« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »

2008年3月

2008年3月30日 (日)

中央線201系と、残堀川沿いの桜

今年の桜は、もう引退が目の前にせまった、
中央線201系を撮ろう、と心に決めました。

定番と言えば、飯田橋-市ヶ谷か、東中野-中野。
けど、他にいいところは無い物か・・・、と思ってググってみましたら、

随分以前に、僕がYahoo!の「ワイワイマップ」に貼りだした、
「中央線撮影地ポイント」に投稿があるのを発見。
って、ワイワイマップ使っていた事を完全に忘れていたヲレ(爆)
思い出したのを契機に、これからまた書き込んでいかなきゃなぁ。

場所は、立川駅から多摩川の鉄橋へ向かう途中にある、
「残堀川」という川沿いの桜。
小高い丘の上から、中央線と桜を見下ろすような、
あまりお目に掛かる事のできないアングルを得られました。

Imgp996601
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 (35mm)
1/500秒 F8.0 (ISO200)
中央線 立川-日野間
2008年3月29日

Imgp996801
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 18-55mm F3.5-5.6 (35mm)
1/500秒 F8.0 (ISO200)
中央線 立川-日野間
2008年3月29日

ちなみに、この丘の上から、
毎度のごとく、「SO905iCS」のパノラマ機能を使って、
どんな場所なのか、写真を撮ってみました。
風光明媚なところで、
この辺りの地名が「富士見町」であるのも納得がいきます。

Dsc00092

この桜並木は、画面左方向の川沿いにず~っと続いています。
では、次はその桜並木のど真ん中から写してやろう、
という事で、三脚をかついで丘を下り、
ご近隣の皆さまがのんびり散策をされている真ん中を、
(きっと)スゴイ形相で移動し
(さっき撮った201系が、高尾から折り返して来る前にセッティングしなきゃだったので)、
撮影したのが以下の1枚。

Imgp998701
PENTAX *ist Ds
TAMRON 70-150mm F3.5 20A (105mm)
1/500秒 F4.5 (ISO200)
中央線 立川-日野間
2008年3月29日

ちなみに、今日30日も、
今度はフィルムのカメラ(EOS630)を携えて再訪し、
同じ場所から写真を撮りました。
ちゃんと撮れてたら、いずれアップします。

しかし、またまたEOS630は故障したらしく
(レンズと電子接点経由の情報伝達をしなくなった・・・。
なので、絞り開放ですべて撮影)、
果たしてちゃんと撮れてるのだろうか、という不安もあります・・・

この残堀川は、もともとあまり水量の無い川らしく、
水の流れていないところには見事な菜の花が咲いていました。

Imgp998901
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 LA Limited
1/400秒 F5.6 (ISO200)
中央線 立川-日野間
2008年3月29日

さて、その後も、ノンビリ花見をしようという余裕もなく、
今度は定番ポイント・東中野へ。
しかし、あくまで定番な写真を撮りたくないごっさんは
(基本的に天の邪鬼なので)、
北サイドでガードレールによじ登り、
こんな写真を撮りました。

Imgp999301
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 LA Limited
1/400秒 F5.6
JR中央線 東中野-中野間
2008年3月29日

東中野は、去年の3月、
「鉄道撮影」の趣味が復活するきっかけとなった、
思い出の場所です。
その時も、桜を写していたのでした。
そして、このブログの初回エントリーが、その時に撮ったものです。
1年振りに戻ってきて、この1年間、いろいろ写真撮って、
いろいろブログにアップしたなぁ、なんて事を考えておりました。

そして、去年、東中野や市ヶ谷で桜と中央線の写真を撮りながら、
「来年の桜の時期には、201系は走っているのだろうか、
今年が最後なのかな・・・」と思いながら写しておりましたが、
かろうじて、1,2編成程度が運用につくような状況ながら、
こうして引退の花道に桜を添える事が出来ました。
「中央線オレンジ」の電車が見られるのも、もう後わずかです。

| | コメント (1)

さよならキハ58 301、多度津へ廃車回送

Imgp3225rsp
*ist D
COSINA VOIGTLANDER ULTRON 40mm F2 AL ASPHERICAL
予讃線 海岸寺-詫間間
2008年3月28日

我が友キハ58 301
先日のダイヤ改正で引退しましたが、
先頃、松山から、多度津まで廃車回送されたそうです。

※『鉄道ファン』のサイトも参照。

写真は、いつもながら、兄貴が遠征して撮影したものです。

90年代半ばに見慣れた、
繁忙期の急行「よしの川」増車3両編成を思わせる、
堂々たる編成のトップに立つ、キハ58 301。

僕の鉄道人生の全てでした。

心から、ありがとう。

| | コメント (3)

2008年3月27日 (木)

市ヶ谷釣り堀の桜

市ヶ谷釣り堀の桜
先日開花宣言したばかりの桜、
東京では早くも満開宣言!
次の土日は桜の撮影だな、と思ってましたが、
あまりの早さに驚いています。

今日、仕事で市ヶ谷に行ったら、ご覧の通りの咲きっぷり。
とはいえ、木によって咲き具合が違うかな、って感じ。

市ヶ谷と言えば釣り堀、って事で、こんな写真にしてみました。

SO905iCSは、microSDに500万画素で記録しつつ、
本体メモリに縮小画像のコピーを同時記録する、
という機能があります(VGAサイズです)。
この写真は、その縮小された画像を、モブログでアップしてみたものです。

エントリーの写真は、必ずPhotoshopでいじってからアップ、を心がけてますが、
こう便利になると、モブログで済ませる機会も増えるかもです。

| | コメント (2)

2008年3月25日 (火)

「Audigy 2 NX」を修理

Creativeの「USB Sound Blaster Audigy 2 NX」という、
オーディオインターフェースを持っています。

USB2.0接続、デジタルIO付き、24bit/96KHz対応など、
スペック的に満足のいくものだったので、
半分仕事用、半分私用(いや、割合的には95:5くらいかも?)
として、4年程前に購入して愛用しておりましたが。

しかし、2年ほど前、突然電源が入らなくなり、
その後、捨てるでもなく直すでもなく、
手元で眠っていました。

※壊れる直前、会社用には「USB Sound Blaster Digital Music SX」を購入。
こちらも気に入っておりますが、
ヘッドホンアンプの性能は、NXの方が良かったような印象があります。

