« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »

2008年9月

2008年9月30日 (火)

*ist Ds後継候補?

個人的に、*ist Dsに今でもこだわっている理由は、
そのサイズの小ささと、簡潔な操作性にある。

そういう意味では、K10DやK20Dでは、
ちと煩雑だし、デカくて重いし、という思いを抱いていた。

新しく発表されたK-mは、
「ママのための」なんて謳っているくらいで、
HELPボタンがあったりしてチと恥ずかしいのだが、
左肩が何も無いほど簡潔で小型化され、
中身はK200Dと同じときているから、
機能的には何の不足もない。
(防塵防滴が省かれたくらい?)

地味なところでは、
撮影した画像の任意の箇所をズームアップできる、
というのは、撮影している現場では重宝しそうだ。
普通、プレビューをズームアップしても、
真ん中がどんどんとでかくなるので、
縁の方に移動するには、
ズームアップしてから縦横に動かす必要がある。
その手間がかからないだけでも、価値がありそう。
(実は、K10DやK20Dでは実装済みなのかしら?)

軍艦部の液晶表示が無くなっており、
情報はすべて、フィルム面?の液晶に集約されているので、
そこで困る事があるかどうか、
これは実機の挙動をよく見る必要があろう。

また、ドライブやISOなどは、
「Fn」キーを押して選択、というのがPENTAXの特徴だったが、
このキーが廃止されており、
すべて「MENU」から選ぶようになっている。
ここも、実際に操作してみて煩わしいようだと、
ちと困った事になる。

後は、エントリーモデルならではのペンタミラーが、
どこまで「許せる」出来になっているか。
ただ、AFはこれまでの機種で一番いいと開発者は述べているようなので、
この際、緑マークのフォーカスエイドに頼ってみるか・・・、
なんて事も考えてみたり。

続きを読む "*ist Ds後継候補?"

| | コメント (2)

私的ネットブック論

ネットブック(NetBook)と呼ばれる、超小型で安価なノートPCがよく売れており、
国内のPCメーカーは大慌てのようである。

高価で利便性が高く、それでいてよく壊れて寿命の短いノートPCは、
メーカーにはいい儲けの種だったはずだが、
そんなマネーサイクルも通用しなくなりつつある。

かつて、NECのPC-98は「コンパック・ショック」で衰退の途を辿ったが、
ひょっとすると、2008年は「EeePCショック」の年として
日本のPC史に名を残す事になるかもしれない。

個人的にも、ネットブックは気になる存在である。
何がネットブックの魅力で、
(似たり寄ったりのマシンが多い中で)何を基準に選ぶといいのか、
個人的に思うところを書き記しておきたい。

■キーボードは打ちやすいか?

日本では、主なネットブックのターゲット層は「2台目」である、と言われている。
家にはデスクトップや大型ノートがあるが、
出先でもPCを使いたい、という方である。

では、何のために?
やはり、メールを読み書きしたり、
ネットを閲覧したりブログを書いたり、
というのが一番大きな理由であろう。

であれば、最も重要なデバイスはキーボードとなるはずである。

各社、小さい筐体ながら使いやすいキーボードを載せよう頑張っているが、
果たして、十分に満足いくものであるか、よく検討するべきである。

先日、アキバを歩いた際、いろんなネットブックを触ってみたが、
残念ながら、これはいい!、と思えるものはなかった。

唯一、hp 2133だけはすんなりタッチタイプできたが、
そもそもこれは「ネットブック」ではない。
あくまで「超小型ノートPC」である。
もし、打鍵に妥協を許さないなら、ネットブックの定義からは外れるが、
超小型PCを詮索する方がいいかもしれない。

※そもそも、ネットブックの定義は、
マイクロソフトとインテルが策定しているもので、
その定義にマッチした製品を作る会社には、
AtomやXPを格安で卸しますよ、という戦略に成り立っている。
hp 2133は定義を満たしていないので、
あくまで「超小型PC」であり、それゆえ、OSはVistaである。

