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2007年9月

2007年9月29日 (土)

楽器を買おうかとたくらんでいる

このブログではまだ触れていませんが、
昔、吹奏楽部にいたこともあり、
楽器を吹くのも、僕の趣味?の1つです。

小学4年生から大学院2年まではずっと吹いてたんですが、
就職してからは、どこかのバンドに所属するでもなく、
年に1度ほど、地元に吹きに帰ることがあるくらいです。
それも、ここ2年ほどはご無沙汰しているので、
今年に入ってからは、まだ一度も楽器を吹いていません。
ちなみに、トロンボーンという楽器を吹きます。
(あと、テューバというのも吹きますが、持ってません。デカいし高いし)

でも、たまに、無性に楽器が吹きたくなることがあります。
これは「病気」のようなもので、何ヶ月とか、何年かに1度の割合で、
押さえがたい衝動に駆られるのです。
その度に、楽器屋に行ったり、ネットで楽器の情報を見たりして
欲求を発散しようと試みます。

ちょうど今、約2年のブランクを経てそういう状態になってるんですが、
その衝動をGoogleにぶつけていたら、
中国製の安い管楽器を販売している会社のところにたどり着きました。

「喜望峰」という会社で、「Finale」というブランドの管楽器を販売しています。
実は、2年ほど前からその存在は知っていたんですが、
中国製の安物を輸入販売する会社、程度の認識で、
あまり注目はしていませんでした。

今回、久しぶりに目についたので調べていたら、
いつの間にか、プロ奏者まで出入りする店になったらしく、
当時にも増して繁盛している様子。

これは興味津々、ということで、今日、実際に足を運んでみました。

お店は秋葉原のほど近く、岩本町にありますので、
ヨドバシからでも歩いて5分ちょっと、という場所。
アロハの似合う社長以下、5名ちょっとの方がいらっしゃいました。
PCの並ぶデスクと、その横には楽器のリペアスペースが。

で、打楽器やギターなどもいくつか展示してありました。

事前にメールで相談していたので、
そこに書いていた、気になる楽器を、奥の倉庫からどんどん出してくれて、
それを次々に吹かしてもらいました。
ほとんど、練習をしにきたような状態でした(笑)

今日吹いた楽器というのが、そもそもヘンなものばかりで、

・ピストンバルブのF管アルト・トロンボーン
・Eb管アルト・トロンボーン
・ソプラノ・トロンボーン
・アルト・ホルン
・バリトン(フロント・ベル)
・トランペット(ロータリーバルブ)

といった感じ。

中でも、バルブのアルト・トロンボーンや、ソプラノ・トロンボーンなど、
どこのメーカーでも作っていないような不思議な楽器(珍品?)で、
すっかり「珍しいもの博覧会」を堪能、って感じになってました。
なんとも迷惑な客です。

僕がいいな、と思っていたのは、
コンペンセイティングシステム(音程補正式)を搭載した、
3本ピストンのバリトンで、これは在庫がなかったですが、
売れ筋の楽器なので、いずれ入荷する予定だ、とのこと。
それを、入荷したら試奏させていただこうと思っています。

また、これも不思議な、EbとFの切り替え式アルト・トロンボーン、
なんてのもカタログに載っていて、おそらく10万以下!で買える、
ということなので、これを注文して取り寄せようかな、ともたくらんでいます。
これは、いくらネットを調べても類似品が出てこないので、
中国で独自に開発された(編み出された?)楽器なのかもしれません。

ただ、「全く役にたたない」ところで、
「ロータリー・ミニ・フリューゲルホルン」というのもあり、
いわば、ポケットトランペットの「ロータリー・フリューゲル」版、
とでも言うべき楽器。これがまたかわいらしくて、
いつかは欲しいなぁ、でも、日本では売ってないしなぁ、
と思っていたものがカタログに載ってたので、
実はこれが一番欲しい、と思っています。正直なところ。

