上越・会津に行ってきました!その1「キハ52に出会いました篇」
本来なら、C57「ばんえつ物語号」から書き始めるべきところですが、
思いもよらなかった出会いがありましたので、まずはその事から。
24日(土)、新潟入りした我々夫婦は、
新潟名物?の「ソースかつ丼」に舌鼓を打った後でホテルにチェックイン。
大きい荷物を置いた後、白新線のE127系に乗り、新発田(しばた)へと向かいました。
奥さんが、古い建物なんかが好きなので、それを見学に行ったわけです。
※「清水園」という、江戸時代の屋敷の庭園です。
こういうところ。
しかし、新発田に着くやいなや、バケツをひっくり返したような土砂降りでビックリ!
日本海側は豪雪、と聞いてましたが、豪雨とは聞いてないぞ〜。
※そんな豪雨の中、こんな保存機関車を発見。
「D51 512」です。
と思いつつも、
庭園は雨のおかげで湿ってたので(上の写真のように)むしろいい雰囲気で、
すぐ隣にある「足軽長屋」(これがかなり貴重)もとても興味深く、
短い滞在時間でしたが、歴史探索を堪能いたしました。
(時間があったら新発田城へ行くつもりでしたが、タイムアウト…)
さて、ぼちぼち新潟市内へ戻りましょうか、と、新発田駅で白新線の115系に乗車。
あと3分くらいで発車かな、と思いながら車窓を眺める。
気動車が入線してくる。
国鉄一般色のキハ52。
…
…
…
…
なんですと〜!?
慌ててW53CAをカバンから出して猛ダッシュ!
間一髪で撮ったのがこの写真です。「キハ52 122」です。
※W53CAじゃなくて、*istDsを持って走るできだった、とちょっと後悔…
予想だに出来ない巡りあわせに、新潟初日早々から興奮しつつも、
市内に戻って晩飯を食べ、万代橋方面を散歩した後、
新潟駅に寄ったついでに改札の中を覗いてみると…、
またまた!
国鉄一般色のキハ52!!
今度は「127」でした。
しかも、後ろには国鉄急行色のキハ28まで…!
昭和40年代はこんなだったんだろうか、と遠い昔にタイムスリップ。
まさか、1日に2両もの国鉄色キハ52に会えるなどとも思わず、
あまりの出来事に我を忘れました。
そして、巡り合わせとは続くもので、
翌25日(日)も、「ばんえつ物語号」の車中より、
今度は新潟色のキハ52 120にも遭遇。
にしても、2日で3両ものキハ52に遭遇する、という偶然。
しかも、偶然は、それだけじゃないんです。
24日、行きがけの「とき」の車内。
僕は、トンネルの多い上越新幹線だから、
本でも読んでようか、と思い、かばんに1冊の本を忍ばせてました。
先日買ってた、『鉄道ピクトリアル』の別冊、
「アーカイブセレクション13 国鉄の気動車1950」です。
僕は、上越新幹線の中で、キハ52をはじめ、
キハ10系やキハ20系、電気式気動車の事などを、
さんざん読んでいたのですよ!
また、これは今日知った事ですが、
盛岡方面のキハ52が引退するという事で、
特別列車「栄光のキハ52」号が、4連で運行されていたそうなんですね。
それも、同じ日、11月24日、僕が、新津のキハ52と出会ったその日の話し。
全く不勉強なごっさんは、そもそも、
新津にキハ52がいる事を知らず、盛岡だけだと思ってました。
で、その盛岡車が、そろそろ引退、という事はかすかに知ってましたが、
まさか、あの11/24、僕が新発田や新潟で出会ったその日に、
盛岡の線路上で引退をしていたとは・・・
割と「因縁」を大事にするごっさんですが、近年にない偶然が、
11/24の1日に重なっていた事になります。
これまでキハ52とは全く縁のなかったごっさんですが
(多分、会った事がないはず。山陰方面ですれ違った可能性はあり・・・?)、
11/24の偶然と因縁は、これから先も、
ごっさんの記憶に留まり続ける事でしょう。
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