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2010年4月 4日 (日)

小田急多摩線・闇の歴史?

今日、チビを連れて、
桜の名所である狛江市「五本松」付近に散歩に行ってきました。

その時、狛江市出身である奥さんが、
「ここは、小田急多摩線が走る予定だったと聞いたことがある」
と言い出してビックリしてしまいました。

Wikipediaの「小田急多摩線」の項目によると、
確かに、多摩線は、小田急喜多見付近から分岐し、
稲城市を経て多摩センターに至るルートを計画、とあります。

その後、百合ヶ丘での分岐に変更された理由は、
京王とルートが被るから、という理由になっていますが、
実際は、狛江市の反対にあって諦めたからだ、というのです。

曰く、今日行ってきた「五本松」付近が予定区間に入っており、
「五本松」自体が伐採される事が計画に盛り込まれていた事から、
狛江市の猛反対を受けた、というのです。

「多摩川五本松」は、東京都指定の「新東京百景」にも選ばれている景勝地。
今日も、非常に多くの人が、花見にバーベキューにと繰り出していました。

でも、本当なのかなぁ、と思い、Googleマップを開いてみました。


大きな地図で見る

新宿方面からまっすぐ走ってきた小田急本線は、
狛江駅少し手前で左にカーブし(地図では下=南方向)、
登戸まで南西方向に走るわけですが、
もし、このカーブの付近を、少し右に曲がるとどうでしょう。

線路は「真西」に向かう形となり、その先には、稲田堤があります。
すると、Wikipediaに書いてあるルート案に非常に似ている事が分かります。

そして、その間の、丁度多摩川を渡る辺りは、
確かに、五本松がある場所そのものなのです!

「1+1=2」だから正しい話しだ、と断定できるわけではないですが、
なるほど、信憑性のある話しではあるな、と思いました。

もし、この当初計画通りに多摩線が出来ているとすると、
京王線は、多摩線の建設(多摩川駅以内への延伸)を諦め、
小田急だけが多摩センターに乗り入れていたかもしれないですね。

しかし、小田急の工事が遅々として進まず、
結局諦めざるを得ない事になり、
京王線は、稲城経由での多摩延伸を決定。

一方、諦めきれない小田急は、
百合ヶ丘方面からのルートに切り替え、多摩乗り入れを決定。

結果として、唐木田や多摩センターの駅は、
いつも閑古鳥が鳴く有様になってしまいました、と。

機会があれば、この話しを裏付けるような資料を見つけて、
ちゃんと歴史に残してみたいと思いますが、
まずは「噂話」、という事で。

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