ところで、喜望峰で扱っている管楽器は、すべて「中国製」です。
社長曰く、中国には100以上!の管楽器製造メーカーがあるそうで、
それらが、海外からのOEMを受けたり、自社で海外に輸出したりと、
日本のメーカー以上に精力的に活動をしているようなんです。

でも、そのほとんどは「使い物にならない」レベルの劣悪品。
それらのメーカーに対し、社長はいろいろと指導を与えており、
日本でも受け入れられる商品を製造させた上で輸入しているそうです。

しかし社長は、それでも品質的には不十分だからということで、
自社でリペアマンを雇い、入荷した楽器を、いったんすべてばらし!、
場合によっては部品を作り直し!、再組み立てした上で販売しています。
しかも、アフターサービス体制も整っている、きています。
もし、楽器を注文して大陸から取り寄せるとすれば、
引き渡しできるまでに、約3ヶ月はかかる、とおっしゃってましたが、
そこにはそういう理由があるわけですね。

単に「安い!」だけを売りにせず、ちゃんと「使える」楽器を届ける、
という姿勢が評価され、プロ奏者も出入りする店になったということで、
やはり、楽器吹きはそういうところをみているもんだなぁ、と思います。

ちなみに、楽器そのものの善し悪しに関しては、ここには書きません。
なんせ「半引退状態」の人間が、適当に吹いた感想を書いても、
な~んの価値もありませんので…。
ただ、「安かろう悪かろう」ではないことは確かです。
アマチュアレベルなら、そもそも、アメリカやヨーロッパの高価な楽器を吹いても、
その真の価値を理解しきれない事も多いと思います。
むしろ、体力的に欧米の楽器は辛い事もありますし、
それに、欧米製でも「当たり外れ」はあります。
欧米至上主義をいったん捨ててみると、新しい世界が広がるかもしれませんね。
ただ、今の世の中は、「チャイナフリー」ですから、ちと微妙かもしれませんが…。

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2007年9月27日 (木)

ごっさんin北海道鉄道記念館

もう既に過去の話しになりつつあるごっさんin北海道。
個人的に「あそこに行きたい!」というところは一箇所しかありませんでした。
かつての「北海道鉄道記念館」、現在の小樽市総合博物館です。

まだ、ここに手宮線の終着駅・手宮駅があった頃、
北海道の鉄道史を飾る名車を集めた博物館として、
北海道鉄道記念館は開館しました。
その後、手宮線の廃止、「小樽交通記念館」への改組などを経て、
現在は小樽市の博物館の1つとして運営されています。
(かならずしも、運営が順風満帆ではない、という事でもあります)

思えば13年前の春、当時高校2年線だったごっさんは、
修学旅行で北海道へ初めて足を踏み入れました。
千歳、支笏湖、洞爺湖、定山渓を経て、小樽へやってきたごっさんは、
当然、鉄道記念館へ行かねば!、と思ってましたが、
当時は、北海道鉄道記念館が閉館し、小樽交通記念館に移行する過渡期、
すなわち「閉園中」。がっくり肩を落とした事をよく覚えています。

数年前には、その小樽交通記念館も来客者減で閉園ときき、
夢半ばにて散る…、と思ったのですが、三度蘇った事を嬉しく思います。

…が、やはり経営的にキビシイのでしょうか、
展示されている車両はどれも腐食が激しく、見ていて辛くなるほどでした。

※写真は、すべて「Olympus PEN-F」「G.Zuiko 40mm F1.4」で撮影。

070912_02a

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070912_10a

そもそも、すぐ横に海があるという立地に鉄道博物館を作る、
という事自体にかなり無理があるとは思うんですが、特にスユニ50やキハ80など、
かなり悲しくなるような状態で、かつての栄華もどこへやら、という感じです。

とはいえ、一部の車両はキレイに整備された後のようにも見受けられましたので、
恐らく、ボランティアの方が、順番に整備されているのであろう、と勝手に予測しています。

ちなみに、一番の目玉といえば、現金輸送車「マニ30」で、
これこそが鉄道記念館を代表する展示車両ですが、
いい写真が無かったので、今回写真の掲載はありません。
一番肝心のが抜けててすいませんorz

などといろいろ愚痴っぽく書いてしまいましたが、
往年の名車にたっぷり触れる事ができ、とても有意義な時間を過ごす事ができました。
今後も、たくさんの人に「古き良き北海道の名車」の良さを伝えて欲しいと思っています。

※後から、三笠にも鉄道記念館がある事を思い出した…、
また北海道に行かないと!

