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2009年6月18日 (木)

結局F-09Aにしました

6月14日の散財日記in秋葉原は、
全3回シリーズを予定していましたが、
予定を改めて全4回とさせていただきます。

第1回目はジャンクのレンズを買った件についてでした。

今回は、主たる目的の買い物その1、
docomoのF-09Aです。

去年の頭、SO905iCSに機種変更し、
ついに念願のCyber-shot!、と喜んでいたのは
丁度この頃だったわけですが、
どうにも重い挙動(操作全般にわたって)に耐えきれなくなり、
昨年の冬あたりから、機種変の機会を窺っていました。

当初はSH-04Aにしようかなぁ、と思っていましたが、
今回の夏モデルの発表を受けて、F-09Aに気持ちが傾いてきた、
という件についてはこちらを参照

で、結局のところ、F-09Aにしてきたわけです。

機種変更は、おおよそ6万円。
分割払いも考えましたが、どうせなら、ヨドバシで一括購入すれば
その分のポイントがついた方が得だなぁ、と思い、
口座から多額の現金を下ろしてきた上、
即金にて購入してきました。

※実際に下ろした現金は、「主たる目的その2」もあったため、
もっと多かったんですが、それは、次回のお話し。

本体価格約6万で、
貯まっていた約1万ポイントを利用して5万円。
その分のポイントが付与されて5000ポイント。
割と賢い買い物ができた、かな?

使ってみた感想は、

・SOに比べれば格段に快適(サクサク)
・タッチパネルは、慣れるとそんなに苦じゃない
・でも、i-modeブラウザでリンクを押すのは、タッチだときつい
・歩きながらだと、縦横の自動認識が働かなくなる
(どうも、歩いている時は、モーションセンサーが
「1歩、2歩・・・」と数えるのに忙しいらしい)
・手持ちのBluetoothアダプタ、SONYの「VGP-BRM1」だと
ワンセグの音声を飛ばせない(がちょ~ん)
・ミュージックプレイヤーは実質wma専用。
AAC(3gp)は、SDカードの「x:\PRIVATE\DOCOMO\MMFILE」の中に
「MUDxxx」名の3gpないしmp4で保存しないといけない。
再生は「SDカード→マルチメディア→その他動画」
の中に辿ってから再生するのみ。
しかも再生中はメール、ブラウザ等は触れない。ありえん!

などなど、いろいろありますが、
基本的にはかなりのお気に入りです。

その昔、富士通の端末といえば「とりあえず出してます」程度のものが多く、
売りと言えば指紋センサーくらい(F-09Aにも搭載。ヒット率の高さにビックリ)だったので、
Fは最初から眼中になかったんですが、いつの間にか、
こんな立派なものを作るようになってたんだから驚きです。

さて、こんなブログなので、せっかくですから写真の事を少々。

810万画素のCMOS搭載という事で、
W53CAやSO905iCSの500万画素はおろか、
*ist Dsの610万画素をも上回る画素数をほこりながら、
いわゆる「カメラケータイ」を売りにしているわけではないF-09A。
今や、ケータイでも800万、1000万は当たり前ですからね~。

なので、描写に過度な期待を寄せてはいけません。

と書いておいて何ですが、これは結構いける口かもしれません。

※以下、写真をクリックすると、原寸の写真に飛びます。
設定は、最高解像度(3264*2448)で、保存モードは「ファイン」です。

F1010016

割と細かいところまで描写されています。
真ん中のビルの上に立っているアンテナなんかは、
1本1本まで解像していませんが、それを求めるのは酷かもしれません。

ただ、手前のタクシーの色は、ここまでビビッドじゃないので、
かなり「派手派手系」のようです。

F1010026

走る電車を撮ってみました。
振り向きざまに撮ったんで、傾いているのはご愛敬。
にしても、この歪みっぷりは大したもの。
どうしても、センサーがシャッターを兼ねている機種の場合、
読み込みが刹那では終わらないので、
読み込んでいる間に被写体が動いてしまうわけです。

それでも、シャッターを押してからのタイムラグは、
W53CAやSO905iCSに比べてもかなり早い印象で、
ちょっと早めにシャッターを切れば、フレームに収まります。
W53CAだと、相当早くにシャッターを切らないといけないので、
かなり「いちかばちか」なんですがね。当時はあれが限界だったようです。

F1010020

「へぇ、こんなアートフィルター搭載してるんだ」
と思われた皆さん、騙されています!
これ、レンズについた指紋のせいです。
なんとなく、昼間に撮った写真もフレアっぽいなぁ、と思ったんで、
レンズが汚れてるからだろうなぁ、とは思ったんですが、
まさか、こんな事になる程とは。

