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2010年4月

2010年4月29日 (木)

C56 160、瀬戸大橋を行く(1998年)

980410_23
Canon EOS630QD
EF100-300mm F4.5-5.6USM
Konica JX400
瀬戸大橋線(本四備讃線) 坂出(宇多津)-児島間
1998年4月10日

困ったときの?古い写真シリーズです。

これまで、幾度となく撮影に出向いてきた中で、
「あれは失敗だったなー」と思い起こされる写真がいくつかあります。
その中でも特別、苦い思い出として思い起こされるのは、
この、瀬戸大橋を渡るC56を撮影した時の事。

瀬戸大橋開通10周年を記念して、
C56 160が牽引する特別列車が走った時の写真です。

上に上げた写真は、本命じゃなくて、
むしろ「とりあえず撮っとけ」と思ってシャッターを切った中の1枚。

正直、「あれ、こんなカット撮ってたっけ?」と忘れていた程。
10年以上経って改めて見てみると、
まぁ、これはこれでアリかな、と思い直してみた次第。

で、失敗だったな、と思った本命というのは、
瀬戸大橋の主橋(いわゆる「南備讃瀬戸大橋」)
を渡るところを、ちゃんと橋を渡っていると分かるように撮ろうとした1枚。

ちゃんと、吊り橋と分かるように、
また、当然、海の上を渡る橋だから、海も入れて・・・

なんて欲張ったアングルで撮ってみると、
橋の真ん中を走るSLなんて、
ほんの豆粒程度にしかならんのです。

当時はそれでも、「いや、きっと煙をあげてるから大丈夫!」
なんて甘い見通しをしてましたが、
考えてみたら、延々と直線を走るだけの路線で、
しかも後ろに補機のDE10まで控えているとくれば、
ほぼ「無煙」状態で走ってくるのは当然であった、と言えます。

で、後から写真を見て、
「えー、SLというものはどこに写ってるのか・・・」
と探さないといけない始末。

加えて、現場での苦い思い出も拍車をかけます。

C56が瀬戸大橋を走る様を、
西日本放送かどこかの放送局が、
テレビで流すためにヘリを飛ばしてまして、
すぐ真横を平行して飛んでいくわけですよ。

あれには、回りで一緒に撮影していた皆様からも
「おいおいおい!」とブーイングの嵐。

ある意味、「撮影者の前に出てアングルを侵さない」という、
鉄道写真マナー法第31条第2項に反する行為でもあります
(ほんまかいな、ほれ)

撮影中はイヤな思いをし、
上がってきた写真も散々という事で、
すっかりやる気をなくした、当時大学生のごっさん、

その年は、春頃までは、
ちょこちょこ琴電を撮りに来るなど積極的だったのが、
この「事件」を経て以降、
6月に「瀬戸」を撮りに行ったのと、
夏休みに山陰方面に撮影旅行に行った以外、
ほとんど鉄道写真を撮っていない程なので、
余程ショックが大きかったようです。

今ならデジタルなのでその場で「反省会」をし、
すぐにアングルを変えることも出来ますが、当時はフィルムのみ。

また、事前に「あそこで、こんな写真を撮る!」
というイメージを作りすぎていると、
現場で臨機応変な判断が出来なくて、
一番いい構図を考える事を放棄したまま撮影してしまい、
ろくな結果にならない、という事を学んだのでありました。

そういう意味でも、なーんも考えずに適当に「記録」しただけの写真が、
今から見ると一番マシだった、という結果になったりするわけです。

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2010年4月27日 (火)

渋谷駅に玉電の名残を求めて

100416_15

100416_26

100416_33
(いずれも)
Canon VL
Voigtlander Super Wide Heliar 15mm F4.5 Aspherical
IRFORD DELTA 3200
(おおむね)1/8-1/15秒 F4.5-5.6
渋谷駅構内(3枚目は井の頭線ホームにて)
2010年4月16日

JR渋谷駅の、東急東横店へ抜ける改札が、
「玉川改札」という名前である理由が、
その昔、ここが玉電への乗り換え口だったから、
という話しを知った時は、少なからず驚きを覚えたものです。

玉電と言えば路面電車のようなものですから、
てっきり、地上の、今はバス停の辺りにホームがあったんだろう、
と思い込んでいたからです。

まさか、頭上に路面電車の駅があるとは、
開通した当時は驚嘆の目で見られたに違いありません。
(その更に上の3Fに地下鉄のホームがある、
という方が、もっと驚くべき事?)

その「玉川改札」付近を、
買ったばかりのSuper Wide Heliar 15/4.5で狙ってみました。

1枚目は、まさに「玉川改札」の目の前。
現地は、必ずしも広いとは言えない場所ですが、
15mmなんて広角だと、実に広大に見えるのが驚きです。

2枚目は、改札を出て少し左、
奥に歩いて行くと、岡本太郎画伯の壁画の前を通り、
井の頭線の改札へ続く通路です。

この辺りの古い写真を、こちらのサイトで見つけました。

私の撮った鉄道写真 玉電(東急玉川線)1

天井や柱の形、床の模様など、
当時も今も全く変わらない事に感動します。

恐らく、1枚目の写真の、柱と柱の間が、
玉電のスペースの延長上になるんじゃないかな、と思います。
今は、この辺りは「こじゃれた」お店が並んでますが、
そこが、玉電のホーム跡、って事になるんじゃないのかな、と。

ここを歩いている無数の老若男女(おもに「若男女」ですが)の、
果たしてどれほどの人が、
かつてここに玉電が走っていたんだなぁ、
なんて事を思いながら歩いている事やら。

それどころか、こんな天井の配管1つ、
気にして見る人はいないだろうなー、
って感じの猛スピードの歩行の人達ばかりが集まる駅、
それが渋谷駅です。

3枚目は、井の頭線ホームの端から、
暗黒のトンネル方向を撮ったものです。
ISO3200の高感度でどこまで写るか、と試してみましたが、
さすがに「どアンダー」で、無理にスキャンするとこんな荒れ荒れに。

でも、そんな写真を撮ってみたかったのも事実なので、
「あえてアンダーで撮ればこんな写真になる」、
という事が分かっただけでも大収穫です。

そうじゃない写真は、1,2枚目なんかがそうですが、
それなりに荒い画ではあるものの、美しいトーンが記録され、
「超高感度」なフィルムで撮ってます、という感じがあまりしません。
どうも、1600以上の高感度フィルムの性能を甘く見ていたようです。

Super Wide Heliarは、距離計非連動の目測レンズでありますが、
相当に深度が深いらしく、
かなりいい加減で適当なピント合わせでも、
ピンの来てない写真はありませんでした。
思いの外、使い勝手のいいレンズのようで一安心です。

初めてのフィルムに、初めてのレンズで、
戸惑うばかりの撮影でなかなか新鮮でありました。

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2010年4月26日 (月)

Canon model 7

Canon 7のデザインはごつい」と書いたのは2ヶ月弱前。

これ以上カメラを増やしても仕方ない」と書いたのに至っては、まだ昨日の話し。

舌の根も乾かぬうちに、乾かぬどころかまだヨダレがダラダラ流れてそうなのに、
買ってしまいました「Canon 7」。

Dsc_393901

そもそもは、たまに見ているアルプス堂のブログで、
ジャンク品が大量に入荷しました、なんてエントリを読んで
「いいなぁ、いや、でも行ったら何があるか知れん・・・」
などと煩悩を刺激された事がきっかけで。

その上、今日はチビを御苑に連れて行こう、なんて話しになり、
あー、御苑ならアルプス堂近いしなー、覗いていこうかなー、
と思ったのが第2の間違い。

「最近は、そうそう衝動的にジャンク買う事もないから大丈夫」
なんて奥さんに言いながらチョロっと中を覗いてみたら。

「Canon 7」が入ってるんですよ、ジャンク箱の中に。

お値段も、5000円と、かなりお手頃。
いやでもねぇ、この手のジャンクは、露出計が動かないもんだから・・・、
それに、こないだVL買ったとこだし、なんて思いながら、
セレン受光素子の前で手をパパパッとかざしてみる。

針がピンピン、ピョンピョン。

ゲッ、露出計が動いている!

その瞬間、頭の中の何かが「プッツーン」とチョンぎれてしまいました。

他にも、FL 28mmだの、Lマウントの50mmだの、
HEXANONが美しい古いコニカのカメラだの、
なんかいろいろ置いてあったみたいですが、
もうほとんど目もくれず、そのままレジに直行してしまいました。

7のすぐ隣には、バルナックコピーの古いCanonもあり、
同じ5000円でしたが、じゃあそちらも・・・、
なんてバカな事をしなかっただけ、まだ理性が残っていて幸いでした。
(趣味性なら、明らかにあっちの方だったな。かなりイカしてた)

いやしかし、我ながらなんとも情けない話しで・・・

Dsc_394601

安かった理由の1つは、露出計窓の割れ。
後、距離計のズレと、シャッター幕のヨレ。
こちらは、ステンレス製なので、遮光さえ出来ていれば、とりあえずOK。

それ以外は、キズやスレも大して無かったし、
シャッターも、ちゃんと速度出ている感じ(体感チェックで)

あれで針が動かなければ、いやでもそんな、と踏みとどまる事が出来たのに・・・

そんな後悔の念を抱きつつも、
昔から「一度は手にしてみたかった」カメラの1つなので、
なんともワクワク、ドキドキ。

Dsc_395401

たった2ヶ月のうちに、CanonのRFカメラが2台もうちに。
両方合わせても8000円ですって。
いくらジャンクだからって、この値崩れは・・・、
フィルム文化の衰退が著しい証左とも言えましょうか。