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2007年9月25日 (火)

福田内閣、初日の官邸

溜池山王のココイチで晩飯を食べながら、フと、
「あぁ、今頃、隣の建物は大忙しだろうなぁ」
と思いました。

隣の建物とは、首相官邸です。

※ココイチはこの辺。正確には「隣の隣」?

新しい「家主」が決まったばかりの官邸は、意外に暗かったですが、
周りは警官や白バイがいっぱい。
写真を撮るのもはばかれる雰囲気でしたが、目を盗んで1枚。

070925

※ここまで暗いと、さすがにノイズが出ます→W53CA

新しい内閣は、ボスを除けば、多くの閣僚が留任し、目新しさはありませんでしたが、
そもそも、安倍改造内閣は、マスコミはいろいろと言ってましたが、
意外に真っ当な顔ぶれかもな、と思っていたので(ボスだけは、どうかと思ってましたが)、
正しい選択だったのでは、と思います。
また、どうも「ミリタリーマニア」のように思われがちな石破氏の防衛相復帰については、
もっとも正しい決断だったと思います。
軍事全般の知識が深いばかりでなく、「防衛」のなんたるかを熟知し、
決して「軍事」に傾倒する事のないバランス感覚も持っています。
特措法への対応に、どんな手腕を発揮するか、期待です。

さて、今回の改造内閣で、官房長官が与謝野氏から町村氏へ引き継がれました。
個人的に、与謝野氏の語り口が好きだった事から
(その点がどうも、某A新聞はお気に召さなかったようですが)、
スポークスマンである官房長官は適任か、と思ってたので
(有事の際に辣腕をふるえるのかどうかは未知数なのですが)、
たった1ヶ月でのメンバーチェンジは、とても残念でした。

で、与謝野氏の事を調べていてビックリしたのですが、
なんと、趣味が「PCの自作」らしいんですよ!
しかも、OSはLinuxまで使いこなすというので、かなりの玄人です
(多分、僕でも太刀打ちできないと思う…!)。

このインタビューを読んでいただければ、
ただ者ではない事が一目瞭然です。

ある意味、「漫画大好き!」を公言する麻生氏よりも、
もっと「アキバな人」な気がしますね。二頂点あたりにも出没するようですし!

…実は、麻生・与謝野ラインは、「アキバ包囲網」だったんですね(爆)

ITの時代と言われるこのご時世、
こういう「電脳の世界」のなんたるかを、知識ではなく「素」で心得ている人が、
内閣という重要な組織の中にいる方が心強いと思うので、
返す返すも、官房長官の座を去られた事を残念に思います。

今後の活躍に期待したいところです。

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2007年9月22日 (土)

W53CA in Hokkaido

今回の北海道旅行では、
メインのカメラとして「Olympus Pen F」を持参したわけですが、
標準レンズが40mm(35mm判換算で60mm、デジイチと同じですね)という事で、
広角で撮りたい時には不利でしたし、
そもそも貴重なカメラなので、布ケースに入れた状態でカバンに入れていたので、
いざ、まさに今、という写真を撮るのにはさすがに不向きです
(露出やピントもマニュアルですしね)

