ける事が物理的?に困難になったので、
液晶モニタを買ってきました。

当初候補としてあげていた機種のうち、
三菱の「RDT202S」というものが、
ヨドバシカメラのアウトレットストア(川崎にある)にあり、
展示品処分で55,000円ほどになっていましたので、コレにしました。

で、早速PCに接続してみて、
それを見ながらブログを書いております。

この液晶、IPS液晶搭載ではあるのですが、
LG電子製のS-IPSで、液晶面がギラギラしていて目が疲れる、
という事から「目潰しIPS」と言われているそうです。

過去、仕事や個人で、いろんな液晶を使ってきましたが、
物の善し悪しあれど、それほど「目が疲れる」、
という経験をした事はなく、「まぁ、大丈夫じゃないのぉ」
と高をくくっておりましたが。

割と疲れそうです(滝汗

まだ30分ほどしか使っていないので、
そもそも慣れていない、という話しもありますし、
キャリブレーションも全くしていないので、
調整すればなんとかなるかもしれませんが、
ちょいと、先行きに不透明さを覚えます。

さすがに、DVI接続でUXGA表示していますので、
文字なんかのクッキリさは、
どうあがいてもRGB接続のCRTでは勝てないわけで、
その辺は、純粋に「やっぱ凄いなぁ」と思います。

でもどうか、「銭をドブに捨てた」なんて事にならない事を祈りつつ…。

なんでそうナーバスかと言いますと、
実は、あと25,000円ほど出すと、
もっといい(と言われている)液晶が買えたんだよなぁ、
という思いがあるので、なんとなくそっちに後ろ髪を曳かれているわけです。

もし、安価でいい液晶が欲しい、と思われている方がいらっしゃったら、
富士通の「VL-202VH」というのが、かなりいいみたいなので、
こちらを検討されるといいかもしれません。

そもそも業務用の液晶なので、普通のお店では買えないものですが、
富士通純正のIPS液晶が非常に素晴らしい、という評判を聞きます。
値段も、昨今の「いいIPS」が載っている液晶が、
(サイズがWUXGAと大きいせいもありますが)
特売で安くても10万はする事を考えると、
この液晶、安いところでは8万円で買えるので、かなりオトクだと思います。

また、これはかなり用途が限定されそうですが、
イーヤマの生産中止品で、
26インチもありながら解像度が1280*768(WVGA)しかない、
「ProLite L260W」という液晶が、そもそも15万ほどするものが、現在、
Amazonで64,800円とオトクになっています。
国産のIPS液晶を搭載、という事ですから、
日立か富士通あたりのが載っている事が期待できます。
解像度さえ問題にならなければ、選択肢としてはアリかと思います。

IPS液晶は、品質がよく、いい液晶にはよく使われますが、
特に最近は、10万円以上の高級なものにしか使われていません。
今回買った旧製品のように「安価なIPS液晶」というものがなくなりつつあり、
VA液晶や、ひょっとするとTN液晶までもが、
「5桁の真ん中から後半」の液晶でも一般的になるかも、という現状を考えると、
「安くて質のいい液晶を」という素朴な願いが、
なかなか聞き届けられないキビシイ時代なんだな、という事を感じずにはいられません。

まぁ、メーカーにすれば、
IPS液晶の生産ラインは、儲けにつながる液晶テレビにシフトし、
「善し悪しはあまり問われない」PCの世界では、
VAやTNにシフトし、という流れがある事は否定しませんし、
企業の生き残りを考えれば当然のことではあると思うのですが。

にしても、せめて、日立のプリウスを買えば日立のIPS液晶がついてくるとか、
そういう旨味というか凄味があってもいいのでは、と、
PCや写真を使う者としては感じずにはいられません。
もし、日立やNECのIPS液晶が載ったノートPCとか出たら、
迷うことなく買ってしまいそうな気がする(笑)

あ、だいぶ目が慣れてきたかも。大丈夫そう…かな?(まだ不安)

※すぐに追記

あ、日立のプリウスって、S-IPS液晶じゃないですか(笑)

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2007年8月23日 (木)

一大事!

