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2010年6月

2010年6月30日 (水)

まるで昭和~神田篇(2)

以前も「まるで昭和」と称して、
神田駅の写真を取り上げましたが、懲りずに第2回。

今回はPEN FにFUJI NATURA1600を詰めての天然色写真です
(つまり、前々回・前回のフィルムの残りである、とも言える)

100625_16
Olympus PEN F
Ai Nikkor 35mm F2S
Fuji NATURA 1600
1/125秒 F4.0
JR中央線 神田駅
2010年6月25日

本当は、201系を撮ろう、という気もなく神田に向かっていたんですが、
一応調べてみると、自分が乗っているすぐ後が201系の模様。
じゃあ、一応撮っとかないとね、と思ってホームで撮った1枚。
やる気無くてスイマセン(汗

その後は、下車して高架下を散策。

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2010年6月29日 (火)

SHINJYUKU NOBODY at A18

100617_11

『TOKYO NOBODY』、という写真集があります。
写真家・中野正貴氏の作品。

24時間働き続ける街・東京。
街から人がいなくなる事などない・・・、はずなのに、
その写真集には、誰一人として写っていない。
しかも、それは「合成」ではない、と言います。
三脚にカメラを据え、ただ「その瞬間」を待つ。

もう何年も前に、「タモリ倶楽部」でやっていたのを見ただけなので、
あまり詳しい事は言えないのですが、
その着眼点には驚かされたものです。

さて、そんな「TOKYO NOBODY」を思い起こさせるような場所を見つけました。

新宿駅の「A18」出口です。

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2010年6月28日 (月)

PEN Fで201系夜景撮り(四ッ谷、新宿)

100617_04
Olympus PEN F
Super-Multi-Coated Takumar 24mm F3.5
Fuji NATURA 1600
1/30秒 F3.5
JR中央線 四ツ谷駅
2010年6月17日

フジのNATURA1600は、高感度なのに粒状性がいいなぁ、
と感心していたので、勢い余ってPEN Fに装填。
ハーフ判で撮るとどんなヒドイ事になるのか、
と期待(?)してたんですが、
それでも、昔なら400のフィルムでももっと酷かったはずで、
この程度で済むなら充分過ぎるくらいです。

先日、EOS D60で撮ったのと同じポイントから1枚。

そして更に、新宿へ移って「大ガード」の方でも。

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2010年6月27日 (日)

四ッ谷-信濃町の跨線橋で201系撮り

Crw_306001
Canon EOS D60
EF35-70mm F3.5-4.5(50mm・35mm判換算約85mm)
1/500秒 F5.6 (ISO400)
JR中央線 四ツ谷-信濃町間
2010年6月26日

今日は久しぶりに撮影に行ってきました。

まずは、中央線201系の運行状況を確認。
走っている事と、走ってるならどこにいるか、
その後、どう撮って回るかなど、
いろいろ考えながらの行動するのは楽しいもんです。

メインのカメラはCanon A-1で、レンズ群は

・FD24mm F2.8 S.S.C.
・FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C.
・FD80-200mm F4L
・FD200mm F4 S.S.C.

と、見事に「紅玉」が並びました。
代々木カメラの遺品・200mmはオマケのようなものなので、
残り3本で充分に「戦力」になります。
しかも、写りは保証されてるも同然なので心強い。

また、フィルムも、もう残り3本となった
Konica-MinoltaのCenturia400を装填。
否が応でも気合いが入ろう、ってものです。

ところが・・・

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2010年6月26日 (土)

KOMURANON 925 & 715II → ES(M42) & FD & NikonAi

Dsc_441401

右は、2008年末にジャンクで購入した、
今は無きコムラー(三協光機)の名?ズームレンズ
「KOMURANON MACRO 925」。

マクロにすると恐ろしくソフトフォーカスになるものの、
一般的撮影では無難に普通の写りをするという、
なかなか個性的でおもしろいレンズでありました。

そもそも、KOMURANON銘のレンズはマウント交換式で、
925についていたES(PENTAXのM42マウント拡張)を外して、
他のマウントに交換する事が出来ます。
なので、いつかはNikonのAiのも欲しいなぁ、と思っておりました。

ただ、タムロンのアダプトールと違って、
交換用のマウントはほとんど世に出回っておらず、
これまで入手できないでおりました。

マウントのみが出回ってない理由の1つとして、
「レンズの開放値によってマウントが異なる」という、
なかなか強烈な制限を挙げることが出来ます。
すなわち、F4.5が開放のレンズには「F4.5用のマウント」、
F3.5開放のレンズには「F3.5用のマウント」など。