さて、「電源が入らない」と言えば、
先だって、ゴミ捨て場で拾ってきた「FMV L21D」を直した、
というエントリー
をアップしましたが、
あの時は、電源ユニット内のコンデンサを交換する事で使えるようになる、
というネット上の情報を元に、アキバでコンデンサを調達し、
半田ごてを使って修理し、見事復活したわけですが。

ひょっとして、このIOも電源がいかれているのでは?、
と思い、ネットで調べてみると、

コンデンサを交換すると動くようになった、という報告を発見。

フフフフフ(不敵な笑み)

早速、アキバにコンデンサを買いに行きました。

今回、交換したコンデンサは、本体ACジャック回りにある、
「100μF・25V」のもの4つ、
正確には、同じ定格の、小さいの2つと、大きいのを2つ。

で、同じように、小さいのと大きいのを買ったつもりでしたが。

元のが「小盛と並み」だとしたら、買ってきたのは「並みと大盛り」(笑)
まぁ、大きくて余裕のある方が良いんでしょうが、
おかげで、ちょっと狭苦しくなってしまいました(以下写真)

Audigy2nx_condenser

細かい事は抜きにして、
さて、交換作業完了し、ACアダプタ繋いで電源オン!

・・・つかない(泣)

普通なら、ここで「オペ失敗、さやうなら」
となりそうなもんですが、ちと奇妙です。

というのも、最初は付かなかったんですが、
10分ほど放置すると、LEDが「チカ・・・・・・、チカ・・・・・・」
と、7秒おきくらいのスパンで点滅を始めました。
で、何かのボタンを押しっぱなしにしてみると、
今度はLEDが点灯、でも、違うボタンを押すとまた消える、
といった、超不安定な状態。

実はこれ、コンデンサ交換前と同じ症状です。

て事は、オペは成功していて、
原因はコンデンサ以外にあった・・・?

で、更にwebに潜ってみると、

ACアダプタがもろい。

フッフッフッ、もろいものよのぉ(総統)

何だよぉ、ACアダプタだったのかよぉ。

このIOのACアダプタは「5V・1.5A」という定格。
手元に同じのがあればすぐに試せるんだけどなぁ、
なんて思いながら、まずはググってみますと、

何やら「Fujifilm FinePix」というのが引っかかります。

ふぁいんぴっくす・・・?

先日、カミサンの実家からもらってきた「FinePix 4800Z」のACアダプタ、
定格を見てみると・・・

5V・1.5A

ジャストフィット!(ジュリーじゃなくて、井上陽水でお願いします)

これを繋いで電源をオン・・・

チカッ(LED点灯)

生き返った~(感涙

ちょいと遠回りしてしまいましたが、Audity 2 NX、無事復活!

またまた、コンデンサ交換で機械を直してしまいました
(ホントにコンデンサが原因だったのかどうか、
今となっては謎ですが・・・)

今回、頑張ってAudigy 2 NXを直そうか、と思ったのにはワケがありまして。

先日、PioneerのDAT「D-05」を修理に出し、
大枚をはたいて直してもらったのですが、
僕が過去に録りためた録音のほとんどはソースがFMで、
高価なテープ代をケチるため、LPモード(32KHz)で録音してました。

しかし、メインPCの音源ボード「E-MU 0404」は、
32KHzのデジタルインに非対応なのですよ(泣)
なまじっか、いいのを使っていると、こういうところがアダになる・・・

で、DATの音を取り込むIOとして復活させる事ができればな、
と思ったわけです。

Audigy 2 NXは、セカンドマシンの「VAIO LX-30」に繋いで使う予定です。
(USB1.1で、しかもWindows2000なので、本領を発揮できないですが・・・)

| | コメント (0)

2008年3月22日 (土)

惜別・夜行寝台急行「銀河」

010707_01
EOS5
EF100-300mm F4.5-5.6 USM
Konica JX400
東海道本線(京浜東北線) 大井町駅ホーム下り方
2001年7月7日

毎年3月は、ダイヤ改正の季節。
今年も、新しい電車がデビューする陰で
たくさんの列車が引退をしました。

マスコミは、そんな去り行く列車をこぞって取り上げる事が多く、
新しいところでは、寝台特急「あさかぜ」引退や、
東京駅口からの113系撤退などが
大々的に(少々加熱ぎみに)報道されていたのが記憶に新しいです。

しかし、まさか今年の「標的」が、
夜行寝台急行「銀河」になろうとは、思いもよらぬ事でした。

僕が、幼少の頃から憧れの存在だった「銀河」。
なぜ憧れだったかと申せば、まず、「急行」が好きだった事、
そして、時刻表でほとんど目にする事のない、「夜行寝台急行」のロゴ
(夜行寝台特急と白黒逆で、黒抜き白文字)が特別な感じがしたから、
という理由だったかと記憶しています。

小学校くらいの頃から、
「次に東京へ行く時は銀河で!」
と再三わがままを言っていた覚えがあります。

その銀河に、初めて乗ったのは、
2002年の頭、初めて就職した会社への面接の折。
別に、新幹線でも良かったんですが、
折角の機会だから、と銀河を選択しました。

結局、それが最初で最後になったわけですが。

上の写真は、その前の年、
別の就職試験で上京した時に撮影したものです。
この時は、毎度の「大垣夜行」で上京。
東京駅に着くのは5時前。
そのまま、京浜東北線に乗って大井町へ。
で、いろいろ撮ったわけですが。

同じフィルムには、今は無き「出雲」(サンライズじゃない方)、
「あさかぜ」(西日本管轄の「2号」)、113系の普通列車なども写ってます。
なんと、今も走っている電車は、サンライズのみ!
後は全て過去の電車です。当時、そんな事になるとは思いもよらず・・・。
貴重な記録フィルムになってしまいました。

さて、ブルートレインは斜陽の時代。

狭い上に、プライバシーの概念がないようなB寝台。
これじゃあ、お客さんも減るわなぁ、と思わざるを得ません。

でも、対策の取りようは、あると思うんです。

続きを読む "惜別・夜行寝台急行「銀河」"

| | コメント (2)

2008年3月18日 (火)

奈良須池沿いの琴電と桜

980407_02
Canon EOS630QD
EF100-300mm F4.5-5.6USM
KONICA JX400
琴電琴平線 岡本駅
1998年4月7日

