去りゆく207系を追って
まだ足立区に住んでいた頃は、
近くの常磐線に、最後の1本となった103系を追って、
しばしば撮影に行ったものです。
そもそも、*ist Dsも、103系を追うために買ったようなものでしたし。
「関東圏最後の103系」をひたすら追い、
一度、燃え尽きてしまい、
再び鉄道を追うようになるまでに、
2年弱ほどのインターバルが空いてしまったものです。
そんな、ひたすら通い詰めた常磐線、
103系が去り、415系やE501系も去り、
そして今度は、去りゆく203系と207系を追って、
「鉄」が集結しつつあります。
今日は、約3年振りに常磐線を写しに行ってきました。
PENTAX *ist Ds
TAMRON 75-250mm F3.8-4.5 104A (テレ端)
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
JR常磐線 北松戸駅(取手方)
2008年6月15日
203系は、日頃千代田線に乗って通勤しているごっさんにとっては、
必ずしも「いい電車」とは言えないかもしれません。
・音が論外にうるさい(ウォークマンのノイズリダクションも役に立たない)
・出入り口近辺につり革が無い(かなりの踏ん張りを要する)
201系と同じ足回りで、103系1000番代を追放した203系も、
E233系千代田線乗り入れ車が登場すれば、
中央線の201系と同様、退役する事になるでしょう。
PENTAX *ist Ds
TAMRON 75-250mm F3.8-4.5 104A (テレ端)
1/800秒 F5.6 (ISO200)
JR常磐線 北松戸駅(取手方)
2008年6月15日
日本中見渡しても、この1本しか存在しない、207系900番代。
同じ207系を名乗る電車は、JR西日本にもいますが、
見た目も中身も全く別物。
「205系ベースで、足回りはVVVFインバータ」という試作車、
まだ当時、国鉄には、インバータ制御の電車はいませんでした。
207系900番代で、初めて、しかし慎重に、
新方式の電車に手を出したわけであります。
この207系の「我孫子行き」が、北松戸を出て向こうに行ってから、
「このポジション、後追いの方がいいのが撮れるんじゃないだろうか」
と気づいたごっさん。
今回は、どうにも平面的な写真でつまらないものになってしまいました。
ホントは、この北松戸と、馬橋の間のカーブで撮ろうかな、
と思ったんですが、柵をクリアするためには、
脚立に昇らないと行けなかった事を、後から思い出しました。
失態!
一応、ガードレールに昇って試写してみたりしましたが、
あまりいいのが撮れそうにもなかったので、
急遽、構内撮りに変更した次第です。
後は、南柏駅の構内撮りでもいいかな、と思いつつ、
207系がいつ走ってくるか、と思うとあまり遠くまで行けず、
みたいな中途半端な撮影となってしまいました。
更に、ホントは、購入して1年にもなろうかという、
(今更ながら)MZ-3の試写もかねて、久しぶりにDNPで撮って、
と思っていたのを果たす事も出来なかったので、
ちと、神奈川からは「小旅行」な距離の常磐線ですが、
また近いうちにトライしてみたいと思います。
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