という事もあり、今回は、先日機種変した「Exilimケータイ」こと、
auのW53CAのカメラが役にたちました。

以下に、3枚の写真を載せてみました。
まず、札幌市電の「すすきの」電停にて。


Ca390042

Exifによれば、1/7秒というスローシャッターですが、
手ぶれ補正が効いているのか、あまりブレは感じません。
尾灯がかなり滲んでたりしますが、これだけの悪環境下で、
ケータイのカメラでこれだけ撮れるのは、驚異と言って差し支えないでしょう。

また、小樽の鉄道記念館(と、今はそういう名前ではなく「小樽市総合博物館」。
タクシーの運ちゃんに「お客さん、知ってる人だねぇ。懐かしい響きだねぇ」と感心された)
にて撮影した2枚を紹介。

Ca390055

オハフ33(だったかな?)の窓辺の、いたずら書き。
1983年という年号に、当時の青少年たちの甘酸っぱい思い出が封印されているようで、
今回、鉄道記念館で特に感銘を受けたところです(変な所に感心している)

Ca390066

本館内部に展示されている「しづか」号です。
丁度、テレビ局?が取材に来ていたので、ライトのおかげでかなり明るくなっています。
それでも、ちょっとぶれてますかね。
500万画素もあると、細かいところまで描写されるので、気が抜けません。

小樽の写真などはPENでも撮っているので、また新たにエントリーを立てようと思います。
今回は、W53CA特集、という事で。

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2007年9月19日 (水)

DVDドライブ考

無事、妻(さい)の「DELLから抜き出した部品を流用した」PCのセットアップが完了した。
竣工記念?で、今日は、そのPCから書き込みしている。
すでに枯れたCPUと思われがちなハイパー・スレッディングのPentium4
(しかも、廉価版として追加投入された、しかもSocket478な2.4EGHz)だが、
その動作は非常に快適かつスムーズである。
まぁ、ブラウジングするだけなら、
PentiumIII 1GHzもあれば、充分すぎるくらい充分なのであるが。

しかし、このPC、まだ組み立ては完了していない。
光学ドライブが仮設なのだ。
手元に余っていた、PioneerのDVD-103S
(かつてはPioneerのアイデンティティだったスロットインDVD-ROMドライブ)を、
セットアップ時には接続していたのだが、
今回買ったケースがlowprofileなPCIを用いるような薄型なもので、
電源はケースに付属の特殊サイズ、
これが5インチベイのスペースをかなり圧迫している。
まぁ、このDVD-ROMの奥行きが、存外に深いのも確かだが…。

なので、今度の週末あたりにも、
アキバへ行って、奥行きの浅いDVD-Rドライブを購入してから、
すべての外科手術?は完了、と相成るわけで、
現在は、まだ蓋を閉じていない「むきだし」のままの仮営業中である。

奥行きが浅いDVD-Rドライブを物色してみると、
ほぼ、日立LG製のドライブしか選択肢がない。
選択肢がないとなれば、この中から良さげなのを選んで買うしかない。

少し前(去年の今ごろなど)であれば、
奥行きが浅いDVD-Rドライブと言えば、
まず間違いなく、プレクスターの「PX-7**A」を選択したであろう。
また、寝床PCとして現役の古いVAIOには、
TEACの(おそらく最後の)自社製造ドライブ「DV-W516E」を導入し、
これもかなり浅い奥行きのドライブで、焼きも安定していて気に入っているのだが、
どうも、製造はすでに終了しているらしい。
せめて、これの売れ残りでも、アキバにあれば…、無理かな…。

もともと、DVD-Rに関しては、断じて「プレクスター党」であった。
なので、今年頭の「コンシューマーDVDドライブ事業から撤退」のニュースには、
心底驚いたし、愕然とした。
運の悪いことに、もう市場からプレクスターのドライブが(ほぼ)姿を消した今になって、
マイPCの光学ドライブとして使っているPX-712Aが不調になった。
まだ詳細は確認できていないが、すでにメーカー修理が終了している機種なので
(まだ購入して3年も経ってないんですが…)、故障を確認すれば、
別のメーカーのものを買わざるを得ないだろう。まったくガッカリである。