■デザイン

持ち出す機会が多いとなると、無視できないのはデザインだろう。
そもそも、ネットブックは「安い」からこそネットブックなわけで、
そこに高級感を求めるのは酷かもしれないが、
機能で差別化できない以上、「これが私のパソコン」という独自性を出すなら、
いろんなターゲットに受け入れられるデザインを用意するといいだろう。
その辺、ケータイ業界の戦略なんかは参考になるように思う。

※すると、「ネットブックのVAIO」なんてものを待望する声が、
あちこちから聞こえてくるような気がする。

■電池

外で使うんだから、電池がもつのは、あまりに当たり前の条件であろう。

また、出先で簡単に充電できるよう、小型軽量のACアダプタが付属している事が望ましい。

■クリック感とタッチパッド

店頭でいろんなネットブックを試した時、
あまりにクリックボタンの出来の悪い機種が多いのには驚いた。
仮にも、ノートPCをいろいろ出してるベンダーばかりではないか。
そりゃ、タップ派の方が多いのかもしれないが、クリック派の事も考えて欲しいと思う。

また、無理にタッチパッドにこだわる必要もないのでは?、と思う。
ThinkPad X20のように、ポインティングスティックにスクロールボタン、という構成は、
面積に限りのあるネットブックにこそ適してるのではないだろうか。

■液晶サイズ

ネットブックの規定では、液晶の横解像度は1024、つまりXGAまでと決められているらしい。
しかし、Gigabyteが横1280のネットブックを発売したから、
これからは高解像度の液晶も増えるのかもしれない。

しかし、小型の筐体では8インチ代の液晶が主流になるであろうから、
無理に高解像度化する必要はない。
まぁ、こればかりは「用途」による。
兄貴の場合、小型PCは「旅先で、撮影したばかりの写真を見たり、整理したり」
に使いたいというから、解像度は高いに越したことはない。

が、文字打ちとなると、1280では字が小さすぎると思う。
多少筐体が大きくて、10インチ近い液晶になるなら、1280もありと思うが、
ネットブックに限定して考えると厳しい。

また、横が1024でも、高さが600しかない、いわゆるWSVGAというサイズは、個人的にはちと頂けない。
横長は流行りだが、やはり、もっともスタンダードなXGAの方が使い勝手がいいように思う。

■母艦PCとの親和性

「2台目PC」としての需要が多いネットブック、
となると、家には他に、母艦となるPCが存在する、
という事になる。

目下、ネットブックに興味を示すのは、
割とPCの利用法に慣れた方ばかりだと思うので、
家の中でLANを張り巡らし、
共有フォルダを作ったり、NASを設置したりして、
うまくデータの共有を果たしている事であろう。

しかし今後、よりライトなユーザにも訴求していく場合、
簡単にデータを共有する方法を提案していく必要があるのでは、
と思われる。

マックだと、FireWireで本体同士を接続すると、
片方の本体が外付けドライブとして認識される、
という話を聞いた事がある(ホンマですかね?)
それくらい、簡単で何も考えなくていいような、
イージーな接続方法があっていいのでは、と思う。

・・・てな感じで、割と当たり前の事ばかり書いてしまったが、
こういう事を考えながら、ふと過去に思いを馳せると、
ネットブック的なコンセプトを具現化しようとしたような、
意欲的なPCは歴史上に多く存在している。

それは、IBMの「Palm Top 110」であり、
東芝の「Libretto」シリーズであり、
「VAIO C1」であり、シャープの「MURAMASA」であった。

トランスメタのCrusoeに大乱舞し、
その省電力と、反面の非力に世は「狂うそう」になったのもまだ8年ほど前。

NECは「ノート型」と言い、東芝は「ブック型」と言ったがために、
「ノートブック」なんて変な呼称が定着した可搬型演算器の数々。

いつの時代も、外出時に丁度いいPCがほしいと多くの人が願い、
手を出し、失敗し、廃れ、また新しいものが生まれ・・・、
現在では、それは「iPhone派」「W-ZERO3派」など、
ケータイ寄りの派閥の人たちを多く生み出し、
そして一方で、いや、やはりPCでなくては、
と考える人たちの思いが、ネットブックに集中しているように思う。