実質、レンズ購入時に「自分に適したマウントをお選び下さい」
という理由での交換式であると言えます。

この面倒さ不便さが、三共光機倒産への遠因になったのではないか、
とごっさんは推察しております。
絞りリングをマウントの方に入れちゃったからだよ~。

今回やっと、FDマウントとNikonAiマウントの、
それぞれF4.5用を見つけてオクで落とすことが出来ました。

FDの方は、同じF4.5開放のレンズである
「KOMURANON 715II 75-150mm F4.5」(写真左下)についていたもの。
Nikon用は、珍しく箱入りの「交換用マウント」でした。
ちなみに、どちらも\500にて競合もなく競り落とし。
どこまで冷遇されているのだ、コムラーのレンズ(汗)

715IIはオマケではありますが、
折角なら使えるようにしたいので、
分解して整備してみました。

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2010年6月24日 (木)

夏の海岸寺(93年7月)

930719_11
Canon EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6USM
Konica XG400
予讃線 海岸寺-詫間間
1993年7月19日

ネタに困ると、過去の写真に遡るのですが(苦笑)

JR多度津駅を西へ行くと、線路は二手に分かれます。
西は予讃線、南へは土讃線。

予讃線へ進み、次の駅が海岸寺。

ここから少し歩いて行くと、予讃線屈指の名撮影ポイントの1つへ辿り着きます。

そこで撮った写真は、以前、
我が友キハ58 301の廃車回送を兄が撮ったものを載せましたが、
その場所から敢えて、海水浴場方面に降りて撮ったのが、
今回の一連の写真です。

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2010年6月23日 (水)

デジカメwatchにSamyang 85/1.4のレビュー

サムヤン「85mm F1.4 Aspherical IF」
~実売3万円の大口径中望遠レンズ
(デジカメwatch)

最近、当ブログのアクセスで、
検索キーワードとして「サムヤン」「samyang」を指定される方が非常に多いです。

以前、魚眼レンズ(8mm F3.5 Fish-eye)に関する考察のエントリを書いたので、
それをお目当てにおいで頂いているものと思います。

あいにく、まだ実物を入手するには至っていませんが、
さきほど、デジカメwatchに、85mmの方のレビューが載りました。

魚眼の方も、後で掲載されるようですから、
こちらも楽しみに待つことにしましょう。

元々、並行輸入品が多く市場に出回るなど、
既に評価の確立している85mm中望遠レンズ。

実写でも、開放から実用的な描写で、
かつボケ味もよい事がうかがえます。

個人的には、APS-Cなデジイチより、
フィルムカメラで35mm判の撮影が出来る方に使って頂きたいです。

いや、もちろん、作例のようにD700や、あるいはEOS-5Dでも良いんですが、
折角の廉価レンズなのに、本体が云十万じゃ、バランス悪いでしょ^^

EOS-5Dから「D」が無くなるだけで、数千円台になりますよお客さん(笑)

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PENTAX SP、再々々?修理(自業自得篇)

去年秋にレストア報告したPENTAX SP。

ただその後も、なんとなく不調のまま推移しており、
たまにシャッターを切ってみると低速シャッターがまるっきりダメ、
という状態に戻っている事もちらほら。

理由はそれなりにはっきりしてまして、
義父からもらった時点で電池が数十年?放置され、
ガバナーまで辿り着くほどの液漏れをしてましたので、
割と「だましだまし」な整備になっているのです。

そんな時も、あわてず騒がずに底蓋をあけて、
いくつか部品、歯車を取って、
所定の場所に油を差してやれば、とりあえず復活。

最近は、その油が切れないようにと、
時々手にとって空シャッターを切るようにしています。

で、先週末も、レバーを巻き上げてシャッターをカシャ。

あ、またガバナーが仕事してない~。
また分解かよ、と思いながら、再度巻き上げレバーを・・・

「ガリッ」

・・・がり?