ちなみに、CD-Rの時代は、断じて「ヤマハ党」だったので、
やはり、同様のガッカリを経験している。
最後のCD-Rドライブとなった「CRW-F1」の外付けSCSIモデルを駆け込みで購入し、
かなり大事に使ってきたが、やはり、半年ほど前にディスクをマウントしなくなり、
そのまま引退と相成った。
(が、今ヤマハのサイトを見ると、まだ修理受付しているらしい。直してもらおうかな…)

CD-RにしてもDVD-Rにしても、最終的には、
大量生産で価格を下げるだけの底力のある大企業じゃないと生き残っていけないんだろうな、と思う。
ヤマハもプレクスターも、「値段は高いしラインナップも少ないですが、
品質と独自性と技術力だけはどの会社にも負けません」的なスタンスで支持されてきたが、
韓国や台湾、そして日本の大企業が「大量生産で安く、品質も負けない」
ものをガンガン作るようになれば、もはや太刀打ちはできない。

※まして、大企業の大量生産は「家電用=HDDレコーダ用」などを含む。
それがあるのと無いのとでは、大違いだと思う。

かといって、大企業にしても、SONYはNECとくっつくし、LGは日立とくっつくし、なので、
必ずしも楽に商売をしているわけではない。なんとも厳しい世界である。

DVD-Rドライブメーカーとしてかなり強い支持を受けているPioneerでさえ、
どうもドライブ事業は厳しい運営を強いられているらしい。
プレクスター亡き後は、Pioneerだけが頼りか、と思っているだけに、
ここでなんとかもってくださいますように、と願うばかりだが、
ひょっとして、僕が使うドライブのメーカーは傾いていくとか…?

目下、アキバではLGとPioneerのドライブを1台ずつ購入する予定。
何かの拍子で、プレクスターの在庫品が出てこないものか、と願いつつ…。

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2007年9月17日 (月)

DELLのPCを修理(途上)

祝日ですが、会社で仕事しています。
作業用PCがゴリゴリとエンコードしている間はPCにさわれないので、
こうしてブログを書いています(と、言い訳がましい)

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北海道へ出発する前日の夜、
用意でバタバタの最中、
妻(と書いて「さい」と読む。古典的?)の使っているDELL君が
突然起動しなくなりました。
「IDEデバイスを探しています」?か何かのメッセージでストップ。
BIOSを起動しようと思っても、その前に出てくるので、
手出しのしようがありません。マザボ故障の線が濃厚。

あれこれ悩んでも仕方ないし、まして、
サポート体制にはいろいろ問題アリと言われるDELLなので
(少なくとも、僕の身の回りには、かなり被害者が多い)、
この際、僕が自力で修復する事にしました。

マザボはご臨終のようでしたが、HDDやCPUなどはピンピン。

まずは、HDDからメールなどのデータをサルベージ。

CPUはHTなPentium4 2.4GHz(Socket478)、
メモリはPC3200の512MBが2枚(先日増設したばかり。
実は1GB×2も余っているので、それに再換装の予定もアリ)、
HDDはIDEな80GB、といったところ。

※CD-R/DVD-ROMのコンボドライブだけは、
ノートPC用のスリムサイズで、わざわざアダプタを買うくらいなら、
という事で、PioneerあたりのDVD-R/RW/RAMに交換予定です。
僕のPlextorも挙動不審なので、一緒に交換かな…。

既に世の中は「Core 2 Duo」で「DDR2」で「SATA」なご時世ですが、
つい2年前までは、これが標準的スペックでした。
妻(さい)の用途を考えれば、これでも充分という事で、
折角なので使い回す方法を考えます。

が、出鼻からくじかれっぱなしでして。

既に世の中はLGA775な時代なので、
ホントは、miniITXなカワイイ筐体のベアボーンでも、と思ったら、
そんなものはとっくに世の中から姿を消しておりました。