で、奥のVLについているレンズ・・・、

先日買ってしまった「Voigtlander Super Wide Heliar 15mm F4.5 Aspherical」。

先頃、Mマウント&距離計連動のリニューアル品が発売され、
以前から出ていたLマウントの方が、
間もなくディスコンになる、というところ、
フジヤカメラあたりで特売もされていたので、
ここで買っておかないと・・・、と決断して買ってきたのです。

試写したフィルムは、明日仕上がってくるので、
近日中にアップできると思います(ちゃんと写っていたら、ですが)

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2010年4月24日 (土)

PEN F用セットケースの使い道

Pict0024

PEN F用のアクセサリが売られていて、
しかも安い値段だったとしたら、
特に用件はなくてもつい手を出してしまうのは、
PENのユーザであればご理解のいただける、
やむにやまれぬ事なのであります。

このハードケース(セットケース)は、
新宿駅前「アルプス堂」にて、500円くらいで買ったもの。

なかなかコンパクトなケースですが、
中身は厳重に仕切られており、
ユーザの好みとする使い方を是としてくれません。

どう使ったものだろう、といろいろ悩んでみた挙げ句、
上の写真の形で収まった次第です。

一番左のPEN F本体。
てっきり、レンズ付きで収納できると思ったら、
本体のみで、この向きじゃないと入らないらしい
(ストラップ輪を対比させる溝があるので、
間違いなく向きはこれで間違いない)

レンズは、中心の広いスペースにOM 35mmを。

本来はフィルムでも入れるであろう、
向かって右側の蓋のついたスペースには、
非常に狭いので、小型のOM 24mmを。

上蓋裏のポケットには、PENメーターを。

多少空間が出来るので、そこは財布か電話でも入れるかな、と。

このケース、PEN E-P1は入りますかね?

PEN FのケースからE-P1が出てくると、
分かる人間は「お、粋だねぇ」と笑ってくれるかもしれません。

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参宮橋~南新宿(PEN F)

100321_21_2
Olympus PEN F
OM Zuiko MC Auto-W 35mm F2
DNP Centuria 200
1/60秒 F16
小田急 参宮橋駅
2010年3月21日

100321_24_2
Olympus PEN F
OM Zuiko MC Auto-W 35mm F2
DNP Centuria 200
1/60秒 F11
小田急 参宮橋-南新宿駅間
2010年3月21日

「そういや、PENにフィルムが入ったままだ」
と思い、ちょっと出かけるついでに撮った写真から。

年末、このOM 35mmの他、
SIGMAの35-135mmのズームのジャンクも買ったので、
その試写をし始めたところが、
PENに24枚撮りを入れると48枚も撮れるので、
最後まで撮り切れずに放置されていたわけです。

SIGMAの方は、もともとクモリ玉で、
レンズ研磨の練習と実験のつもりで格安購入。
研磨自体はそこそこうまくいって、
それなりにちゃんと撮れるようになったのに、
先日中を覗いてみたら、また曇ってる・・・
こりゃいたちごっこになりそう。
しかも、ファインダーを覗くだけで「こりゃダメだわ」
と分かるレンズだったので、もうさすがに出番なさそう(笑)

対してこの35mmは、PENにつければ50mmの標準レンズ。
そもそものPENの標準レンズは40mmなので、
換算で60mm弱となり、これ1本で済ませるにはちょっと長い。
微妙な違いに見えても、この違いが意外に大きい。
PENの暗いファインダーで覗いてもハッキリとピンの山が分かり、
スキャンデータを等倍拡大すれば更によく分かるシャープさ。
どうやら「35mm F2」というスペックのレンズには、
銘玉が多そうな予感(Nikkor 35mm F2は、既に手放せないレンズ)

これで、OMの単焦点レンズは24mm、35mm、50mm、
そして3速飛び?で300mmと、いつのまにか充実の展開。
ズームは、SIGMAの28-105mmや28-70mmまで控える有様。

あとは、OM-1かOM-2のジャンクでも買えば、
OMシステムはいきなり完成に・・・、なるわけですが、
もうカメラはこれ以上買っても仕方ないので、
EFレンズでの撮影が不可能になったマウントアダプタ専用機、
EOS630を「OMレンズ専用機」として使う事になりそうです。

肝心のPEN Fは、以前にオーバーホールしてから既に20年、
巻き上げレバーやシャッターが「グニョグニョ」し始め、
また、PEN用のレンズを装着すると、
自動絞りをまともに動かす事も出来ない状態。
またそろそろ、オーバーホールに出す必要がありそうです。
さすがに、「家宝」指定機なので、
こればかりは自分でバラすのは避けたい。くわばら、くわばら・・・

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2010年4月20日 (火)

Cマウントあれこれ

このブログへのアクセスの検索ワードで、
常に上位にあるのは「Cマウント」です。

なんでだろ、と思って「Cマウント」でググってみたら…、

あらやだ、なんで5番目なんて好位置につけてるわけ(滝汗

世の中、Cマウントについて書かれた素晴らしいサイトはゴマンとあるのに、
何もこんなサイトに誘導しなくてもいいじゃないの、Googleさん。

しかも、この1年ほど、Cマウントに関する新しいエントリーを、
何も上げずにきております。
いろいろご期待頂いて来訪された皆様には申し訳なく思っております。

で、久しぶりにいろいろ書こうとしてますが、
そう大して新しいネタがあるわけではありません。
その点は、あしからずご了承の程を…

昨年春に、2つのコンデジを改造して「Cマウント化」しました。
共にエグゼモード社の安いコンデジで、
exemode DC850」と「yashica EZ F924」です。

Imgp0796

共に、工作自体はまぁまぁ成功って感じですが、
肝心要の写りがよくない。というか、色がオカシイ。

レンズを付けずに真っ白い壁を写しても、
周辺に色ムラ(マゼンタ、グリーン被りなど)が発生しております。

特に酷かったyashicaの方は、
IRカットフィルターの装着に難があったかな、と思い、
外そうとしたら割れてしまいました。
赤外光が入ってくるので、焦点がズレて無限も出なくなり、
それですっかりやる気を無くして、早1年も経ってしまいました。

気を取り直して、パテで固着したマウントを引っ剥がし、
赤外光が入る状態でインフが出るように調整。
久しぶりにちゃんと撮れる状態になりましたが、
それでも、色被りは改善しないのです。

そもそものあのチープなレンズ、
そこに内包されたIRカットフィルターの位置など、
特定の条件下でフラットに写るように、
画像処理側で調整される、なんて事があるんでしょうか?
それって、結構「中華マジック」な気もするんですが…

白黒限定で、「赤外線写真もどき」でも撮るなら問題ないですが、
そういうのを求めて改造したわけではないので、
素直に良かったとは思えないのです。

結局、Cマウントの改造より前に施工した、
Kenko OGOB-01」のDマウント化改造の方が、
遥かに大成功だったと言えます。
訳も分からず適当に改造した方がうまくいくとは、
なんとも皮肉な話しではあります。

OGOBの改造が「奇跡的に」うまくいった理由の一つに、
「元々ついてたレンズを外した穴が、
Dマウントの径とほぼ同じ、フランジもほぼ同じ」という、
なんとも都合のいい機体であった事があげられます。

多少の隙間があったのでそこにエポキシパテを流し込み、
「簡易マウント」に仕上げました。
強度的には難がありますが、
Dマウントのレンズは小さくて軽い事も幸いして、
使用上は不都合が無いのも奇跡的です。

そもそもDマウントのレンズを持っていた理由は、
ハードオフのジャンク箱に入っていたYASHICAの8mmカメラが、
形が好きで気に入ったので部屋に飾ろう、
と思って買ってきた事がきっかけです。

最初は、このレンズで写真を…、なんて思いも寄らなかったのが、
ネットで「コンデジ改造」の記事を目にするようになり、
「それじゃぁこれも・・・」と欲を出し、
禁断のコンデジ改造に手を出してしまいました。

その後、やはりハードオフで(しかも同じ店舗で)、
COSMICAR(PENTAX)のCマウントのレンズを見つけて
よしじゃあこれも同じ要領で、と改造してみたのが、上記2機種。

最初のOGOBが、なまじっかうまく改造できたもんだから、
それじゃあと、軽い気持ちでCマウント化したのが仇でした。

今となっては、Cマウント遊び=マイクロ4/3で、
という図式が定着してきてますので、
あえてリスキーにコンデジ改造なんかしないで、
大分安くなってきたPEN E-P1でも買って楽しむのが、
一番確実で楽しいだろう、と思います。

あるいは、エグゼモード社のカメラを種にしたから、
という理由もあるんでしょうか?
OGOB-01は、安物カメラとはいえ、
仮にも「フィルターと言えばケンコー」の、ケンコーが出しているカメラ。
あまりにアレな物を出すのは、メーカーとしての体現に関わるからと、
意外と内部は真っ当に作っていたからちゃんと写ったんだ、
という事なのかもしれないですね。

とりあえず、Cマウント遊びは、
いずれ買う事もあるであろうPEN E-P1を手にする日まで、
一応お休み、という事で・・・

それより前に、ジャンクのコンデジを格安で入手できる機会でもあれば、
また改造を試してみる事もあるかもしれませんが・・・

ただ、一部の間で「マイクロ4/3でCマウント遊び」が流行っていて、
ほとんど世間で流通していないCマウントのレンズが、
どんどん買い占められて価格も高騰し・・・、という状況と聞きますから、
ここはやはり、初心に帰って「Dマウント遊び」、
としゃれ込んでみようかな、と思っております。

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2010年4月18日 (日)

ファインダーは左目で

先日、Canon A-1などに使えるワインダー、
「Canon Power Winder A」のジャンクを800円で見つけまして、
液漏れもしてなかったので大丈夫だろうと思って買ってみたのです。

帰ってからA-1に装着し、電池を入れてみますと、
シャッターを押す度に「ギョイーン」と懐かしい音を立てて回ってくれます
(昔、AV-1を使っていた時に、このワインダーを付けてました)

お、ラッキー、動くじゃん。

♪♪♪な気分でおりましたが、
ふと、机の上に置いてからしばらく立ちますと、
何やら「ギ・・・、ギギ・・・」、と音が聞こえてきます。

???