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2010年6月22日 (火)

こんなにいっぱい、m4/3のアダプタ

マイクロ・フォーサーズ用マウントアダプタ (日本カメラ)

いやぁ~、あるもんだねぇ~~~。

目も眩むほど程です。

個人的には「muk select」さんをオススメしておきます。

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2010年6月21日 (月)

閉店代々木カメラで買ったキャップ詰め合わせ

6/19の代々木カメラ最終日。

FD200/4以外に買ったのは、キャップの詰め合わせ。

いろいろ入って1000円、というのがいくつかありました。

その中の1つを手に取ってみると、
Auto Nikkor 300/4.5用のねじ込みキャップが。

うちのには純正キャップが付いていなかったので、
じゃあこれで、と思って購入。

家に帰ってあけてみると、なんと22個も入ってる!
1個あたり45円くらいですから、かなりお得。

ほとんどカブセ式の古いものでしたが、
意外と「嫁のもらい手」がありました。

Imgp0935

一番意外だったのは、L39用のボディ用キャップが入っていた事と、
ダブル8な「yashica-8」用のレンズ、
「Cine Yashinon 13mm F1.4」(Dマウント)専用キャップまで入っていた事。

他にも、純正や、純正じゃないけどピッタリはまる
(yashicaflexにRicohflexのキャップなど)物もあり、
充分元は取れたものと思います。

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2010年6月20日 (日)

カビは代々木カメラの思い出と共に(FD200mm F4 S.S.C.)

Imgp158901

昨日6/19をもって、代々木カメラ閉店。
危うく、カミサンの風邪で行けなくなるところでしたが、
なんとか最終日に、最後の買い物に行ってきました。

今まで見た事のない数のお客さんが集まり、
最後の別れを惜しんでいました。

前日まで更新されていた在庫品一覧
(ジャンク品まで全部載せていたのが、良心の現れ)、
一番気になっていたSMC PENTAX 500/4.5
(10.000円の半額で5.000円)はさすがに売れてましたが、
前々から気になっていたFD200mm F4 S.S.C.のジャンクが315円と、
いろんなキャップの詰め合わせが1.000円だったのとを購入。
最後の最後まで安物買いですいませんでした・・・
(カミサンとチビを隣のスタバに待たせている状態では、
ヒミツの買い物なんて出来ません)

そして、このFD 200mm F4。

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2010年6月17日 (木)

六本木ヒルズの夜景

Imgp0913
PENTAX Optio SVi
SMC PENTAX LENS 5.8-29mm F2.8-4.7 (ワイド端・36mm相当)
1.7秒 F2.8 (ISO400)
2010年6月16日
※縦横比3:2にてトリミング

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2010年6月16日 (水)

Gigazineに徳島駅がたっぷり(古い記事です)

徳島駅に入場制限がかけられるほどの人が殺到、
近藤隆さんらが特急むろとに出発合図を出した一日駅長イベント
(Gigazine)

Gigazineはあまり好きじゃないんですけど(苦笑)、
見つけてしまったので、ちょっと紹介。
とはいえ、ネタ自体は古いものですので悪しからず。

今年の1月に、声優さんをゲストに招いて
徳島駅で一日駅長のイベントがあった時の模様、らしいです。

ぶっちゃけ、どこのどなたかは存じないのですが(滝汗)、
徳島駅内外の模様を撮った写真が、えらくたくさんあります。
それだけでも、一見の価値ありかもしれません。

なんせ、全国規模のメディアに、
徳島駅構内、徳島駅前の写真が、
こんなに大量に掲載される事なんて、
今後二度とあるとは思えませんので・・・

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2010年6月13日 (日)

(注)東海道新幹線お立ち台@田園調布に行かれる予定の方へ

Imgp105301
PENTAX *ist Ds
Yashica SUPER YASHINON-R 20cm F4.5
1/1600秒 絞りF4.5開放 (ISO800)
JR東海道新幹線 品川-新横浜間
2009年12月28日
※2009/12/28エントリの写真を再掲

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鳥さん、お名前は?

Dsc_439901
Nikon D80
Ai Nikkor 105mm F1.8S
1/2000秒 F2.8
2010年6月13日

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2010年6月12日 (土)

【覚書】DELL Inspiron 1150の冷却ファン回りを清掃

カミサンの実家で使っている「DELL Inspiron 1150」が、
ものすごく熱くなってシャットダウンする、という話しで、
うちに救急搬送されてきました。

症状から察するに、冷却系がうまく機能していない、
すなわちファンの故障かホコリの詰まりだろう、
と思ってオペを実施、原因は後者につき清掃。
処置完了にて復帰の模様。

って事で、折角なのでファン部分までの辿り着き方について。

※PCが不調になる、あるいは故障になる原因、第一の要因として
「ファンにホコリがたまって排熱できず」
が非常に多いようです。経験則的に。

ファンがホコリを吸う→溜まってくる→冷却し辛くなる
→ファンの回転数が上がる(うるさくなってきます)
→ファンが回らなくなる(ホコリの詰まり、ないし故障)
→ますます熱くなり、シャットダウンするようになる
→OSのシステムがダメージを受けたり、HDDが異常終了の影響で故障したりする
→OS起動しなくなる。最悪、HDD壊れてデータ読めなくなる。

