« 64年目の夏 | トップページ | 207系900番代、代々木上原到着 »

2009年8月17日 (月)

207系900番代、霞ヶ関にて

会社帰りに207系を狙えるようにと、
MZ-3にKonica-Minolta Centuria800を詰め、
比較的明るめのテレズームを装着した状態で、
会社の机の上に待機させ始めたのは7月末の事。

以来、運行がある日で、かつ、特に用がない限りは、
会社帰りに207系を撮るべく、千代田線の各駅にて途中下車し、
撮影を重ねておりました。

とはいえ、なんせ36枚撮りのフィルムで、
写すべき相手はたった1編成しかないわけで、
やっと、4日分の撮影を終えて現像に出すことが出来ました。

「写せばその場で確認OK」なデジタルの時代に、
これだけ待って結果を目の当たりにするというのは、
なかなか不安でコワイものですが、
そのスリルもまた、フィルム写真の醍醐味と思い、
「当たるも八卦」な気持ちでカメラを構え、シャッターを切っておりました。

こんな調子なんで、「いい写真」と呼べる程のものはないですが、
いくつか、まぁまぁなのが撮れたので、順にご紹介。

※以前みたいにまとめてアップすると、
後々のネタがなくなるので、小出しにしよう、という作戦。

090806_17
PENTAX MZ-3
TAMRON 70-150mm F3.5 20A (105mm)
1/30秒 F3.5(開放)
千代田線 霞ヶ関駅
2009年8月6日
Konica-Minolta Centuria Zoom Super 800

お気に入りの「マウンテンタムロン」(勝手に命名)で撮影。
地下だと、ISO800でも、絞り開放で1/30秒とは、
なかなか厳しい環境です。

写しながら、地下鉄は難しいなぁ、と思った事の1つに、
電車を待つ乗客がすぐそこにいる、という事があります。
この写真でもそうですが、簡単にフレーム内に写り込んできます。

実は、14日にも写しに行っていたのですが、
お盆もあってガラガラな千駄木駅で207系を写そうと待機。
さて、いよいよ来たぞ、と思ったその時、
一番先頭車両のドアの位置に1人の兄ちゃんがたち、
しかも白線ギリギリまでわざわざ寄ってくるので、
完全にフレームの中に入ってしまう!
おいおい、なんで5人も待っている乗客がいないのに、
よりにもよってそこに立つのか!

かなりいい写真になりそうなフレームだっただけに、
日頃は「人が写り込むのもまた良し」と言っているごっさんでも、
さすがに頭にきてしまいました。

仕方ないので、次回は、同じ場所でリベンジするつもりです。

構内では100mmくらいが丁度良さそう・・・、という感じなので、
次回は、カメラをF4Sに切替、
レンズも、Nikkor 105mm F1.8を出動します。
タイムリミットは、あとわずか・・・

|

« 64年目の夏 | トップページ | 207系900番代、代々木上原到着 »

鉄道(関東圏)」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

コメント

ホントは85mmF2あたりをオクで落とそうとしたんだが、
なぜか落としてしまったのはMAMIYA-6 KIIのジャンク・・・(撃沈)

気分は、ドメルかダゴンか、はたまたランバ・ラルか・・・

投稿: ごっさん | 2009年8月19日 (水) 00時43分

ワシのように安直に地上に逃げず、正々堂々「地下鉄を走る地下鉄車両の生きた証」を捉えてる辺りが凄い。
要請どおり増援部隊を差し向けるので粉骨砕身の奮闘を!

投稿: gochi-zoh | 2009年8月18日 (火) 21時28分

お褒めに預かり恐縮です。
新ジャンルなどとは恐れ多い言葉ですが、
恥じない写真を撮っていきたいと思います。
構内撮りは制約多く難易度も高いですが、
その時々の駅の様子がいつも違うので、
なかなかやりがいがあります。
そもそも、人を入れずに撮ろうなどと欲張ったのが間違いでした。
当然ながら、白線の内側厳守で撮ってます。
ほとんど線上ですけどね。

投稿: ごっさん | 2009年8月18日 (火) 19時38分

乗り鉄、撮り鉄、地下鉄・・・
地下区間で撮った地下鉄の写真って見ないですね。
新ジャンルかもしれません。
確かに地下区間では沿線撮りは無理だし
駅撮りしかない、となると乗客を避けるのは至難。
アナログ写真の温かみが良いです。
特に夏は暑さが伝わって来るようで好きです。
(単に露光過剰なんですが・・・)

投稿: 南東風 | 2009年8月18日 (火) 08時46分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 64年目の夏 | トップページ | 207系900番代、代々木上原到着 »