二子玉川で田都(A-1にFD35-70mmで撮る)

Canon A-1
FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C. (35mm)
絞り優先AE F4.0
DNP CENTURIA 200
東急田園都市線 二子玉川-二子新地
2010年3月28日
今日は、午後に野暮用があったのですが、
その前は、買い物で訪れた二子玉で田都を、
その後は、宿河原で南武線と三分咲きの桜を撮ったのですが、
今回はまず「その前篇」から。
そもそも、田都を撮りたくて来たわけではなくて、
先日直したばかりのレンズの試写が主な目的です。
キヤノンが「打倒・ニコン」を旗印に、
10年の歳月をかけて設計したという渾身の一作、
「FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C.」。

新宿の中古カメラBOXで、1500円で買ってきたジャンク品でした。
レンズはカビが生えていて、それは簡単に清掃できたんですが、
何やら、ピントやズームの動きがおかしく、カタカタします。
分解してみると、各部のカムの軸となるネジ部分を覆っているゴムが、
劣化してすっかり崩壊しておりました。
それじゃあ、どうしようもありません。
結局、全部で9本のネジにエポキシパテを巻き付け、
1,2日程度乾かしてからヤスリで成型する、
という手間の掛かる方法で、なんとか正常に稼働してくれるようになりました。
このレンズ、解像力テストで、長年ナンバー1の座を維持していた、
という伝説があるそうなんですが、
上記の写真の中程を等倍で切り抜いてみますと、

※「EPSON F-3200」にて、3200dpiでスキャンしたデータから等倍切り出し
ISO200のネガカラーで撮影したデータである事を考慮すれば、
充分「驚異的」と言える解像度であると言えるように思います。
結構豪快に分解した割に、
所定の性能を失っていなかったようで、ホッと一息。
ちなみに、橋が曲がっていて歪曲収差出てるように見えますが、
そもそも、鉄道橋手前の自動車橋は勾配になっているので、
元々こういう感じです。
とはいえ、ワイド端だと少々樽形のようで「強調」されている気もいたします。
また、「ワイド端、ピントは∞域、絞りも開放あたり」だと、
周辺の光量が落ち込む傾向にあるようです。
今日は試写なので、あえて絞り開けぎみで撮っておりましたので、
実際は少々絞り込んでF8くらいで常用する方が良いのかもしれません。
で、本体のA-1の方も、先日買ったジャンク品。
Aシリーズの持病である「シャッター鳴き」が出ておりまして、
じゃあ油をさそうか・・・、なんて言っているうちに、
今度はうんともすんとも言わなくなってしまいまして。
どうしようかなぁ、なんでかなぁ、なんて思いながら、
1ヶ月近く放置しておりました。
「いいや、壊れても。A-1のジャンクなんて、いくらでもあるし」
と思って再度分解、いろいろいじってみた結果。
底部配線の半田が外れていただけ、というのが顛末でした。
最近、A-1のジャンクをよく見かけます。
恐らく、直してまで売っても売れるもんじゃなくなってきてるんだろうな、
と思います。
80年前後の『鉄道ファン』誌を手にすれば、
毎号毎号、A-1の印象的な広告が掲載されていた事を、
覚えてらっしゃる事も多い事でしょう。
僕もその一人です。
その頃に鉄道撮影を経験されていた方であれば、
「A-1で写真撮りたいなぁ」と思った事が、一度や二度はあるのではないかな、
と思いますが、今や、レンズとセットで5000円を切る値段で買える
(あ、もちろん、壊れてたんですけどね、そもそも)、
いい時代なんだか悪い時代なんだか~、と複雑な心境になります。
ところで、二子玉の多摩川沿いを適当にプラプラしてて、
思わず「ギョッ!」とのけぞる光景に出くわしました。

だって、足下で、黒い塊が「もそもそ、ごそごそ・・・」ってしてるんですよ。
しかも、こんな至近距離で初めて気づいたんで、尚更。
ヒッチコックの「鳥」を思わせる不気味さでした。
あんたたち、個人主義者と思ってたんだけど・・・
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