何度かシャッターを切ってみますと、
ちゃんと動作しているのですが、
全然手を触れてないのに、何故かモーターが反応して
「ギー・・・、ギギ、ギー・・・」と、何やら音を発しております。

おかしい、どこかで回路が短絡でもしてるのか・・・

毎度のごとく?ひたすらバラしてみましたが、
特に基板やリード線の異常は認められず。

しかし、基板上に固定されている、
電流が一定時間以上流れないための部品
(フィルムが最後まで到達した時、
いつまでも回り続けないようにするためにあると思われる。
遮断機と言えばいいんだろうか?)が、
不定期に「カチッ、カチッ」と動いている事から、
この部品の異常ではないか、と推察。

これは、さすがに単独では直せないよな~。

また、同じワインダーで、液漏れでもしているジャンクを格安で買ってきて、
ニコイチにして直すのに使おうかな、と思っています。

ところで、A-1にワインダー(ないしモードラ)が欲しかったのには、
ちょっとした理由があります。

皆さんは、カメラのファインダーは、右目で覗きますか?左目で覗きますか?

ごっさんは、左目です。

一般に、右利き(自分もそう)の人は、
左目の方が利き目である・・・、とごっさんは理解していました。

首を境に、神経は左右逆転しているから、
手が右利きなら、目は左の方が利き目である・・・、
と聞いたことがあるように思うからです。(実際はどうなんでしょう?)

でも、カメラは、右目で覗く人が多い気がするので、
多分、右利き=利き目も右、って事なんでしょうね、普通。

ごっさんは逆で、なんとなく、カメラを触り始めた頃から、
ずっと左目で覗いているような気がします。

すると、A-1のようなアナログのカメラだと、
巻き上げレバーを回すのが不便なんです。

もし右目でファインダーを覗くとすると、
巻き上げレバーは、右目の右、というか右耳の前?辺りにあるでしょうから、
ファインダーを覗いたままでも操作できるんじゃないか、と思います。

しかし、僕の場合は左目で覗いておりますので、
巻き上げレバーは、鼻ないし右目の真ん前。

カメラを構えたままレバーを巻き上げようとすると、
そのレバーに引っかけている右手親指が、
目の中にズボッと入る形になります。

※実際にはメガネをかけているので、
目を突くことはない。が、メガネが汚れるのは確か。

というかそもそも、巻き上げレバーを、
予備角まで引っ張り出した状態ですら、
顔に当たるので邪魔、という話しもあります。
(その点、巻き上げレバー自体が電源スイッチを兼ねる、
Nikon F2のようなカメラは、実はちょっと不便だったりする)

巻き上げるには、最低限でも、少し顔から離さないといけないわけですが、
なんとなくごっさんは、そのままカメラを下ろしてしまい、
お腹のあたりでエイヤと巻き上げている事が多い気がします。

これではさすがに、速写性の面で問題が多い。

もちろん、日常のスナップでは、それでも全然構わないのですが、
家の中で子供を撮る時や、鉄道を撮る時などは、
常にファインダーを覗いたまま、常にタイミングを見計らい、
カシャッ、カシャッ、カシャッ、と続けて撮りたい事も多いので、
ワインダーやモードラは、必要な事も珍しくないのです。

ちなみに、ごっさんが始めて手にしたカメラはEOS630でした
(その前に、「ジャスピン」こと、Konica C35AFも使ってましたが、
これはまぁ置いといて)。

これはモードラ内蔵のカメラでしたから、
巻き上げレバーなんてものとは無縁。

もし、始めて手にしたカメラが巻き上げレバー付きだったとすると、
「右目で覗かないと、巻き上げが不便」という事に早々に気づき、
右目で覗く習慣を身につけていたかもしれませんね。

あるいは、始めて手にするカメラがレンジファインダー機だと、
「右目はファインダーを覗き、左目も開いて両目で世界を見る」
という習慣が付いていたかもしれません。

でも、左目で覗く習慣が付いた事で、
自然と「利き目でファインダーを覗く」クセが付いたので、
それはそれで良かったのかもしれませんが。

ところで、ごっさんが本気でファインダーを覗き、
ガシガシと写真を撮っていると、
自然と、右目に涙が溜まってくるのです。

どんだけ力入れて目をつぶってるんだよ、って話しですね。

もし、鉄道の撮影中、
カメラのファインダーから目を離す度に、
右目をコシコシしている人を見かけたら、僕の可能性があります(笑)

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2010年4月16日 (金)

大丈夫なのかKDDI?

最近のau(KDDI)の迷走ぶり、混乱ぶりを見てると、
「おいおい大丈夫なの?ツブれやせんのか?」
と不安になってくるのです。

J:COM買収騒動では、
あっさりと子会社化が否定され、
おまけに、生みの親である住商の逆鱗にもふれて、
TOBを実施されて筆頭株主にすらなれないという、
信じられない失態を起こしたばかりです。

それよりも、先日発表された「一部機種サービス終了のお知らせ
の方が、インパクトの大きさでは桁違いです。

てっきり、古いA型番の端末だけが対象かと思ったら、
今回、使えなくなると告知した中で、一番新しい端末は2007年に発売されたもので、
なんと最近のW50型番の一部までが対象と言います。

なんせ、auの3000万ほどの契約者のうち、
約900万人が該当する話しと言いますから、恐ろしい話しです。

今回の終了の理由は、800MHzの周波数の一部を、
国に返納しなくてはいけないための措置です。

そもそも、800MHzの返納は、2003年時点で決まっていた、と言います。

KDDIは、その後4年間も、「2012年に使えなくなる」と分かってた端末を、
特に注意喚起するでもなく売り続けていた事になります。

一方のdocomoが、第2世代ケータイである「mova」を、
ほぼ同時期の2012年3月にサービス終了すると告知していますが、
こちらは、実質的に2004年の506iシリーズで新規発売を終了
(ソニエリのpreminiのような一部例外を除く)するなど、
早いうちに対応していたのとは大きな違いです。
(SoftBankの2Gは、先月末で停波済み)

なぜ、auはこんな後手後手の対応を強いられているのか?
その鍵は、「販売奨励金」ビジネスが握っているように思います。

以前は、auと言えば「1円端末」で有名でした。
まだ発売されたての端末が、
1円とか100円とか、信じられない値段で販売されてました。

なんで、定価5万円クラスのケータイが1円なのか?
それは、キャリアであるauが、
端末が売れると、販売店に「奨励金」を渡していたからです。

新しい端末を出す度に、ユーザーは新しくて安い端末へ買い替えていく。
auの目論見では、2012年までにほとんどの端末を巻きとれるのでは、
と考えていたのかもしれません。

しかし、総務省主導により、「奨励金ビジネス」は自制されていきます。

2006年秋、vodafoneを買収したばかりのSoftBankは、
早々に「割賦販売」制を導入し、奨励金制度を実質廃止しました。

2年の契約を約束してくれたら、
端末代金を月払いに分け、
それぞれの月で少しずつ割引をする、という新制度は、
これまでの日本のビジネスシーンには無い物でしたが、
契約を縛られる代わりに安く端末を買えるので、
瞬く間にユーザーに広く受け入れられていきました。

追随するdocomoは、似た感じの分割払い制度である「バリュー」を導入。
端末価格を一括払い、ないし12ヵ月または24ヵ月の分割払い。
端末代は割り引かれないものの、安い基本料金が設定され、
トータルで見ると以前より安くなったので
(そもそもが高かった、とも言う)、
docomoユーザーに思いの外好評に受け入れられ、
MNPによる大量流出の懸念も無くなり、現在に至っています。

さて、auはどうなんでしょう。

docomoがバリューを始めた頃、auも同様の制度である「シンプルコース」を始めましたが、
端末はあくまで一括払いのみ(現在は分割払いも可)で、
割高感は否めなかったろうと思います。
auにとって、あくまで本命は「フルサポートコース」だったからです。
端末価格を2万円(現在は16.800円)値下げする代わりに2年契約を必須としたこの制度は、
旧来の奨励金モデルに近いものです。

しかし「フルサポ」では、端末が一気に1円になるほど劇的には下がりません。
3万円のケータイなら、1万円になります。
以前なら「1円」になったであろうところが、です。
それで、基本料金は変わらず、2年の縛りまで発生。
ユーザに受け入れられないのは、当然と言えます。

なんでauは「フルサポ」を押して、「シンプル」に重心を移さないんだろう?、
と思っていたんですが、恐らく、奨励金ビジネスの成功神話にすがり、
同じ路線で端末を売り続けていこう、と考えていたからのように推察されます。

そして、auが「フルサポ」を始めたのは、2007年の秋です。
一方、今回終了が告知された800MHz(の一部)のみ対応の機種は、
直前の7月にも新機種が販売されていますが、
その後は、2GHz帯および別の800MHzにも対応する機種だけが発売されていきます。

