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2008年8月14日 (木)

久しぶりにWindows Me

「そういや、最近、Me使ってないなぁ」

思い立ったが吉日?
ThinkPad X20にクリーンインストール。

※既に動いているXPを消すのは勿体無いので、
余っていた4GBのHDDに換装。そこはぬかりなし。

Me・・・、これほど「呪われた」OSはあったでしょうか。
「不安定」「重い」「動かなくなった」など、
よくない形容詞と共に語られる、最後の「DOSベースのWindows」。

僕自身、前の会社のPCで触っていた程度でしたが、
確かに、原因不明な不具合もあり
(突然、フォントがめちゃくちゃになった時は、さすがに焦った。
ちょうど、IE6が公開された頃だったので、
それをインストールしたらシステム新しくなったらしく治りましたけど)、
よくない印象を拭えないOSでした。

XP登場を控え、セットアッパーとして急遽投入されたOSは、
「98SEをベースに」「Win2Kの見た目を実装し」「XPの機能を一部先取りした」
とでも言うべきものでした。

おそらく、98SEの段階で限界に達していたDOSカーネルの上に、
あれこれと機能を押し込んだことで、
もはや、まともに立ち振る舞う事すらできなくなった悲劇のOS。

そういえば、XPが登場した頃、
店頭でXPのカタログを手にして読んでいたのですが、
驚くべき一言が載っていました。

XPは、Meとは異なり、非常に安定したOSです。

自分で欠陥商品と認めんなよ、マイクロソフトさん。

つい去年発売されたばかりの、しかも「千年紀」(Millenium)を名乗るOSを、
こうもあっさり「不安定」と認めるマイクロソフト。
ひょっとすると、いかにXPが(あるいは2000が)素晴らしいOSか、
その比較対照として世に送り出したのではないか・・・、とすら思えます。

当時、初めて手にしたPCがMe機だった、という知り合いの多くは、
その後、PCをあまり触らない人たちになっていきました。
「パソコン、言うことを聞いてくれない」「うまく起動しない」
といった理由でした。
2000年に初めてPCを買った人たちの多くは、
こうして、「PCに縁のない人たち」になっていったんじゃないか、
という気がします。
(そういう調査結果があるわけではありません。
自己体験に基づく経験則です。
もし、数字があるなら、是非拝見してみたいです。)

ところで、うちにはMeがプリインストールされていたVAIOがあります。
「壊れたから捨てようかと」と、カミサン(当時は彼女)が言うので、
捨てるくらいなら、って事でもらってきたら、
案の定、壊れていたのはMeで、ハード的にはまったく問題なし。

Meを、5年近くも再インストールせず使い続け、
しかもメインメモリは64MBのみ!(まして、その一部はVGAに取られている・・・)
で使い続けりゃ、そりゃ、起動もしなくなるよ、と思いましたが、
PCの事が分からなきゃそんな判断できないですよね、そりゃ。

で、Meって、実際のところはどうなのよ・・・、と思って、
こうして、久しぶりにインストールして使ってみておるわけですが。

クリーンインストールしたばかり、という事もありますが、
非常に軽快に動作するのが印象的です。
たとえば、マイコンピュータをダブルクリックした時の、
ウィンドウの立ち上がり方などは、
やはり、XPとは違う感じがします。

ところが、時々、「ピタッ」ってとまるんですよ。
まるで、「だ~れかさんが・・・、転んだ!」って具合に。
しかも、予期しないタイミングなので、
一瞬、「ん?うまくクリックできなかったかな?」
と思って再度ポチポチッてやっても、やはり変わらず。
で、20秒ほどジーッと画面を見ていると、
ハッ!、と気づいたように動き出す、という具合。

こういう「ピタッ」ってとまる感じ、
95や98SEの時にもしばしばありましたが、
Meの方が、頻度が高いような気がします。

※こういう時に、焦ってクリックしまくったりすると、
ブルー画面になって「システムがビジー状態」といわれるのです。
とにかく待つ・・・、のが正解です。
こういう積み重ねが、「Me起動せず」に結びつくのです・・・

また、最初にIEを立ち上げようとするとエラーが出たのですが、
文字がまったく出てこないので、なんのエラーか分からない。
なんじゃこりゃ、と考えてみたら、
あぁ、接続ウィザードまだやってなかったなぁ、
と思ってやってみたら正常化。
って、普通気づかないよなぁ、こういうの、素人さんだと。
「え、何、なに?」ってなりますよね、多分。

あと、エクスプローラを立ち上げた時、
ある時点から急に、フォルダツリーが表示されなくなって、
はて、なんじゃ、と思い、さすがにGoogle検索に頼ってみると、
IEを修復セットアップしたら直る、って・・・、
いや、だから気づかないから、普通。

そしてまた、噂通り、リソースを食いますね。
ブラウザ使っていると、普通に50%を切っています。
無理に長時間使い続けず、再起動するようにした方が良さそうです。

とはいえ、CPUはCeleron 500MHzで、メモリも320MBと、
DOSカーネルのOSを動かすには必要十分
(特に、メモリは重要ですね、Meの場合)。
しばらく、時代錯誤な環境を楽しんでみたいと思います。

ちなみに、このWindows Meには、しかし、非常に素晴らしいポイントがあります。
「起動ディスク」のフロッピーが秀逸なのです。

98SE(PC/AT)の起動ディスクは、2枚に分かれてますが、
Meのは1枚に収まっています。
また、CD-ROMのドライバもよくできていて、
これまで、認識できなかったドライブはありませんでした。
(もちろん、SCSIかIDEじゃなきゃいけませんが)
NTFSの認識ができないのはどうしようもないとして、
OSインストール前にHDDの状態を整えるツールとしては、
おそらく「最強」の部類に入るものです。
せっかく久しぶりにインストールしたので、
何枚か作りだめ手おこうかな、と思います。

※ちなみに、まだ未使用のフロッピーを数十枚持っています。
ハードオフで、新品を、恐ろしく安い値段で買ってきたものですが、
古いPCのメンテには必需品なので、重宝しています。

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コメント

1年ほどで「ん?」と思い始め、
2年ほどで「おいおい」と思い始め、
3年ほどで「この野郎!」と思うようになる

って位のスパンの話しだけど。

メモリがちゃんと載ってたら、という条件つき。

64MBじゃ、3年も持たない気がするなぁ。
当時はメモリ価格が高かったからか、
ほとんどのプリインストール機は64MBだった。
それも、悲劇を招いた一因・・・

投稿: ごっさん | 2008年8月14日 (木) 23時10分

そこまで酷いものだったとわ>Meたん

ちょっと前、VAIO-GTを使った時にプレインストールされていたのがMe。
停まったらどーしよ♪状態でヒヤヒヤしながら
結構ヘヴィに使った気がするが「噂ほどでもないわ」状態で特に困ることもなくww

投稿: gochi-zoh | 2008年8月14日 (木) 08時49分

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