渋谷駅に玉電の名残を求めて



(いずれも)
Canon VL
Voigtlander Super Wide Heliar 15mm F4.5 Aspherical
IRFORD DELTA 3200
(おおむね)1/8-1/15秒 F4.5-5.6
渋谷駅構内(3枚目は井の頭線ホームにて)
2010年4月16日
JR渋谷駅の、東急東横店へ抜ける改札が、
「玉川改札」という名前である理由が、
その昔、ここが玉電への乗り換え口だったから、
という話しを知った時は、少なからず驚きを覚えたものです。
玉電と言えば路面電車のようなものですから、
てっきり、地上の、今はバス停の辺りにホームがあったんだろう、
と思い込んでいたからです。
まさか、頭上に路面電車の駅があるとは、
開通した当時は驚嘆の目で見られたに違いありません。
(その更に上の3Fに地下鉄のホームがある、
という方が、もっと驚くべき事?)
その「玉川改札」付近を、
買ったばかりのSuper Wide Heliar 15/4.5で狙ってみました。
1枚目は、まさに「玉川改札」の目の前。
現地は、必ずしも広いとは言えない場所ですが、
15mmなんて広角だと、実に広大に見えるのが驚きです。
2枚目は、改札を出て少し左、
奥に歩いて行くと、岡本太郎画伯の壁画の前を通り、
井の頭線の改札へ続く通路です。
この辺りの古い写真を、こちらのサイトで見つけました。
天井や柱の形、床の模様など、
当時も今も全く変わらない事に感動します。
恐らく、1枚目の写真の、柱と柱の間が、
玉電のスペースの延長上になるんじゃないかな、と思います。
今は、この辺りは「こじゃれた」お店が並んでますが、
そこが、玉電のホーム跡、って事になるんじゃないのかな、と。
ここを歩いている無数の老若男女(おもに「若男女」ですが)の、
果たしてどれほどの人が、
かつてここに玉電が走っていたんだなぁ、
なんて事を思いながら歩いている事やら。
それどころか、こんな天井の配管1つ、
気にして見る人はいないだろうなー、
って感じの猛スピードの歩行の人達ばかりが集まる駅、
それが渋谷駅です。
3枚目は、井の頭線ホームの端から、
暗黒のトンネル方向を撮ったものです。
ISO3200の高感度でどこまで写るか、と試してみましたが、
さすがに「どアンダー」で、無理にスキャンするとこんな荒れ荒れに。
でも、そんな写真を撮ってみたかったのも事実なので、
「あえてアンダーで撮ればこんな写真になる」、
という事が分かっただけでも大収穫です。
そうじゃない写真は、1,2枚目なんかがそうですが、
それなりに荒い画ではあるものの、美しいトーンが記録され、
「超高感度」なフィルムで撮ってます、という感じがあまりしません。
どうも、1600以上の高感度フィルムの性能を甘く見ていたようです。
Super Wide Heliarは、距離計非連動の目測レンズでありますが、
相当に深度が深いらしく、
かなりいい加減で適当なピント合わせでも、
ピンの来てない写真はありませんでした。
思いの外、使い勝手のいいレンズのようで一安心です。
初めてのフィルムに、初めてのレンズで、
戸惑うばかりの撮影でなかなか新鮮でありました。
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