奨励金ビジネスが終焉すると、
これまでのように「1年単位でどんどん機種変更してくれる」
という目論見が崩れる事が予想され、
慌てて800MHz対応を終了したのでは?、と邪推できます。

しかし、運の悪い事に、
同時期にauが採用した新プラットフォーム「KCP+」は、
動作が重くて不安定、これまでと操作方法が異なる、
端末が大きくかさばるようになるなど、
auらしさが全て吹っ飛ぶような問題のあるシステムでした。

「新しいauには、良い端末がない」
「機種変更しない方が良かった」
そんな声を、あちこちから聴きます。
僕も、以前はauの回線を持っていましたが、
最後に買ったのはW53CAで、2年ばかり使って、
買い換える気が一度も起こらないまま、解約してしまいました。

新しい、魅力的な(自称)端末を出していけば、
ユーザはどんどん機種変更してくれる。

そんな常識が、「奨励金ビジネス崩壊」「KCP+の失敗」という、
2つの誤算によって崩れ去ってしまったわけです。

結局、奨励金ビジネスが強制終了を食らった事で、
全てのつじつまが合わなくなっていき、
何もかもが後手後手に回って、今はただ、焦るばかりで収拾が付かない、
という悪いスパイラルに陥っているように見えます。

恐らく、そろそろ小野寺社長の責任問題が浮上してくるでしょう。

そして、SIMフリーやスマートフォン時代の到来など、
ますますauの外堀は埋められていき、
後5年もすれば・・・、

なんて事がない事を祈るばかりです。

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2010年4月15日 (木)

記憶の中のオレンジ色

Dsc_329601_bw
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
秩父鉄道 武州荒木-東行田駅
2010年1月3日

以前に、ほとんど同じ写真をアップした事がありますが
(一応、すぐ隣のコマなので、電車の位置は少し違う)、
今回は、以下のフリーソフトで処理したものです。

「特定の色だけを残し、他の色を白黒にする」ソフトです。

PhotoFiltre
→の中にある「Freeware」の「Photo B&C」をダウンロード。

※参照→指定色だけを残して画像をモノクロ・セピア化できる「Photo Black & Color」 (窓の杜)

今回は、オレンジの101系だけを浮き立たせてみました。
記憶の中を走るオレンジ色は、こんな風に脳裏に刻まれているのかもしれません。

なお、今回アップした写真は、
同ソフトでオレンジを抽出した画像と、
何も抽出せずに完全な白黒にした画像の2枚を用意し、
Photoshopで開いた上、電車のオレンジだけをコピーして、
白黒画像の上に貼り付ける、というレタッチをしています。
これは、オレンジを抽出して色変換をかけると、
回りの同類色も、一緒にカラーのまま残ってしまうからです。

てな事をするくらいなら、
最初からPhotoshopだけで作業できんじゃないの?、
というツッコミもありそうですが・・・

この手の「デジタルフィルター」遊びを、
RAWデータ以降でいろいろやりたいな、と思っておりました。
僕が今年春、1000円で買った「Optio SVi」には、
これと同じ機能がフィルターとして入っており、
ちょっと遊びで、と試した事があったのですが、
どうせなら、後からレタッチでいろいろ試せる方がいいなぁ、と。

美しい記憶までも蘇らせてくれるような、
いい写真を作る事が出来そうです。

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市ヶ谷の夜桜

100406_07

100406_11

100406_13
(いずれも)
MAMIYA-6 KII
Setagaya Koki SEKOR S. 7.5cm F3.5
Fuji PROVIA 400X RXP(※2段増感)
1/5秒 F3.5
中央・総武線 市ヶ谷-飯田橋間
2010年4月6日

今年最後の桜は名所で閉めよう・・・、
と思って市ヶ谷に行ったのは先週の話し。

でも、桜はその後も粘り強く咲き続け、
今ようやく、風と雨にあおられて桜吹雪となっております。

夜景に適したフィルムをいろいろ試している過程で、
フジのリバーサル「PROVIA 400X」の増感現像も試そう、
と思ってヨドバシに行ってみたら、
135判はしばらく入荷予定なし(欠品)との事、
ブローニー(120判)はあったので、
久しぶりに「MAMIYA-6」の出番と相成りました。

いやぁ~、しかし、
やっぱリバーサルで夜景は難易度が高すぎますな。
色温度は光源によってまちまちだし、
灯りはハイライト飛びやすく、それ以外のシャドーは黒く炭塗り。

桜なんだかどうなんだか、よく分からん写真ばかりになってしまいました。

3枚目は、先日の五反田の撮影の成果に気をよくし?、
ついついこちらでもやってしまいました。
どこの世界に、ブローニーのスプリングカメラで、
こういうバカな事をする人がいるもんか(笑)

僕のMAMIYA-6は6x6判と6x4.5判を切り替えられますが、
今回は、6x4.5にセットし、1本のフィルムで16枚撮影しました。
それでも、135判の写真とは次元の違う写りを見せてくれます。

増感には強いと前評判を聞いていたRXP、
期待に違わぬ描写には大満足、
というか、現代の400なポジの実力は、
その昔のフジクロームとは雲泥の差でしたね。

夜景撮りの本命、とはいかなさそうですが、
いざ、という時に使えるフィルムです。

ところで、増感現像は、通常よりも時間かかるので、
今回、1週間も待ってしまいました。
急ぐなら、フジのプロラボ「クリエイト」に直行なんでしょうが、
そこまで焦る事もありませんし。
そういや、昔、徳島で現像に出していた時は、
コダクロームなどは1週間程度かかっていた覚えあります。
東京でも、特殊現像は同様でした。

って事で、今年の桜は、これでおしまい。

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2010年4月14日 (水)

まだあった!三菱のフィルム!

「まだある」、という本があります。

昭和を思い出させる、懐かしい玩具や駄菓子など、
もうとっくに過去のものになってるだろうな、というものが、
実はまだ作られていて、買うことができる。
そんなものを、これでもか、と集めて、紹介している本です。

そんな、「まだある!」に遭遇してしまいました。
もうとっくに無くなっていたと思っていた、
三菱のフィルムが、まだ売られていたのです!

Imgp0762

もはやコニカ(コニカミノルタ)のフィルムが失われ、
後はKodakとフジしか(現実的な)選択肢がない昨今、
元々マイナーな存在であった三菱のフィルムの「新品」が、
今、目の前にある、この驚き・・・!

このフィルムを見つけたきっかけは、
海外のフィルムを輸入販売している、
以下のサイトを見つけた事から始まります。

みらいフィルムズ

不死鳥の如く蘇ったAGFAをはじめ、
中国国営会社製の「ラッキー」、
イタリアの「フェラニア」など、
トイカメラの世界では知られたフィルムが多くラインナップされています。

その中に、三菱のネガも含まれていたのです!

三菱 super MX 100
三菱 super MX 200

目を疑う、とはこのことで、
てっきり、大昔のフィルムの期限切れ品かと思ったら、
2010年とか2012年なんて期限らしく、
ごくごく最近生産されたもののようです。

しかも、フィルム箱には「Made in Japan」の文字が!

まさか、まだ三菱は細々と自社生産している・・・?

それとも、今はフジにOEM委託してるんでしょうか。

一応、印画紙レベルでは提携関係にありますが

販売元は、数多い三菱グループの中の「三菱製紙」。

でも、日本語のサイトには情報ありません。

英語のサイトを丹念にさぐってみると、
ちゃんと、フォトイメージ関連商品の中に、フィルムも入っておりました。

Mitsubishi Color Film

おかしな事に、このサイトでは「MXII」と書かれており、
ごく最近マイナーチェンジされたのかな?、と臭わせてくれます。

今回は、ISO200で36枚撮りの5本パックを購入しましたが、
フィルム代金1,550円に、定形外の240円を含めて1,790円。
1本あたり、送料入れても360円ですから、かなりお買い得!

もし、これが「コニカの代替」になりそうなものなら、
10本パックでまとめ買いしてもいいかも、と思い始めています。

実は、三菱のフィルムを、過去に2回、使った事があります。

1回は、高校の部活の遠征先で撮った記念写真ですが、
もう1本は、徳島線の特急「剣山」の発車式の模様を撮影しておりました。

折角なので、その時の写真を。

960316_05
Canon EOS5
EF35-70mm F3.5-4.5
三菱 MX 400
JR徳島駅構内
1996年3月16日

今日からデビューの「剣山」発車式、テープカットです。
右から3番目の人は、後に、収賄でシャバに行ってしまいます(汗

960316_07nega

違うコマを、パーフォレーションごとスキャンしてみました。

頭上に、誇らしげな「ダイヤモンド」のマークが見えます。

この時から、三菱のフィルムは「MX」を名乗っておりました。
今回購入したのもMX。
歴史と伝統を感じます。

でも、ネットには、ほとんど情報がありません。

ある情報はいくらでもあるのに、無い情報は皆目無い。
それが、ネットってもんかもしれません。

しかしこれは、かなりワクワクドキドキなフィルムです。
ISOが200では夜間撮影とは参りませんので、
昼間の撮影が今から非常に楽しみです。

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2010年4月13日 (火)

都心の踏切~代々木駅付近にて

100316_18

100316_20

100316_24
(すべて)
Nikon F2 Photomic
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
Kodak Ultra Max 800
埼京線(山手貨物線) 新宿-渋谷間(代々木駅付近)
2010年3月16日

最近の写真をいろいろアップしていたら、
少し前(と言っても1ヶ月ほど前)の写真をまだ掲載出来ておりませんでした。

山手線には、踏切が1箇所しか無い事が知られています(田端-駒込間)

しかし、山手線の範囲を「山手貨物線」、すなわち埼京線にまで拡大すれば、
更に3箇所の踏切が存在します。
そのうちの2箇所は、いずれも代々木にあります
(残り1箇所は、目黒-恵比寿間)

この付近は、高所を山手線、中央線、総武線が走り、
地上を貨物線が走る。
立体的に折り重なる線路、そして踏切が続けて2箇所。

いるだけで楽しくなるような場所で、前から好きな所です。

Nikon F2に、もうディスコンになっているKodakの800を詰め、
「能登」を撮った残りのフィルムで撮影した中からの3枚です。
あ、「能登」は、表沙汰に出来るようなもんじゃないので、省略しております(汗

D80用の標準レンズとして購入したカラスコ。
135判にも当然対応なので、F2につけると超広角レンズ。

代々木は楽しいところなので、また違うカメラやレンズで再訪する事になります。

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2010年4月11日 (日)

PETRI35 F2~「安かろう」と言われようとも?

