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2009年5月25日 (月)

Olympus XA

前々から欲しいと思っていたカメラの中に、
オリンパスの「XA」があります。

ポケットに入る程小型のコンパクトカメラでありつつ、
ピントを合わせるための距離計を搭載し、
露出調整は絞り優先のみで全自動は無し、
それでいて、キャップ不要のカバー式、
レンズは5群6枚のズイコーを搭載など、
カメラ好き・写真好きなら、くすぐられずにはいられない、
不思議な魅力をもったカメラです。

今でも、中古で1万円を切ることはまれですが、
先日、フラッと立ち寄った新宿キタムラ中古カメラ売場に、
XAシリーズ数台が中古・ジャンクで売られており、
その中に、この、なんと3800円!のXAも含まれていました。
店頭でチェックしてみた限り、
距離計と露出計は生きていたようだったので、
早速買ってみた次第です。

Dsc_171801

「カプセルカメラ」なんて言われたXA、
閉じた状態は、こんなかわいらしいんですが、
カバーをスライドして開けてみると、

Dsc_170101

こんなメカメカしい姿があらわになります。
ついつい、やる気になってしまう出で立ちです。

ちなみに、ジャンクの理由は「レンズにカビ」。
いつもの調子で、分解して掃除すりゃいいやー、
という軽い感覚で買ってみたはいいものの、
調べてみると、このXA、超小型の筐体に高度な機能を盛り込んだため、
分解するには相当難易度が高そうです。

なので、とりあえず、試写して問題なさそうならそのままにしとけ、
と思い、まずはフィルムを入れていろいろ写してみました。

今日、試写したネガを現像してみたので、
帰ってスキャンしてチェックしてみましたが、
露出とピントには問題がなさそうです。
また、カビの影響による画質の低下もなさそうに見られます。
ただ、逆光ぎみのカットはいずれも白くフレアぎみになっており、
これはカビの影響かもしれんなー、と疑っております。
とりあえず、もうちょっといろいろ撮ってみてから、
最終的にバラすかどうか、判断したいと思います。

スキャンしたデータの中から、2枚をご紹介。

090518_08
OLYMPUS XA
F.Zuiko 35mm F2.8
Konica Minolta Centuria Super 400
小田急登戸駅
2009年5月18日

暗い状況でわざと絞りを少々絞って、
シャッターを1/10秒くらいにして撮影。
小さいながら、壁にもたれながらしっかりホールディングし、
フェザータッチの軽いシャッターボタンを押せば、
暗くてもブレずに写すことができます。

090521_19
OLYMPUS XA
F.Zuiko 35mm F2.8
Konica Minolta Centuria Super 400
麻布十番
2009年5月21日

こちらは、確か、絞り開放。
電柱にもたれ、しっかりホールディングして撮影。
会社帰りの撮影になると、どうしても夜になるので、
こういう厳しい条件での撮影は当然ながら難しいんですが、
不思議とXAだと、それに挑戦したくなってきます。
光源がフレアぎみなのは、レンズそのものが逆光に弱いからか、
カビのせいか、判断がつきませんが、
これはこれで、幻想的な感じでいいんじゃね?、と思っています。

ところで、このXA、どれくらい小さいか、
手元の小型カメラと並べてみました。

Dsc_170401

左は、ハーフサイズのカメラ「PEN EE3」、
右は、DoCoMoの「SO905iCS」。
「SOはカメラか?」と突っ込まれそうですが、
現代人の感覚だと、ケータイと比較する方が分かりやすいだろうなぁ、
と思って並べてみました。
(とはいえ、このSOは、ケータイとしては「かなり大きい」部類に入りますが)

真上からじゃなくてちょっと斜めのアングルから撮っているので、
分かりにくいかもしれませんが、幅が一番小さいのはXA。
でも、こちらはフルサイズ。左のPENはハーフサイズ。
PENも充分に小さいと思いますが、それより小さいというのは、
並べて比較してみるとかなり衝撃的です。

Dsc_170501

厚さです。

PENとXAは、中にフィルムを入れないといけない都合上、
どうしても薄くするには限界があるので、こればかりはSOにかないません。

それでも、シャツの胸ポケットに入れても全く問題のない小型さなので、
ケータイ感覚で扱える事は確かです。

ちなみに、PENで唯一の不満は、キャップをつけないといけないこと、でした。
カバンの中に放り込んでおくと、いつのまにかキャップがはずれていて、
レンズが汚れていた、という経験をした事があります。
それすら気にしないでいいカメラがあれば、と思っていたので、
このXAは、相当理想に近い、と言えます。

