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2009年12月21日 (月)

オートロン2号機(PC35AF DATE)

先日、アカサカカメラのジャンクで購入した、
PENTAX初のコンパクトカメラ「オートロン」のデート付き。

デート無しは既に持ってましたが、
液漏れのダメージが結構大きくて、
たまに電気が流れなくなるなど不安定なため、
もっぱら休車となっておりました。

※買った時のエントリはこちら

今回買ったオートロンは、蓋を開けてみると、
レンズがカタカタ動く状態で、まさにジャンク。
なので、値段も\100と、完全にゴミ同然の扱い。

写りは感動的に素晴らしいだけに、
なんとか直したいなー、と思っていたので、
既に持っているPC35AFを分解するための勉強に、
と思って買ってみたわけですが。

Dsc_316301

※左が今回買ったデート付き+ワインダーは初号機に付いてきたもの。
右が、最初に買ったデート無し。

バラしてみると、レンズがカタカタ動いている症状は、
単にレバーが1つ外れていただけで、
それを戻してやると(って、ペンチを使って多少強引に。なんで外れた?)、
ちゃんと動き始めてくれました。案外あっけない(笑)

ただ、フィルムを巻き上げるとシャッターボタンのロックが外れるはずが、
なぜか下に押し込めない、時々押し込める、という状況。
これは、シャッターボタン付近のセーフティーロックが、
粘ってて解除されにくくなっていた事が原因でした。
アルコールを流し込んだら、溶け出して動くようになりました。

蓋を開けるとき、巻き上げレバーを引っ張るわけですが、
その部分に強力なバネが仕掛けられており、
ばらすとそれが、簡単にビヨ~ン、と飛んでいってしまいます。
実際、何回も飛ばしましたが、非常に運の良いことに、
行方不明になる事無く済みましたが、かなり危険でしたので、
皆さんもご注意を。

とりあえず、フィルム入れて試写してみましたが、
AFは特にずれてる事もなさそうで、ちゃんとピント合ってました。

が、撮影中に、突然フリーズする事があり、
帰って原因を調べてみましたが、
どうも、ワインダーとの接合部の電子接点汚れのためみたいでした。

また、盛大にカブリが出てたので、遮光を強化してやらないといけません。

とはいえ、今回は液漏れもしてない個体だったので、
初号機についてきたワインダーを移設し、
こちらをメイン機に使う事になりそうです。

Dsc_316501

今回買ったのはデート付きなので、裏側はだいぶ様子が違います。
古いデートバックなので、LR44を2個も使う仕様です。

昔、デートなんて「百害あって一利なし」と思っていましたが、
子供の写真を撮るようになって考えが変わってきました。

デジタルなら、ファイルに日付の情報があるので、
いつ撮ったのか、後からでも全然分かります。

が、フィルムだと、大体10月くらいかなー、ってのは分かりますが、
特に室内で撮った写真となると、何日だったのか、さっぱり分からなくなります。

子供の成長は日進月歩なので、何月何日だったのか、ってのも、
かなり気になる情報なんですよね、やっぱ。

そうなると、こうやってデートが付いてて日付を記録できる方が、
後から見返してみた時、「あぁ、この頃はこんなんだったんだな」
って感慨を覚えられる気がします。

ちなみに、古いカメラのデート機能の中には、
1900年代のみしか対応せず、2000年以降は使えないなど、
発売当時からすれば遠い未来のことを想定していない機種が多いようですが、
さすがPENTAX、2009年でも、このように、ちゃんと日付設定できます。

「一眼レフ専門メーカー」だったPENTAXの、初のコンパクトだけに、
手の抜き所のさじ加減が分からなかったのかもしれません。
1980年頃のカメラなのに、その20年後以降もちゃんと使えるデートって。

そんな将来でもちゃんと使えるカメラですよ、
という自信を持って送り出してくれたのかもしれないですね。

後、付属のワインダーについて。

そもそも、コンパクトでワインダーって、と思うわけですが、
その仕掛けも、指で巻き上げる部分に歯車でかみ合わせてしまうという、
あまりに力業(笑)な仕様ですが、やっぱかなり無理があるのでしょう、
フィルムを巻き上げて行くに従って、だんだんと「ウィ~~~~ンッ!!」
というモーター音が重たくなって、巻き上げ速度が劇遅になってきます。

手元に余っていた36枚撮りのフィルムを入れて試してみたところ、
30枚目辺りになると、とうとう巻き上げ不能になり、止まってしまいました。

これは、さすがに経年のせいですかね~?

実際、ワインダー外して指で回そうと思っても、
かなり力入れないと回らないのは確かなので、
本体の巻き上げ部分がだいぶ重くなってきている事が原因かもしれません。
しかも、初号機も二号機も同様でした。

とまぁ、まだまだ安定運用に持ち込められてるわけではないですが、
まずは、ちゃんと使えるようになりそうで、ホッと一安心。

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