週明けて落ち着いたらブログ書くぞ~、
と思ってたんですが。

去る月曜日。

部屋の片づけをしようと、
部屋の真ん中にドッコイショと座り、
「どうすっかなぁ」と思いながら回りを見回す。

その時、視界に入ったもの。

21インチCRTを載せている

木の机の

天板が

たわんでいる!!

ギャ~!!!

このままではいずれ、机がど真ん中で
「バキッ!」と真っ二つになる事は目に見えてました。
片付けなんて言ってる場合じゃありません。
まずはそれを降ろし、また床に座り込み、
諦めの境地。

「…買うか、液晶…」

それは、屈辱的な決断ではありましたが、
他に現実的な選択肢もなさそうであり
(後は机自体を買い換える、机自体を補強する、など)、
「映り優先」で長年(約5年)使い続けてきたCRTを、
やむなく手放す決心をしました。

※兄貴が欲しいということなので、実家に送ることになりました。
捨てるという最悪の選択肢は免れました。

ちなみに、僕が使っていたCRTは、
IBMのワークステーション用のモニタで、
「P202」というものです。
21インチ、重さ30kg!、という巨体です。

これを買ったのは2002年の真ん中くらい。
当時はすでに「CRTは時代遅れ、これからは液晶」
という風潮が席巻し、ブラウン管モニタは衰退の一途でした。
このモニタも、中古で購入したんですが、
新品だと云十万もした(しかも、当時の時点で、まだ数年前に)という
超高級なトリニトロン管のCRTが、なんと\14.800!!
あまりの安さに「どこかオカシイんですか?」と聞いてしまった記憶が。
しかも3台くらい在庫があり(ちなみに、アキバのottoでした)、
なんとなく外見の綺麗そうな1台を選んで購入。
あまりの重さに、月島までタクって帰った覚えがあります。
そう、いくら高級でも、このドデカサはたまったもんじゃないですね、確かに。

現に、それが理由で手放そうとしてるんですし…。

と、落ち込んでいても仕方ないので、代替モニタを検討しています。
今度の土日のうちに購入ないし注文してしまうつもりです。

有力候補は、以下の面々。

・三菱 RDT201WV
・三菱 RDT202S
・BenQ FP241WJ

三菱のは、LGのS-IPS液晶を搭載したもので、
すでに生産中止の過去の製品ですが、
川崎のヨドバシアウトレットにまだあったような記憶あり、
まずはこれを見に行くつもりです。
LGのIPS液晶は「目潰し」と言われ、
あまりよくないと言われていますが、
「腐っても鯛」かどうか、可能性を模索してみようか、
ということです。
(ちなみに、現行の後継機種はVA液晶になってます)

BenQのは、フルHDで10万を切った、と世間を驚かせた液晶。
VA液晶ですが、品質は割に良いようで、
ネットでいろいろ調べてみても、あまり悪い評価を見ません。
高解像度の画像をいじる関係上、解像度が高いのは万々歳ですし、
後は僕の目にあう画なら、全然アリだと思います。
IPSと違って視野角が…、という問題もありますが、
自分で言うのもおかしいですが、
割とPCと対峙する時は姿勢がいいので、
モニタに向き合う時は常に同じ角度なので大丈夫でしょう(笑)
後は、品質の問題ですかね。
初期不良がある、という話は、何件か目にしたような。

なにせ先立つものがないので、
なるべく安くなるべくいいもの、という欲張りな条件で探しています。
どこで妥協点を見出せるか、ですかね。

基本的には「物欲魔人」なので、
実は、割とワクワクしている、という話もあります^^

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2007年8月16日 (木)

ブログ、滞り中…

近頃、ブログ滞り気味で、
楽しみにされているかたには申し訳ないと思っています。
理由は…、

暑いんですもん(滝汗

メインのPCがある部屋にクーラーがなく、
扇風機で隣の部屋から冷えた風を送ってみたり、
コンプレッサ付きの除湿器(冷風機能付き)を買ってみたり、
いろいろ試してはいるのですが、
いかんせん、この激烈モーレツ(死語)な暑さのもとでは、
まさに「焼け石に水」。