60年代前後を代表するカメラメーカーと言えば、
「一眼の二強」はニコンとペンタックス、
追随するがなかなか追いつけないキヤノン(70年代から猛追)は、
むしろレンジファインダー機のメーカー(Canonetのようなものを含む)、
小型カメラと言えば、フジに小西六(コニカ)に、オリンパスにペトリに・・・、
って感じになるんじゃないでしょうか?(多分)

「栗林写真工業」は、1919年創業、
日本で最も古くからあるカメラメーカーの1つ。
「ペトリ(Petri)」のブランドで、一眼レフもコンパクトカメラも作ってましたが、
モットーは「ニコンの半額」で、
今のデフレ時代にはもてはやされるであろうところですが、
当時は「安かろう」の烙印を押され、評判はイマイチだったようです。
むしろ、海外で「安いMade in Japanのカメラ」として評判だったようですが、
1ドル=360円時代の終焉と共に勢力が衰え、
1970年代末に倒産してしまいます
(その後も会社は存続し、現在は望遠鏡を作っているらしい)

そのPetriの小型カメラ、「PETRI35 F2」をご紹介します。

Imgp0757

去年末くらいだったと思うんですが、
新宿駅前「アルプス堂」のジャンク籠にて捕獲。
症状は「シャッター羽根外れ」の重症で、お値段500円。

分解は比較的順調に進み、
シャッター羽根まであと一息・・・、というところで、
どうしても回らないカニ目にぶちあたり、挫折
(レンズ鏡胴を固定している、後群縁の大きいカニ目)

その後、壊れたままで放置していたんですが、
先日、一念発起して再チャレンジ。
なんとか回らないものかといろいろやってたら、
偶然、先に後群ユニットのネジが揺るんで、外れてくれました。
これで、巨大カニ目を無事に外す事ができ、
ようやく先に進むことが出来ました。

Imgp0735

外れていたシャッター羽根は、大きいのが5枚、小さいのが5枚。
写真だと、小さいのが3枚ついています。
右上に、大きいのが2枚見えます。

大きいのと小さいの、どっちを先につけて、
どちらが表か裏か・・・、皆目分からなかったのですが、
幸い、小さいシャッター羽根が1枚だけ外れていなかった事から、
「まずは小さいの」「向きはこちら」「上に重ねるのは大きいの」
「向きは、こっちの方が自然」てな風に類推を重ね、
ちゃんと元通りに組み上げる事が出来ました。

もし分からなければ、コパルシャッターの分解写真を、
ネット上で必死に探し回る必要がありましたが、事なきを得ました。

シャッター稼働部に注油したり、
固まりまくったヘリコイドのグリスを落としたり・・・

そう、このグリスが、実にヒドイ有様で、
ベンジンにつけておくと、こんなえげつない事に↓

Imgp0739

ドロンドロンのグチョングチョンですよ。

翌日、ベンジンが干上がった後に、
またまたグリスが凝り固まり、底にべっとり。
ティッシュで取れなくなったので、
再度ベンジンを入れて溶かしてから拭き取る、
という本末転倒な事をしてしまいました。
いやしかし、ベンジンは偉大だなぁ、と感心した次第。

ペトリは、「安かろう」と言われていただけあって、
確かに、部品の立て付けが悪かったです。

レンズ鏡胴を固定する時も、
角度が少しでもずれると、バルブが開きっぱなしにならなかったり、
チャージレバー巻き上げてもシャッターがチャージされなかったり。
かなりキワドイ感じで組み上げていきました。

また、シャッターカウントを刻んでいく部分ですが、

Imgp0748

この、真ん中のレバーが左右に動くんですが、
あまりに固くて、バネの力で動いてくれない。
油さしても全く関係なし。
結局、このレバーをペンチでつまみ、
グイグイと折り曲げて、スムーズに動く形に成型しました。
一体、何がおかしくなってこうなったのか、全く不明・・・

ニコンやキヤノンのカメラをばらす時とは、
次元の異なる問題に直面して、それはそれで楽しかったですが、
なんとか無事に動いてくれるようになりました。パチパチ。

ただ、シャッターが、規定の速度より遅く動作しているっぽく、
1秒は、確実に2秒近く(約1.7秒)、
1/2秒のはずが0.7秒くらいなど、
特に低速では明らかに遅くなっている様子。
ガバナーの調整が必要?いいや、めんどくさい(汗
ネガ撮りなら、少々オーバーになる程度ならラチチュードの範囲だろう、
と思うので、そのままにしてあります。

また、距離計は、ハーフミラー部分が薄くなっており、
測距窓方面からの画が見にくくなっておりました。

車用のハーフミラーを貼るのが常套手段ですが、
巨大なハーフミラーのシールから、数mm程度だけ取るなんて、
あまりに不経済すぎるので却下。

ケータイの覗き見防止シールが役立つ、という情報もあり、
数種買ってみましたが、いまいちしっくりこない・・・

どうしようかなぁ、と思いながら、
その、使えなかったシールをジロジロ見てたら、
アイデアが浮かんできました。

なんで見にくいかと言うと、
測距窓からの光の方が、メインの窓からの光より弱いからです。

って事は、相対的に、メインのファインダーの光を弱くすれば、
見えるようになるんじゃなかろうか・・・?

で、グレーがかった覗き見防止シールを、
ファインダーに貼ってみた(一番上写真参照)ところ・・・

お~、見える見える(笑)

室内でも充分に見えるくらいで、外では全く問題なし。
我ながらコロンブス的発想がよく思い浮かんだもんだ、
と自画自賛(臭いものに蓋をしているだけ、という話しも・・・?)

さて、試写してみた感じですが、こんな画が撮れます。

100411_09
PETRI35 F2
Orikkor 4.5cm F2 A.C.
Kodak Gold 100

このカメラの特徴は、
1950年代末という時代にありながら、
開放がF2という明るいレンズを搭載している事。

後に、「F1点台」の競争が始まり、
各社、コンパクトカメラにF1.4だのF1.7だのと、
無用に明るいレンズを載せるようになりますが、
ある意味、その先駆けと言っていいのかもしれません。

レンズ構成は不明ですが、
分解清掃している感じだと、
シャッター、絞りを挟んで前後に2,3枚ずつのレンズがあり、
また、真ん中のシャッターを挟む前後が曲率の高いレンズである事から、
この時代にしてダブルガウスタイプのレンズなのではないか、
と思われます。安物を標榜している割に、贅沢な作りです。

写りも確かに、「50mm標準レンズ」って感じのボケ具合、立体感です。
これが、確かF2.8くらいで撮ったと思うんですが、
なだらかで柔らかい、綺麗なボケをしていると思います。

また、周辺部まで均質な描写をしている、というのがスゴイです。
小型カメラのレンズなら、少々周辺の像が甘かったり流れていても、
誰も文句を言わないと思いますが、
イメージサークル内の描写にはしっかりと責任を持って設計しているようです。

100411_14

無限チェック撮影したコマの中から、一部分を等倍で切り出し。

1段絞ってF2.8で撮ってますが、ちょっと甘めかな?、って感じです。

事前に、シャッターをバルブであけて、
磨りガラス(正確には透明アクリル板だけど)とルーペをあてて、
∞にピンが来るかを確かめておりましたが、
特にズレてる様子もなく、また、どっちにしても修正方法がよく分からん(汗)ので、
まぁ、こんなもんだろう、と納得しております。

それに、決して、ピンぼけしてぼやけてる、って感じではなく、
シャープさがもう一歩、ってところだと思いますし、
それに、ペトリのレンズでビシバシにシャープ、
なんて事があると、それはそれで似合わない気もする(笑)

露出計がなく、シャッター速もあやしい。
ファインダーは微妙に暗いし、写りも最高に良いわけではない・・・

それでも、この明るさのレンズでありながら本体は割と小さく、
100程度のフィルムで絞り開けぎみで撮れば、
人物撮り(子供撮り)の背景ボカシ写真がキレイに撮れる、
個人的には「いいな、これ」って思えるカメラです。

そうそう、最近マイブーム?の「夜景撮り」に丁度いいかもしれません。
この写り、白黒だと「いい味」が出そう・・・
本体に「COLOR」って書いてある気もしますが(笑)

一度は、完全に「死んだ」カメラの復活ですから、
「安かろう」などと言わず、敬意を持って、大事に使おうと思っております。

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ローライ35、復活

結構ビッグなニュースだと思うんですが、
あまり目にしないようなので。

「Franke & Heidecke社の後継“DHW Fototechnik社”設立」と
「NEW“ローライ35”発売のご案内」
(PDF)