そもそも、開口部約5mm、レンズ自体は直径1mm程度!の極小レンズ搭載ですから、
ちょっとした汚れでも、800万画素のセンサー側から見れば、
かなり盛大な汚れとして見えてしまうわけです。
しかも、いかにも簡単に指を触れそうなところにレンズがあるので、
そこを避けてケータイを持つのは困難です。

とりあえず、液晶保護シートを買うと一緒についてくる
レンズ保護シールを貼ってみました。

で、夜景を撮り比べてみたのがこちら。

F09a_yakei

シール無しは、昨日撮った写真で、シール有りは今日。
いずれも、撮影前に、クリーナーで掃除してから撮影。
元の写真は、シール無しがこちら、シール有りがこちら

うーん、やっぱ、結構にじむなぁ。

昼間撮った写真も、結構フレアっぽいので、
これなら、貼らない方がましそうだなぁ。

あるいは、もっと透明度の高そうな保護シールを探してこようかな。

とりあえずは、もともとW53CAで使っていた、
よく落ちるクリーナーを移植して、写す度に掃除する、
という作戦で乗り切ろうと思います。

Dscf0128

…似つかわしくない(爆)

でも、この肉球のプニュプニュが効くのだ。(いやマジ)

なお、等倍の夜景を見てもらうと、
割と描写がベタッとしているのに気づくかと思います。
「最高解像度」の「ファイン」ですが、
JPEGのデータは、30枚ほど試写してみたところで、
最高でも2MB弱、最低だと700KB程度しかありません。

肉球写真を撮影した、富士のFinePix50iは400万画素(出力)ですが、
こちらは1.5~2MB程度ですから、相当な圧縮率です。

ケータイとしての画像の扱いやすさ(メール添付、
赤外線送信など)を優先した結果だと思います。
かなりギリギリで踏ん張っているJPEG圧縮ですが、
必ずしも「tifやbmpと見まごうばかり」とはいきません。

後、カメラに関して気になる点が1つ。

カメラを起動した時、「シーン・効果」の設定は否応なく
「自動シーン認識」になっています。
これが結構くせ者。
このモードだと、フルタイムAFのため、
ずっとジリジリAFが動いていて、画面を見ていて落ち着きません。

そのため、まず起動すると、「シーン・効果」を
「標準」に切り替えないと気が済みません。

手っ取り早く「標準」に切り替えるには、
端末をスライドさせた状態でカメラを起動し、
すぐに、十字キーの右を押すと「シーン・効果」の設定に入ります。
そこで、キーを下に押して選択すれば、「標準」になります。

そうしたら、またスライドを戻して「iPhoneスタイル」(笑)にして、
横長に構えて、タッチパネルでAF&画面右上ないしシャッターボタンを押して
シャッターを切る、というのが、ごっさんスタイル。

タッチでAFってのは、なかなか便利なもので、
普通のコンデジも、こういうのを積極的に載せていいのでは、と思います
(もう、そういうのも出始めているはずですけど)

あと、顔認識AFの判定率が高いのも便利。
自動で顔を追尾していくさまは、さしずめ、
「トムキャット」の気分です。
「ゲット・ア・グリップ!」「ファイヤー!」
と叫びながら撮影しましょう(笑)

日本ならではのケータイのいいところと、
「黒船」iPhoneのいいところを、
バランス良く折衷したのがF-09Aです。
これは、結構オススメですよ。

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コメント

しんすけ様

今宵も懐かしの麻布ワールドへようこそ!?

会社は、まさにこの辺りです。
世間では羨まれる麻布十番、
安ランチを食べれる店が皆無なので、
安月給リーマンには辛いところです。
CDショップはなく、本屋と写真屋もしょぼいのばかり。
セレブな街は意外に過ごしにくい!

毎日通ってると、こんな感想ばかりです。社員一同。

投稿: ごっさん | 2009年6月22日 (月) 21時50分

また場違いな項に迷い込み、迷宮ラビリンスで書き込みを・・・。

麻布十番、二の橋交差点からツイン一の橋、麻布十番駅方向を取った写真。
天現寺から古川橋、麻布十番と続くR416、415はよく広尾デートで歩きました。

天現寺の都立病院に機内での体調不良者を救急車で搬送した真冬の夜、
地下鉄もなくなって、ええい、ままよ!でこの道を歩いて勝どきまで帰った記憶・・・。

そういえばごっさん氏の職場もこの近くだったですよね?

投稿: しんすけ | 2009年6月22日 (月) 00時45分

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