このGWは完全カレンダー通りにつき、
4/26から数え始めると
「2日休んで1日働き、1日休んで3日働き、
4日休んで、(明日から)3日働いて、2日休んで」
という、超不規則な毎日を過ごしておりますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
(って、そういう人が一番多いんだろうけど)
その中でも、一番GWらしかった4日間がアッという間に終了。
軽くダイジェスト。
■5/3(土)
取引先(厳密に言わなくてもちょっと違うのだが、便宜上)と「スイーツの会」。
そもそも、下戸で不調法なごっさんにつき、
あって話しをするなら甘い物の会を!、という事で、
今回が3回目となる。
某ホテルのラウンジにて行われていたケーキバイキング。
14:30から18:30までで時間制限無し、の会だったが、
その時間を過ぎてもずっとペチャクチャ、ペチャクチャ。
一応、ホテルのラウンジである以上、出て行け、とは言われない。
そして、フッと気がつくと、なんと21:30!
なんと、前半は甘い物だけで、
後半は水だけで(!)7時間も盛り上がっていたのでした。
僕は酒飲みじゃないので、必要に応じてテンションを切り替えられる、
いわゆる「脳内アルコールデヒドロゲナーゼ」を機能させ、
こういう場を乗り切る事ができるのだが、
後の3名も、ケーキと水だけでこのテンションを持続させたのだから、
なんとも大した面々であったと思われる
(ちなみに、毎回このテンションである、というのはヒミツ)
■5/4(日)
この連休中に、御殿場アウトレットに行けたらなぁ、
とカミサンと話しをしていたのだが、
どうやら車は大渋滞&駐車場に入れないようなので、
RSE「あさぎり」に乗っていくか、という事になる。
しかし、同じ事を考える人は多く、
前日、ロマンスカーの空席状況を見ると、
午前は既にいっぱい、午後はかろうじて若干の空席。
なら、とりあえず小田急の窓口まで行って、
「あさぎり」の空席を聞いてから、今日の予定を考えよう、という事に。
で、聞いてみると、やはり、まだ空席有り、との事。
早速指定券と、御殿場往復割引券を購入し、
初めてRSEの乗客となる。
日頃小田急に乗って会社に行っているが、
町田から西へ行く機会はまれで、車窓に釘付け。
もちろん、将来撮影に行く事を考えての事、であるが、
「ここ、良さそう」と思うところは、駅間のど真ん中、
しかもどえらく離れてたりするので、あまり参考になっていない。
松田からは御殿場線に乗り入れ。
そういえば、JR東海の線路を走るのも相当久しぶりである
(こういう場合、新幹線は除外するべき)
さすがは旧東海道線、山線に入るまでは結構な速度で飛ばす。
しかし、ひとたび峠に入ると、右に左に折れ曲がり、
さすがにRSEも、もたつき気味。
時折、かつての複線跡である橋脚やトンネルが目に止まり、興味深い。
御殿場駅にさしかかる直前から、
あちこちの道路で大渋滞が発生しているのが目に止まり、
車で来なくてよかったと改めて思う。
御殿場駅からのシャトルバスに乗ると、
超ジモティな運転手さんが、田んぼのあぜ道のような裏道を通り抜け
(普通の路線バスサイズの車で、です)、
予定よりは遅れつつも、無事アウトレットに到着。
一番の目的はNikonのアウトレットストアだったが、
「D40Xが安かったら買おうかなぁ」という目論見とは裏腹に、
ボディ単体で6万円台後半というぼったくり価格。
ちなみに、フジヤの中古なら3万円台後半、
マップの新品在庫特価でも4万円台後半だ、話しにならねぇ。
後は、カミサンと一緒に、ひとしきりの店を見て回り、若干の服などを購入。
途中、「Banana Republic」で見かけたスカートがかわいい、という話しになるが、
「いいや、別に」とカミサンが言うので購入せず。
でも、後から、やっぱ買ってあげてたら良かった、と後悔の念にとらわれる。
帰りは、「あさぎり」埋まっている事が分かっていたので、
普通列車の乗客となる。
いつもは、313系の2連が走っているはずだが、
アウトレットの客をさばくためだろう、4連に増車。
しかし、恐らく乗車率は150%くらいに達していたであろう。
みな、アウトレットから都心へ向かい乗客ばかり。
きっと、地元のみなさんは辟易とされているに違いない。
D52が静態保存されている山北駅が、丁度、峠の終了地点。
ここからは下り坂となるので、
「新快速」でもお馴染みの313系がぶっ飛ばしていく。
行きのRSEがグングン駆け上がった勾配を、
313系が恐ろしいばかりの速度で駆け下りていく。
あ、そういえば、途中駅で遅れていたのでした。回復運転、回復運転。
松田に着く頃には、きっと、定時に戻っていたはず。
新松田から、小田急の「急行」の乗客となり、1時間ほどで登戸着、
近所のインド料理屋で晩飯、