まだ世に出たばかりのネットブック、
「最後まで手に入るXPマシン」であるが故?、のブームかもしれないが、
今後、各社がどんな製品を出し、世に問うてくるか、
注目していきたいと思っている。

続きを読む "私的ネットブック論"

| | コメント (0)

2008年9月28日 (日)

JR四国、国鉄色キハ47+キハ58・65の団臨

ちょっとネタが古くなっておりますが、
兄から届いていた写真を掲載。
9/14に土讃線を走った、
国鉄色キハ58・キハ65(58はヒゲ付き!)+「たらこ色」のキハ47という、
JR四国の2大?リバイバル国鉄色夢の共演です。

Dsc_0247rsp
Nikon D200
1/800 F7.1 (ISO400)
2008年9月14日

この日、土讃線沿線は、
(既に金長狸様からのコメントにもある通り)
かなりの鉄道ファンが撮影に押しかけていたようで、
名撮影ポイントと言われる場所はみな、
場所取りでかなり殺気だっていた、と聞きます。

で、兄はというと、
そういった場所を避けて、
あまり狙う人のいないところで撮ろうと、
吉野川の河原の方に降りてきたようです。
おかげで、付近には撮影者はちらほらいた程度、
という事ですから、他にはあまりないアングルの写真になったようです。

大歩危・小歩危の流れを楽しむ人達と国鉄色の気動車の組み合わせ、
のどかな雰囲気でいい感じです。

せっかく田舎で写真を撮るなら、
こういう写真を撮りたいものだ、と思いますね。

| | コメント (3)

2008年9月26日 (金)

伊予大洲で四国色キハ65+キハ58を撮る

予告通り、徳島に帰省しておりました。

短い間に予定がいろいろで、結構疲れました(汗
東京に戻った日、6時間も昼寝をしてしまった・・・
その夜は普通に6時間寝たから、合計で12時間・・・

さて、本当は、帰省の間は兄は仕事のはずだったのが、
20日(土)が休みになったから、という事で、
車に乗せられて、はるばる伊予大洲方面に撮影に行って参りました。
朝4時起床・・・、これがそもそもの眠気の始まり・・・

この日の前日までは国鉄急行色「ヒゲ付き」キハ58も仕業についていたとの事でしたが、
残念ながら、この日は四国色のみの仕業。
でも、国鉄急行色は10月のさよなら運転を写しに行く予定で、
ある意味、これが最後の四国色キハ58+キハ65という事になりましたので、
思い出深い撮影となりました。

最初に撮影したのは、伊予大洲を出てすぐにある、肱川(ひじかわ)の鉄橋。

「今日は随分霧が濃いなぁ」なんて思ってたら、
そもそも、大洲や肱川は、霧が出やすい名所、との事。
うーん、まだまだ知らない四国がありました・・・

ホントは、「霧とお城(大洲城)とキハ58」という組み合わせで、
なんて思ってたのですが、あまりいいアングルに行き着かず、
こんな感じの無難な写真となりました。

Imgp161801
PENTAX K10D (兄より借用)
COSINA Voigtlander ULTRON 40mm F2 AL ASPHERICAL (兄より借用)
1/500秒 F7.1 (ISO200)
JR予讃線 伊予大洲-西大洲間
2008年9月20日

本当にすごい霧の時だと、
肱川を「霧の川」が流れていくらしいです。
幻想的な景色が、辺りに広がっておりました。

・・・と、ものの数時間経つと一転、今度は、超スッキリとした快晴に!