という顛末を踏むことになります。

PC回りはなるべくゴミを出さないようにしたり、
こまめに掃除したりするようにしましょう。

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2010年6月10日 (木)

夜の代々木八幡にて(跨線橋から)

Imgp0858
PENTAX Optio SVi
SMC PENTAX LENS 5.8-29mm F2.8-4.7 (ワイド端・36mm相当)
1秒 F2.8 (ISO400)
小田急 代々木八幡-代々木上原間
2010年6月9日
※縦横比3:2にてトリミング

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2010年6月 9日 (水)

ブログ開設3周年に寄せて

人間、齢30を超えてくると、
自分が果たしていくつなのか、
分からない、というか、興味を失くすものだと、
身をもって感じております(ある意味、感じていないとも言う)。

自分が32歳である実感を覚えないまま、
今日、33歳になってしまったようです。

自分自身の事には興味がない割に、
子供が1歳4ヶ月である事はしかと承知してますし、
一方、このブログを「30歳の誕生日」に興したおかげで、
今日で開設3周年を迎えた事も認知できているわけで、
記念日とは一体何のために存在するのか、
果たして分からなくなってまいりました。

前回までのエントリ数、579。この1年間で228。
いただいたコメント数、1439。(返信含む)この1年間で554。

対前年度比で、エントリ数+47、コメント数+54。
それだけ、無駄と暇の時間を投資できたと考えれば、
決して悪い事ではなかったと思っております。

先日は、Y!トピックスにリンクが貼られていたおかげで、
過去経験のないPVを獲得いたしました。
とはいえ、その後はまた「凪」に戻っております。
これが、そもそものこのブログの方針。

といいつつ、近頃邪魔なアフィリエイトリンクパーツが増えて、
目障りとお感じの方も多いのでは、と思います。

お遊びでいくつか貼ってみたら、
意外と成果が出るので、気をよくしてベタベタやってしまいました。

給料は微々たるベースアップ、
それも税金と保険料の増加でむしろ支給額ベースはマイナス、
だまってても子供は大きくなっていくので、
毎月家計マイナスの苦しい台所事情につき、
少しでも足しになれば、と思っての行動でしたが、
生活費どころか、ジュース代を稼ぐのもなかなかで、
気長に地道に見守っていかなきゃ仕方ないな、と達観しています。

ともあれ、今シーズンもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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2010年6月 8日 (火)

BSフジで徳島の番組

BSフジで7月から徳島の情報番組 丼が取り持つ縁を題材に全7話 (msn産経ニュース)

おぉ、そんな番組を。

ここは是非、兄イチオシ、
大歩危小歩危なんて目じゃない、
国道193号線沿いの断崖絶壁、巨石に埋もれる川など、
人跡未踏かと思える凄まじい光景などいかがであろう。

-----

「蒼い楽園 徳島」 番組公式WEBサイト / BSフジ放送案内
7/3(土)スタート (隔週放送・全7回)
隔週土曜AM10:00~10:30 (再放送 木曜PM6:30~7:00)
放送:BSフジ (衛星デジタル放送)

*6/29追記:番組サイトのリンクを追加しました。

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2010年6月 6日 (日)

圧倒的なPENTAX 645Dの実力

【新製品レビュー】ペンタックス645D (デジカメWatch)

あ、自分で試写したわけじゃありません。スイマセン。

スゴイとは聞いてましたけど、
実際目の当たりにしてみると、アングリとアゴが外れてしまいます。

個人的には、下の方にある猫の写真がスゴイな、と。
目と、目の周りの毛はビシッと解像しているのに、
胴体部分はすでにボケの領域に入っている。この被写界深度。

一番下の夜景の写真だと、
さすがに「ローパスフィルタ・レス」に由来すると思われる、
偽色と思われる箇所を見つける事も出来ますが、
まぁでもこれなら確かに気にならない範疇かな、と。

既存の645用レンズで撮るとどんな画になるのかも、興味津々。

本体価格80万円。
「高い!」と思うのは、我々一般人。
既存の中・大判フォーマットのデジカメは、
例えばマミヤZDは120~130万、
Phase Oneのデジタルバックが100~500万、
先日ライカが発表した中判一眼が300万近くなど、
我々には縁もゆかりもないものばかり。
ある意味、「高い!」と思える値段まで降りてきた、
とも言えます。

