« 池ノ上でSuper Wide HeliarとDマウント(京王3000系) | トップページ | Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5 »

2010年5月 2日 (日)

ごっさん流DPE店の使い分け方

こんな事を書いても、
東京近辺の人にしか関係の無い話しですが、
もし参考になる事があれば、と思いまして。

フィルムと言っても、カラーに白黒、
135判(ライカ判)に120判(ブローニー判)、
ネガにポジ、日本製にアメリカ製に・・・、
などと千差万別。

それぞれに適したDPE(ラボ)を選んで現像に出していますが、
その判断基準をメモしておこうと思います。

もちろん、ここに書いてあるのは「ごっさんの基準」ですから、
それが必ずしも正しい判断、とは限りませんので、
あくまで参考、という事で・・・

■135判のカラーネガ(コニルタ、DNP、Kodak)→55staion

以前、55stationの仕上げもいろいろだ、
というエントリ
を上げた事があります。

今も、うちの「北の方の最寄り駅」にある55stationを愛用しており、
ホントは一番近いはずの「南の最寄り駅」の方は、ほとんど使っていません。

コニルタやDNP、Kodakなどのフィルムを愛用しているごっさんには、
このお店の仕上げが一番しっくりとくるのです。

ただ、それもお店の人に聞いたわけでもなく、
ネガをスキャンした感じから得た感触でしかなかったのであります。

が、先日、かのチョートク氏のブログにも、
ノーリツで仕上げるとトーンがゆるやかだ、と書いてあり、
漠然とした感触が意外と正しかったようだ、と再認識したところであります。

また、最近、現像が済んだネガの中に、
店員やバイトのお姉さんをフィーチャーした小冊子が入っている事があり、
○○店の○○さんは写真が趣味で、NikonのFM2を愛用し・・・、とか、
□□さんは某大学の写真学科で勉強を・・・、なんて事が書いてあります。
どのお店にも、そんな「写真好き」な店員さんがいると思うので、
うまくそういう人のシフトを把握できれば、
好みの仕上げを覚えてもらって「専属」にしてしまう、という手もあるかもしれません。

■カラーネガ(フジの純正仕上げ)&ポジ(フジの135判、ブローニー判)→キタムラ新宿西口店

ネガをフジの純正で仕上げる必要がある場合
(REALAなどは、純正で高彩度な仕上げの方が持ち味が出るので)、
また、フジのポジを即日現像してもらう場合に、
僕がいつも使っているのは、「カメラのキタムラ新宿西口店」。

正直、ここが特別腕がいい、という事もないんですが、
ポジを、しかもブローニーまでスピード仕上げしてくれる、
というお店はなかなかありませんので、重宝します。

現像してもらっている間に、
付近の中古カメラ屋を覗いて回るのがなわらしです(笑)

なお、ポジは「ノーマル・スリーブ」が原則。
増感はラボ送りなので、1週間程度かかりますので、ご注意を。

ところで、以前、こちらのお店では、
ポジの仕上げを「E-6プロセス」と告知していましたので、
あぁ、ポジはKodakの仕上げなんだ、と思い、Kodakのポジを使っていました。

しかしある日、店員さんに「当店はフジの仕上げなので・・・」
と言われて「???プロセスはE-6ですよね?」と聞いたら、
「はい、プロセスはE-6ですが、現像液はフジのものを使っています」、と。

つまり、「プロセス」の使い方、理解の仕方の問題だったのです。
世の中の内式のフィルムは、ほぼ全て「E-6互換」で出来ています。
Kodakであろうとフジであろうと、同じ行程で現像できます。
キタムラはそれを、仕上げが「E-6互換」という意味で、「E-6」という言葉を使ってたようです。

もちろん、違う現像液なので、仕上がりは微妙に異なってきます。
そこを、あるお客さんに突っ込まれたらしいのです。
この仕上がり、E-6じゃなくて、CR-56じゃないですか?、と。

で、ある日から、仕上げは「CR-56」です、と告知するようになり、
ポジ現像を依頼するお客さんにも、個別に説明していた、という事のようでした。

僕の理解も、「プロセスがE-6」は、現像液がE-6である、と思ってましたので、
そりゃぁ、普通はそう思うでしょ、と店員さんに意見を伝えたのでありました。

とはいえ、僕にとってポジの利用法は、
「買ったカメラのシャッター、露出計の精度を測る」ためのもので、
色がどうこうはあまり興味がないので、
以来、フジのポジ(TREBIなど)を使うようにしております。

余談が長くなりました。

■カラーネガ(Kodakの純正仕上げ、135判&ブローニー)→ヒロセフォトショップ(下北沢)

「EKTAR100」など、Kodakのフィルムを純正のC-41で処理したい時は、
下北沢にある「ヒロセフォトショップ」を利用しています。
店内にミニラボがあるので、1時間で現像してくれます。

また、ブローニーのカラーネガを1時間仕上げで現像してくれるのも、
非常に嬉しいサービスです。
最近は「EKTAR100」の120判を愛用していますが、
これもいつも、こちらで現像させていただいております。

ただ、こちらのお店は「毎月1日、10日、20日」が定休日となっており、
それらの日にどうしてもブローニーを現像したい、という場合もあるので
(実際、今年の年賀状の時に、これで困ってしまった)、
そういう時は、ちと遠方ですが、千駄木にある「イエロージャケット」に行くようにしています。

また、あまり使わないですが、フジのブローニーネガを現像する時は、
一応純正の方がいいかな、と思い、
即日現像は無理ですが、キタムラあたりに出すようにしています。

■ポジ(Kodak)→堀内カラー

Kodak系のプロラボと言えば、「堀内カラー」でしょう。
会社に近くにあるので、アクセスが便利なのです。
コダクロームの国内現像が終了した時、
海外現像の依頼を、堀内カラーでお願いした事もあります。

基本、ポジはフジを使うようにしているので
(新宿キタムラのプロセスに合わせているので)、
あまり使う事はありませんが、
手元に残っているエクタクローム64(EPR) を現像する時は、
こちらのお世話になる事になりそうです。

■白黒ネガ→ヨドバシ?キタムラ?

実は、ここはまだはっきりとした結論が出ておりません。

とりあえず、ここ2回ほどはヨドバシに出しましたが、
どうにも時間がかかるので、他のお店も試してみようかな、と思っています。

恐らく、ヨドバシで現像に出した白黒フィルムは、
1週間のある日に、まとめて現像しているんだと思います。

ここ3回ほど現像に出した感じだと、
「翌週月曜」とか「翌週火曜」なんて仕上がりでしたので、
恐らく週末までフィルムを溜め込んでいるんだろうな、と。

そういえば、こないだ現像に出した「トライXを2段増感で」は、
先週火曜(27日)に出したら、「5/6の仕上がりになりますー」
と普通に言われてしまい、仰天してしまいました。
デジタルなこの世の中、たまには、
こんな「延々と待たされる」写真というのも、おつでよろしいものです。

現像に出している事を忘れそうだ(笑)

以上、参考までに。

|

« 池ノ上でSuper Wide HeliarとDマウント(京王3000系) | トップページ | Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5 »

カメラ」カテゴリの記事

写真」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 池ノ上でSuper Wide HeliarとDマウント(京王3000系) | トップページ | Zoom Nikkor Auto 43-86mm F3.5 »