秩父鉄道で101系を狙う
今週は、徳島から、gochi-zohこと兄貴が遊びに来てましたので、
1日会社をお休みして、秩父鉄道まで撮影に行ってきました。
目的はもちろん、中央線色のオレンジバーミリオン等、
国鉄時代の塗色を復元して走っている、1000系こと、旧国鉄101系を写すためです。
※結婚式直前のエントリーで、
なんとしても写しにいかねば!、という決意を述べています。
残念ながら、僕が写しに行った19日(火)は、
オレンジの101系だけが走っており、
イエローとブルーはお休みor少なくとも、写していた上長瀞付近には現れず。
しかし、翌20日(水)、兄が一人で再度撮影に行くと、
イエローも走っていた、との事。
その写真は、次回のエントリーででもご紹介するとして。
今回は、上長瀞-親鼻間の、「秩父鉄道と言えばここ!」とでも言うべき、
荒川橋梁にて撮影(地図)、なので、どこかで見たことあるような写真ばかりかも?ですが。
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/400秒 F8 (ISO200)
秩父鉄道 上長瀞-親鼻間
2008年2月19日
まず、到着してすぐは、橋の東側から狙いました。
こちら側は、すぐに影になってしまうので、
早めに家を出て写しに来ましたが、
残念ながら、国鉄色の101系は来ず・・・。
その代わり、秩父鉄道色(や、急行、三田線など)は撮影できました。
とても「あの」荒川とは思えない綺麗な水で(笑)、
超ローアングルから、むしろ川をメインにて撮影。
こういう時に、大股を開ける三脚は便利です。
また、久しぶりに「伝家の宝刀」、PENTAXの21mmにて撮影しました。
昼前から、逆サイドに場所変更。
川岸に、大きな岩場があったので、その上に昇ってみました。
で、何枚か写していると、ついに、お目当ての「中央線」が!
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 (18mm)
1/320秒 F8 (ISO200)
秩父鉄道 上長瀞-親鼻間
2008年2月19日
オレンジの101系は、
大阪の桜島線に撮影に行ったのを最後に、
もう二度と見る事は出来ないだろう、と思ってましたので、
ファインダー越しにも、走り行く101系を見て、胸の高鳴りを覚えました。
これが三峯口行きの各駅停車だったので、
きっと折り返して戻ってくるだろう!、と期待して待ってましたが、
結局、この日は、この1本のみ・・・。
さて、午後からは、また更に西の方に移動、
橋を渡って対岸からの撮影です。
坂道がやたら凍ってて、危うくコケそうになりながら、
河原の良さそうな場所を探し、かなり川に近いところに三脚を立てました。
また、線路からはちょっと遠い場所を選びました。
というのも、「お気に入りレンズ」である、
FUJINON 55mmを久しぶりに使いたかったので、
55mm(35mm判換算で約77mm)の焦点距離で、かつ、
川や山などの景色を織り込める構図を狙いたかったからです。
まずは、横長の構図で、秩父鉄道名物
(にして、先日事故を起こしたばかり・・・)の鉱石貨物から。
PENTAX *ist Ds
EBC FUJINON 55mm F1.8
1/500秒 F8 (ISO200)
秩父鉄道 上長瀞-親鼻間
2008年2月19日
こういう構図の写真を狙いたくて、
きっと、夏休みとか、C58「パレオエクスプレス」を写すために、
多くのファンがこの河原に来るんだろうなぁ、と思いつつ。
そしたら、車で、違うファンの方もやってきて、
僕の傍らに三脚を立てて撮影を始めました(しかもご夫婦?で)。
やっぱり、有名ポイントなんだなぁ、と。しかも、ど平日ですしね。
さて、だいぶ夕方、そろそろ諦めて都心に帰りますかね、
という、この日最後のショット。
PENTAX *ist Ds
EBC FUJINON 55mm F1.8
1/320秒 F8 (ISO200)
秩父鉄道 上長瀞-親鼻間
2008年2月19日
赤くなり始めた太陽の光を浴びて、サイドがキラリと光るステンレスの車両は、
以前は都営地下鉄三田線を走っていた6000系、現在は5000系です。
いつの間にか、三田線の電車が新しくなっているなぁ、って思っていたら、
古いのはこんなところを走っていました。
のどかな山奥を走る、コルゲートがまぶしい銀色の電車、
不思議と、風景に溶け込んでいるように感じるのは気のせいでしょうか?
写真の事はともかく、
綺麗な空気と水に囲まれ、ボーッとのびりできる一日でした。
どうにも、田舎の人間には、こういう環境がたまらなく嬉しいものです。
でも、切符が万券で買えなくてあたふたしているところに、
都会に毒されている自分もかいま見えます(笑)
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コメント
とりあえず、秩父鉄道編のエントリーはアップしただよ。
なかなか秩父鉄道まで足を運ぶのは大変なんだが
(時間も、お金も)、
こうしてオレンジの101系が撮れたので、至極満足。
ちなみに、SO905iCSの待ち受けにしてたりするvv
7004Fが拝めるのも、あと1ヶ月だなぁ。
今度はまた、小田急に照準をあわせるとしよう。
投稿: ごっさん | 2008年2月27日 (水) 01時43分
まさかこうして本当に撮りに行けるとは思ってもみなかったし・・・
(というか、行ったところで本当に撮れるかどうか怪しいので、スケジュールを強引にブチ抜く決意がしにくい、とも)
それがまあ、フタを開ければ当日プラスその翌日で
3色中の2色を、雲ひとつない快晴のもと、もう腹一杯と言わんばかりに撮れたわけで(しかも最終日にはロマンスカー原色編成@小田急のおまけつき)
偶然とはかくも恐ろしきものですw
その模様は、何やらエントリーに予告があるようなので(笑)その折にでもコメントさせて頂くとして・・・
どうやら楽しんでもらえたようで、半ば強引に連れ出した甲斐があったかな?w
私も秩父鉄道については知識も経験も乏しく、とりあえず解るところへ行くしかないと考え
大きな冒険を避けて手堅く場所を選んだつもりではありましたw こりゃ納得の撮影ポイントだわ、という印象。
1枚目の奥行き感がたまりませんな。これぞ広角。
ほふく前進スタイルの方が姿勢的に楽なんじゃ・・・と思えるほど、低め一杯に構えたあのカメラポジションに本気を見たww
2枚目の中央線の時。ワシ吼えてましたなww やまびこが返ってくるんじゃないか的な勢いで。
この一枚(というかカメラ連装で2構図か)で旅費の半分は元取ったぞ、と思えました。
そのかわし後半しおしおだったけどorz
その後、三峰で留置とは思いも寄らず。
まあ、内容のある撮影ではあったし、これはこれでいいか!と納得して帰る我ら兄弟。
目指すは自宅に在らず。中野・フジヤカメラでありましたとさwwwww
ps.私信
ロマンスカーの撮影RAW、スマメ128Mといっしょに送るよ~♪
あと、そちらの撮影RAWの取得をすっかり忘れておりますた。また送ってくだちぃ。
投稿: gochi-zoh | 2008年2月24日 (日) 13時05分