いよいよ暖かくなってまいりました。
つい2週間前まで、普通に冬の装いだったと思いますが、
もう、コート無しで歩いても汗をかきそうな陽気。
そろそろ、桜の枝がピンク色に染まり始めるような機がします。

桜が咲くと、電車を撮りに行きたくなる性分です。
毎年、結構あちこちで撮ってきました。
折角、桜の季節なので、少しご紹介しましょう。

この写真を撮った年は、随分琴電に通ったものです。
兄のCR-Xに乗って連れて行ってもらったのが、
いつの間にか、自分のCity(それはやがて、違うCR-Xになる)に乗って、
やれ志度線だ、やれ琴平線だと、
週に1度くらいの割合で写しに行っていた事もあります。

丁度、この春のダイヤ改正で、キハ58/65の急行「よしの川」が廃止されて、
心にポッカリ穴が空いていた時に、
大正や昭和初期の電車が次々走ってくる琴電が、
とても魅力的に見えたんだろうな、と思います。

讃岐といえば、溜池。
元々、瀬戸内海気候のため、雨が少なく、
大きな川も無い事から、人工的に池を作って水を溜める文化がありました。

ここは「奈良須池」と言うそうで(と、Googleマップ見て調べたんですが)、
琴平線の岡本駅の真横にある大きな池です。

その傍らに小高い山があり、
頂上には護国神社があるのですが、
その桜を手前に、琴電を写した写真です。
まさに満開の桜、遠くに、岡本駅に停車中の琴電。

Googleマップの地図を見てみると、
この写真に写っている山の中腹あたりに、
立派な国道が出来ている模様。
なので、こんな風光明媚な写真は、もう撮れそうにありません。

※Googleマップに便利な機能が追加されたようなので、
地図を貼り付けておきます。ご参考までに。


大きな地図で見る

*2010/03/29、写真をスキャンし直して、差し替えました。

| | コメント (12)

2008年3月16日 (日)

読売ランド前と百合ヶ丘で小田急撮影

そろそろ期間限定運用が終了する、
旧塗色LSE「7004F」と、「ゆめの列車」ラッピングの「3661F」の撮影のため、
「読売ランド前」駅と、「読売ランド前-百合ヶ丘」間のカーブに行ってきました。

まず、「読売ランド前」駅の、下り線ホームの上り端より。
ここ、正直、光の回り方が悪いのです。
やっと正面に光りが回り始めるのが昼過ぎ、
サイドまで光が回るのは、
多分、夏場の夕方くらいじゃないと無理じゃないかな?、と。
今回は、ちょっと強引に撮影してきました。

※今回は、初めてのポイントでもあるので、
ちょっとトリミングする方がいい写真ばかりですが、
あえてノートリミングにて掲載します。

Imgp986601
PENTAX *ist Ds
TAMRON 60-300mm F3.8-5.4 23A (200mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
小田急本線 読売ランド前駅(下り線ホーム上り方)
2008年3月16日

そろそろ少なくなってきた・・・、と言いたいところですが、
その割に、バンバンと走ってくるので、
どうも、そういう実感が湧いてきません(汗
ただ、6連の5200系より、4連の5000系や5200系の方が、
よく見かけたような気がします。
そのうち、4連が、小田原より向こう限定になるのかな、
と思われるので、当たり前に見かける日は、
本当にもうすぐになるのかもしれません。

これは、5200系6連と、後ろは8000系の4連。
まぁでも、「小田急ホワイト」の美しい10連ですから、お許し下さい。

Imgp987201
PENTAX *ist Ds
TAMRON 60-300mm F3.8-5.4 23A (200mm)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
小田急本線 読売ランド前駅(下り線ホーム上り方)
2008年3月16日

今日の目的の1つ、7004FのLSE。
今日は2往復も目の前にしたのに、
まともに撮れたのはこの1枚のみ・・・。
自分の未熟さに情けなくなる1日でした。

今日撮影した場所を、
「SO905iCS」のパノラマ機能を使って記録してみました。
前回、うまく撮れなかったパノラマですが、
ゆっくりゆっくり動かせば、うまくいきました。
(でも、やっぱり2枚に1枚くらいですが・・・)

Dsc00050

さて、ついでは、有名なポイントの1つである、
百合ヶ丘駅の少し東にあるカーブにて。
昼過ぎから、サイドにも光が回るはず、と思って行ってきました。

※が、そんな事をしてないで、上り列車=LSEを撮れよ、
と、後から気づく自分。光線の事ばかり考えていた。情けなや・・・

Imgp991901
PENTAX *ist Ds
TAMRON 60-300mm F3.8-5.4 23A (300mm)
1/1250秒 F5.6 (ISO200)
小田急本線 読売ランド前駅-百合ヶ丘間
2008年3月16日

Imgp993201
PENTAX *ist Ds
TAMRON 60-300mm F3.8-5.4 23A (300mm)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
小田急本線 読売ランド前駅-百合ヶ丘間
2008年3月16日

なんて事ない3000系、のようですが、
台車に蓋がしてある防音試験車「3263F」です。
登場時は、床全てをすっぽり覆われていましたが、
今は、台車にだけカバーがされています。
が、これでも相当静かで驚きました。
すぐ横を通過していく時も、
普通、モーターを搭載した台車からは
「ギャ~~」と音がするもんですが、
3263Fだと、ほとんど音がしません。
後ろに繋がっている8000系は、「ギャ~~」と言ってましたし、
まして、1000系だと「ギヤ~~~~~~」と、
実にけたたましい音をまき散らしている事を考えると、えらい違いです。
いくら電車が好きでも、1000系と203系のモーター音を、
地下で聞くとうんざりします(汗

Imgp993401

今日の目的の1つ、「ゆめの列車」も撮影・・・、したんですが、
なんか、サイド一面に絵が描いてあるなんて、
サッパリ分からない写真です。
あちゃ~、失敗(T_T)

て事で、今日はイマイチな日でした。
今月中に、また小田急写しに行かないと。

で、このポイントでも、SO905iCSにてパノラマ撮影。

Dsc00060

こんな場所です。

後、ホントは、これもちゃんと撮ろうと思いつつ、
移動中の登戸駅で走ってきて
「あ、しまった、忘れてた!」と、これも急いでSO905iCSで撮った、
昨日デビューの新鋭「MSE」こと、60000系の写真も、一応上げておきます。

