FinePix 4800Zで上長瀞を撮る
先日、カミサンの実家に行っていたわけですが。
お母さんが、今使っているデジカメは液晶が小さくて見づらい、
今のは大きな液晶で見やすそうだし、手ブレ補正もいいなぁ、
とおっしゃるので、Nikonの「L15」を買って持っていったところ、
大変喜んで下さったのでありますが。
その時の会話の中で、「そういえば、昔使っていたデジカメがある」
という話しになりました。
「え、何それ?初耳」と興味を示したところ、
ガサガサと出してきてくれたのが、
富士フイルムの2001年製デジカメ「FinePix 4800Z」でありました。
これ、実は個人的に、とても懐かしいデジカメでした。
上京して初めて就職した会社に、このデジカメがあったのです。
よく、会社でイベントがあったりとかした時に、
これでせっせと写真を撮ったのです。
さすがに7年も前のデジカメではありますが、
箱以外のオプションは全て揃っているという話しでもあり、
ありがたく頂戴してきました。
で、先日の秩父鉄道撮影の際に携行していったわけであります。
240万画素のハニカムCCDは、432万画素のJPEGを出力します。
きょうび、ケータイでも500万画素を超える時代
(と、ごっさんも「W53CA EXILIM」と「SO905iCS CyberShot」を持ってますが)、
驚く程のスペックでもなさそうですが、写りの方はどうでしょうか。
以下、作例を2点ほど(画像のリンクをクリックで、元画像に飛びます)
※手前の「煉瓦の塊」は、一体なんでしょう?
台風の時に、どこかの橋の橋脚が壊れて流れてきたとか・・・?
個人的には「アリ」な写りです。
どうも色合いが淡いというか、古めかしい感じがしますが、
そもそも富士のハニカムCCDは、
「解像度ビシバシで彩度も高く」という感じではありません。
どっちかというと、「ネガっぽい」写りが特徴だと思っており、
そのせいか、プリントした時の「写真っぽさ」が、
非常に独特の味わいを持っていると、以前から評価しています。
富士のハニカムもいいなぁ、なんて思ってたら、
こんなものが欲しくなってきました。
ニッコールのサンニッパに使えるボディを物色しているのです。
運が良ければ3万円台で買えるはず。フフフフフ・・・
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コメント
ハニカムは「銀塩の描画形態」を模したような素子だし
描画エンジンの詰めさえ良ければ、相当のキャパシティを持っていることは間違いないと思う。
そこでS3ですよ(おいおい
鬼のダイナミックレンジで、おおよそ6万円台。どうよwww
投稿: gochi-zoh | 2008年2月29日 (金) 02時16分
なんせ、10万円弱!もするカメラだから、
ヘンな写りだとクレームものだべ。
しかも、ポルシェ・ディザインだし。
今と違って
「いいデジカメは一眼」「安くて小さいコンデジ」
的な棲み分けがある時代でもなく、
おおかたのカメラは、こんな感じの
「コンパクトにしては大きいけど、
写りはちゃんとしたもの、でも一眼じゃない」
丁度真ん中辺りを狙ったデジカメが多かったかな、
という記憶がある。
4800Zも、そんな時代の銘記であるな。
ついでに、ハニカムが一番輝いていた頃かな、とも。
丁度この少し後、DoCoMoの「D505i」がメガピクセル!、
と騒がれ、その一方で「でもホントは100万も画素がない」
という事から「まやかし」「水増し」のような印象を与えたような。
結局、本来のハニカムの良さは、
一部のユーザにしか理解されなかったのかな、と。
って事で、S2PROを・・・!?
投稿: ごっさん | 2008年2月29日 (金) 01時32分
こんなに写るものだったのか・・・軽く感動w
(画素数とかの問題じゃなく、いい「絵」が出てる)
今日びのコンデジじゃ、白トビのオンパレードなんだろうなぁ・・・・。
投稿: gochi-zoh | 2008年2月28日 (木) 02時33分