ちなみに、今は、誰もいなくなった会社で書いています(笑)

ホントは、いろいろ書きたいと思う事もあるんですけどね…。

なので、気長にお付き合いしていただけると幸いです。

ちなみに、これから1ヶ月ほどは私用でもバタバタするので、
そういう意味でも滞るかもしれません。
秋に向けて、ネタを仕込んでいこうかな(気が早すぎ)

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2007年8月12日 (日)

ジャンクで「Canon 110ED」を買った

新宿駅前にある「アルプス堂」という中古カメラ屋は、
規模こそお世辞にも大きくないですが、
立地条件がいいので、新宿に立ち寄る際には
必ずと言って良いほど顔を出すお店です。
また、数は少ないながらもジャンクコーナーがあり、
これは、毎週顔を出しても置いてあるものが違う、
と言っても良いほど、品物がよく動くので、おもしろいです。

今日寄った際は、「OMズイコー50mm F1.4」
が3000円で置いてあったので購入したのですが
(レンズ根元にある取り外しボタンが、押された状態で戻ってこない。
レンズ自体はほぼ無傷、カビ無し、曇りなし)、
それともう1つ、シャレのつもりで買ってみたのが、
キヤノンの110フィルムカメラ、「110ED」です。
500円なり。

ホントに冗談のつもりで購入したのですが、
調べてみたらこれ、110カメラのくせに、
ピント合わせは二重像合致式!ライカかニコンSPか、
と言いたくなるような高度な仕様です。
また、絞り優先AEのEE機構も入っています。
試しにと、4SR44電池を買ってきて作動させてみましたが、
確かに、明るさの違うところへ向けてカラシャッターを切ると、
明るいところではシャッター速が早く、
暗いところでは遅いので、EEも作動しているようです。

少々レンズにカビが生えてましたが無事拭き取れましたので、
ちゃんと写真撮れそうです!

残念ながら、フィルム感度はISO80固定なので、
使えるフィルムは限られてきます。
80というのはなかなか無いと思うので、
1/3段ほど明るくなりますが、ISO100のフィルムで写す事になるでしょう。

わざわざ設計したという4群5枚、開放F値F2.0レンズの性能やいかに、
おそらく「最終進化系」のフィルムでどんな描写を得られるか、楽しみです!

*08年11月25日、URL修正。
ちなみに、KodakとAGFAは、(ひっそりと)110フィルムの出荷を停止した模様、また、
09年9月をもって、富士は110フィルム製造を終了予定・・・

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マンスリー検索ワードランキング

ブログを始めて2ヶ月(と少々)が経過。
先月の今頃に続き、今月もまたまた、
どんな検索ワードでこのブログに飛んできているのか、
調べてみました。こんな結果に。

  1. 鉄道公安官
  2. DNP
  3. フィルム
  4. CENTURIA
  5. 8039F
  6. 大垣夜行
  7. ホリデーパル
  8. 東急8000系
  9. 修理
  10. centuria

相変わらず「鉄道公安官」で飛んでくる人が多いです。
結構多くの人が、また見たいと思ってる、
って事なような気がしますね??
これはマジで、この傾向を東映に伝えるべきか、
って気がしてきました。

DNP、CENTURIA、フィルムといった「銀塩」なワードが多い、
ってのも嬉しい話しです。
まだ、ISO400のCENTURIAの試写が出来てないので、
さっさとやってしまわないと、と思いつつ。

東急の8000系(8039F)のアクセス数も相変わらず多いです。
そういえば、9000系のトップナンバー編成は、
東横線を離れて大井町線に移った、と聞きました。
あれ、8001Fはまだ写せるのかな…?
撮らなきゃいけない電車がいっぱい…@@@

