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2009年9月 1日 (火)

Canon Single-8 518 SV

すっかり「実家からもらってきたカメラ」シリーズとなっております。

これで最後になる予定なんだけどなー。
まだ出てきたりして。
Nikon Fでもいいよ(ない、ない)

前々から、虎視眈々と狙っていたのはこのカメラ、
キヤノンの8mmキャメラです。「518 SV」。
ちまたでは「8mmキャメラの定番」として人気があるらしい。

F1010130

※部屋が荒れ放題なので、背景はボカシまくっております(汗

まずは電池室を開いてみると、案の定、電池が入りっぱなし。
しかし!奇跡的に液漏れなし。
製造年を見ると79年って書いてあるから、30年間いれっぱなし?
それで液漏れしないとは、凄すぎるぞ、松下電器の黒いマンガン電池。

で、代わりに、パナソニックのエボルタを入れてみて(隔世の感あり)、
シャッターを押してみると・・・、無反応。

電気系統がやられてるのかー。

残念、と思いながら、あれこれいじりたおす事約5分、
突然、「ジャ~~~~」とモーターが回り出す!
おお!電池入れたままでいぢってて正解だったぞ。

太平の眠りを覚ます蒸気船、じゃなくてアルカリ電池。
そうか、最初試した時は、1.2Vのニッケル水素電池だからダメだったのか?
1.5Vじゃないと動かないのかもしれない。
というか、この8mmからしてみれば、
知らない電池ばかり放り込まれて「???」な事であらう。

レンズはカビあり、しかしフォーカスの前玉の裏側だったので、
軽くはずして、毎度のごとくヨダレで清掃してすっきり。

レンズをのぞき込んでみると、見事な胞子の根が張ってるのが見えますが、
どうも、これはファインダー方面なような気がする。
どっちみち、ズームのエリアは複雑そうで、手に負えなさそうなんである。

とりあえず、まともに動きそうなので、
まずはフィルムを買って試してみようかな。

実は、この8mmキャメラよりも重要なのは、
1970年代に撮影されたフィルムだったりします。

生まれたての奥さんやら、義父母の結婚式やら、
生前にお会いする事のなかった義祖父母やら、
いろんな人が写っている、との事。
これは、ちゃんと復刻しなければなりませぬ。

普通に、フジのお店で8mm→DVD変換サービス「エフ8ミリディスク」を頼む、
ってのが一番確実なんだろうけど、ちと値段が高い。

いろいろ調べてみると、テレシネのサービスもいろいろあるらしい。
中には、HDテレシネを行っている、とするところもちらほら。

まずは、テストで1本撮ってみて、そのフィルムを現像して、
いくつかのサービスにテレシネを頼んでみて、
結果の良さそうなところにまとめて古いフィルムをたくす、
って感じになるのかなぁ、と。

なかなか、責任重大なんであります。

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カメラ」カテゴリの記事

コメント

そうですか、やはり固着してましたか。

無水アルコールや、クレ556などを使って、
少しずつ溶かしてやるといいかもしれないですね。
ただ、このレンズ鏡胴はプラスチックですから、
556だと、本体自体も溶けちゃうかも・・・

意外と、毎日、「取れろ~、取れろ~」と念じながら触っていると、
ある日突然取れたりするもんです(笑)

日本の工業製品は(昔の、ですが)、
作りが丁寧でガタがなく、効率的に設計されていたりするので、
ばらしたり組み直したりするのは、
それほど「職人芸」「神業」を必要としません。
60~80年代あたりの古いレンズで状態の悪いものだと、
1000~5000円くらいで入手できるし、
時間を掛けてメンテナンスして、おまけに写真まで撮れる、
意外とリーズナブルで後々まで楽しめる趣味です。
と、いかにも安く遊んでいるように奥さんに訴える毎日です(笑)

投稿: ごっさん | 2010年2月11日 (木) 00時32分

ごっさん様

毎回丁寧なご返答ありがとうございます。
当方のカメラ、前面の黒い縁 【CANON ZOOM LENS C-8…】と表記されている部分と、シルバーのリングの間に黄色、茶色のボンドのようなものがハミ出ているのが見えます。