さて、XAに関しては、
世の中に、熱く語られたサイトやブログが多くあるので、
ここでこれ以上、とやかく言うのはやめようと思いますが、
1点だけ、レンズについて。

5群6枚のズイコーレンズは、高性能の証し・・・、
と語られる事が多いですが、それはちょっと言い過ぎかもしれません。

というのも、これだけのレンズを使わないといけなかった理由は、
このカメラの形状に合わせる事が最大の理由だったからだろう、
と思われるからです。

普通、コンパクトカメラのレンズと言えば、
3群3枚のトリプレットか、3群4枚のテッサーが一般的です。
これらのレンズは、基本的に、ピントの調整は
「全群移動」、すなわち、全てのレンズが同じ間隔のままで前後に動き、
適切な焦点をフィルム面に結ばせる事になります。

つまり、前玉も動くわけですが、
このカメラ、スライド式のカバーなわけで、
前群を動かすわけにはいかない、というか、
動かさないように設計したい、という思いがあったと思います。

すると、インナーフォーカス(レンズ内部の一部のレンズだけが前後に動く)
じゃないといけない、って事になります。

つまり、5群6枚くらいのレンズ構成じゃなきゃいけなかった、
必然だった、って事になります。

また、このレンズ、結構無茶してます。
前玉の小ささに比べて、フィルム面側の後玉が結構大きい。
前後のパワーバランスがかなり偏っている印象があります。

このレンズ、周辺光量が落ちるとか、写りが甘いとか、
意外と批判が多いようなんですが、それは仕方ない事だと思います。

これでもし、写りを重視するために蛇腹にしました!
レンズ大きくなったんでカメラが大きくなりました!、だと、
そもそもXAって何だ?、って話しになります。

ポケットに入る小型さ、カバーで隠せるケースレス、
ハーフサイズは写りが悪いと言われるだろうから、
24*36mmのフルサイズをカバーしつつ、
距離計でピント合わせまでやっちゃうなんて、
もはや無謀とも言える無茶な事をやってるわけです。

ここまでやってくれれば、後は写すのみ。
いつでも写せるカメラが手元にあるって事が、
これほど楽しい事はありません。

「XA、出かける時は忘れずに。」

*当サイトに掲載しているXA関連のエントリ

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カメラ」カテゴリの記事

コメント

・・・28日って、今日だったんですね・・・orz

嗚呼・・・weep

投稿: ごっさん | 2009年5月28日 (木) 23時08分

「ジェイクおあいそ~」

・・・・痔爆

本日坪尻特集確認しましたw4分足らずでしたがどうでしたでしょうかねぇ~
|▽ ̄)

ちなみに、名無しのゴンベはわしです~w

投稿: 金長狸 | 2009年5月28日 (木) 22時00分

「ジェイク、いつもの」

注)毎週聴いていたのは10年くらい前なので、
ちょっと内容的に古いです。

「エー、マタ、うーろんちゃデスカー?」

「ジェイク、そう言わないで下さいよー。
鳥居さん特製、福建省高級茶葉のをね」

「カシコマリマシタ」

「おやおや~、奥のカウンターで晩酌について語る二人、
博識のしんすけさんと、フルスクラッチの金長狸さん、
何やら、徳島の鉄道事情について語り合っているようですよ~。
ではちょっと、聞き耳を・・・bar

投稿: ごっさん | 2009年5月28日 (木) 01時48分

金長大明神さま(でしょう)>

こんばんは。
はい、晩酌は毎晩のようにやってますよ。
ビールはキリン『一番絞り』、清酒なら『一ノ蔵』、泡盛は『まさひろ』!
ただ、徳島に戻ってからは、昼間開いてる飲み屋が少なくて少なくて。
駅前『Y兵衛』ぐらい・・・。
どこかご存知?


ごっさんさま>

アバンティ!

 コツコツコツ・・・
 
 イラサイマセ・・・

 おや、奥のテーブルで鉄道の話で盛り上がってる三人組、
 あれはごっさん氏と金長狸大名神、それと南東風御大じゃありませんか。
 マニアックな話が聴けそうですよ。
 耳を傾けてみるといたしますか・・・。
 カララン・・・


麻布十番、たまの上京でも今もヘベレケ。
洋服畳んで裸にはなりませんが・・・。

昔、初めてマティーニのドライを飲んだのは、広尾日赤下のwaiting bar,正にアバンティ!
片岡義男の小説を読み漁ってた青春の日々・・・。

投稿: しんすけ | 2009年5月28日 (木) 01時00分

@しんすけ様

まいりましたねー、十番まで「庭」ですか?

