93年春、山陰撮影旅行(3)~山崎の桜
Canon EOS630QD
EF70-210mm F3.5-4.5USM
Konica XG400
東海道本線 山崎-高槻間
1993年4月7日
徳島から本州方面へ撮影に行くとき、
かなり高い確率で大阪・京都方面を通過するわけですが、
するといつも、途中下車して撮影していたのが、
ご存じ「山崎の大カーブ」。
ここ、最近は柵が出来て、
以前のような写真が撮れなくなっているそうですねぇ。
余程極悪な撮影者が悪の限りを尽くしたんでしょう。
じゃないと、そんな強硬手段にまで出る事は稀です。
個人的には、足繁く通った割には、
そこまですごくいいポイントだったのかなぁ、
という感想を持っています。
上り方面外側の線路限定な場所でもありましたし、
走ってくる列車の長さによってベストなシャッターチャンスも異なる。
その辺の事を、あまり考慮せずに、
なんとなく適当にパシャパシャと撮っていたような気がします。
で、今回は、そんな写真じゃなくて、
撮影ポイントの踏切(山崎蒸留所すぐ目の前)に行く道すがら、
停車していた貨物(だったかな?)を牽引するEF81と、
道ばたで花を咲かせていた桜とのコラボレーションです。
桜自体は、そう大ぶりなものではなかったと記憶しています。
大カーブでは望遠で狙うからと、EOSに付けていたのも望遠ズーム。
なので、思い切って切り取ってみたわけですが、
それがうまくはまった1枚かな、と思っています。
と、今年も桜のシーズンですね。
ウェブページに、春限定の「桜コーナー」を設置しておきます。
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コメント
いや、広田大先生は、
その時分で、もう「人間以上」の写真を撮ってますよ。
そんな、恐れ多くて恐れ多くて・・・
『鉄道ダイヤ情報』誌で、
広田さんが全国の三セクを回る連載がありましたが、
あれの影響はだいぶ強く受けてるなぁ、と思います。
投稿: ごっさん | 2010年3月17日 (水) 00時40分
ええっっ、これが15の時の作品ですか・・・
恐れ入ります。
これなら広田先生を超えるかもしれませんね。
この写真を見て創刊間もない頃の鉄道ジャーナル誌に投稿されていた「松本コン太」(確かそうだと思う)氏の写真を思い出しました。
雨の中後ろをC58が斜めに駆け抜けているところ、ピントは手前の電柱に付いたアルミ傘の電球に合っている。
良いなあと思っていた写真の記憶を蘇らせてくれました。
投稿: 南東風 | 2010年3月16日 (火) 23時39分
桜とハチイチの色合いの妙、
意識はしてないと思うんですが、
この頃は、直感的に、それをやっていたのかもしれません。
一番、感覚的に研ぎ澄まされていた、15の春です。
去年は、桜の写真を撮りに行けなかったので、
今年は、比較的近所の南武線の名所に行こうかな、
と思っています。
投稿: ごっさん | 2010年3月16日 (火) 00時40分
おおっっ、という感じです。
箸蔵の桜坂の写真に感動してもう一年になるんですね。
「列車のポートレート」みたいな写真が氾濫する昨今、
非常に新鮮です。
こうしてみるとピンクの81を背景にしたのも意図的に思えます。
投稿: 南東風 | 2010年3月15日 (月) 23時57分