つまりは、新会社への移行と、
それによるローライの継続を記念して、
かの名機「Rollei 35」を復刻販売します!、という事のようです。

なお、新会社と言っておりますが、
どうも以前ローライで幹部だった人が設立したとの事で、
むしろ「元さや」って事のようです。

コンパクトカメラ史を飾る銘機中の銘機、
「ローライ35」の復活なのになんで盛り上がらないんだろう・・・、
と思ったら、どうも、1台50万!くらいの値段になるらしい、
というのが理由のようです。

普通に考えりゃ「高けぇなぁ~」と溜息をつくところですが、
そりゃ、そんな時代物のカメラを、
新たに製造し直すって事は、
ほぼ「フルスクラッチ」になるはずで、
人件費や労力を考えれば、致し方ないところです。

Nikon SPが復刻した時も、レンズ付きで70万ほどしました。
いずれも、もはや「カメラ」と言うよりは「工芸品」、
あるいは「宝石」のようなものですので、
値段は、あるようでないようなもの。
欲しい人が買う。値段は関知しない。
そういうものです。

もちろん、3000円のA-1やVLを振り回している
(ついでに、壊れている部分は直して使っている)ごっさんは、
見た目全く無視の現場主義、実用主義者ですので、
全く縁のない話しである事は、言うまでもありません(笑)

一方で、道楽としてカメラを楽しむ人がいない事には、
市場が成り立っていかない事もまた事実。

伝統あるローライが、今後もカメラの新しい歴史を刻んでくれますように。

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2010年4月 9日 (金)

まるで昭和~新橋篇

100330_12

100330_21

100330_25
(いずれも)
Canon VL
Canon Lens 50mm F1.8
(おおよそ)1/15秒 F2.8 (ISO1600)
Fuji NEOPAN Super Presto 1600
JR山手線他 新橋駅付近
2010年3月30日

ニュースの街頭インタビューと言えば、
たいがい、新橋でおじさんか、
銀座でセレブな奥様か、ってところです。
そりゃ、徒歩数分圏内ですから、
新橋からインタビュー始めて(逆でも良いけど)、
銀座方面まで歩いて行けば、
大体の世代、貧富を網羅できるはずですから、
テレビのクルーもラクチンこの上ない事でしょう。

にしても、新橋とは本当に「おじさん」の街です。

酒、焼き鳥、赤提灯、そしてオンナ・・・、
日頃の鬱積したモヤモヤが、
きっとこの街のあちこちで発散されてるに違いありません。

この日は、駅前のSL広場で大古本市が開かれてました。
所狭しとテントが並び、たくさんの人で賑わっていました。
すぐ近くに「金の亡者」の電気屋があるのもつゆしらず、
薄茶けた背表紙に釘付けになる人々の姿を見ると、
2日後にはXperiaが発売になります、なんてニュースが、
果たして映画かアニメの未来の世界の話しか?、
と思えてくる程です。

レンガの高架橋に、黒光りするSL。

やっぱ、ここは昭和の街なんだろうか。

と思っていると、ギラリと輝くヤカン電車が、
駅構内に滑り込んできて、ハッと我に返るのです。

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2010年4月 8日 (木)

まるで昭和~神田篇

100326_06

100326_08
(いずれも)
Canon VL
Canon Lens 50mm F1.8
1/15秒 F2.8 (ISO1600)
Fuji NEOPAN Super Presto 1600
JR中央線他 神田駅付近
2010年3月26日

昭和のカメラ。

昭和のレンズ。

フィルムも昭和。

これで、写ってるものまで約95%は昭和とくりゃ、
もうこれは昭和にタイムスリップして撮った、
と断言しても間違いはないのです。
ただ、約5%の「平成」が、
見る者の感性を、現実世界まで引きずり戻してくれます。

前にも書いたと思いますが、
カメラに白黒フィルムを入れて撮影すると、
不思議と、いつもと違う構図を狙うようになるのです。

理屈で言えば、デジタルで撮る時も、
白黒モードに切り替えたり、
Photoshopで色情報を落とせば白黒になるはずですが、
そういう心持ちだと、こういう写真にはならなかったりします。

ファインダーを覗くと景色が白黒になるから・・・、
なんて世迷い言は言いませんが、
少なくとも識域下では、理屈にはならない感覚がうごめいているようです。

加えて、レンジファインダーのカメラです。
古びたファインダーから見える景色は、
一眼のそれほど現実的ではありません。
微妙に構図がずれ、斜めになる。
どうにか焦点は合ってるのかもしれない、という、
心細いながらも心強い距離計式のファインダー。
少しは、ライカが手放せない人の気持ちを理解できた気がします。

この日は、この後雨が降り出したので、
途中で撮影を諦め、後日、
今度は新橋で「昭和」を狙ったのですが、
それはまた次回、という事で。

続きを読む "まるで昭和~神田篇"

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目黒と言えば、秋刀魚より桜?

100401_01

100401_10

100401_19
(以上すべて)
Canon A-1
FD24mm F2.8 S.S.C.
1/15秒±1段 F2.8開放
Fuji NATURA 1600
東急東横線 中目黒駅付近
2010年4月1日

中目黒の駅に降り立つと、
すぐ目の前には目黒川、
延々と続く桜並木に、
多くの人が繰り出しておりました。

「秋刀魚は目黒に限る」とは申しますが、
淡水に住む秋刀魚が目黒川にいるわけでもなく、
遠く江戸時代、まだ江戸湾が目黒までせまっていた、
そんな時代の名残です。

今は差し詰め、「桜は目黒に限る」とでも申しましょうか。

健康のため、夜の散歩と称して撮影に繰り出す毎日、
夜を撮るなら高感度フィルムの出番となりますが、
いかんせん、これまで縁の無かった世界なので、
いろいろ買い込んで試し撮りを続けています。

この日は、一番ポピュラーな、フジの「NATURA 1600」。
1600なんて高感度でも、
あくまで日常利用を目的に開発されたという、
「フィルム写真最後の輝き」の名残でありますが、
確かに、一昔前の1600フィルムとは雲泥の差、
ほとんど粒状性が認められないのはさすがの一言です。

しかし、実効感度は1600もない、というのが一般的な認識で、
800か、ヘタすりゃ400くらいじゃないか?、とも言われております。
今回も、露出補正を常に+1にて撮影しましたが、
それで丁度か、ちょっと暗めか?、って感じでした。
1600というのは、ラチチュードの下限ギリギリ、って事のようです。

他に、フジやイルフォードの白黒、ポジの増感など、
いろいろ高感度フィルムを試しているところです。
近々、NEOPAN SUPER PRESTOで撮った、
神田や新橋の写真もアップいたします。

また、今年の桜の写真、最後は、
昨日、MAMIYA-6に、PROVIA400Xを詰め、
+2段の増感(1600)で撮影したものを現像に出していますが、
仕上がりに1週間もかかるので、
公開はしばらく先になります。
ひとまず、毎年春の風物詩は、一端小休止、という事で。

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2010年4月 6日 (火)

多摩川沿いの一本の桜

100403_02
Canon A-1
FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C. (70mm)
絞り優先AE F8.0
Kodak Super Gold 400
小田急 和泉多摩川-登戸間
2010年4月3日

チビを散歩させている時に、
適当に撮った写真です。

桜というと、なんとなく、
幾本もの木が鈴なりになり、
天も覆わんばかりに咲き乱れ、
という様子が一番ふさわしいものと考えられているので、
こんな「孤軍奮闘」な異端児は、あまり振り返られません。

なので、毎年、この桜を撮るようにしています。

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池上線の古いステンレスカーと桜

Dsc_385301
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/8秒 F3.5 (ISO1600)
東急池上線 五反田駅
2010年4月2日

Dsc_385901
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/10秒 F3.5 (ISO1600)
東急池上線 五反田駅
2010年4月2日

先日来アップしてる山手線の画像は、
この写真のアングルの、すぐ真後ろです。
体を180度捻るだけで、こうも趣の違う写真が撮れる、
というのは、なかなかおもしろいものです。

東急の古参・7700系と桜です。
いくら「ナベ・ヤカン」な電車の走りとは言っても、
存在感のある電車と桜の組み合わせはなかなか珍妙です。

さすがに、20mm一本じゃきつい場所でしたが、
今ある戦力だけでやれるだけの事をやる、
ってのも、なかなか楽しいものです。

今年の桜は峠を越えて散りゆくのみ、みたいですが、
諦め悪く粘って、明日も撮りに行こうかなぁ、と思っています。

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2010年4月 4日 (日)

小田急多摩線・闇の歴史?

今日、チビを連れて、
桜の名所である狛江市「五本松」付近に散歩に行ってきました。

その時、狛江市出身である奥さんが、
「ここは、小田急多摩線が走る予定だったと聞いたことがある」
と言い出してビックリしてしまいました。

Wikipediaの「小田急多摩線」の項目によると、
確かに、多摩線は、小田急喜多見付近から分岐し、
稲城市を経て多摩センターに至るルートを計画、とあります。

その後、百合ヶ丘での分岐に変更された理由は、
京王とルートが被るから、という理由になっていますが、
実際は、狛江市の反対にあって諦めたからだ、というのです。

曰く、今日行ってきた「五本松」付近が予定区間に入っており、
「五本松」自体が伐採される事が計画に盛り込まれていた事から、
狛江市の猛反対を受けた、というのです。

「多摩川五本松」は、東京都指定の「新東京百景」にも選ばれている景勝地。
今日も、非常に多くの人が、花見にバーベキューにと繰り出していました。

でも、本当なのかなぁ、と思い、Googleマップを開いてみました。


大きな地図で見る

新宿方面からまっすぐ走ってきた小田急本線は、
狛江駅少し手前で左にカーブし(地図では下=南方向)、
登戸まで南西方向に走るわけですが、
もし、このカーブの付近を、少し右に曲がるとどうでしょう。

線路は「真西」に向かう形となり、その先には、稲田堤があります。
すると、Wikipediaに書いてあるルート案に非常に似ている事が分かります。

そして、その間の、丁度多摩川を渡る辺りは、
確かに、五本松がある場所そのものなのです!