場所を移動して、川の対岸に写ると、
兄は八幡神社のところの踏切から狙っておりましたが、
折角田舎に来たんだから田舎っぽい写真を撮りたいなぁ、
と思い、うろうろしながら、こんなアングルを見つけてみました。

Imgp164801
PENTAX K10D (兄より借用)
COSINA Voigtlander ULTRON 40mm F2 AL ASPHERICAL (兄より借用)
1/500秒 F7.1 (ISO200)
JR予讃線 伊予大洲-西大洲間
2008年9月20日

とても、さっきと同じ場所で撮ったとは思えない快晴!緑が綺麗!
山の木々の、葉っぱの1枚1枚が見えるような天気でした。
おかげで、折りたたみ傘をさして熱中症を回避する事になりましたが・・・

この3連が通り過ぎた後、すぐに車に乗り込み、
高速で1区間乗った後、内子の少し先へ行きました。
この通り過ぎた各停が、特急の通過待ちをしている間に、
別のスポットへ移動して撮影できる、との事。
いやはや、田舎ならではだな、こりゃ。

Imgp165601
PENTAX K10D (兄より借用)
SMC PENTAX-FA 24-90mm F3.5-4.5 (24mm域) (兄より借用)
1/500秒 F7.1 (ISO200)
JR予讃線 伊予立川-内子間
2008年9月20日

ホントは、下に川が流れているのですが、
それを入れると半端なアングルになりそうだったので、
思い切って割愛しております。
にしても、澄んだ緑が目に優しいです。

キハ58・キハ65の撮影は午前中にて終了。
軽く昼飯を食った後、行きがけの駄賃という事で、
内子線でも軽く撮影。
かつては徳島にも走っていたキハ32の単コロを、
稲穂と山をあしらってかわいく撮ってみました。

Imgp166701
PENTAX K10D (兄より借用)
SMC PENTAX-FA 24-90mm F3.5-4.5 (24mm域) (兄より借用)
1/640秒 F8.0 (ISO200)
JR内子線 喜多山-新谷間
2008年9月20日

写している時は、もっと広角があったらなぁ、
って思ってたんですが、これくらいの方が丁度良かったかもしれません。

やっぱ、こういう写真の方が好きだなぁ、と思いつつ、
一方で、最近は5分の間に3本の写真を撮るような環境にいるので、
30分以上!も次の列車を待つというこの感覚、
なんとも懐かしく、時間の流れを肌で感じながらの撮影でした。

・・・にしても、眠かったなぁ・・・

| | コメント (6)

2008年9月15日 (月)

L21D、Celeron 2.1GHz→Pentium4 2.80GHz

去年末にゴミ捨て場で拾ってきたFMV L21D

チップセットはSiS651なので、
原則、使用可能なCPUは、NorthwoodコアのPentium4ないしCeleron。

※一部、PrescottコアのCPUに対応したマザボもありそうですが、
それに対応するBIOSの用意があるマザボだけになるはずで、
メーカー製の、しかも一体型PCが対応してくれるはずもなく・・・

となると、ハイスペックを極めようと思うと、
Pentium4 2.80GHz、って事になります。

しかし、本体の脆弱な冷却機構と電源でPen4使えるのか・・・、
という不安もあり、しかも、L21Dを拾った当時はまだまだ高値の花だったので
(確実に5000円以上はした気が)、
Pentium4化は見送っておりました。

で、昨日、「じゃんぱら」覗いたら、箱入り2980円なんてのを発見。
いやぁ、1年でこんなに安くなるかなぁ。
って事で、この金額ならダメモトでもOKって事で、買ってきて試してみました。

せっかく分解するので、分解工程の写真も撮っておきました。
L21DやL22Dをばらされる形はご参考までに・・・

(1)何をするにも、足下をばらさないといけないのがL21Dです。
まず、足下の赤い丸のネジをはずします。
すると、一番大きいプラスチックのパーツがはずれます。

L21d_01

(2)次に、下の2箇所の赤丸ネジをはずすと、左右のプラスチック部品がはずれます。

L21d_02

(3)下の赤い丸のネジをはずすと、一番手前の金属部分がはずれます
(左方向にずらすようにはずします。)

L21d_03

(4)下の2箇所のネジをはずすと、その部分の金属部品がはずれます。手前に引っ張ります。

L21d_04

(5)これで、ほぼ、足下のカバーをはずし終えました。
ここに、ドライブ類や電源があります。
もし、DVDドライブやHDDを交換する場合は、ここにありますので、参考までに。