Dsc00069

ホームにいる人たちが「あれ、何?」という目で見ていたのが印象的でした。

| | コメント (3)

2008年3月13日 (木)

菜の花とキハ58 301

三途の川の河原には、
綺麗な菜の花が咲く、と言います。

一面に菜の花が狂い咲く景色を目の当たりにすると、
どこか、寂しさを胸に覚えます。

Nef_0791rsp
Nikon D200
1/800秒 F7.1 (ISO200)
土讃線 塩入駅付近(琴平寄り)
2008年3月12日

ダイヤ改正を前に、土讃線から姿を消そうとしているキハ58。
そして、この菜の花畑を走り行くのは、
僕の守り神、キハ58 301。
ここ10年ばかり走り慣れた土讃線に別れを告げる、
301にこそふさわしい景色が広がっています。

※撮影は、gochi-zohこと、兄上。
今日届いたばかりの写真、早速アップさせていただきました。

| | コメント (10)

2008年3月11日 (火)

SO905iCS作例数点

ソニエリがDoCoMoから撤退するかも、
という衝撃のニュースに打ちひしがれているごっさんです。

さて、今日は、ここ最近SO905iCSで撮った写真、
何点かご紹介します。

※等倍切り出しと謳っていないものについては、
全て縮小しています。

まず、小田急の登戸駅ホームから撮った富士山。
この日は快晴で、非常によく見えました。

Dsc00009

※同じ写真の富士山を、等解像度で切り抜いた写真はこちら。

Dsc00009_2

等解像度で見てみると、
山肌が紫っぽくなっているので、
「パープルフリンジ」が出てるんだろうな、と思われます。
てか、下の写真を見ていけば、それは一目瞭然になってきます。

ついで、複々線化工事が進む、和泉多摩川-登戸間の多摩川鉄橋、
下り線ホームの新宿より端より、
SOのズームをテレ端にして撮影(デジタルズームは、OFFなので、光学ズームのみです)

Dsc00023

架線のあたりに、パープルフリンジが。
ただ、奥の方の建物の輪郭までハッキリ写っているので、
解像度はかなり高いと言えます。

ついで、「夢のでんしゃ」。

Dsc00024

※先頭部分を、等解像度で切り出し。

Dsc00024_2

電車がセンターからはずれていますが、あえてノートリミング。
撮影した時は、「今がど真ん中!」と思った時にシャッターを切りましたが、
少しタイムラグがあってからシャッターが切れたので、右寄りになってしまった、
という事です。

解像度を最高にし、画質も最高にしているので、
あまり文句を言うな、と言われそうですが(いや、文句言うつもりはないですよ?)、
同じ500万画素機のW53CA EXILIMよりは、全然マシです。
あちら、息を吸ってはいて、やったシャッター切れた、
と思うくらい、著しいタイムラグがあります。

Dsc00028

以前のエントリーの場所から、走り去る急行。

前頭部がグニャッとなっていますね。
やはり、CCDシャッターなのだな、と分かってしまう写真です。

ところで、SO905iCSの便利な機能の1つに、
手軽にパノラマ写真を撮影できる、というものがあります。

まず1枚、カシャッ、と写真を撮ると、液晶の中に枠が出てきます。
その方向(最初は、まず左と右の両方に出る。どちらかに振る)へ動かすと、
丁度、前のカットと重なる部分にきた時に、自動でシャッターが切れます。
という事を、4カット(180度パノラマの場合)が撮影され、
カメラの中で自動的に合成されるわけです。

で、試してみたのですが、どうもうまくいきません。

Dsc00027

あまり、カメラを早く動かさない方がいまくいくのかも、です。
ネットでいろいろ作例をみると、もっと綺麗に繋がっているようなので。
うまく撮れたら、またご紹介します。

SO905iCSの写りは、ケータイとしては確実にトップクラスですが、
ソニエリのカメラによくある「細部を見ると、写りがあまくなりがち」
な傾向を引きずっているのは、ちょっと残念です。

以前使っていたSO902iのカメラをチェックした時、
あまりに「グジャッ」となるのに閉口し、
ほとんど写真を撮らなかった、という前例があります
(その時の検証は、こちらのエントリーにあり。

とはいえ、W53CA ELILIMと異なり、光学ズームがついている事から、
より気軽に写真を撮れる事は間違いありません。
W53CAの「28mm固定」は、個人的には疑問があります。

利点も弱点も見えてきたSO905iCSのカメラですが、
もっといろんな写真を撮って分析していきたいと思っています。

| | コメント (0)

2008年3月 6日 (木)

元祖?たらこ色のキハ45

元祖とは、明らかに言い過ぎですが、
キハ45の写真がありました。
カメラを買って1ヶ月後のネガです。
なので、腕のない写真なのはご容赦くださいm(__)m

891126_02
Canon EOS630QD
SIGMA 28-70mm F3.5-4.5
FUJICOLOR HR 100
JR徳島線(高徳線) 徳島駅横「花畑踏切」
1989年11月26日

同じネガを見ると、
運転所にいる他のキハは、もうほとんどが四国色。
なので、このキハ45は、明らかに、
「もうすぐ廃車だから、塗り替えずにそのままで」
放置されていたんだな、と、今にして思うと気づきます。
一応、塗り替えられたキハ45もいましたけどね。

わざわざ撮ったって事は、
この時点で「国鉄色」はすっかり少なくなり、
しかも2両も繋がっているので「お、珍しい!」
と思ってシャッター切ったんだと思います。
ガキのくせに(当時、小6)、キハ45が珍しくなりつつある、
という事は、毎日の通学路にある踏切での様子や、
家の窓から見える牟岐線を見ていて気づいていましたので。

当時、赤い気動車といえば、
キハ20に30、45、そして40や47
(でも、確か徳島にはいなかったような)
がおりまして、当然、20が最古参。
次いで30と45。
47は、世代的には全然新しいので、今も現役バリバリ。
でも、載っているエンジンの性能は古参とえらく変わらず、
しかも47はボディが重いので、
阿讃の勾配で「ぎゃ~~~!」というけたたましい音を立てながら
ノロノロ昇っていたものです
(それはつまり、今も変わらない、という事です)。
それに比べりゃ、キハ58+65のパワフルな走りときたら。
そりゃ、未だに、池田の山を走る普通列車にも使われるわけです。
老体にむち打ち、よれよれになりながらも・・・
やっと休息の時間がきて、本人たちはホッとしてるかもですね。