一方、例えばNikon D3XやCanon EOS-1Ds Mark IIIが、
ほぼ同額の80万くらい。
こっち買うなら、645Dの方がいいなぁ、と思うごっさん。

「新・ばけぺん」伝説の火ぶたが切られる日まで、あと僅か。

※てっとりばやく中判のミリキを体感したい人は、
「元祖ばけぺん」の6x7がいいと思いますよ。
すっかりお安く、本体5000円くらいで買える事もあります。

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2010年6月 5日 (土)

夜の代々木八幡にて

5月31日。
毎度のごとく会社帰りに中央線201系を撮ろうかと、
カバンにはNikomat ELと、Auto Nikkor 55/1.2、Ai Nikkor 105/1.8。

ところが、こういう時に限って本日の201系は運用無し。
1日1本は安定して動いてたんですけど、最近は休んでいる日も多い。

うーん、どうしよう、と思い、足を向けたのは小田急線代々木八幡駅。

当初は、新宿寄りの踏切から105mmで新宿高層ビルをバックに狙ってみましたが、
ちょっと望遠が足りないのと、あまりに暗くて手持ち厳しいのとで、
適当にロケハンでも、と気持ちを切り替え、早々に諦めて駅の方に移動しました。

代々木八幡駅すぐ上原側の踏切に立ってみると、
意外と画になりそうな様子。早速105mmにて狙ってみました。

100531_20
Nikon Nikomat EL
Ai Nikkor 105mm F1.8S
Fuji NATURA 1600
1/125秒 F1.8
小田急 代々木八幡駅
2010年5月31日

おー、上等上等。なかなか良い具合じゃないですか。
もうちょっと下に振る方が構図的には良さそうだけど。

すっかり「夜間撮影の切り札」化している105/1.8。
開放でも、甘々になる事もなく、しっかりとした描写。
この辺、新しい世代のNikkorは堅実で良い仕事をしてくれます。

更に、ふと見上げると跨線橋が。
昇ってみると、踊り場の辺りは真横が架線で、
パンタグラフまで手に届きそう!ちょっと危険。

その場所から、電車に触れない程度に?身を乗り出して、
レンズを55mmに切り替えて撮影。
無謀ながら、F1.2開放で!
じゃないと、走る電車撮るにはちと厳しいので。

100531_22
Nikon Nikomat EL
Nikkor-S.C Auto 55mm F1.2
Fuji NATURA 1600
1/60秒 F1.2
小田急 代々木八幡駅
2010年5月31日

複数撮ったコマのなかで、
かろうじてピント合ってたのはこのコマくらい。
さすがに、F1.2開放のピント面の薄さで、
動く電車を撮るのは至難の業です。それもまた楽し。

ピント合ってるはずなのに、文字は滲むし、全体的に像が甘い。
それがイヤなら、このレンズを、しかも開放で使ってはいけません。
分かってても挑んでいくのが男というものです。
勘違いもはなはだしいですが(?)

折角なので、「夜の代々木八幡」シリーズは、
D80+85/2と、35/2でも再チャレンジしてみるつもりです。
なかなかおもしろいのが撮れそうです。

そういえば、鉄道写真では「デビュー」のニコマートEL。

「機械式じゃない」「ニコン純正じゃない(という噂。RICOH XR500にクリソツ)」
という理由で、「爪レンズでも絞り優先」で撮れる便利な個体が、
わずか2100円で購入できたんですから、世の中とは分からないものです。

全く私見だと、僕が過去使った事のあるカメラの中で、
「明るさ、ピンの山の掴みやすさ、ボケ具合の見え方、スプリットの精度」のバランスが取れてて、
最もファインダーが見やすいのはELです。(今日現在の感想)

あいにく、電子系弱いらしく、それもELの人気を下げている理由の1つらしいですが、
幸い、うちのELは元気そのもの。くたばるまではしっかり働いてもらうつもりですし、
目下、その日が来る予兆は全くなく、頼もしい限りです。

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【検証】Yahoo!トピックスに載るとどうなるか?

