SUPER YASHINONがトキナー製らしい件
去年買ったレンズの中でも、
3本の指に入る程いい物だったと思っている、
ヤシカの「SUPER YASHINON-R 20cm F4.5」。
SUPER YASHINON-R 20cm F4.5 (買った時のエントリ)
SUPER YASHINONで500系を撮る@田園調布 (作例のエントリ)
このレンズ、どうも、トキナー(当時の東京光器)のOEMっぽいです。
そっくり・・・、というか、同じレンズですわな、こりゃ。
写りが良ければ、その出自がどうなのかは関係ないところですが、
まさか、当時、サードパーティがOEM供給、
という事をやっていたとは思わなかったので、少々驚きでありました。
で、なんでそれに気づいたかと言いますと、
先日、アローカメラの我楽多屋で、
「Minetar 35mm F2.8」というレンズを買った事がきっかけです。
このレンズの素性を調べようと思い、
Googleで、「Minetar」を検索したら、
上のリンクを見つけてビックリした、というのが真相。
しかし、そもそも、Minetar自体も、
東京光器のレンズブランドではない模様。
1966年のカメラ年鑑に掲載されていたという、
「みなと商会」のレンズブランド「マイネタール」
(とは読めませんで。ミネターだとばかり思っていた)
のカタログ一覧です。
つまり、製造は東京光器で、それを販売していたのがみなと商会、
というスタンスのようです
(ちなみに、みなと商会は、2004年に倒産したそうです)
Minetar 35mmは、まだ今日試写したばかりで、
これから現像に出さないといけないので描写は分からないですが、
ファインダーを覗いた限りは、なかなか優秀なレンズのよう。
トキナーの名が知られるようになったのは、
NASAが設計したという90mm F2.5マクロを製造してからだと思いますが、
そのはるか前にも、こんないいレンズを作っていたんだなぁ、
と感心をしているのです。
こちらのレンズについては、また結果が出てからの報告、という事で。
ちなみに、「光機」ではなく「光器」のようです。
トキナーの会社概要に書いてあるので、多分正しい。
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