徳島駅すぐ西の、お「花畑踏切」、
この時は既に、普通の踏切でしたが、
僕の物心ついた頃は、
すぐ横に詰め所があって、いちいち人が開け閉めしてました。
趣があって良かったなぁ・・・、なんて思ってましたが、
何年か前に、東武伊勢崎線竹の塚の同様の踏切で、
電車くるのに開けてしまい、中に入った人が跳ねられて亡くなる、
という痛ましい事故がありましたので、
やはり、踏切は「無いのが一番」だな、と痛感しました。

| | コメント (10)

SO905iCS用にヘッドホンを買う

SO905iCSに機変してから2週間経ちました。
使い勝手がよく、写りもよいカメラ(弱点もありますが)はもちろん、
「これぞソニエリ!」という雰囲気をあちこちから漂わせる、
「ソニエリ党」としては非常に満足のケータイであります。

Dscf0006

※歴代使ってきたソニエリ(DoCoMoのみ。auも後2機種ほど・・・)
ちなみに、左端のSO505iは、「デュアルネットワーク」契約のmova端末なので、
まだ現役!2003年6月から使っております。

このSO905iCSの、お気に入りの機能の1つは
(他の905iシリーズも同様ですが)、
かなり充実してきた「ミュージックプレイヤー」機能です。

以前使っていたSO902iも、
音楽再生機能あります、と謳ってましたが、
「これで音楽機能と言えるか!」という体たらくで、
使い物にならない、と言っても過言ではありませんでした。

※「ストレート型FOMA「SO902i」を試す──音楽再生機能」(ITmedia)

今回は、「SONYの、命より大事な音声コーデック」(?)である
ATRAC3(ウォークマン等で採用されている。MD用圧縮音声の派生版)にこそ非対応なれど、
「SonicStage」でエンコードしたAACやHE AAC(いずれも拡張子は3gp。
iTunesで取り込んだm4aも、拡張子を変えればOK)ならD&Dするだけ、
また、USBケーブルで接続すれば、
「Windows Media Player」から対応デバイスとして認識されるので、
普通のWMAプレイヤーと同じ要領で楽曲の転送もできます。
いずれも、音質・操作性に不満はなく、
十二分に「ミュージックプレイヤー」としての機能を果たしています。

※SonicStageでAACやHE AACにエンコードしたファイルだと、
楽曲情報やジャケ写表示などにも対応なので、一番オススメです。
音質とファイルサイズの節約を両立させるなら、
HE AACの80Kbpsくらいが一番いいかな、と。
着うたフルが48Kbpsか64Kbpsくらいなので、それよりいい音で聴けます。

さて、こうしてWMAや3gpの再生が楽になった事で、
SO905iCSを使って、ネットのラジオをよく聴くようになりました。
仕事の合間に、WMA形式で配信している番組をダウンロードしておき、
帰り道に聴いているわけです。
ウォークマンでも同じ事をやろうと思えばできるのですが、
わざわざ「音質重視」のウォークマンでネットラジオをなぁ、
という気もするわけです。
あくまで、ケータイの気軽さで聞けるところがミソなわけです。

すると、ラジオ程度の音質に一番向いているヘッドホンを使わなきゃ、
という気がしてきます。

もともと、ウォークマンで音楽を聴く時のヘッドホンは、
今でこそ、付属のものを使っていますが
(ノイズキャンセリング機能付きの「NW-S705F」なので、
交換のしようが無いのです)、
それまでは、あれもいい、これも試してみようかな、と、
いろいろ試していた時期もあります。

一番のメインは「MDR-CD900ST」。
家でも会社でも使ってましたが、
最近はさすがに、会社限定です。
先日、劣化した耳当て部分のパッドを交換したところです。

このブログでたまにコメントを寄せてくれるkamo夫さんからもらった
「MDR-D77」は、家で音を編集する時のモニター用。
これも、パッドがボロボロになったので、
補修用部品を取り寄せて交換しました。

ウォークマン用としては、
Sennheiserの「MX500」、AKGの「K14P」、
Panasonicの「D-SNAP」の付属品(イヤホンのくせに2way!)など、
いろいろなものを試してきました。

これらに共通するのは、当然ながら「いい音のヘッドホン」を求めて、
という事になるわけですが、

ある時、AIWAの廉価なカナル型「HP-VX101」というのを買ってみて、
ガラリと考え方が変わってしまいました。

これ、音は「悪い」んですよ。
低音はこもるし、高音はまったく出てないし、
中音ばかりモゴモゴ言ってる。
一般的には「ひどい」ヘッドホンの部類に入ると思いますが、

これを気に入っちゃったんですよ。

何が気にいったって、「耳に優しい」事。

どうも、「いいヘッドホン」で音楽を聴いていると、
だんだん、耳が疲れてきます。
特に、デジタルで音が記録されるこの時代、
高音から低音まで音の情報はギッチリ。
そのすべてを音にできるようないいヘッドホンだと、
だんだん、耳がメタボリックになってくるんです(意味不明)

あるいは、音楽をBGM的に聴けない、というか、
そちらに神経が集中してしまって、
ウォークマンで気軽に、歩きながら、という聞き方に、
どうも馴染めない気がするのです。いいヘッドホンだと。

それに、ヘッドホンから折角いい音が鳴っても、
電車や話し声や町の喧騒など、
ノイズですべてかき消されるのも、しゃくだったりします。

AIWAのを使っていると、そういう気分になることもなし。
不思議なくらい、安心(安定)して音楽を聴けます。

とはいえ、それはそれはヒドイ音なので(汗)、
も少しマシなのが欲しいなぁ、と思いはじめました。

目標としては、

・耳に優しい
・ラジオのしゃべりに(周波数的に)あっている
・音楽を聴いても不自然ではない(なるべくフラットな音質)
・電車内で聴ける(音漏れがあまりせず、騒音もできれば少なく済む)
・聴かない時に、カバンにしまっても邪魔にならない