7位に「ホリデーパル」ってのが気にかかります。
でも、これは、20系の「あの」ホリデーパル目当てなんでしょうか?
まぁ、ありがちなキーワードな気はしますが…。

9位の「修理」ってのは、何を修理しようとしているのか?
今の世の中、「メンテナンスフリー」が一般的で、
物が壊れても直さず新しいものを、って時代ですから、
逆に、直したいけど直せない、どこかで直してくれるところはないか?、
って事を調べている人が多い、って事でしょうか。
また、この厳しい世の中、もう製造したメーカーが潰れていて、
どこか代わりに直してくれる当てはないものか、
を探している人もいるかもしれません。

という事で言うと、僕が持っているサンスイのアンプ
「α-607XR」も、今のサンスイで直してくれるのか?、
ってのが気になります。
もう、昔のエンジニアはいないはずなので…。
あと、PioneerのDATも壊れてるから直さないとだし。
もう部品無いので直せません、って言われるかしら…orz

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2007年8月11日 (土)

舞浜で201系&尾久で489系、と…

今日は夏休みを取って会社を休んだので、
久しぶりに撮影に行ってきました。
残りの夏休みはいろいろ用事があるので、
またしばらく撮影は行けないかもしれませんので、
いろいろ回っていたら、疲れてしまいました(汗

で、最初は京葉線に201系を。

と、今日は、どえらい失態をやらかしてしまいました。
最初に降りたポイントで、さて、カメラを…、
と思ってバッグを覗くと…、

あ、60-300mmが入ってなひ

うひょ~、メインのレンズを忘れてきた…(泣

すると、どんな陣容になるかと言うと、

21mm
16-55mm
400mm

55mmの次は400mm。どうしろと言うのだorz

仕方ないので、今日は「400mm一本勝負」!
かなりの力業をやってしまいました。
一瞬、脱力のあまり、家に帰ろうとしてしまったんですけどね…
(それに、あまりに暑すぎたし。何リットル汗をかいたのか…)

※よって、今日の写真の機材は、すべて以下の通り。

PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX 400mm F5.6

まず、舞浜駅の上り方より、下り列車を。
(以下2枚、トリミング済み)

Imgp902301

まずは、205系一次型です。
山手線に投入された一次車5編成は、
窓の形が増備型205系と違うのですぐに分かりますが、
この写真からも、少しは分かりますでしょうか?

Imgp904001

で、肝心の201系です。
かつては、大阪エリアじゃないと拝む事のできなかった、
「スカイブルーの201系」、
その大阪エリアでは、延命工事の進捗によって
オリジナルスタイルが失われている事を考えると、
「古き良きスカイブルーの201系」を拝めるのは、
京葉線だけになった、と言えるのかもしれません。

京葉線をひとしきり終えた後は、
東北線・上越線の尾久駅の方に向かいました。

お目当ては、JR西日本の489系ボンネット車で運転されている
「ホームライナー鴻巣」を撮ること…、でしたが、
ホントは、夏至で日の入り時間が最も遅い、
6月末から7月頭に撮りに行こうと思っていたところ、
なかなか休みが取れず、ようやく写しに行けたのですが、
既に日は短くなり始めておりますので、
489系の方はかなり無謀な撮影になってしまいました。
口惜しい…。来年、リベンジはできるのかしら…

で、尾久の少し北、京浜東北線と合流するあたりの、
踏切から撮影をしたのですが、
三脚をたて、カメラをセッティングし、さて、アングルを…、
と思ったところに…、

Imgp904401

ひょ~、「北斗星」が走ってきたよ~!

この辺に来るのはもう5回目くらいなのに、
いつも「北斗星」の存在をコロリと忘れていて、
いざ、赤い機関車が視界に見えてからおおいに焦ってしまいました。
全く成長していない…

で、その後は、211系やE231を撮りつつ、
489系が来るのを待っていたわけですが、
途中、引き込み線を、DE10が入れ替え作業をしていた時、
それまで、オハ24なんかをちまちま入れ替えていたのに、
突如、引っ張ってきたその電車とは…、

Imgp906301

Imgp906401

「新々一号編成」!