L21d_05

(6)CPUやマザボにアクセスするには、液晶裏のカバーもはずします。
まず、液晶裏四隅のネジをはずします。
また、液晶上面の銀色の部分は、爪で引っかかっているだけなので、
上方向に力を入れるとはずれます。
ネジをはずしたら、液晶裏のプラスチックも、爪で止まっているだけなので、
壊れない程度に力を入れて手前に引くと、はずれます。

L21d_06

(7)全面を覆っている金属カバーをはずします。
下の複数箇所の赤丸のネジをはずします。
一部、写真では影になっている部分にもネジがあります。
右下のほうです。
全部で8箇所ほどあります。
また、カバーではなく、マザボを固定しているものもあり、
はずす必要のないものもあるので、確認しながらはずしていきましょう。
正確なところは忘れてしまいました。ハハハ・・・

L21d_07

(8)これでようやく、CPUや、PCIスロットまでたどり着きます。

L21d_08

もともと、PCIスロットへのユーザのアクセスは保証外の行為なので、
仕様にも、PCIスロットの空きは無し、と書いてあります。
とはいえ、ここまで分解する事ができれば、
何かしらのボードを入れる事は可能です。
もともとは、写真の通り、TVキャプチャボードが入っています。

※なお、赤丸でネジの箇所を記入してきましたが、
そもそも、去年、最初に拾って分解した後、
再び組み上げたら「数本、ネジが余ってしまった」事もあり、
ここであげた以外にもネジ止めされてた可能性は充分にあります。
特に、液晶裏の下の方、台座との隙間から、
ドライバを突っ込んだ覚えがあるので、
その辺も注意してみてください。

さて、こうしてばらしてみたL21D、
早速、CPUをPentium4に換装してみました。

まずは、元々Celeronの上に被さっていたクーラーのまま、としました。

通電チェックはOKだったので、再び組み上げ、起動。

「SpeedFan」をダウンロードしておいて、
温度計を睨めっこしつつ、IEでブラウズしてみると・・・

温度上がる上がる、ファン回転数も上がる上がる

やっぱ、Pentium4って、熱いCPUなんだなぁ、と改めて感じるこの結果。
ブラウザでリンクをポチッと押しただけで「う~~ん」と回転数
こんな経験は、さすがに稀です。うーむ。

一体型PCで、しかもCPUは液晶の裏に隠してあるくらいなので、
あまり大きなクーラーに換装する事はできませんが、
そもそも、Socket478のリテールクーラー程度の大きさは入るので
(もともとL21Dに入っていたクーラーと、
Pentium4に付属でついてたリテールクーラーで、ほぼ大きさ同じ)、
小型薄型のクーラーであれば、入る可能性は充分にあります。

となると、思い当たるのはscythe(サイズ)の「SHURIKEN」とか?
僕の自作PCのAthlon64 x2 3800+に被さっているのは、このクーラーです。

Celeronから乗り換えると、動きのスムーズさは別格で快適なので、
冷却の方も、ちゃんと手を入れておきたいと思います。

| | コメント (41)

来週末は帰省

突然ですが、来週末は帰省します。
金曜夜の飛行機で国入り(飛行機・・・)、
土日月を経て、火曜の午前には再度上京(やはり飛行機・・・)。

本来なら、しんすけ様や金長狸様にもご挨拶申し上げねばならぬところですが、
割と短い期日の帰省で、かつ予定もちょこちょこ入ってますので、
今回も失礼をさせていただこうと思います。ご了承ください。

で、10月18日の「リバイバル阿波」「同よしの川」「同土佐」は、
日帰りで撮りに来ようと思っていますが、
限られた時間、レンタカーぶっとばして全部撮ろうと思っているので、
超集中の孤軍奮闘としゃれ込むつもりなので、
やはり、一匹狼で活動させていただこうと思っております。
ひょっとしたら、沿線ですれ違うかもしれないですけどね!