いやはや、なんとも欲張りなことですが、

あったんですよ、どんぴしゃりなのが。

Victorの「HP-AL302」というものです。

Dscf0008

ちょうど、店頭に「お客様のプレイヤーでお試しください」と、
サンプルがぶらさげてあったので、
SO905iCSをつないで、ラジオのWMAとか、
先日発売された、僕がディレクターしたCDのHE AACを聴いてみて、
「あ、これ、いける!」と判断、購入したわけです。

さすがにVictorのヘッドホンですから、
音は非常に「自然」で、低音から高音まで、ほぼフラット。
正確には、低音はかなり控えめですが、
30mm口径のユニットなので、間違いなく、ちゃんと鳴ってるんですが、
そう「ドンドン」とは鳴らない、「大人な鳴り方」?です。
高音も、しっかり伸びてますが、耳にはつんざきません。
なので、条件1はクリア。

下の写真のように、耳当ての部分が、昔のヘッドホンのようなクラシカルな感じで、
おかげで密閉型になっているので、音漏れの心配も軽微になります。
この点も条件クリア。
(かぶせ型のヘッドホンで、こんな立派なパッドが耳当てにあるのって、
他にあるんですかね?テクニカとか、いろいろ出てますが、どないでしょ?)

Dscf0010

そして、上の写真のように、すべてのケーブルを本体内に巻き取ることが出来ます。
インナーイヤーよりは量的にはかさばりますが、
ケーブルがごちゃごちゃになって「あ~~~!」となることもなし。

言うことございません。ベストマッチ。

実売\3,000-しませんでしたが、
これなら、わざわざ云万円で高級ヘッドホンを買う必要なく、
十分にリファレンスヘッドホンとして通用します。
いい買い物ができました。

ちなみに、「木製ユニット」搭載で話題の、
同じくVictorの「HP-FX500」ですが、
これも現物あったので聴いてみましたが、

カタッ!

音が硬い、硬い!
30秒も聴いたら、頭痛がしてくるだろうな、という、
強烈なダイヤモンドサウンドでした。

ソースにもよるでしょうが、これはちといけません。
AV Watchにも、それっぽいことが書いてあったんですが、
まさにその通りでした。
「木=柔らかい」を想像されたみなさん、ご注意を!

| | コメント (4)

2008年3月 5日 (水)

梅ヶ丘と和泉多摩川で小田急を撮る

先日の土日、
カミサンは友人の結婚式のため、
泊まりがけで大垣まで行ってましたので
(残念ながら、大垣夜行で、じゃないですけど!)、
久しぶりに(でもないか?)、日がな1日撮影に行ってきました。
まもなく期間限定運用が終了する、旧塗色のロマンスカー(7004F)と、
子供のデザインしたイラストが眩しい3000系「ゆめの列車」を撮るためです。

最初に赴いたのは、梅ヶ丘駅。
そう大して有名な撮影ポイントというわけではないですが、
やがて、下北沢近辺の地下化が完了すれば失われる景色なので、
今のうちに撮っとかなきゃな、と思って訪れました。

実は、当初の目論見では、ホームの端まで行って三脚を立てるつもりでした。
そもそも、地下化を前提に作ったホームのため、
現在は、新宿寄り数十メートルは使われておらず、柵が設けられています。
その柵には、車窓から見る限り「この先、電車止まらず」と書いてあるだけなので、
じゃあ、入るのは構わんわけね〜、と思って行ってみたんですが、
現場に行くと柵に小さな貼り紙があり、「この先、立ち入りを禁ズ」。

あちゃ〜。

て事で、柵ギリギリに三脚を立てて撮り始めたものの、
なんかシックリこねぇんだよなぁ、と半信半疑で何コマかシャッターを切り、
こりゃ駄目だな、やっぱし、と諦めて早速撤収。

ところが、帰ってから改めてチェックしてみると、
これがなかなか、いいのが撮れてたんですよ。

Imgp978601
PENTAX *ist Ds
TAMRON SP 300mm F5.6 54B
1/400秒 F8.0 (ISO200)
小田急本線 梅ヶ丘駅(下り線ホーム上り方)
2008年3月2日

実際は、もうちょっとトリミングする方がいいと思うんですが、
敢えてノートリミングで(ちょっと傾き補正済み)

右下の、ホームの端っこがちょいと気になりますが、
電車の「うねり」方が、結構いい感じです。
もうちょっと、料理のしがいがありそうです。
300mm(35mm判換算約420mm)ではちょっと足りず、
でも、多分400mm(同じく約560mm)ではちょっと長い、
って感じがするので、トリミング前提で300mmかな、と思います。
ただ、10両編成限定、と言っていいですね。
この写真、10両編成ですが、後ろは2両くらいしか写りません。
8両だと、ちょっとオシリが見えるくらい、
ロマンスカーだと、EXEはともかく、LSE、HiSE、VSEはアウト。
かなりターゲットが絞られそうな場所ですが、
近いうちに、リトライしてみます。

梅ヶ丘を早々に退散した後は、
一気に和泉多摩川まで戻ってきてしまいました
(途中、喜多見や千歳船橋で降りようと思ったら、
既に先客がいて撮ることが出来なかった)。
最初は、定番の「下り線ホーム上り方」に三脚を立てて撮ってましたが、
すぐに、太陽が傾いてきたため、サイドに光が回らなくなり、
またまたろくな写真が撮れなくなってしまいました。

仕方なく、「後追い」写真になりますが、
「上り線ホーム上り方」に三脚を立て、
新宿方面に向かう列車を後ろから狙う作戦に切り替えました。

これ、かなり大変でした~。
下の写真見てもらえれば、分かる人は分かると思いますが、
この場所だと、向かって右から電車が走ってきて、
写真の奥の方に走り去っていくわけです。

しかも、通過していくわけなので、相当なスピードが出ています。

なのに、顔(正確には、エンドなのでオシリ)を、
バランスのいい場所で、すなわちピントを合わせた場所で、
パシッと止めないといけないわけです。

ただでさえ、シャッタータイムラグの大きい*ist DS、
もう慣れたとはいえ、かなり緊張のレリーズ。
正直、「決まった!」と思えるショットは無かった気がしますが、
かろうじてうまくいったかな、というのを、以下に2点。

Imgp982901
PENTAX *ist Ds
旭光学 Super Takumar 105mm F2.8
1/800秒 F5.6 (ISO200)
小田急本線 和泉多摩川駅(上り線ホーム上り方)
2008年3月2日