十番にある・・・、正確には南麻布ですが・・・、
会社に勤めるようになって、早5年半。
毎日、仙台坂の下まで通っています。

仙台坂と言えば、FM東京のアバンティですね。
入社した頃は、この辺にアバンティが・・・、
なんて胸をときめかせたもんですが、
今となってはあの坂は、K大使館とC大使館を結ぶ道として、
街宣の車の通り道となっています。
何かある度に「・・・!!」。やれやれ、仕事にならん。
そして、路地という路地に警官が立っている毎日、
K首相の時代からなので、もう3年程。すっかり慣れました。

ヒルズ、2003年4月25日のOPEN前から、
何度も中に入っていました。
不思議と、ヒルズに行くと故郷に戻ったような、
なんとも懐かしい気分になります。

@金長狸様(かな?)

おやおや、随分「便乗」しまくってますね。
しかしいつから、徳島はそんなに「鉄分」が高くなったのか・・・

子供は、やっとおもちゃに興味を持ち始めました。
「なんだこれ?」(とりあえずなめる)

投稿: ごっさん | 2009年5月27日 (水) 23時23分

ごっさん>
17日の県西部を取り巻く構図は
ミステリー→(社)徳島新聞主催
12系  →坪内さん企画のどつぼ列車
坪尻発足80周年記念で歓迎接待→JR・地元有志主催、+N●K
大歩危での接待→JR・地元有志、12系にかぶせて写真ツアー等を企画した

かなぁ?間違ってるかもしれませんが。。。。
PS:子供におもちゃ買ってあげてねw

しんすけさん>
けっこう毎日晩酌するの??

投稿: | 2009年5月27日 (水) 20時17分

ボンジュー
アザブジュバーン、イカジュポーン、タコハポーン

昨日の徳島新聞で当日の添乗記者の記事が大きく出てましたよ。
阿波池田の酒造会社のトロッコも見学したり。

さて、麻布十番、よう呑み歩きました。
早番勤務を終えたまだまだ明るい午後三時。
大門浜松町で大江戸線に乗り換え、自宅勝どきとは逆方向の麻布十番へ向かう足はウキウキ。
写真の一本北のメインの通り、麻布十番商店街。

スタバのテラスで行き交う人を眺めてアメリカーノ。
午後四時、向かいのやきとん『あべちゃん』の暖簾をくぐる。
口開けの店内は少し気恥ずかしいが、白木のカウンターの一番端がお気に入り。
私はどんな真夏でもビールは瓶!
ここは場所柄TVで見慣れた顔がちらほら。

何軒かはしごして大判焼きが名物の『月島家』で小豆とクリームを買って歩道のベンチでかじる。
すぐ近くに『およげ!たいやきくん』のモデルとなった店もあるけど私はこちらの方が好き。

今宵はキモチガイイ。
歩いて帰ろう。
見上げればフルムーンとヒルズ。
一生あんなとこには住めないや。
タワー目指して、増上寺、大門、浜松町。
汐留、築地市場を抜け、勝どき橋を渡れば我が住処。
おやすみなさい・・・。

投稿: しんすけ | 2009年5月27日 (水) 11時02分

とりあえず、全編録画して後で編集ですね~。
例の、ミステリーツアーのやつですか?
徳新の記事では、「唯一の利用者」の話しが聞けた、
と載ってましたが、その話しですかね。

投稿: ごっさん | 2009年5月26日 (火) 22時55分

17日に坪尻駅で行われたイベントを国営放送が取材して、まとめたものが徳島では放映されました。
 駅利用のおじいさんやおばあさんも出てますよ~ちょっとしたドキュメンタリーみたいですが、坪尻駅の良さが溢れてました~。
 なお、28日0430~『おはよう日本』で再放送がありますので是非見られてはいかがでしょう?全国枠での放送予定ですが、3時間45分ある番組のどのタイミングで放映されるかはわかりませんが……f^_^;
よかったら、お知り合いに教えてあげてくださいm(_金_)m

投稿: 金長狸 | 2009年5月26日 (火) 21時22分

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