…という呼び名はありません(汗
新御料車、E655系です。
しかも、6両編成って事は、ロイヤルカーも繋がっている…?
真ん中の、窓の大きい車両ですかね。
そもそも一号編成も見たこと無いのに、
こんなところでお目にかかれるとは!

とりあえず、これで目的は達したかもしれません(笑)

では、本編です。

Imgp908201

同じく「ホームライナー鴻巣」ですが、こちらは185系。
211系とのすれ違いも、今となっては「懐かしさ」を覚えますね。

Imgp909402

*ist Dsで、ISO3200で撮影したのはさすがに始めてです(汗
これでも、シャッター1/200秒、
RawShooterで現像する時も派手に露出補正して、
やっとこれですので、いくらデジタルでも、限界あるよなぁ…、
と思いました。まぁ、撮れたから御の字?

国鉄特急色の489系、しかもボンネット、
これが目の前を走っていくと、
「夢でも見てるのか?」という錯覚を覚えます。
身震いさえします。
かつて、新幹線が無い時代、東海道線の花形だった「こだま型」の姿を
こんにちまで伝える貴重な伝道者、
博物館に眠る過去の猛者たちよちも、貴重な存在だと思います。
「その日」が来るまで、見守っていきたいと思います。
と、撮影は難しそうですが…orz

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2007年8月 6日 (月)

*ist Dsを買おうと思ったあの日

「一眼レフも、いずれはデジタルの時代が」
なんて言い始めたのは、もう21世紀に入ってからだと思うんですが
(当時、ニコンやキヤノンが既にデジイチを作っていたが、
雲の上、というよりは星に手が届く程値段が高かった)、
気がつけば、そう思っていた数年後には、
PENTAXの「*ist Ds」を買っていました。
時に、西暦2005年。(「宇宙戦艦ヤマト」風に)

今は無き「有楽町Sofmap」の中をブラブラしている時、
フと手にしたこのカメラのファインダーを覗いた瞬間、
「あ、これなら、撮れる」と直感的に思いました。
それまで、デジイチに対して抱いていた観念が、
すべて吹き飛ばされる程のインパクトがありました。

なぜ、そこまでデジイチに抵抗を覚えていたのか。

2003年には、既に兄貴が、
キヤノンの「EOS 10D」を使っていて
(どうでもいいけど、「10」「10D」「D10」って、
紛らわしい名前をつけないでください、キヤノンさん)、
帰省時にさわらせてもらった事もあるんですが、
その時の印象は「うわ、こりゃ、たまらん」、でした。
僕は、EOS630、EOS5と歴代のEOSを使ってましたが、
どうにも、その感覚と違う「違和感」があったんです。
見た目はEOSでしたが、何か、手にしっくりこない。
カメラって、手先の神経と一体化しないと写真は撮れない、
と思っているので、
「こりゃ、作品の撮れるデジイチに出会える日は、
まだ先の事だなぁ」と思ったものです。
それが、2003年夏の話しです。

それが、*ist Dsは、手にした瞬間に、
何をすれば写真が撮れるか、すぐに分かる感覚がありました。
単純に写真を撮るだけじゃなくて、
プレビューの仕方、設定の変え方など、
もう、展示品を見ただけで分かる直感的操作性。
そして、ペンタプリズムならではのクリアなファインダー。
まぁ、これが一番の決めてだったと思いますけどね。

で、その場で衝動買い…、はしませんでした。
だって、高かったんだもん(汗
帰ってからじっくり、ネットで安いのを探し、
結局、新宿にある某カメラ屋(って、いっぱいありますけど)
のオンラインショップで購入。
ちなみに、店頭で買うよりも随分安く買えました。不思議な話です。

僕が、デジイチ欲しいなぁ、と思った理由はいろいろありますが、
やはり、当時住んでいた近くを常磐線が走っており
そこから103系が撤退する日が近づいていた、
というのが一番大きかったと思います。

