名字が違った
今日、区役所に戸籍を作りに行ったのですが。
役所の人に、とんでもない事を言われました。
あらかじめ提出していた書類と、親の戸籍謄本の写しを手に、
「書類に書いていただいている名字が、
謄本に載っている字と違うので、直しておきますね。」
はい~~~!!!???
ど、どういう事ですか!?、と聞いてみると、
微妙に、「藤」の字が違う、と。すなわち…
なんと!我が家の名字は「異体字」だったのです!
よく、「さいとう」の「さい」の字とか、
「わたなべ」の「なべ」の字が、
常用漢字と違うもの、という事がよくありますが、
その「藤」ヴァージョンだったんです。
驚き!30年目の真実!(汗
うちの家族は知っているんだろうか…。
知らぬは僕ばかりなり、だったりして(涙
ちなみに、「藤」の字の異体字は、こんなに種類があるそうです。
「常用漢字じゃない人は大変なんだろうなぁ」
と人ごとのように思い続けて30年、
まさか、自分がその立場にあるとは夢にも思いませんでした。
今後は、ハンコも全て特注ですな。トホホ…。金がかかりそう…。
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コメント
内藤様
すいません、レスが遅くなりました。
よくまぁ、謄本のあの小さな文字を見て違いに気づいたなぁ、
と、さすが役所で戸籍を扱っている人は目ざといな、と感心した次第です。
以来、仕事でも、人の名前の漢字には特に注意するようになりました。
投稿: ごっさん | 2017年11月 4日 (土) 23時30分
突然失礼します。
私もこの前パスポートの更新に行った際に受付の人に同じことを言われました。虫眼鏡で藤の字を見て「これで合ってますか?」と聞かれましたけど、合ってるか間違っているかも知らないですよね(笑)
投稿: 内藤 | 2017年10月 1日 (日) 17時51分
sato様
すいません、返信を滞らせておりました。
自分の名前が実は異体字だった、と知ってから、
人の名前のちょっとした違いも気になる(気にする)ようになりました。
ある人は、はしごだかの「高」のはずなのに普通の「高」と書くので、
なんで、と聞いたら「めんどくさいから」という回答(笑)
まぁ、電脳の時代、機種依存文字だと言われてしまうと、
そういう簡略化をしても仕方ないと思いますが。
今後、異体字は廃れて減っていくかもしれないですね。
投稿: ごっさん | 2015年5月 8日 (金) 00時51分
同じく!私は34年目にして始めて知りました!
はずかしくて誰にも言えないと思っていたのに、偶然にもこちらの記事を拝見し、大変立派だと思いました。
そして同じような方がいてうれしいです!(笑)
投稿: sato | 2015年3月28日 (土) 15時13分
すげー!
30年経って知るって、なんか「意味なく驚く感覚」があるよね。
例えばその驚きに対して「何がそんなに?」って言われると
「うーん、心がビックリしてるから驚いた状態?」みたいな。
…感動、にも似た感じ? …あってる(笑)?
投稿: みー | 2007年9月27日 (木) 21時07分