「1+1=2」だから正しい話しだ、と断定できるわけではないですが、
なるほど、信憑性のある話しではあるな、と思いました。

もし、この当初計画通りに多摩線が出来ているとすると、
京王線は、多摩線の建設(多摩川駅以内への延伸)を諦め、
小田急だけが多摩センターに乗り入れていたかもしれないですね。

しかし、小田急の工事が遅々として進まず、
結局諦めざるを得ない事になり、
京王線は、稲城経由での多摩延伸を決定。

一方、諦めきれない小田急は、
百合ヶ丘方面からのルートに切り替え、多摩乗り入れを決定。

結果として、唐木田や多摩センターの駅は、
いつも閑古鳥が鳴く有様になってしまいました、と。

機会があれば、この話しを裏付けるような資料を見つけて、
ちゃんと歴史に残してみたいと思いますが、
まずは「噂話」、という事で。

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2010年4月 3日 (土)

続・桜色の山手線

Dsc_388301
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/10秒 F3.5 (ISO1600)
JR山手線 五反田-大崎間
2010年4月2日

ちなみに、昨日のエントリの写真の場所で、
ごくフツーにシャッターを切ると、こういう画になります。

で、この1枚を撮ったところで「魔が差し」(笑)、
後はひたすら、来る電車を流す、流す、流す。

大して当たりもしないのに、やたら流してしまう今日この頃。

先日の「能登」撮りの後遺症のようです。

その調子で、こんなのまで撮ってしまいました。

Dsc_391801
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/10秒 F3.5 (ISO1600)
JR山手線 五反田-大崎間
2010年4月2日

昨日1日で、120枚も撮りまくり。
ほとんどブレブレの流し撮り。
フィルム時代じゃ、出来ない芸当です
(金銭的都合により・・・)

しまった、
「桜色の山手線」の続きなのに、
山手線が写ってなかった。
お詫びして訂正いたします。

「桜色の湘南新宿ラインと、りんかい線」

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SIMロックフリーで激変するケータイビジネス(2)

ケータイギョーカイには「CP」という言葉があります。

他にも「PV」だの「MG」だの「PD」だの、
いろんな略語が飛び交う世界ですが、
「CP」も、理解できていないとモグリと言われるであろう単語です。

「コンテンツ・プロバイダ」を略したのがCP、です。
コンテンツは着メロ、画像、電子書籍などのコンテンツ(説明になっていない)、
プロバイダは「提供者」の意味ですから、
それらのコンテンツ(としか言いようがない)を販売している会社、
という事になります。

有名どころは、レコチョク、ドワンゴ、ザッパラス、グリー、モバゲーなど。

無料で配るようなコンテンツは、今回は話しの対象にならないので割愛するとして、
着うたや電子書籍などを販売する仕事をしているのが「CP」です。

CPは、各キャリアが運営しているネットサービスに、
自前のサイトを載せて貰い、
そこで配信しているコンテンツの売上で儲けを出しています。

各キャリアのネットサービスとは、
docomoは「iモード」、auは「EZweb」(最近はau oneとも言う)、
SoftBankは「Yahoo!ケータイ」の事です。

ここで販売されるコンテンツは、
後日、電話代と一緒にお客様に請求されます。

なので、docomoなどキャリアが運営しているサービス、
のように勘違いされる方も多いですが、
実際は、CPがサイトを運営し、そこで販売されているわけです。

もし、キャリアが課金を用意しないと、
CPは、クレジットカードの番号を入力させるなど、
面倒な方法でしか課金する事が出来ません。

docomoが90年代末に「iモード」を始めたとき、
一番賢かったのは、電話代と合算して、docomoがユーザに請求し、
入金された売上をCPに分配する、という課金システムを構築していた事です。

当然、CPに支払われる時には「手数料」が天引きされます。

これが結構大きな売上になります。
恐らく、それぞれのキャリアで億単位の売上が、
コンテンツ課金の手数料から発生しているのです。

通話よりも通信の方が利用される傾向にある昨今のケータイ事情で、
かつ、通信料が定額でもやっていける理由の1つは、
この「コンテンツの売上からピンハネした手数料」
にある、と言っても過言ではありません。

ところが、今話題のアイフォーンは、
コンテンツの販売はApple社自前のストアなので、
ユーザがアプリをダウンロードしても、
S社には手数料が入ってきません。

先頃発売されたXperiaも、
アプリの購入はアンドロイド・マーケットになるので、
ユーザがアプリをダウンロードしても、
d社には手数料が入ってきません。

これに関しては、d社も対応を考えているようで、
年内のうちには、独自のマーケットを立ち上げ、
これまでのケータイコンテンツと同様の、
電話代と一緒に支払える仕組みを整える、という事です。

先頃発表されたK社のAndroidでも、
d社と同様、Googleのマーケットだけではなく、
K社独自のマーケットを立ち上げ、
通常のケータイと同じ仕組みのコンテンツ配信を行う予定、
と報道されています。

しかし、折角のアンドロイドなのに、
そんなキャリア独自仕様のマーケットや課金を用意する事に対し、
「なんでわざわざガラパゴスにするの?」
という声が既に出始めているようです。

それに輪を掛けるように、総務省主導により、
SIMロックが解除されたケータイが発売されるようになります。

SIMフリーになると、
持っている端末の通信会社をd社からE社、
E社からS社、などと変えられるようになるわけですが
(K社は、通信方式が違うので、まず無理)、
その変わり、各キャリアが独自に用意するサービスである
「iモード」などには対応できなくなります。

Androidケータイも、
あんまりキャリア独自の仕様を詰め込み過ぎると、
「SIM入れ替えても、使えるのは電話とSMSだけ」
なんて目も当てられない事になりかねません。

SIMフリーになれば、販売されるケータイ自体、
キャリアサービスへの対応が外れた形に落とし込まれる事になります。

ユーザは、これまでの「4桁のパスワードでコンテンツを購入できる」
という利便性を失う事になり、
また、キャリアは、コンテンツの売上による手数料収入も失う事になります。

コンテンツビジネスにおける売上は、
Apple社やGoogle社など、公式のストアをもつ会社だけに集中するか、
あるいは、レコチョクなど最大手クラスの会社が、
独自にアプリを作って配信するなど、
より一極集中が進んで、多様性が失われていく事になります。

良いか悪いかは、人それぞれですが、
ここ5年から10年の間に、
何もかもが変わってしまい、これまでの常識が通用しなくなる事だけは、
まず間違いないだろうな、と思っています。

加えて、そんな変わってしまった世界が、
今と比べて便利で、安心で、間違いがないものになる、
という保証も、全くありません。

海外では、日本と違い、
ケータイを通したコンテンツの販売はさかんではありません。

それは、SIMフリーが原則であるなど、
それなりに理由があっての事でした。

恐らく、日本もそういう世界に変わっていきます。
「着うたって、何?」と、子供に聞かれる時代は、意外とすぐそこに来ています。。

※2回に分けて長く書いた割に、
何が言いたいのか時分でもよく分からなくなりました。スイマセン。

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SIMロックフリーで激変するケータイビジネス(1)

XPERIAの発売されましたね。

早速、対抗馬が大好きなS社からも、
HTC Desireなるものが発売されると発表。
うちのOSは2.1だ、向こうはまだ1.6だぞ、と鼻息荒い。

後手後手だったK社も、シャープ製のAndroid機を発表。
あっという間に3社のAndroidが出そろいました。

ニュースでも、ここ数日、Xperiaの事がさかんに取り上げられ、
毎日のように「DoCoMo、いよいよ反転攻勢へ」
的な報道を重ねておりますが、
そんなに市場は熱狂的に待っていたんですかねぇ?

僕も確かにソニエリ党でしたが、今回はそれほど関心がありません。
やっぱ、i-modeメールがネイティブで備わっていて、
普通に使えてくれないとなかなか・・・
一応、秋には対応してくれる、という話しですが。

ところで、Xperiaの発売に合わせるかのように、
総務省は、久しく静観していた「SIMロックフリー」を言い出し、
しかも、今回は法制化して強制しようとしています。
何度も公聴会やったりして議論してきたわりに、
結局はこうやってトップダウンになるわけですから、
結論ありきで時間掛けて議論してどうするのか、
と言いたくなります。

しかし、各キャリアは、この要求をあっさり呑んだようです。
数年前までは、是が非でも断固反対、の立場だったはずが・・・

各キャリアは、いずれこうなるだろうと予測し、
「その後」を睨んで商品を展開してきました。
Xperiaなんて、まさにその1つです。
それなりに道筋をつけられそう、と判断しての受諾だったのかな?、と思います。

なぜ総務省はSIM鍵解除にこだわるのか?

