新春撮影行・久留里線篇(1)~中川橋付近にて(1)
秩父鉄道へ4:30起きで撮影にいった翌日は、
またまた5:00起きで、今度は車で久留里線へと撮影に行きました。
いや~しかし、アクアラインの便利な事、便利な事。
家を出て、数百mのところの信号を右に曲がる。
延々と道なりに走り、次に曲がるのは木更津付近(爆)
実際には、ガスを補給したりしましたがね。
もしそれが無ければ、「この先、海の向こうまで道なりデス」
とナビに言われてもおかしくない感じ。
あまりに実感の無い房総入りです。
まさにワープって感じ。
あの海底トンネルの感じは、ヤマトの世界そのまんま・・・
家を出て撮影ポイントにつくまで、
走行距離も約50km程度だったわけですから、
徳島-高松間、あるいは徳島-阿波池田間よりもまだ短い。
房総って、そんなに近かったっけかなぁ、と。
なんて、アクアラインの感想ばかり書いてちゃいけませんな。
まぁまずはロケハンしながら適当に流し・・・、
と思いましたが、なんとなく、ここならいい写真撮れそう、
と前々から思っていたのは、東清川-横田間の「中川橋橋梁」。
とりあえずは、ここで軽く撮影しつつ、
キハ30の動きを見てみる事にします。
当初考えていたアングルは、こんな感じでサイドから。
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/400秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
朝は編成が長いと知らずに縦に構えてしまって失敗。
そしてまた、今日は晴れると思っていたのに、
だんだんと雲行きが怪しくなり・・・、
とは言っても、雨が降りそうな感じじゃなくて、
空一面薄い雲が覆ってます、って感じですけど・・・、
そのため、光線状態があまりに悪い。
なので、この写真のような、どよ~ん、とした写真になっちゃう。
はて、どうしよう、と思い、まずは付近を散策、
と思って歩き始めたら、踏切がカンカン。
あ、もう来ちゃった。交換かな?まぁとりあえず、とカメラを構える。
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/500秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
ど、どへ~~!もう走ってきちゃったよ、キハ30!
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/500秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
走り去る横っ腹を、無理矢理に収めておきました。
最初に国鉄色復帰した「キハ30 98」です。
さて、もし今のが戻ってくるなら、
木更津方面にカメラを向けないといけません。
じゃないと、国鉄色の「顔」が撮れない。
でも、肝心の橋で撮るのは、
この雲行きと光線状態じゃあちょっとなぁ、と躊躇。
あれこれ悩みつつ、あちこち歩き回ったんですが、
結局、さっきとっさに撮ったのと同じ場所で撮る事にしました。
理由は単純で、「良い雲が出ていたから」です。
いかにも冬って感じの、低く垂れ込めたような
綿菓子のような雲が一面に広がっていました。
今日は、無理して「グラビア写真」にしなくてもいいかな・・・、
って事で、自称「シチュエーション優先AE」(笑)
するとまず、木更津の方から、さっき行った98が戻ってきました。
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/640秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
続いて、横田で交換して戻ってきた木更津行きには、
先頃国鉄色に復帰した「キハ30 62」がついてきました。
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/500秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
やっぱり久留里方面に繋がってます。
残念!増車は久留里側って事ですかね?
数分しか時間経ってないんですが、
雲の表情が全然違いますね。
上空はビュンビュン風が吹いていたのでしょう。
この、ウロコのような雲をバックに撮りたかったのです。
PENTAX *ist Ds
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
1/500秒 (ISO400)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
62の方も、横っ腹を撮っておきました。
塗り直されたばかりなので、足下までピッカピカ!
これはこれで貴重な記録。
はてさて、なんか朝から国鉄色が走りまくり。
この調子で午後まで撮影できるかな?
そんなワクワクな感じで撮影スタート。
次回は、引き続き、この近辺で撮った、違うアングルの写真を。
※今回のエントリの写真は全て、
ネジマウントなタクマー24mmでの撮影。
僕の大好きなレンズ。
久しぶりにタップリ使えて、とても幸せ。
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コメント
まぁ結局、早朝に起きてワープアウトしろ、
って事になるわけだわな。
まぁ、泊まりがけで行く必要がないのはなかなか美味しいが。
久留里駅向こうの鉄橋、
他にアクセスする方法がありそうな?
詳しくはGoogleマップを参照の事。
投稿: ごっさん | 2010年1月19日 (火) 01時44分
×東横田
○東清川
間違えました・・・orz
投稿: gochi-zoh | 2010年1月17日 (日) 00時23分
あと、追加の観察・調査情報。
久留里線の所有車両数は、気動車13輌。うちキハ30が3輌。
平日であれば、最大運用車両数が4連×2、3連×1、合計11輌。
つまり、キハ30は「何処かで運用に必ず含まれる」ということが解る。
何処にどう繋がるかはともかく、朝の運用であれば必ず現れる。
特に3連は、単純に増結のようだから、土日以外は上総亀山側に必ず付いてくる。ここが狙い目かもしれない。
東横田近辺では、上総亀山側の車両に対して巡光を得やすいことも有利なポイント。
弟者、次回こそは狙い撃ちで行こう!
投稿: gochi-zoh | 2010年1月17日 (日) 00時22分
後はあれだな、
キハ37/38に、首都圏色や旧一般色(地味なスカ色)をまとってもらって、
全色国鉄色化してもらう事に期待するしかないかね。
東日本がそこまでやってくれるかどうか・・・
投稿: ごっさん | 2010年1月15日 (金) 01時30分
行程を地図上で現示すると、まさしくヤマトの「ワープ航法」の概念図そのまんまなんだよね。
陸地伝いが通常空間航法、アクアラインルートが時間と時間の波の頂点同士を直線で結んだ状態という・・・ww
>増車は久留里側って事
どうやら、そう考えるのが妥当っぽい気が。
観察したところ、久留里線の日中運用はすべて2連だから、おのずと片運転台同士の連結となりがちの様子(なお、キハ37同士での運用は原則ナシだそうな)
一応、キハ30は在籍3両すべての塗り替えを確定してるらしいけど、これが2連で日中運用というのは難しいのかもしれんね・・・
次回は晴れの景色を狙いたいものですなぁ、お互い。
投稿: gochi-zoh | 2010年1月14日 (木) 19時20分