superA、再び戦線へ!
新宿のキヤノンへEOS630を持っていったついでに、
先日、ハードオフにて\1,000のジャンクで購入した、
PENTAXの「superA」の試写もしてみました。
僕のカメラチェック方法はいたってシンプル。
・リバーサルを詰めて、固定露出撮影の試験
・カメラの指示通りの露出で撮影する試験
固定露出の試験は、以下の2パターンにて撮影をします。
(1)もっとも最高速のシャッター速で適正の露出で撮影、
以下、「絞りを1絞りずつ閉じながら」「シャッター速を1段ずつ遅くする」
…で、最小絞りまで撮影する。
すなわち、相対的に同じ露出で開放絞り~最小絞りまで撮影する、
という事です。
シャッター速にムラがあれば、1コマ1コマ、
違う露出になるはず、という事です。
こちら、合格!
(2)同じシャッター速/絞りにて、同じ写真を5枚撮影。
いわば、モードラを5コマ続けて撮るようなもの
(今回はワインダー/モードラ無しなので、手回しですが)。
シャッター速にムラがあれば、やはり、露出がワヤになるはずですが、
こちらも一定。
合格!
そして、露出計のチェックは、
逆光だろうがなんだろうが、
相手が黒かろうが白かろうが、
「言い値」で撮影をする、というもの。
当然、逆光ないし白い被写体であれば真っ暗になり、
逆に暗かったり黒かったりすると露出オーバーになるはず。
そこを、直したい衝動を抑えて、「Let it Be」。
結果は、逆光は暗くなり、暗い被写体は、ちとオーバーぎみ。
て事で、合格!(ついでに、こういうテストをする事で、
露出計のクセをつかんでいく必要もあります。)
…完璧じゃないですか(爆)
かつて、約2万で購入したsuperAは、
シャッター速にムラがある、という診断結果を受け、
あえなく退役と相成りましたが、
今回は、それ以上の良好なコンディションの個体のようです。
それが\1,000ってまた・・・(汗)
これで、PENTAXの銀塩カメラは
「MX」「MZ-3」、そして「superA」と、
実に3台体勢になってしまいました。
このデジタルのご時世に・・・orz
まぁ良いのです。違うカメラで撮影すると、
気分も変わるので、違う写真が撮れるのです。(言い訳?)
ちなみに、今回の試写で使ったレンズは、
去年、東京カメラサービスのジャンクにて購入した
「SMC PENTAX-M 50mm F1.4」。
購入以来、まだ試写をしてませんでした。
このレンズ、ほぼ真ん中の玉に曇りがあります。
昨日、分解して清掃しましたが、綺麗になりません。
どうも、貼り合わせ面が曇っているようです。
残念!
でも、ポジを直視する限りは、
あまり曇りの影響による写りへの影響は無さそうです。
昔から、こういう「カメラ1台に標準レンズ50mmのみ」という、
超ラフな撮影をする事が多かったです。
こういう最小限の構成だと、
広角・望遠・ズームに頼れないので、
今のこの状況で最善の写真を撮るためにはどうすれば良いか、
という課題を自分に課しながら撮影をできるので、
いい訓練になります。
また、不思議と、エモーショナルな写真を撮れるような気がするのです。
PENTAX superA
SMC PENTAX-M 50mm F1.4
Kodak Elite Chorome 100
1/2000 F2.8
2008年4月12日
かなりラフに撮った写真で、かつ、
スキャナーをオートモードで適当スキャンした画像ですが、
割といい感じの写真だったので、載せてみました。
後で詳しく書こうと思いますが、
かつて「玉川上水」および「京王線」(まだ地上線)が走っていたところを、
散策しながら撮影していたのです。
ちょっと隠れてますが、ここに玉川上水があった、の碑です。
最近、去りゆく電車を記録する事にばかり夢中で、
ファインダーの中身と対話をしていなかったなぁ、と、
ここ3年ばかり撮った写真を見ながら思っていたところだったので、
いい刺激となりました。
また、こういう撮影をしにいきたいと思います。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ペンタックス「フィルムカメラプロジェクト」に寄せて(2022.12.20)
- 「すずめの戸締まり」に出てきたあの場所3選(2022.11.20)
- 大糸線廃線?問題、活性化へ向けての私見(2022.08.01)
- 追悼・西村京太郎氏~「西日本鉄道殺人事件」を読む(2022.03.07)
- 鉄道写真は「ありのまま」こそが美しい(2021.04.12)
「カメラ」カテゴリの記事
- 銚子へ ~Canon PにFerrania P30を詰めて (6)「1000人画廊」でDS3を撮ってからの犬吠埼(2024.10.04)
- 銚子へ ~Canon PにFerrania P30を詰めて (5)電車とJupiterと猫と(2024.09.30)
- 銚子へ ~Canon PにFerrania P30を詰めて (4)アシカ島付近(2024.09.12)
- 銚子へ ~Canon PにFerrania P30を詰めて (3)髪毛黒生駅、もとい、笠上黒生駅(2024.07.13)
- 銚子へ ~Canon PにFerrania P30を詰めて (2)本銚子駅(2024.07.11)
コメント
@金長狸さま
superAのシャッターは、
全速電子式だったような気がしますね。
シャッター速の指定が電子ボタン式ですし、
電源をOFFにすると、シャッター切れません。
このカメラには、フォクトレンダーの
「ULTRON 40mm F2」が似合うなぁ、と思い始めてます。
小型の筐体にピッタリなパンケーキのレンズで、
しかもAレンズ仕様ですから、フルモード対応。
ズボラ撮影ではプログラムAEも使える。
夏季賞与の使い道の1つとして検討、かな?
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigt/v-lens/sl2/40sl2/index.html
投稿: ごっさん | 2008年4月14日 (月) 00時37分
ほほ~良いお買い物をしましたね~
全速電子でBも電子でしたっけ??
メカニカルは、X125のみ??
投稿: 金長狸@明日は妊婦検診 | 2008年4月13日 (日) 23時37分