それまで、ニコンのコンデジ「COOLPIX880」で頑張って撮ってまして、
これはこれでいい画が撮れるカメラで気に入ってたのですが、
いかんせん、TIFFを1枚記録するのに30秒!くらいかかるので、
非常にもどかしくて仕方なく、また、当然ながら
シャッタータイムラグなど一眼とは雲泥の差だったので、
きちっと作品を残すにはさすがに不十分なカメラでした。

で、*ist Dsを購入し、喜び勇んで撮影に行った際、
撮影したのが、この写真。

Imgp0023
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-FA 28-105mm F3.2-4.5 (85mm域)
1/350秒 F8.0 (ISO200)
JR常磐線 北小金-南柏間
2005年2月5日

なにせブランクが長いので
(「リバイバルつばめ」を写して以来の出撃だったので、
約4ヶ月ぶりの撮影。あれ、意外にブランクが短い?)、
ちょっとイマイチな感じの写真です。
でも、常磐線は難しいんですよ!なかなか撮れる場所がなくて。
ずっと、どこで撮るのがいいか、悩みまくってました。

ファイル名に「23」の数字があるので、Dsを買って、
23枚目に撮った写真、という事になります。
この頃は、まだカウンターとして役に立つ数字が出ています。
後に、電池が切れてリセットされ、
また、長期入院したら、逆に「7568」なんて数字になって戻ってきたりで、
今となってはまったく当てにならない数字となっていますが…。

2005年は、この調子で103系をあちこち撮って回りましたが、
2006年に入って103系が引退すると、
「次は東京口113系!」と頭では思っても体がついていかず、
矢吹丈よろしく「燃え尽きちまったぜ」と真っ白になり、
ほとんど撮影に行く事無く、Dsは眠る事が多くなります。

それが、再び「鉄道写真の鬼!」(?)と化すきっかけについては、
以前のエントリーで述べたところです。

ここ2週間ばかりは、私用でばたばたしていて、
またちょっとお休みモードになってますが、
千代田線から207系が無くなる前に写さないと!、
京葉線の201系も写さないと!、と目標だけは決まっています。
ただ、こうも暑いと、サンニッパを持ち歩く体力もなく、
また家でゴロゴロするようになりそうな予感も(滝汗

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2007年8月 4日 (土)

PC3200 1GB、4枚ください

暑いです。とにかく暑い。
朝起きてみたら、いつの間にかパジャマを脱いで裸に。
どうも、都会は必要以上に暑くてたまりません。
太陽だけでも充分に暑いのに、
人は多いし、下はコンクリーにアスファルトで暑さ倍増、
いったい今日だけでどれだけ水分を取った事でしょう。

そんな暑いのに、アキバに行ってきました。
PCのメモリ、以前は1GBと512MBを1枚ずつ、
計1.5GBで使ってましたが、
使っている最中にフリーズするようになり、
古い方の512MBがアヤシイのでは?、と思いはずしてみると、
なんて事無く動き始めた、という事は、
前にもエントリーで書きましたが。

で、1GBで稼働させていたわけですが、
普通にブラウズする程度ならなんて事はないんですが、
Photoshopを立ち上げて、ネガの画像を3200dpiでスキャンして
レタッチしようとすると、がりがりとHDDがスワップを初めてしまい、
以前なら一瞬で済んでいた事が1分とかそれ以上、かかるようになってしまいました。
うーん、500MBの違いは大きいんだなぁ、という事で、
メモリを買い増そうと思ったわけですが。

僕の使っているセルフメイドのPCは、
DDR(PC3200)のスロットが4つあって、
2つのスロットに同じ容量のメモリをいれるとデュアルチャンネルとなり、
メモリアクセスが早くなります。
1GBを4つのスロットに入れれば、
見かけ上は2GBで、しかもデュアルチャンネルとなれば、
写真のレタッチ程度なら全く問題なく利用できるはず、と思いました。

で、PC3200の1GBメモリを買おうと思ってたわけですが、
ネットの価格調査を見ると、毎週値段が下がっていくんですよ。
まぁ、DDR2の「暴落」に比べれば緩やかなもんですが、
それでも、1週間で200円くらいはコンスタントに下げ続けていたので、
ここ1ヶ月くらいじっと「その時」を待っていたわけですが。

もう5000円くらいまで下がったので、そろそろいっかな、と思い、

「すいません、PC3200の1GB、4枚ください。」

うーん、なかなか豪快な買い物だ(笑)
これが2万ちょっとで買えるんですから、ひどいデフレです、この業界。

ところが、です。ちょいと問題がありました。

XPの32bit版って、4GBのメモリを正常に認識できない事があるとか?

