※本日は、都合により阿波弁にてお届けいたします。
あんだけパッと満開になってしもうた東京の桜は、
その後、意外と肌寒い日が続いたもんやけん、
意外に長持ちをして、今も都内各所に「浮かれ」をもたらしとります。
そんな2008年の春、
都内桜開花情報の測定値である靖国神社のはすむかい、
武道の聖地にしてアーティストの聖地でもある武道館で、
わいらのチャットモンチーがライブを行いました。
なんや、満開の桜が、あの子らの門出を祝っとうような感じで。
僕が行ったんは、2日間公演の2日目である4/1。
ほなって、チケット買おう思ったら、
初日は売り切れてて2日目しか取れんかったんやけん、しゃあない。
思うたら、2006年の末頃、
なにげにラジオから流れてきた
「徳島発の3人組みロックバンド、チャットモンチーです!」
というDJの声を耳にして
「え、徳島?バンド?なに、もんきー?ちゃうっちゅうねん」
などと首をかしげながら、
耳を傾けてみると、
YUKIちゃんを思わせるような独特のボーカルと、
全然早弾きでもないのに耳に残るギター、
エッジの効いた骨太のベース、
そして、飾り気は無いが力強いドラム。
以上。
うん、これぞロックのサウンド、
徳島らしい、「他はなんも無し!」というシンプルさがステキ!
その場でファンになってしもうたわけです。
そして、ついに実現した武道館公演。
これを聴きにいかんでどないするん!
きっと、同じ思いを胸にした徳島出身者が、
九段下に集結していたに違いない、なんて思てたんですけど、
さて、どないでっしゃろ?
回りキョロキョロしたら、なんとなく、徳島顔やなぁ、
って人を何人かみかけましたが。偏見か?(汗
そのライブは、多分30曲ほど?を大熱唱、
あまりのアツサに、脚は痛うなったし、耳はおかしいなるし
(まだ耳鳴りしとんやけど。もう丸1日たっとーでよ!)、
結構オジサンにはしんどかったんやけどな、
君らのアツイ思いは2階席後方でも、よー届いとったけんな。
サポートメンバーを入れるような事はせんと、
最後の最後まで3人だけで、
しかも同じ楽器だけで熱唱しきった、君らはホンマに偉い!
まぁ、同じこの武道館で、ピアノだけでライブをやった、
安藝さんちのアンジェラさんも大したもんやけどな(笑)
ちょっと無骨な、というか、
ホンマに「歌います!聴いて下さい!」
に徹したライブは、共感は持ててえぇんやけど、
これからまだ、長い事活動せなあかんのんやけん、
いろいろ工夫はしていかなあかんのんちゃうんかいななー、
なんて事も、チラリと思いました。
陽水のライブとか、機会あったら聴いてみて欲しいんよな。
アコギ1本で弾き語りもあり、
シンセのサウンドに浸るような歌もあり、
アンコールではギンギンのロック・観客総立ち!で「氷の世界」やったり。
そのパフォーマンスの際たるや、ホンマ、圧巻やけん。
ところで、チャットが2月に、
徳島の城東高校予選会にてシークレットライブを行い、
その模様がNHK徳島放送局で放送された、
というのを、当ブログのコメンテーター(?)、しんすけ様より教えていただき、
おかげで、実家に頼んで録画してもらう事ができ、
その模様をこちらでも鑑賞する事が出来たのですが(多謝!)、
いやホンマ、君らはえらい、僕に近いところにおったんやな、と改めて思いました。
ベースのあっこは、市内の楽器屋(ギターショップ)でバイトしてた、と。
そこ、僕がギターを買った店なんやけど。
しかも、弦を何回も買いにいっとーし。
ひょっとして、「すいません、これください」ってレジに持っていった時に、
お会計してくれとったりするんちゃうんかいな?ドキドキ。
えっちゃんとあっこが城東高校に通っとった時、
僕はちょい隣の徳島大学におったし
(多分、学部4年~M2の期間が被っとるはず)、
クミコンとあっこが通った鳴教は、
図書館やらなんやらと、なにげによく行ったところだったりもするし。
いやはや、こんな子らが武道館やてなー、
なんて感心してたら、それだけやなかったんですよ。
極めつけは、中学時代の後輩で、
城東・鳴教出身の、とある後輩に「チャットと繋がりは?」って聴いてみたら、
・えっちゃんとは一緒に演奏した事がある(城東のオケで)
・クミコンは、(後輩の)嫁と同級である
・あっちゃんの父ちゃんと(後輩本人が)知り合いである
って、どこまで接点あんねん!
ちょっとそれ、凄すぎやぞ。羨ましすぎるぞ!!
たまには感心したぞ!(笑)
近頃チャットに首っ丈なごっさんでした。
けど、君らのアツイ演奏は、あまり聴きすぎると体力を失うので、
それなりで聴いとります。堪忍してな。
僕には、えっちゃんの声が涙声に聞こえてしゃーないのだ。
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