表向きは「国内での競争を促す事で、価格の下落に繋がる」
などと言ってますが、本心は別のところにあって、
「国内メーカに、海外への積極的な進出と競争を促す」
事の方が主な目的のようです。

曰く、日本では、キャリア主導で端末が作られる。
端末メーカは、キャリアの意に沿った製品を作るだけ。
なので、国内のケータイは「ガラパゴス」状態だし、
各メーカが海外に進出する機会を阻害している、と。

なんともバカバカしい話しです。

日本のキャリアが、メーカに課している課題は、
非常に厳しく難しいもので、それを実現するのは、大変な技術が必要です。

「ガラパゴス」と言うと進化が止まっているようなイメージを受けますが、
実際は「進化し過ぎている」と言った方が正しいです。
NOKIAなどは、日本では勝機無しと判断して撤退しました。
むしろ、「悔しかったら、こんなの作ってみれば?」
と自慢してもいいくらいです。

それが逆に、海外で通用しない原因でもありますが。

また、一般に「日本のケータイは高い」と言われますが、
それも実はおかしな話しなのです。

ケータイは、少し前までは「1円」で買えるのが当たり前でした。

それはそれでおかしいわけですが、
ビジネスとしては成立していたのが、また不思議な事であります。

各キャリアは、端末メーカにケータイを作らせるわけですが、
開発費の半分程度は、キャリアが負担しています。

今でこそ、SHはシャープ、Pは松下(パナソニック)など、
メーカが宣伝・CMを打っていますが、
これも前までは、ゼッタイに製造メーカ名を表に出しませんでした。
あくまで、N502iは「DoCoMoの製品」、P902iも「DoCoMoの製品」、
として売られていたからです。
OEMとは少し違いますが、
販売者と製造者が違う、という意味では似ているかもしれません。

一方で、キャリアは、お客様に販売する時も、
本来の価格よりも安い値段で販売するため、
いろんな手段を講じています。
以前なら、「販売奨励金」、つまり「1台ケータイが売れるごとに、
一定額の奨励金を販売店に与える」というシステムでした。

現在では、端末購入時に2年契約をする事で、
「その2年間に分割払いしてくれれば、基本料金を安くしましょう」
という感じで、総合的に端末価格を相殺するやり方が多くなっています。

メーカの開発費を負担し、かつ、ユーザの端末代も負担する。

それでも儲けを出せるのは、
ユーザが支払う諸々の料金で収入を得ていたからでした。
すなわち「通話代」「通信代」、そして「コンテンツ売上手数料」です。

今は、奨励金ビジネスをあきらめて、
本体価格はあまり下げずに販売し、
その変わり、基本料金を安くしたり、各種割引を多く用意するなど、
市場のスタイルに変化をもたらしてきました。
この変化は、SIMフリーへの前振りであった、と理解する事が出来ます。

ちなみに、話題話題と耳にタコができるアイフォーンですが、
これは典型的な販売奨励金ビジネスで成り上がってきました。

アイフォーンの販売が始まって割とすぐに、
3Gの8GBモデルが実質タダになりました。
そのキャンペーンも、期間限定と謳っておきながら、
何度も何度も延長し、今では、3GSの16GBが、実質タダです。

実質、って事は、その値下げした分は、
SoftBankが負担しましょう、という事です。

また、Apple社は、アイフォーンの売上の何割かをピンハネしていきます。

ユーザの多くは、アイフォーンでは電話しないでしょうから、
「通話料」で稼ぐのは難しい。

通信は、定額制にしている人が多いはずなので、
「通信料」で稼ぐ事も難しい。

音楽やアプリの配信は、Appleが運営している直営サイトのみ。
なので、一般の着メロ、着うた、待ち受け等のように、
コンテンツプロバイダが配信して売り上げた一部を、
キャリア側がピンハネする、という「コンテンツ手数料」ビジネスも取れない。

正直、アイフォーンの売上で本当に儲けは出ているのか?、
という疑問があります。
まさに、BBモデム無料配布、に近い戦法ですが、
「その後」儲かる術が無いように思われて仕方ないのですが・・・

アイフォーンが牽引するスマートフォンビジネス、なんて言いますが、
こんな崩れたビジネスモデルで成功成功と言っているのが、
とても不思議で、疑問で、不気味であります。

さて、もう長くなってきたので、
本当に喋りたかった「コンテンツビジネスの崩壊」については、また次回に・・・

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2010年4月 2日 (金)

桜色の山手線

Dsc_390701
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/6秒 F3.5 (ISO1600)
JR山手線 五反田-大崎間
2010年4月2日
※少しトリミング、カラーバランス調整済み

今週は、夜の散歩がてら、
新橋やら中目(中目黒)やらに撮影に行ってますが、
その両日はフィルムで、まだ現像できておりません。

で、順番後先になりますが、今日D80で撮った写真から。

せっかく桜が満開になっているのに、
その向こう側を走る山手線を流し撮りする、
という暴挙?に出てみました。

この場所、池上線と山手線の、
丁度ど真ん中にかかっている橋の上です。

こっち向けば池上線、こっち向けば山手線、埼京線、湘南新宿ライン。

こんなに贅沢で飽きない撮影ポイントは初めてです(笑)

なので、このシリーズはしばらく続きます。

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2010年4月 1日 (木)

この個性がたまらない、Minetar 35mm F2.8

100322_05
Canon A-1
Minetar 35mm F2.8
絞り優先AE F5.6
Fuji TREBI100C
小田急 向ヶ丘遊園駅
2010年3月22日

先日、軽く紹介した、東京光器(現・トキナー)のオールドレンズ、
「Minetar Wide Angle 35mm F2.8」。

写してみた感じ、その独特な写りは大変印象深いものでした。

とはいえ、必ずしも、
「いい玉」とは言い切れん描写ではあります。

上の写真のように、逆光ではなかなかの粘りを見せておりますが・・・、

100322_23

日が沈みかけて暗くなった生田緑地にて・・・、
なんですが、スキャナで自動露出にしたら、こんな色に。
これはこれで幻想的な感じなので、あえて直しませんでした。

これは開放で撮ってますが、
縮小しても、四隅の像が甘い事が分かると思います。

背景をボカしたショットでは、典型的なサジタルコマフレアが出ており、
グルグルと巻かれたボケになってしまいます。
また、ディストーション(歪曲収差)も残っているらしい。

それでも、
ピントがあった部分の物や人が、不思議と「生き生き」した感じに見えるのです。
全体に、冷たい感じの色調になるわりに、
被写体は柔らかく、優しい肌触りで描写されるという、
なんとも形容のし難い写りを示してくれました。
これはなかなかおもしろい。

前回取り上げてから、Minetar(マイネタール)や、
古い東京光器のレンズの事をいろいろ調べておりました。

いくつか分かった事があります。

まず、以下の、海外の掲示板を参照。

Tokyo Koki Minetar 200mm F4.5
Palinar (Tokina?) 100/4 M42 preset - the smallest Tokina ?

特に、前者の方が興味深い。

ここでは、Minetarの200mm F4.5が掲載されております。

前回の通り、手元にある「Super Yashinon-R」と同じデザインです。

Yashinonだけでなく、いろんな会社にOEM供給されていたそうです。

ただ、こんなに評判が良かったのは200mmなどいくつかのレンズだけで、
35mmの事は、ネット上のどこを調べても情報が皆無です。

恐らく、35mmなんてワイドレンズで、しかもプリセット絞りなんて、
時代遅れなものは売れなかったじゃないかな、と思います。
この焦点距離のレンズなら、純正でも充分安く買えたでしょうし、
ましてこの描写じゃ尚更…

でも、なんでプリセット絞りのままだったのか?
60年代末といえば、広角レンズであれば、
もうすっかり自動絞りが一般化していたはずです。

その理由は、マウント部分にありそうです。

Imgp142701

なぜか、A-1に20cmが装着され、
キヤノンRマウントだったはずの35mmが、PETNAX SPについています。
しかも、マウントアダプタ無しで。なぜでしょう?

その昔、レンズメーカーのレンズは「マウント交換式」が当たり前でした。

最後まで交換式マウントを堅持したタムロン(旧・泰成光学)だけではなく、
シグマはYKシステム(社長家の名字、ヤマキからネーミング)、
コムラーも独自の交換マウントを用意するなど、
むしろ交換出来る事の方が当たり前だったようです。

これは、まだ自動絞りが当たり前になっていなかったからです。

レンズが自動絞り化されていけば、
カメラとレンズの間に「交信」が発生します。
当然、メーカーによって仕様が異なる事もあり、
単純だけれども原始的なねじ込み式交換マウントは姿を消していきます。

今回購入したMinetarと、以前購入していたYashinon 20cmは、
共に、独自サイズのネジによってマウントがマウントされて(?)います。

Imgp142801

赤丸のネジ(裏側にもあるので、全部で3箇所)をゆるめ、
銀色のマウント部分をねじると、クルクル回り始めます。

上記海外リンクには「Tマウント」と書いてありますがこれは間違いで、
約48mm径の独自ネジマウントでした。
(Tマウントを採用していたのは、初期の泰成光学)

Yashinonも、OEM品ではありますが、
同じネジマウントなので、それぞれ外せば、こんな感じで入れ替えられり、
というわけです。

例えば、エキザクタマウントのレンズを見つけたとしても、
それを外して手持ちのPマウントかキヤノンRマウントに変えれば、
今のうちのシステムでも使えるようになるわけです。

とはいえ、アダプトールのように手軽には換装できないので、
あらかじめ家でマウントを交換してから外出、となります。

そうはいっても、この35mmはA-1との組み合わせが割といい感じなので、
元通りのマウント構成にしようと思っておりますが、
とりあえず、Minetarの描写をデジタルでも試してみたいので、
*ist Dsでちょこちょこ写真を撮ってから、元に戻そうと思っています。

恐らく絶滅危惧種並みのレンズな気がする東京光器の35mm、
ちょっと個性が過ぎる?気もしますが、おもしろい写真を撮れそうです。

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