で、今日の「祭り」はどんな塩梅だったんかいなな?@金長狸様、兄じゃ

| | コメント (4)

2008年9月12日 (金)

VAIO修理記録

知り合いのVAIO Type H [VGC-H33B7] が壊れた、という事なので、
修理に行ってきました。

あらかじめ症状を聞いた限り、DVDドライブが壊れている可能性高く
(実際、この機種に搭載の松下製ドライブは、よく壊れるよう)、
あらかじめ、アキバでLGのを購入して持参。

※ものはGH22NP20WH。
Pioneerの方が良いかなぁ、と思いつつ、
これが、奥行きが浅そうだったし、
うちの奥さんPCのLGも快調に動作しているので。

まずは動作チェック。
「XP立ち上がっても、デスクトップのアイコンやタスクバーが出てこない」
という事で、実質、起動していないも同然。
回復するよりは、再セットアップする方が確実・・・、
なのに、セットアップディスクを読んでくれない、という事。

ふむふむ・・・、と思っていると、
本体のファンが「ブゥオォ~~~~~~~!!!」
とスゴイ勢いで回り始める。
・・・明らかにアヤシイ。

念のため、愛用のWindows Me起動フロッピーで起動し、
DVDドライブにCD-ROMを入れて見るも、
デバイスは認識するが、ディスクはマウントせず。
こりゃ、間違いないと判断、分解に入る。

まずは、底面の台をはずす。
次いで、背面の3本のネジをはずす。
背面はプラスチックの板で、爪ではまっているのみ。
これをはずすと、正面向かって右側の側面がはずれる。

で、はずして仰天。

なんじゃ~、このホコリの量はっ!!!

クライアントのお姉さんも「ひえ~~~!!!」と驚くのみ。

本人は、きれい好きで、その辺にゴミを散らかすような子じゃないんですが、
さすがに、PCの中身までは、掃除しませんわな、普通・・・

わずか2年でこれ・・・、な理由は、

・部屋にカーペットを敷いてある
・部屋にウサギを飼っている ※アンタが主犯格?
・このVAIOは、大型ファン1個で外気を吸っている

で、その大型ファンが、完全に塞がっていたのですよ。
なので、DVDドライブ交換の目的のはずが、
「分解大掃除」の方がメインとなってしまいました。

DVDをはずすには、そのファンと、CPUもはずさないといけません。
数本のネジをはずすだけなので、そう大して苦労はせず。

CPUは、3GHz超とはいえ、FSBが533MHzなCeleronなので、
ヒートシンクのみ装着(かなり巨大だけど)。
しかし、上記の大型ファンの目の前にあるので、
そこから吸った空気で冷やす、という作戦のよう。

「ファンから一気に空気を吸い」「CPUを冷やし」
「電源ファンから吸い出されるままに進路を上の方に変え」
「電源ファンから吸い込まれつつ、本体上部の排気穴からも排出」

というシンプルな冷却方式。

つまり、ファンに異常がおこれば、全てがオジャンになる可能性もある、
って事で・・・

恐らく、ファンからの空気がCPUをあまり冷やさなくなり、
オーバーヒート状態で使い続けているうちに、
XPのシステムに異常をきたした、って事なんだろうな、と。

ちなみに、DVDドライブも、分解したら中からホコリと毛が!
これが故障の直接の原因じゃないかな・・・

ドライブを交換後は、手順通りのリカバリーを実行、無事に復活しました。

今後、このマシンに手を入れるとしたら、

・メモリを増設(目下、512MBが1枚のデフォルト状態。
いっそ、2GBを2枚買って4GBにしてもいいくらいかも。DDR2だから安いし)
・CPUをPentiumDに交換する。
チップセットは800MHzまで対応だが、果たして動いてくれるか?
また、CPUを替えるなら、ヒートシンクじゃなくてクーラーにしないといけないだろう。
しかし、あのマザボに市販のクーラーが使えるかどうかは、よく確認する必要ありそう。

これだけでも、あと5年は使えるんじゃないだろうか。
HDDはまぁ、どこかで寿命くるかもしれないけど、
今や、500GBでも1万円弱当たり前だから、恐るるには足らず。

大事に使ってあげてね。

| | コメント (7)

2008年9月 6日 (土)