じゃあマザボ、と思っても、やはり見渡せばLGA775か、Socket479。
さて、どうしたものか、とアキバをグルグル回ってましたら。

あるもんですねぇ。じゃんぱらに、「恐らく最終入荷」という、
Socket478なmicroATXの新品マザボが入荷していました。
ASRockの「P4i65G」というものです。
未体験のメーカーでしたが、選択の余地なし、という事で、昨日購入。

で、ホントは、昨日のうちに初期不良確認をするつもりが、
DELLのCPUに被さっていたクーラーは独自規格で装着できず、
仕方ないので、今日、仕事帰りにヨドバシで買って帰り、
今晩、動作チェックとOSのインストールなどをする予定です。
その際、妻(さい)が選んだケースも一緒に購入します。

DELLは、いろんな部分が独自規格で、使い回しが聞きません。
よく、DELLのPCに使える電源をアキバに探しにくる人がいて、
店員さんも困る、という話しを聞きます。
かといって、DELLのサポートにTELしても、電源だけ売る、なんて事はしません。
いくら安くても、融通が利かないのは、やはり困りものです。

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にしても、アキバは移り変わりの早い街です。
僕が出入りするようになったのは、上京してからなので、2002年の春から。
当時は、SCSIのデバイスやケーブルを購入しようと思っても何の不自由もなく、
どこの店に行ってもありましたが、2005年の段階では、かなり「絶滅危惧種」でした。
その代わり、10GB以上の10,000rpmなUW-SCSIのHDDを、
相当な安価で入手できるようになったので、いくつか購入した覚えがあります。

そして今回も、Socket478関係のグッズを探すのに苦労しました。
こうなると、今家で使っているSocket370なVAIOが壊れた時、
修復グッズを探し出すのも苦労しそうな予感がします。

まだSocketAなAMDのCPUを使っていた頃、
もっとクロックの高いのに換装しよう、と思って物色に行ったら、
新品はおろか、中古も皆無でガックリした、という経験もあります
(当時は、既にSocketAM2の時代に入ってましたので)

需給の関係がかなり明瞭に出ているんでしょうね。
アキバに来るようなお客さんはLGA775世代じゃないと見向きもしないだろうし、
メーカーとしても、売れないものに投資する余裕もないでしょうから、
アッという間に姿を消すのは、当たり前といえば当たり前ですが、
あまりの時代の移り変わりの速さには、さすがに辟易とします。

結局、PCに関係しているうちは、
OSを作っている会社と、
CPUを作っている会社の意向や方針に、
ユーザーは左右される、という事ですね。
素直に、長いものに巻かれるのがいい世界かもしれません。
僕のような天の邪鬼には辛い、という事です(笑)

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ごっさんin北海道

9月9日から、13日まで、北海道に行ってました。

いわゆるひとつの「結婚式」「新婚旅行」というやつです。

仕事の合間の平日だった事もあり、
かなりタイトなスケジュールの旅行となりました。
光陰矢のごとしとは申しますが、ホント、一瞬の出来事でした。

向こうにいる間は、そうは思わなかったのですが、
振り返ってみると、もう過去の美しい思い出として彩られていて、
それはそれで一抹の寂しさも覚えます。

いろいろ書きたい事はありますが、まずは、思いつくままに。

今回は撮影旅行ではないので
(というか、僕の場合、旅行=撮影旅行、という方が普通で、
そうじゃない旅行、という経験自体がほとんどないんですが)、
荷物を極力減らすためにも、カメラは必要最小限で、と思ってました。

で、選択したのは、Olympusの「Pen F」です。

以前、随分久しぶりに使ってみて、その実力に改めて感銘を受け、
充分戦力になると判断。
一応、2本のレンズを帯同しましたが、
実質は標準レンズ1本(G.Zuiko 40mm F1.4)での撮影行となりました。