前々から気になっていたが、かなり本格的なインド料理だ。
また来よう。
■5/5(月)
今日は、カミサンを巻き添えにして、
アキバへ模型屋巡り。
主な目的は、グリーンマックス(GM)のショップで行き、
クハ111の部品を買う事。
実は、15年前、GMの111系4連キットを購入し、
JR四国仕様に改造して組み立てていたのだが、
3両完成し、4両目の改造が済んで、後は塗るだけ、
という段階で工事ストップしていたのだ。
これを再開するには、まず、紛失した部品を買う事から・・・
と思ったら、15年の歳月を経て、GMの111系はリニューアルし、
全く部品に互換性が無い事が判明。
悩んだあげく、残りのクハ111は、現行キットで組み直す事を決意。
窓埋めから再開する事にする。
でも折角なので、このネットのご時世であるから、
当時の111系の事をよく調べてから組み始める事にしよう。
そのほか、GMの小田急9000系4連キット+2連中間車キットを購入。
これを5200系6連に仕上げる。
それに、5000系4連をいずれ購入し、10連に仕上げよう、というわけだ。
先日から、小田急で5200系や5000系を見るたびに、
ディティールの写真を記録し始めた。
なんか、我ながら本格的になり始めているのではないか、
というツッコミが。
GM以外では、「ぽち」や「ポポンデッタ」などを巡り、
KATOの旧製品のクハ181を探すが、全く見あたらない。
モハやモロ、サロはごろごろあるのだが。
手元の181系セット、クハ1両だけが欠けているので、
なんとか、リニューアル前のクハを買いたいところで、
しばらく粘ってみようと思う。
■5/6(火)
今日は、有楽町まで、「熱狂の日」を鑑賞に行く。
最初は、ヴェトナム国立交響楽団の演奏で、
シューベルトの5番と、モーツァルトの「大ト短調」。
カミサンが、5番が聞きたいから、という事で聴きに行ったわけだが、
恐らく、生涯で、この機会以外に耳にすることはないであろう、
ヴェトナムのオーケストラの音に興味津々。
正直、レベルは、国内大学オケ(アマの)位だと思う。
時折、ハッとするようないい音色を聞かせるところがプロオケの面目躍如だが、
ホルンなどは、「打率5割」くらいで、音はずし過ぎかな、と。
また、ヴァイオリンは、コンサートミストレスよりも、
2人後ろの、長身の美女の人の音量が大きい、
といか、各員の音量がまちまちで、アンサンブルが揃ってない。
弓の動きも、随分小幅で、いかにも音量出なさそうな人ばかり。
と、悪口を書き並べてしまっているが、
不思議と、さわやかな気分で鑑賞できた。
それなりに一所懸命弾いているのが伝わってくるからだろう。
また、メンバーがおもしろい。
女性も男性も、ヴェトナムの民族衣装に身を包んでいる。
女性は、映画の主役かと思うような美女ばかりで、
一方、男性は、ホーチミンの街角の屋台で
怪しげな果物のジュースを売っているオジサン、というような方たちばかり(笑)
とにかく、ビジュアル的にも、馴染みのないオケでとてもおもしろかった。
※米英の人の目からみれば、日本のオケも、似たようなもんなんだろうか、と思いつつ。
昼食をはさんで、午後は、オーケストラアンサンブル金沢(OEK)他の演奏で、
ベートーヴェンの秘曲「合唱幻想曲」。
劇ムズのピアノに、ソロの歌手6名、合唱、オケという超大編成で、
日頃、あまり演奏される機会がない(それだけ人を集めると、
ギャラが大変で仕方ないから)
作品番号的に、交響曲第6番と第7番の間に位置しており、
やりたいことを無理矢理詰め込んだらワケ分からなくなりました、
的な雰囲気が伝わってくる曲だが、
終結のフォルテッシモの爆発のエネルギーがものすごい。
秘曲だけに、「ラ・フォル・ジュルネ」としては比較的硬派な、
割と普通のクラシックのコンサートに来そうな客層ばかり。
にしても、こうして聞いてみると、OEKのレベルの高さはすごい。
アンサンブルと団体名に入るだけあって、
サウンドの統一感はまさに室内楽。
指揮者の要求にも的確に、機敏に反応する。
ピアニストの女性は、難しいパッセージも難なくこなし、
ちょっと軽くこなしすぎか、と思うほど。
ベートーヴェンなんだから、もっと重々しくても、と思わなくないが、
あまりに見事に弾きこなすので、はぁ、参りました、と言わざるを得ない。
シュレスヴィヒ・ホルシュタインの合唱団は、
少ない人数で室内合唱だが、精鋭揃いという事もあり、
オケを蹴散らすような大音量の合唱で度肝を抜く。さすが。
「ラ・フォル・ジュルネ」は、第2回以来、なんだかんだ、
毎年聞いているが、今年も、なかなか興味深く聞かせてもらった。
来年は「バッハ特集」らしい。また聴きにこようっと。
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