雑記

「あなたとは違うんです」

が流行語大賞内定と言われている昨今。

個人的には、「よく言った、福田さん!」と、心の中で拍手を送りました。

あの会見を通してご覧になった方は、
マスコミ各社の質問を耳にして、
「何いってんだ、こいつ、言葉の使い方を知らんのか」
と、ムカムカされた方も多いと思います。

どうにも、レポーターの質の悪さと言うか、
究極のKYと言うか、ろくでもない質問ばかりしてるなぁ、
と思わざるを得ません。
なんて思っていた時のこの一言だったので、
よし!、ってなもんでした。

北京の時もそうでした。
競技を終えたばかりの選手に対し、
あまりに無神経な質問をするレポーターが多く、
誰もキレずに済んだのが不思議なくらいです。

どうにも、あの人たちは「マスコミ様意識」が強いせいか、
完全に見下し目線なのが露骨なんですよね。
別に、総理大臣を相手にするならへりくだって、とは言いませんが、
言葉の使い方も知らないでマスコミで働くな、
と言いたくなります。

日本人の言葉の乱れが、なんてことも言われますが、
さもありなん、です。
あまりテレビは見ないようにしましょう。
あ、ネットもあまり変わらないか・・・、むしろより劣悪かも・・・

-----

SONYのVAIO回収が総スカンを食ってますが、
まだ、遅れてでも公表しただけマシな方です。

ネットを回れば、持病を持ったPCの情報など、いくらでもあります。
2年もすれば、この部分が必ず壊れる、的なものです。
僕が以前に拾った富士通FMVのL21D系は、電源がいかれますし、
先日、知り合いから相談を受けた東芝Dynabookのある機種は、
やはり、1年過ぎればファンが異音をたてはじめ、やがて回らなくなり、
熱暴走が過ぎて壊れてしまう、という症状が報告されています。
明日、とある知人の家にPCを直しに行きますが、
どうも、そこに内蔵されている松下製のDVDマルチドライブも、
故障報告が多数寄せられている模様。

古くはWindows95の時代から、
富士通のFMVはよく壊れるから使ってはいけない、と言われてて有名でしたし、
Windows98時代以降は、SOTECも要注意と言われていました。
また、DELLを使っている方からは、サポート体制の劣悪さをよく耳にします。

PCじゃないですが、ケータイの電池の「膨張」も多いですね。
仕事柄、会社に何台もケータイがありますが、
何台も、電池がメタボになっています。
煙を噴いたものもありました。
でも、回収対象になったのは、わずか2,3機種でした。

「使い方が悪いから」と、メーカーの人は言うかもしれません。
しかし、多少使い方が悪いくらいでどうもならない、
くらいのものを作ってもらわないといけない、とも思います。
じゃないと、僕に「助けて~」のメールがきまくる事になります。

今回のVAIOの件を、総務省は重大事と認識しているようですが、
それなら、全PCメーカーの問題点を、
もっと徹底して情報集めて指導するべきだと思います。

-----

Libretto70にちょうどいいOSは何かなぁ、
と、いろいろ試してみましたが、
「軽くて安定した」となると、やはりNT4.0が候補になるよなぁ、
って事で、えらく久しぶりにヤフオクでポチッ。
新品未開封の製品版を1010円で落札しました。

3.1,NT3.51,95,98SE,Me,2k,XPと体験してきたWindowsですが、
NT4.0だけは、まだ未体験だったので、わくわくドキドキでした
(ん?Vista?なんじゃそれは?)

まだLibretto70にインストールしてみただけですが、
MMX Pentium 120MHzにメモリ32MBというスペックで、
大して挙動の遅さが気にならないって事は、
かなり軽く動いてくれているって事だと思います。

インストールしたてはSP無しでしたが、
MSからSP6aやIE6やらをダウンロードしてインストール、
こんな「Win95ライク」なデスクトップのOSで、
IE6が動く、ってのも、えらく不可思議な感じがします。
しかも、Win95の時と同様、起動時にロゴが出るんですよ、IEの。
Win98からは出ないですけどね。これには新鮮な驚きがありました。

折角なので、毎度ながらのPC-9800にも入れてみるつもりです。

| | コメント (5)

« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »