新春撮影行・秩父鉄道篇(4・終)~白久にて
秩父鉄道の定番撮影ポイント・白久駅に来たものの、
やっぱここは、C58が長い客車を率いて、
煙を吐いてくれてこそな場所だなぁ、という印象。
しかも、一番適していそうな50mmレンズは、絞りが不調。
どーしよーかなー。
と思いながらキョロキョロしていると、
すぐ後ろの景色に目が止まりました。
あ、これ、望遠で撮ると面白いかも・・・
Nikon D80
SIGMA ZOOM AF-APO 70-210mm F3.5-4.5 (135mm域)
1/640秒 F6.3 (ISO400)
秩父鉄道 白久-三峰口駅間
2010年1月3日
ある意味、曇天だったので何とかなった、という話しもあり、
急場しのぎな感もありますが、
「山」っぽい感じになったかな?
てか、なんか、10両編成が走ってきているような錯覚を覚えそうな写真(笑)
でも折角ここにいるなら、
駅の方の写真も撮っとかなきゃなぁ、と思い、
またまた三脚の向きを反転180度!
今度は駅に止まっている列車をメインで狙ってみました。
「旧・秩父鉄道色」な101系(1000系)です。
Nikon D80
SIGMA ZOOM AF-APO 70-210mm F3.5-4.5 (70mm域)
1/1250秒 F6.3 (ISO400)
秩父鉄道 白久-三峰口駅間
2010年1月3日
顔に陽が当たりすぎてかなり飛んじゃいました。
この日は、数秒単位で晴れたり曇ったり。
露出は合わせにくいし、顔に当たる光も刻々と変わるし。
最後まで、思い通りに計算した写真を撮れませんでしたが、
まぁ、そういう日もありますわな、って事で。
そういや、SIGMAのAPO ZOOMを使ったのも久しぶり。
ちゃんと使ったのは、一昨年7月に南武線を撮って以来。
割といつもカバンに忍ばせてるんですけどね~。
てな感じで、1/3の秩父鉄道での撮影は終了。
ホントに丸一日、東で西でって感じの撮影でした。
最後は、熊谷駅で夕焼けをバックに。
色が分かりにくいですが、これは関西線色のウグイス色です。
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/250秒 F5.6 (ISO800)
秩父鉄道 熊谷駅
2010年1月3日
この日だけでも充分お腹いっぱいな撮影が出来ましたが、
折角兄が上京してきておりましたので、
翌4日も、丸一日の撮影に行ってきました。
「国鉄色キハ30」が話題の久留里線です。
次回からは、久留里線撮影紀行をお伝えします。
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コメント
南東風様
毎度お褒めの言葉をありがとうございます。
なんとなく、秩父鉄道で山の方に行くなら
「こういう」写真が撮れればなぁ、
というイメージを持っていましたので、
うまく、自分の立っている所からその風景を見つけられて、
なんとか撮る事が出来ました。
どうも、都会生活が長くなってくると、
昔は当たり前に撮れた写真を撮れなくなるので、
逆に、田舎の写真を、良い感じで撮りたくなってきます。
兄上、
ケツが切れて「まるで10連」なのは偶然として、
こういうアングルを求めながら歩いていた産物かな、と。
最近は、山肌の立体感にこだわりたい年頃?なもので。
これがもしパレオだと、
並み居るカメラマンの砲列をケツに回して撮る事になるから、
きっと、みんな揃って「???」ってなってた事だろうなぁ。
どこまで天の邪鬼なんだよ、って話しも・・・
投稿: ごっさん | 2010年1月15日 (金) 01時28分
一枚目の写真、ほんまにええ感じです。
凡人が見ると中途半端な田舎の風景も
望遠で要所を切り取り遠景を引き寄せるとこうなる
というのを具現したような写真です。
101系がこの風景にあまり違和感ないのは
彼も歳を取ったいうことでしょうか。
gochi-zoh様にも遅ればせながら
明けましておめでとうとゴザイマス。
やっぱり「国鉄」「昭和」の車両ですね。
これより後の昭和50年代の車両は
全くいただけませんが。
久留里線の写真も楽しみです。
投稿: 南東風 | 2010年1月13日 (水) 00時34分
現地でも思ったけどこれはうまい!>山バック
ケツが切れてるからこそ、その先に続くものを想起させるし
実際にはあと数百メートルで線路は途切れてしまうというのに、まるで連なる山々を駆け抜けてきたような印象が。
おまけに側面に日は当たってるわ、顔が陰ったので逆に電照灯が生きて見えるわ・・・
終始鉄板ネライのワシには、やはり見えていなかった絵ですな。
相変わらずワシの視野は狭い(´・ω・`)
これが地味な色合いの車両だと、映えないんだよねぇ・・・
投稿: gochi-zoh | 2010年1月12日 (火) 01時52分