※しかし、随分後半になってから、
室内など暗い場所での露出計の使い方を間違っていた事に気づき、
前半の、かなり大事な写真のほとんどを撮れてなかった事から、
やはり早計だったろうか、とガックリもしているのですが…。
まぁ、そちらは兄が撮っていたのでなんとかなっている事であろう、
と楽観視しています。

フィルムは、前回はDNP CENTURIA 200でしたが、
富士の方が合いそうな気がしたのと、
より粒状性の良さそうなものを、と思い、
REALA ACE」を選択しました。
REALAブランドのフィルムを使うのは、恐らく10年ぶりくらいです。
(ACEになってからは、始めてです)

元々、彩度が高めで気持ちいい発色をする富士のフィルムと
(日頃、そんな発色が相容れず、コニカやDNPを使っているわけですが)、
「オリンパス・ブルー」の異名を持つズイコーの組み合わせですから、
さぞ素晴らしい描写をしているだろう、と思いましたが、
期待に違わぬ素晴らしい色が出ておりました。

070911_20

この深い色は、いつも使っているSMCではさすがに出ない気がします。

ここは、ゴルフコースとして名高い「ニドム」の敷地内で、
北欧を思わせる広大な自然(一部人工なれど)が広がっていて、
非常に心が洗われました。この写真に写っている赤とんぼも、
この後、僕の指先や肩に何度も留まってくれました。

北海道の動物たちは穏やかなようで、東京にいるワンコやニャンコとは、
ちょっと顔つきが違うような気がします。

070912_18a

070912_21a

ワンコは「北海道犬」だそうで、シバと顔は似てますが、
ちょっと体が大きくて、パッと見ても「あれ、シバワンコじゃない…?」と分かりました。
あんまりかわいくて、頭をなでようとしたら、飼い主さんに「この子、噛むから」、と。
…そんな顔には見えなかったけどなぁ。終始、にこやかに笑ってました。

ニャンコは、旧手宮線跡地の柵の上でスヤスヤとお昼寝でした。

北海道の写真は、今後、少しずつご紹介してまいります。

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2007年9月 8日 (土)

秩父鉄道に行かねば!!

私用にて約1週間、ブログの更新ができません。
あしからずご了承ください。

…という業務連絡ブログを書こうと思っていたわけですが。

それどころじゃないですよ!

秩父鉄道の1000系(旧国鉄101系)が、

オレンジバーミリオンに!!

中央線だ!武蔵野線だ!大阪環状線だ!

しかもしかも、

10月からは

スカイブルーも!!

11月からは

カナリアイエローも!!!

これをアナタ、コーフンせずにいられますか!

今年のターゲットはこれで決まりです!!

…本当は、来週は結婚式&新婚旅行です、という方が
断然大イベントのはずなのに、それをも上回るこの大事件、
なんて言うと、妻(さい)に怒られそうです。コワコワッ

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2007年9月 3日 (月)

名字が違った

今日、区役所に戸籍を作りに行ったのですが。

役所の人に、とんでもない事を言われました。

あらかじめ提出していた書類と、親の戸籍謄本の写しを手に、

「書類に書いていただいている名字が、
謄本に載っている字と違うので、直しておきますね。」

はい~~~!!!???

ど、どういう事ですか!?、と聞いてみると、
微妙に、「藤」の字が違う、と。すなわち…

Fuji_fuji

なんと!我が家の名字は「異体字」だったのです!

よく、「さいとう」の「さい」の字とか、
「わたなべ」の「なべ」の字が、
常用漢字と違うもの、という事がよくありますが、
その「藤」ヴァージョンだったんです。
驚き!30年目の真実!(汗
うちの家族は知っているんだろうか…。
知らぬは僕ばかりなり、だったりして(涙

ちなみに、「藤」の字の異体字は、こんなに種類があるそうです

「常用漢字じゃない人は大変なんだろうなぁ」
と人ごとのように思い続けて30年、
まさか、自分がその立場にあるとは夢にも思いませんでした。

今後は、ハンコも全て特注ですな。トホホ…。金がかかりそう…。

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