新春撮影行・久留里線篇(2)~中川橋付近にて(2)
天候不良(というか、天候微妙?)のため、
中川橋での撮影を諦めたごっさん。
まずは、すぐ傍らの踏切付近でのショットをお届けしました。
で、折角なので、違うアングルも、と思い、
テクテクと横田駅方面に歩いてみました。
で、少しカーブしているところから、
「ここ最近、一番の収穫」だったレンズ、
SUPER YASHINONで直線を狙ってみました。
PENTAX *ist Ds
Yashica SUPER YASHINON-R 20cm F4.5
1/500秒 F5.6 (ISO200)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
残念ながら、キハ38が正面でした。
残念、なんて書いちゃいましたが、
考えてみると、全国見渡しても、
キハ38の勇姿を見られるのは久留里線だけ。
そう考えると貴重なショットな気がしてきます。
でも、折角キハ30が国鉄色に塗り替えられたんだから、
こいつも、せめて首都圏色(朱色一色)にしちゃうと、
風情が出ていいと思うんですけどね~。
PENTAX *ist Ds
Yashica SUPER YASHINON-R 20cm F4.5
1/500秒 F5.6 (ISO200)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
こちらはキハ37。
残念ながら30じゃ・・・、と、
やはり久留里線にしかいない、
しかも3両しか現存していない車両ですから、
希少性という意味ではキハ30と、まったくイーブン。
いやはや、久留里線とは、なかなかミステリーで楽しいところじゃないですか。
この色じゃなければ尚更・・・(ブツブツ
ちなみに、このキハ37の写真、上の方に飛行機が写っています。
この付近で撮影していて、へぇ、と思ったのは、
やたら飛行機が上空を飛んでいくのです。
成田にも近いですが、多分、羽田の便も飛んでるでしょう。
徳島から羽田に行くとき、東の方からグルッと回るので、
千葉の上空を飛ぶ事は、前から分かっていましたので。
これもある意味、久留里線ならではの写真なのかも?
とまぁ、このポジションで数枚撮りましたが、
やっぱ、田んぼの真ん中なんだからもっと田舎な写真を撮らなきゃな、
って事で、再びワイドなレンズに換装。
で、ついでに、折角なので、
セカンド機として持ち込んでいたMXにフィルムを詰め、
*ist Dsと並べて撮影を試みました。
久しぶりにフィルムを入れて撮影したMX。
待つことしばし、木更津方面へ向かう列車には、
またまたキハ30国鉄色!
ASAHI PENTAX MX
SMC PENTAX 28mm F3.5
1/500秒 F5.6
Konica-Minolta Centuria Super 400
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日
ちょっと左下にゴーストが出たのが惜しいですが、
折角なので、MXで撮った方を掲載。
天気が良けりゃ、VELVIAを装填しようかな、と思ってたんですが、
こんな雲行きなので、コニセンの400を。
あれだけ買い溜めていたけど、もう残り5本ほど。
こんな「地味ヘン」な描写を楽しめる機会も、もうあと僅か、
と思うと、それはそれで寂しくもあります・・・
てな感じで、中川橋付近での撮影を終了。
最後まで、雲が晴れることは無く、
肝心の橋の方で撮影出来なかったのは残念!
しかも、この後、天気はどんどん回復し始め、
午後の撮影に入る事には快晴!、になってしまったわけで、
なんとも皮肉な話しでありますが、それはまた次回のお話し。
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コメント
そうそう、倉敷に行ってますよ。
春に仕事で行ったときに撮ろうと思ったけど、
新車しか走ってこなかった。
http://gossan.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-d7ed.html
投稿: ごっさん | 2014年11月23日 (日) 10時14分
久留里線DC、総員「水島臨海鉄道」に集結せり。
いま知った。
撮る。これから総力を挙げて撮る。
先代キハ20の分まで。
投稿: gochi_zoh | 2014年11月17日 (月) 14時38分
やっぱり、グレーはNGだったんですね。
なんか、いまいちピンと来ない気はしましたが。
上半身の美しさは、それはそれは素晴らしいものです。
房総の気動車は、55/58の急行が、
10連を成して両国まで激走していたんですよね。
どうも、四国で生まれ育った人間の感覚だと、
阿讃山脈をえっちらおっちら昇っていく非力な列車、
という印象ばかりが残っているんですが、
さぞ、総武本線を爆走する様は壮観だったんだろうな、
と思います。
是非、東日本さんには、
残るキハ28系を幕張に集結させて、
両国-久留里間に急行を設定してもらって、
E217の合間を激走させて欲しいもんです。
投稿: ごっさん | 2010年1月19日 (火) 01時42分
久留里線も寒そうですね。
昔々、四国と並んで千葉が気動車王国であったことの
唯一の名残が久留里線。
キハ37は国鉄初の過給器付き直噴機関装備車、
キハ38はキハ35の生まれ変わり。
キハ30を含め何れも希少な車種ばかり、
かつ全列車車掌乗務、おまけに
タブレット使用の通標閉塞と異例ずくめの線です。
が、やはり
どうしてもあの塗色がいただけません。
特にキハ30のグレーの下回りにはがっかりです。
郡山工場の規定だそうですが
なんとかならんのか・・・
投稿: 南東風 | 2010年1月15日 (金) 23時47分