それを、買って自分のPCに入れてから気づきました。

4枚入れると、起動しない…(BIOSの後、画面左上でカーソルがチカチカ、で止まっている)

でも、2枚とか3枚だと、ちゃんと動く。

うーん、まさかこの時代、こんな問題に直面するとは…。
PC-98の時代は、制約だらけだったので、
事前に入念にチェックの上でアクセサリを買う癖があったんですけどね。
それを怠ると、このざまです。

仕方ないので、1GB×2枚をデュアルチャンネルにしてセット、
残りのスロットには、別途512MBを2枚買ってデュアルチャンネルにし、
合計3GB(実質は1.5GB)にして使おうかな、と思います。
残った2GBは、知り合いで欲しい人に譲るか、
これ以上暴落する前にアキバで売っちゃうか、と思っています。
一応、彼女のDELLに入れるつもりでいますが。

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2007年8月 1日 (水)

このコーヒーがうまい!

コーヒーが好きでよく飲みます。
レギュラーは自分で入れますし、缶コーヒーも好きです。
が、好きです、と言っていますが、砂糖と牛乳は必須です(笑)
甘党だから、という理由もありますが、
コーヒーの苦みと牛乳のまろやかさ、砂糖の甘さのコラボレーションって、
黄金率だと思いませんか?(と、誰とはなく説得を試みる)

缶コーヒーは昔から好きでよく飲んでいて、
中学校の時に「ジョージ」というあだなを与えられるくらい、
ひたすら「ジョージア」ばかり飲んでいた時代もあります^^

そんな缶コーヒーですが、あれこれと飲んでいると、
自然と、「どれが一番おいしいか」、というランキングが
頭の中に出来てしまいます。

以前に紹介した「MAX COFFEE」もかなり上位に来ますが、
ちょっと甘さが過ぎるかな?、という気もします(ちょっとか?、というツッコミはなし)

で、今のところ、僕の中で「最高にうまい缶コーヒー!」と言い切れるのが、
これです。

Mmc_melange

「M.M.C. Coffee Melange」
三本コーヒー コーヒーメランジェ)

※「缶」じゃなくて「ペットボトル」ですが、便宜的に「缶コーヒー」で押し通します。

こんなの、見たことあります?
実は僕も、これを売っている自販機は「1箇所」しか知りません(汗

具体的には、JR両国駅を降りて、「江戸東京博物館」方向へ向かい、
坂道になっている「動く歩道」を登り、少し正面に歩いていくと、
休憩所と、複数の自販機が並んでいるところに辿り着きます。
その自販機群の中に、「三本コーヒー」の商品が入っているものがあり、
そこに入っています。

正直、うまいです。かなりきてます。
ありきたりな表現になりますが、
「イヤミ無くも主張するコーヒーの苦みがあり(でもさわやか)」、
「牛乳ならではのまろやかさがあり」、そして
「苦みやまろやかさを消さず、しかし砂糖のうまさを味わえる甘さ」
が、それぞれに全く邪魔する事無く共存しているコーヒーです。
この完璧なバランスは、他のどんな缶コーヒーでも味わった事がありません。

なので、江戸東京博物館に行くときには、必ずこれを買って飲んでいます。

ちなみに、三本コーヒーのオンラインショップがあるんですが、
そこでは取り扱っていないようです…。
どこか、手近なところで「安定供給」できないもんかなぁ、
なんて思っています。会社は横浜みたいなので、
横浜方面に行くと、意外とメジャーなのかもしれないですね。

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