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2008年10月14日 (火)

Super-Multi-Coated Macro-Takumar 50mm F4.0

毎度のごとくハードオフに行ってまして。

探していた類のモノは見つからず、
じゃあ帰ろうと思ってレジの前を通りかかると、
まだ未整理で雑然とものが置いてある一角に、
割と綺麗なSMCタクマーを発見。
これはなんだろう、と思って手にしてみると、

Super-Multi-Coated MACRO-TAKUMAR 1:4/50

Dsc_044201

おぉ!マクロタクマーではありませんか。
外装は、こりゃ新品同様か、というくらい綺麗。
レンズは、値札には「クモリ・カビ」と書いてありましたが、
覗いてみた感じ、汚れがヒドイだけのように見えます。
これでお値段、\5.250-!
こりゃめっけもん、って事で購入しました。

ネジマウントなタクマーの50mmは、これで3本目です。
「黄内症」?な放射能レンズ、Super-Takumar 50mm F1.4と、
かなり最後期の55mm F1.8です。

それに対し、今回のレンズはマクロレンズ。
1:2まで寄る事ができます。
ヘリコイドは、ほぼ180度回転し、
最も近接だと、こんなに長くなります。

Dsc_043101

僕自身は、マクロレンズに厄介になるような撮影をする事は稀ですが、
このマクロタクマーには、惹かれる点が2つありました。

まず、マクロレンズであるだけに、高解像度でシャープな写りが期待できる事。

もう1点は、このレンズの構成が、純粋なテッサー型である事。

テッサーは、今や、「安価なズームレンズ」の総称、
みたいな扱いを受けてしまっていますが
(CybershotやHandycamのせいなんですけどね、それもこれも)、
もとは、3群4枚で非常にシンプルかつ小型のレンズの設計に命名される、
由緒ある名前です。
(詳細はWikipediaに詳しいので、興味のある方はご参照のほど。)

このレンズも、マクロレンズであるが故に、
ヘリコイドをグルグルといっぱい回さないといけない事から、
結構大型な筐体をしていますが、
レンズ自体は、マウント面にちょこっと、小さくついているだけで、
もし、マクロ機能をつけずに済ませられるなら、
筐体の長さを1/3か、ひょっとすると1/4まで短くできるかも、
という程のシンプルなレンズ構成です。

テッサーだけに、写りは素直で、ピント面はシャープ。
ここに置いてあるVAIOの液晶を撮ってみました。

Imgp030301

ピント面は非常にシャープで、かつ、ボケも素直です。

電源LEDおよびスピーカ穴の部分を等倍で切り出し。

Imgp030301_up

いやはや、ホコリまで写ってしまうとは、なんとも恥ずかしい限り。
ちなみに、この穴の1つ1つはつまようじの先くらいの大きさです。
1:2とはいえ、結構寄れるもんです。

まずは、デスク回りでの簡単な試写でしたが、
本来は、屋外での(てか、いつもの鉄道での)撮影でどんな写りをするか、
そこを楽しみにしているので、また、写しに行ってみたいと思います。

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