「撮り鉄」会社員を書類送検=線路内に三脚、JRに遅れ―「警鐘も目的」と奈良県警

6月4日、Yahoo!トピックスに掲載された、1本の記事。

その見出しのページに、
拙ログの2/16のエントリである
「あすか事件」に見る、撮り鉄のマナーと気配り】が、
参考ブログとしてリンク掲載されていたのでありました。

一生に一度、あるか無いかという貴重な体験で、
その効果の程を、cocologのログから検証してみたいと思います。

資料(1)2010/06/04のアクセス(時間帯別)
Cocolog_report_access

資料(2)2010/06/04のリンク元ページURL
Cocolog_report_from

資料(3)2010/06/04のページ別アクセス数
Cocolog_report_page

以下、時系列にて。

■15時頃 Yahoo!トピックス内「地域」カテゴリにて、
「撮り鉄」会社員を書類送検」の初報が掲載される。

※キャプチャ画像。
Ytopics_news

それまで、各時間10~20程度だったPV(ページビュー)数が、
一挙に200前後/hまで跳ね上がる(約10倍)

■16時頃 ジャンクのコメントが当該エントリに入り、
それがメールによってごっさんまで知らされる。
コメント下ろすため管理画面にアクセスする。
しかし、半端に古いエントリになんでこんなコメントを?、と思い、
不審に思ってアクセスログを確認したところ、
Yahoo!トピックスからの流入を確認、驚く。

その驚きを、Twitterに書き込み(実は、やってます)

「急にcocologのアクセス数増えた。と思ったら、
Y!トピックス「鉄道ファンのマナー違反」のページにリンク貼られてた。
こんなん初めて。Y!の力は偉大なり。」

「何でcocologのPV増に気づいたかと言えば、
半端に古いエントリなのに変なコメが付いたから。
Y!にリンクついたブログをいちいち見つけて
ジャンクコメ付けていく業者があるんだろうな。熱心な事だ。
推定リンク設置時間の1時間強後の話し。しばらく監視を怠らんようにせんと。」

■19時頃 当該記事が、Yahoo!トップページのニュースに掲載。

※キャプチャ画像。
Ytopics_top

当該エントリへのアクセスが更に急増、
19時台だけで1000PV/h、しかもユニークにて記録。(通常比50~100倍!)

それを、後で発見し、またまたツイート。

「19時台、Y!トップに撮り鉄送検の記事が載ったようだ。
拙ログへのPVがユニークで1000/hを超えた。
これは初の経験。今日のログは全部記念に取っておこう。」

■結論

まさに「台風がやってきた」という感じ。
総PV2742のうち、2114が当該エントリへのアクセス。
しかし、トップページ等へ遷移した形跡は見られないので、
このエントリを読む(眺める?)だけでY!に戻った、と考えるのが自然。

故に、Y!トピックスの「参考ブログ」に載ったからと言って、
ブログ全体のPVが継続的に伸びるかどうかは疑問。

また、さすがcocologは芸能人ブログ多い事もあり、
1000pv/hでも問題無くアクセスできていた模様。
しばしば、Y!トピックス内に掲載のリンクをクリックすると
「アクセス過多につき、しばらくお待ち下さい」の注意が出る事を考えると、
非常に優秀であると言える。

もちろん、今日は政局がはなはだしく(菅直人首相選出)、
撮り鉄マナーに関心を寄せる人がそもそもどれほどいたのかも疑問。

しかし、そもそもなんでこんなブログが選ばれたのか?
確かに、このエントリーは、いつもにも増して時間を割き、
言葉を慎重に選びながら書いた労作ではあったが。

まさか、最近Y!オクのアフィリエイトパーツを貼りまくっているご褒美か?www

まぁ、別にアルファブロガーになるつもりも予定もないので、
また平穏な毎日に戻ってくれるのが一番望ましい。

とはいえ、折角の記念なので、いろいろ分析してみた次第。

*6/7追記:

その日のcocologランキングで、
拙ログは188位まで上がっていた模様
(いつもは1000~2000位の間くらい)。
これもまた最大瞬間風速の成せるワザ。

Cocolog_ranking

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2010年6月 3日 (木)

四ッ谷→信濃町の散歩は異世界との遭遇

Crw_298101
Canon EOS D60
OM H.Zuiko 24mm F2.8
1/20秒 F2.8 (ISO800)
JR中央線 四ツ谷駅
2010年6月3日

今日は、四ツ谷駅辺りをウロウロしてから、
隣の信濃町駅まで散歩してきました。(この辺↓)


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結構大柄なEOS D60ですが、
コンパクトなOM 24/2.8との組み合わせだと、
弁当の入った小さなカバンの隙間に充分収まる事が判明、
今日はEOS D60本格始動の日です。