Imgp983501
PENTAX *ist Ds
旭光学 Super Takumar 105mm F2.8
1/800秒 F4.0 (ISO200)
小田急本線 和泉多摩川駅(上り線ホーム上り方)
2008年3月2日

若干のトリミングかけてますが、これでほぼ、ファインダー通りです。
何回も息を止めてレリーズ切ってたら、息苦しくなってきました(笑)

また、去年「カメラのきむら」日本橋店にてジャンク購入しておきながら、
しかも、兄に頼んでカビ取りまでしてもらいながら、
まだ実戦で使っていなかった「Super Takumar 105mm F2.8」を初めて使用。
いやぁ、恐ろしくシャープな写りでビックリしました。
開放に近いと、ボケがあまり美しくなく、ちょっと背景がウルサイですが、
F5.6から8くらいの時、ピントあった所は、これでもかと結像しています。
これは、かなり病みつきになりそうなレンズです。
なんで今まで眠らせていたのやら・・・

しかし結局、すったもんだした割に、
お目当てだった7004Fは来ず、イラスト電車はいいタイミングで現れず、
なんだか、良かったんだか悪かったんだか、な1日でございました。

| | コメント (2)

2008年3月 4日 (火)

懐かしの「superA」を購入

月に一度は必ず詣でるハードオフですが(笑)、
土曜日に、家から一番近い店に物色に行きましたら、
1998年頃?から2001年頃?(記憶曖昧)までPENTAX機として愛用してた、
マルチモード機「superA」のジャンクが\1.000で置いてありました。
しかも、この手のジャンクにしては珍しく、ちゃんとシャッターも切れ
(そもそも、本来、ハードオフのジャンク品なら、電池抜いてあるはずで、
動作確認できる事自体がまれ)、
外装も大して悪いところが無かったので、ついつい買ってしまいました。

Dsc00035

※その当時にsuperAで撮った写真、
とりあえず、目下ブログにアップしているのは
コレ、くらいです。
結構いろいろ撮ってるはずだけどなぁ・・・?

シャッターがちゃんと切れた…、とは言え、
ホントにちゃんと動作する保証はありません。
以前使っていたsuperAを手放したのも
(そして、その時点で、PENTAXシステムも一旦終焉を迎える)、
シャッター速にバラつきがあり、正しい露出を得られなくなったからでした。

シャッターが不調であると判明したのは、
「カメラのキタムラ」沖浜店で定期的に実施されていた、
メーカーの人が店にやってきてカメラの無料チェックしてくれるサービス
(PENTAXだけじゃなくて、Canonの人もちょこちょこ来ていた)に、
掃除でもしてもらおうかと軽い気持ちで持ち込んだ時です。
「このカメラ、シャッター速がバラバラですねぇ。」
「古いカメラだから、直せるかどうか…」

・・・・・

がちょ~~~ん

※昭和のギャグです。

で、その判定を機に、PENTAXシステムを一掃し、
EOSシステムに一本化したのでした。

※その後、EOSシステムも一端一掃され(正確には、実家放置)、
手元からカメラシステム自体が払拭された時代もあります。
それを思えば、*istDSを購入して以降、あるいは、
去年、久しぶりに「鉄撮り」に目覚めて以降の復調ぶりは、
我ながら目を見張るものがあります。
何台のカメラとレンズ持ってんだよ、自分。

今回買ったsuperAも、多分シャッターがダメだろうなぁ、と思いつつ、
一応、試し撮りはしなきゃかな、と思ってます。

superAにはモードラも装着し、かなりお気に入りの機種でありました。
「Tv」「Av」「P」「M」の切り替えが、
カメラ側の「A」と、レンズ側の「A」の組み合わせのみ、
という超シンプルな操作性。
一見、旧態依然な一眼レフのようで、中身は「AF以外は全てあり」のカメラでした。
ライバル機は、Canonの「A-1」、Nikonの「FA」、ミノルタの「X-700」など。
日頃、(今でも)あまりAFを使わないで撮影するので、
これらのカメラは「必要にして充分」な機能を有していた、
いや、有している、と言えます。

とはいえ、Kマウントのフィルム一眼、
「MX」「MZ-3」に次いで3台目…。
そんなに使わないんじゃないか、というツッコミは、
この際ちょっとこちらに置いておきまして・・・(汗

| | コメント (2)

2008年3月 2日 (日)

RawShooterを延命する方法

*10/12/08追記:D7000のRAWをRawshooterで開く方法をアップしております。
あわせてご参照ください。


*09/12/29追記:続編の「続・RawShooterを延命する方法
もアップしております。あわせてご参照ください。


*istDSで撮影する時は、いつも、RAWで記録しています。
で、持ち帰ってTIFに変換(現像)して、
それを更にPhotoShopでいぢってからブログにアップしたりしてます。

RAWを現像するソフトは古今にいろいろありますが、
僕が愛用しているのは、いまだに「RawShooter」です。

2006年、Adobeに買収されたので開発がストップしたソフト。
正確には、Adobeが開発を引き継ぎ、現在の
「PhotoShop Lightroom」へと発展しているわけですが、
金の力で、なんでも自社のソフトにしてしまうAdobeへの反発心で、
いまだにRawShooterにこだわっています。

※世間ではMacromediaの買収で「Flash」がAdobe製になったと認知されていますが、
個人的には、「Cool Edit」という音声波形編集ソフトがAdobeに買収され、
「Audition」というソフトになった、という印象の方が強かったりします。

このRawShooter、非常に動作が軽いソフトなので、
サクサクと現像できる事が非常に魅力的です。
しかも、非常にクオリティの高いTIFやJPEGをはき出してくれます。

しかし、2006年で開発がストップしたので、
それ以降に発売されたデジカメのRAWファイルは読み込めません。
我らがPENTAXのカメラで言えば、
「DS」「DL」「DS2」「DL2」あたりまでOKですが、
「K100D」「K10D」以降は読み込み不能です。

それでも、世間にはRawShooter愛用者が多い事もあり、
あの手この手で、今のデジカメのRAWも現像する方法を編み出し、
その方法を公開されてらっしゃる方がいらっしゃいます。

※「rawshooter k10d」なんてキーワードでググれば、すぐ出てきます。

大別すれば、「RawShooter Essential」のバイナリをいぢって、
無理矢理「対応機種」を増やす方法と、
RAWファイルのバイナリをいぢって、
「RawShooter」に対応するカメラで撮ったと偽装して読み込ませる、
という2種類の方法があります。