接着されているのか、錆びているのか…
ビクともしません。
残念です…。

他のレンズ分解組立の記事、楽しく拝見しました。

メカニックにうとい者としては、凄いなぁと思うしかないです。

精密な機械でも、習うより慣れろ、眺めるより触れ、と教えて頂いた気がします。

投稿: くりはら | 2010年2月10日 (水) 23時26分

くりはら様

あ、外れなかったですか?
僕自身、最初に分解した時の記憶が曖昧ですが、
接着剤か何かも使われていたのか、
あるいは経年で固着しているのかもしれません。
一応、(1)の「フォーカスリングが抜ける」は、
こういう状態になります。
ネジを緩めて(無くさないように気をつけて外しても構いません)
えい、と引っ張ってみて下さい。

ただ、製造時期によって組み立て方が変わっている、
という可能性を否定できません(先日、ニコンのレンズでそういうのを見つけました)
あまりに無理そうな時は、ほどほどにしておく方がいいでしょう。

投稿: ごっさん | 2010年2月 7日 (日) 23時52分

ごっさん様

たびたび失礼いたします。
精密ドライバーを用意し、フォーカスリングのマイナスを3つ、緩めてみたのですが…‥ うまく外れませんでした。

せっかくお教え頂いたのですが、当方のカメラの不具合か、力不足かもしれません。
今後もいろいろ挑戦してみます。
この度はお手数おかけしました。

古い8mmフィルムのテレシネ、良い業者が見つかるとよいですね。
貴重な記録のフィルム、私も大事にしようと思います。

投稿: くりはら | 2010年2月 7日 (日) 23時06分

くりはら様

レンズの分解掃除としては、
充分初級クラスなので、
慎重に作業されれば、大丈夫じゃないかと思います。

組み立てる時に、「∞」のマークが、
本体側の「線」と一致するところにあわせてから、
ネジ止めをするようにしましょう。

また、実際ピントがあうかどうかは、
仮にも一眼レフなファインダーですから、
実際目で見てチェックも忘れないようにして下さい。

518SVは、8ミリのシネカメラとしては「定番」みたいなので、
いろんな撮影技法を駆使して撮影できそうですね。
音声の記録が出来ないのが唯一の難点?

投稿: ごっさん | 2010年2月 2日 (火) 01時11分

ご返答ありがとうございます!

詳しい解説、たいへん勉強になりました!

今度挑戦してみます。
レンズを分解してみるなんて…‥ 初めてですが、がんばってみます。
キャノン518SV、ユーザーの方のサイトに『カビがはえてても良いレンズ』とありました。

私もカビだらけレンズで撮ったものを現像してみて『それでもこんなに撮れるのか』と驚いたことがあります。

今度レンズがキレイに出来たら、新しい楽しみが増えそうです。

初心者の質問にお付き合い頂き、ありがとうございました。

投稿: くりはら | 2010年2月 2日 (火) 00時08分

くりはら様

コメントありがとうございました。

レンズの分解ですが、こんな感じです。

(1)フォーカスリングの外側にある3つのネジを緩める
(外す必要はありません)
すると、まず、フォーカスリングが抜ける

(2)フォーカスが「無限~マクロ」の間だけ動くよう、
ストッパーとなる部品がネジ留めされているので、それを外す

すると、最先端部を回すとスポッと外れると思います。

※外れる時、どの位置で外れるか、
目印をつけておくと良いでしょう。
後から戻す時の指標となります。

フォーカスする時に動く部分は、これで掃除可能です。
更に内側は、ズームが電動だったりもするので、
怖くてまだ手を付けられていません。

一応、フィルム買って装填して、何度か試写しましたが、
まだ撮り切れてないので、まだ現像に出せておりません。
こんなブログなのでお分かりになるかもしれませんが、
どうにもスチルな人間で・・・
HDなビデオカメラも、すっかり埃を被っている有様です。

投稿: ごっさん | 2010年2月 1日 (月) 22時43分

はじめまして。

キャノン518SVのユーザーです。ネット上でカメラのことを調べていて、こちらにお邪魔しております。

記事、楽しく読ませて頂きました。私も久しぶりに8ミリを引っ張りだしてイジッています。

私のカメラのレンズにもフォーカスリング側にカビが生えております。
記事ではレンズの清掃をわりと簡単にされた、とありますが、どのように分解されたのでしょうか?
いきなり不躾でありますが、教えていただけないでしょうか。

お邪魔した上に初心者の質問、失礼いたしました。

投稿: くりはら | 2010年1月31日 (日) 22時33分

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