いやしかし、危うく異世界のミステリーゾーンに迷い込み、
二度と帰ってこられないかとドキドキしました。

Crw_300401
Canon EOS D60
OM H.Zuiko 24mm F2.8
1/4秒 F2.8 (ISO800)
2010年6月3日

四ツ谷駅から、新宿通りを少し歩いてから、
細い道へ一歩足を踏み入れると、
さっきまでの雑踏が嘘のような、閑静な町並み。

もう築30年以上は経とうかという古いアパートと、
ベンツ、BMWがひしめき合う高級マンションが、
混然と並び立つ不思議な空間でした。
ここは新宿区若葉町、
すぐ近くには迎賓館や学習院初等科があります。

細い道を抜けると、中央線を越える跨線橋に出ます。
迎賓館下のトンネルを抜けてすぐのところ。

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Canon EOS D60
OM H.Zuiko 24mm F2.8
1秒 F4.0 (ISO800)
JR中央線 四ツ谷-信濃町間
2010年6月3日

金網の隙間にZuikoを押し込んで、押さえつけての撮影。
JR東日本特有の、景観美無視の架線柱さえなければ!
(と思うところは、都内のいたるところに)

ここから、赤坂御用邸方面に抜け、
線路沿いに信濃町方面へ・・・、と思って歩き進めるも、
どうにも不可思議な雰囲気。

こんな都会のど真ん中なのに、
さっきから誰もすれ違わない、車も通らない・・・

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Canon EOS D60
OM H.Zuiko 24mm F2.8
1/8秒 F2.8 (ISO1000) ※左右共
2010年6月3日

ところどころ、街路灯が足下を暗く照らし、
JR中央線と首都高の車の音が無ければ。
ここは果たしてどこの惑星なのか?、
足を踏み入れてはいけない異世界なのか?、
と恐怖心さえ覚える程。
後ろから、べとべとさんの足音が聞こえる気も・・・

ここは、新宿区南元町。
東京の方なら、どんな「場所」なのか、
検討がつくかもしれません。

なんとか信濃町駅まで辿り着いて、ほっと一安心。

でも東京の都心って、こんな場所がいくらでもあります。

高層ビル、おしゃれなお店、流行のレストラン。
そればかりが東京じゃないんだと、
実際あちこち歩いてみると実感できるものです。

帰りは、新宿駅で小田急に乗り換え・・・、ではなく、
一端代々木駅で降りて、南新宿の駅まで歩いていきます。

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このEOS D60を買った代々木カメラも、
今月半ばには完全クローズ。
今日は、営業時間終了でシャッター降りてましたが、
それが開くのもあと何回か・・・。

ちゃんと、EOS D60は仕事出来てますよ!、という報告の記念ショット。

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2010年6月 2日 (水)

一路、新宿へ!

Imgp0842
PENTAX Optio SVi
SMC PENTAX LENS 5.8-29mm F2.8-4.7 (ワイド端・36mm相当)
1.3秒 F2.8 (ISO400)
小田急 参宮橋-南新宿間
2010年6月2日
※縦横比3:2にてトリミング

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三脚座の無い重いレンズを三脚に付ける方法

先日、EOS D60にて試写したZuikoの300/4.5。

そもそも、ごっさんの買ったのは\3.150-のジャンク品につき、
本来備え付いているはずの「三脚座」が付いておりませんでした。

これじゃあ、三脚を使えないから不便だよなー、ごっさんは望遠手持ちは苦手だし、
と思っていた事も、これまで死蔵させていた原因の1つですが、
なんとかならんもんか、と頭を悩ませていたら、
ふと、実によいアイデアを思いつきました。

1つの三脚に、2つのカメラを取り付ける事ができる「プレート」という物があります。
鉄道写真家御用達アイテムなので「鉄ちゃんプレート」の異名もあります(笑)

ごっさん、これを使う事はあまりないんですが、
いざ、という時のために持っておりました。

これを、普通は横向きに付けるわけですが、縦につけてみますと・・・

F1010290

分かりますかね?
片方は、ちゃんとカメラにネジ止めしてますが、
もう片方は、上にレンズの先端(この場合は、フードですが)
を、ちょこん、と乗せています。

つまり、カメラ側とレンズ側に、負荷を分散させよう、という作戦です。

今回は、かなり奇跡的?に、カメラの底面とレンズの底と、
ほぼ平行だったので成功しましたが、
レンズの方がサンニッパの用に大口径だと、
ちょっと難しくなってくるかもしれません。

レンズが重い割に三脚座がついていない、というレンズが、
世の中にはちょこちょことあります。

思いつくところでは、AF Nikkor 80-200/2.8の最初期型。

また、PENTAX初の☆レンズである「SMC PENTAX-M☆ 300mm F4」も、
大口径で重い割に、三脚座が無くて不安定である、と聞いたことがあります。

そういったレンズを三脚に備え付ける場合の、1つの対策として有用かと思います。

※もちろん、レンズサポーターなんて便利なアクセサリもあるので、
これを使う方が、便利である事は間違いないでしょう。
わざわざ買う事もないよなー、という方向けの解決策案でした。