前者は、「Premium」を使っている方には使えない技。
後者は、1ファイルずつバイナリエディタで開いて書き直すのは面倒、
という問題があります。

こんな事をいろいろ考えている時、かなり革新的な方法を見つけました。
以下、簡単にご報告します。

そもそものきっかけは、「RawShooter Essential」をバイナリエディタで開き、
対応している機種の部分を読んでいたら、
なぜか「FinePix S2Pro」と書いてあった事。
でも、S2Proは非対応のはずなんです。
「なんでだろ?実は読めるんだろうか?」と気になり、
ものは試しと、サンプルのRAWファイルを探してみよう、と思い、
海外を含め、ググっておりましたら、
たまたま、以下のサイトにたどり着きました。

The original RAW-Samples Website

最初は、このトップページの右側に陳列されている、
各種のRAWファイルが目的だったわけですから、
FinePix S2Proはもちろん、S3Proや、PENTAXのK10DなどのRAWファイルを、
片っ端からダウンロードして、いろいろ試していたのですが、

フッと、画面左の方に目をやると、

DNGPatch

・・・なぬ、でぃーえぬじーぱっち??

こりゃ気になる、と思って調べてみると・・・、

なんと、新しいデジカメのRAWファイルを、
RawShooterで読み込みできるよう、
情報を変換してくれるソフトではありませんか!

自力でちまちまバイナリエディタを使って作業する必要がなくなります!
これはおいしい!

肝心のS2Proは、今のところ、RawShooterで読むすべはなさそうですが、
K10Dや、NikonのD40、D80など、
割と最近のRAWを読めるようになります!
これはおいしいです。
早速、兄はK10Dを購入するつもりで動き出しております(笑)

簡単に、この「DNGPatch」の使い方を。

※ドイツ語のソフトです。

(1)あらかじめ、撮影したRAWファイルを、
「Adobe DNG Converter」で、汎用的なDNGファイルに変換しておく。
(最新のDNG Converterは、adobeのダウンロードページから入手できます。
なお、最新のConverterを使う場合、設定を変える必要が生じてきますが、
その方法は、続編の「続・RawShooterを延命する方法」に書いてあります。)

(2)「DNGPatch」で、変換後のDNG RAWを読み込む
Dngpatch_1_2
※「Alle」は「ALL」の意味なので、全選択です。

(3)撮影したカメラの名前を選ぶ
Dngpatch_2_2
※この場合は「D80」を指定。すると、右側に、どの機種のRAWに偽装するのかが出てくる。

注)この例のD80の設定は、デフォルトのものではなく、
ごっさんが任意に修正を加えたものです。
その方法は、続編の「続・RawShooterを延命する方法」に書いてあります。

(4)変換ボタンを押す。
Dngpatch_3_2

これで、RawShooterでも、K10Dや、D40のRAWを現像できるようになります!

元を正せば、去年買ったNikkorのサンニッパを使える、
Fマウントのデジカメが欲しいなぁ、と思い始めた事に端を発し、
D40がいいなぁ、でもRawShooter使えないなぁ、
S2Proはどうかなぁ、え、ダメ?、何とかならないかしら、
なんて思って調べていくうちに、結局、D40もD80もOKでした、
という結論に達したわけです。

ねらい目はD80ですかね。
でも、多分、Nikkorは古いレンズばかり使う気がするので、
非Aiレンズも使用できるD40の方がいい気もするなぁ、などと、
まだまだ引き続きあれこれ考えています。

来月には、御殿場のアウトレットモールにNikonのショップできるので、
そこでD40やD80の新品を安く売ってくれないものか、様子を見に行ったり、
フジヤカメラの中古価格がどう変動(下落)していくかをつぶさにチェックしたりして、
あれこれ考えていこうと思います。

*追伸(10/05/10):
キャプチャ画像がみすぼらしかったので、差し替え。
また、一部最低限の文章修正。

| | コメント (0)

久しぶりに、懐かしの徳島駅

この、つたないブログの、
隠れた人気コーナー?となっているのが、
懐かしい徳島駅の写真です。

※過去のエントリーはこちら
2007/6/29 2007/7/10 2007/7/15 2007/11/13

また、違う写真のネガを見つけたので、アップします。

90_tokushima_eki2_1

Canon EOS630QD
SIGMA 28-70mm F3.5-4.5
Fuji Super HG 100
JR徳島駅
1991年3月3日

多分、この位置から撮ったんだろう、と思います。

懐かしい車のタクシーが並んでますねぇ。
今も、この場所は、タクシーの駐車場だと思いますが、
写真向かって右の方にあるバス停の拡張工事をしていたので(前回帰省時)、
様子が変わってきているかもしれないですね。

駅前名物・ワシントンヤシの木は、今もあるはずです。
カミサンを初めて駅前に連れてきた時、
「ヤシの木を見て、南国だなぁ、って思った」と言ってましたので。
地元にいると、あまりに当たり前の風景ですが、
県外の人間には、かなりインパクトがあるようですよ。

雲一つ無い快晴が気持ちいいですね。
今の駅前では、こんな広大な大空を見上げる事は出来ません。
もう20年近く前に消えた光景ですから、
今、この駅前を歩く中高生や大学生は、
こんな徳島駅は全然知らない、って事になります。
それは、僕が、「徳島そごう」に内町小学校があった事を、
かすかにしか覚えていないのと同じ事です。
左奥に、市立体育館の屋根が見えるのがオドロキです。

同じ日のネガに、徳島運転所にて待機中の
急行「よしの川」も写っていました。

90_tokushima_eki2_2

Canon EOS630QD
SIGMA 28-70mm F3.5-4.5
Fuji Super HG 100
JR徳島駅
1991年3月3日

写真は縮小しているので分からないですが、
手前のキハ65は「77」です。
奥のキハ58は、さすがに、ネガ上では判別できませんでした。

今も、こういう「キハ65+キハ58」という組み合わせを、
池田方面で見ることができるわけですが、
それもあとわずかになってしまいました。

夏に帰省する予定なので、その時までは走っていて欲しい、と願っています。

*08年10月21日:撮影日を追記、一部文章を削除。

| | コメント (12)

« 2008年2月 | トップページ | 2008年4月 »