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2010年6月 1日 (火)

EOS D60でSIGMA 400mm F5.6とZuiko 300mm F4.5を試写

EOS D60を買ってから初めての日曜日に、
SIGMA 400/5.6APOと、OM Zuiko 300/4.5の試写をしてきました。

Dsc_439301

「SIGMA AF-APO 400mm F5.6」
(写真右。ごっさん所有の最古参・EOS630を装着)は、
一昨年の年末、アローカメラ「我楽多屋」のジャンク市にて、
\1.200-で購入したもの。
その後、詳しい分解方法をエントリに上げたところ、
今も相当数のアクセスを維持する、当ブログの人気?コンテンツです。

「OM-SYSTEM F.ZUIKO AUTO-T 300mm F4.5」(左)は、
以前、新宿中古カメラ市場にて、やはりジャンクで買った物。
\3.150-という値段にフラフラと釣られて、いや、釣ってしまいました。

カビありで、相当苦労して分解清掃して綺麗になったんですが、
真ん中の方に、バル切れらしい症状が見られ、
それが、貼り合わせ面のど真ん中に「☆」の形でドンと居座っておりました。
「これは、さすがに写りに影響するよなー」と最初から諦めており、
フィルムのEOSで試写する事もなく、これまで死蔵していたものです。

いずれのレンズも、デジイチでの描写がどんなものか、興味津々での試写です。

まず、多摩川の河川敷から、遠く小田急を狙ってみました。
雨の降りそうな曇天だというのに、ものすごい人だかりでバーベキューやってます。

Crw_296201
Canon EOS D60
SIGMA AF-APO 400mm F5.6
1/750秒 F5.6 (ISO400)
小田急 登戸-和泉多摩川間
2010年5月30日

Crw_296701
Canon EOS D60
OM F.ZUIKO AUTO-T 300mm F4.5
1/500秒 F4.5 (ISO200)
小田急 登戸-和泉多摩川間
2010年5月30日

かなりテキトーに撮ってたので、傾いているのはご愛敬です
(手前の橋の方が勾配になっているのに、
そっちの方が水平になっちゃってますね。無念。)

それぞれ、おなじ箇所を等倍に拡大したのがこちら。

※左がSIGMA 400/5.6で、右がOM Zuiko 300/4.5。

Eos_d60_test_1

強いて言えばZuikoの方がシャープですが、
いずれも開放での試写である事を念頭に置けば、
SIGMAの方も、充分にシャープで高解像度と言って良いと思います。
また、Zuikoの方にはわずかなパープルフリンジを認めることが出来ます。
SIGMAは、仮にもAPOレンズなので、収差は少ないようです。

次に、名も知らぬ花の咲く木を撮影。

Crw_296601
Canon EOS D60
SIGMA AF-APO 400mm F5.6
1/350秒 F5.6 (ISO400)

Crw_297101
Canon EOS D60
OM F.ZUIKO AUTO-T 300mm F4.5
1/350秒 F4.5 (ISO400)

こちらも、一部を拡大。

※左がSIGMA 400/5.6で、右がOM Zuiko 300/4.5。

Eos_d60_test_2

いずれも、若干のフレアっぽさを認める事が出来るものの、
曇天下であり、開放での撮影ですから、ある程度やむを得ないところですし、
花びらの1つ1つまできっちり解像しており、
充分に満足のいく描写力です。

SIGMAの方は、以前フィルムで試写した事はあり、
それなりの高解像度は予想できた事ですが、
Zuikoの方は、果たしてどんなもんかと不安だったのですが、
いざ撮ってみると、まったくどうという事はなく、
むしろ相当に「使える」描写だと分かりました。

ネットでは、この300mmレンズについて、
あまりいい評判を目にする事がありません。
OLYMPUS自身、OM-フォーサーズのマウントアダプタにて、
「推奨OMレンズ」として300mmを列記しておらず、
「デジタルには不向きなレンズ」と一般に解釈されております。

しかし、試しに撮ってみた限りでは、
不向きどころか、デジタルならではの先鋭さにより、
クリアな描写がしっかりと捉えられておりますし、
これから何年先の話か、
EOS D60が壊れてダメになった時でも、
このZuikoレンズのために、より新しいEOSデジを買っても良い、
と思える程のレンズです。

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