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2010年7月

2010年7月29日 (木)

まるで昭和~新橋篇(2)[オリンパスXA]

100629_13_xa

前回、Canon VLで新橋を撮った時は、
新橋駅の周辺をウロウロしただけでしたが、
今回(と言っても、もう1ヶ月前の写真ですが)は、
有楽町方面へ足を伸ばしてみました。

この日、新橋駅についた頃から、
雨がパラパラと降り始め。
最初のうちは、傘もいるかいらないか、程度だったのが、
3枚目の写真を撮っている頃から「バケツをひっくり返した」
ような状態となり、街行く人がみんな走り回る騒ぎに。

で、半端なところで打ち切りになったのが悔やまれる撮影行でした。

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2010年7月26日 (月)

Xperia用鉄道写真壁紙(待画)、第3弾・2点

030717_15xperia_thum
Canon EOS5
EF100-300mm F4.5-5.6 USM
Konica Centuria 400
東武伊勢崎線 堀切駅
2003年7月17日

081207_12axperia_thum
Olympus PEN F
OM G.Zuiko 50mm F1.4
FUJICOLOR 100 [NEW]
1/250秒 F4.0
東急池上線 千鳥町駅
2008年12月7日

Xperia(SO-01B)用に最適化された、
鉄道写真による待ち受け画像、第3弾です。

設定方法は、第1弾の時のエントリを参照。
インラインで表示されているのはサムネイル画像なので念のため。

また、第2弾の時と同様、
センターのメイン画面に表示されない部分は赤く塗ってあります。
右、ないし左にフリックすると、表示されます。

1枚目は、以前、ブログのロゴ画像用にスキャンした画像を再加工。
エントリで取り上げた事はないはずです。
以前、西新井に住んでいたのに、
東武の写真って、ほとんどアップした事ないなぁ、そういえば・・・

2枚目は、08年末に、PEN F片手に池上線へ行った時の写真から。
さすがにハーフ判で撮影した画像なので、ちょっと画が甘めです。

ちょいと作り慣れてくると、逆に作風がマンネリ化し始めております。
縦位置で、架線や線路を長く入れるのが好きなんだなぁ、自分。

※7/29追記:2枚目の写真を作り直しました。

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2010年7月25日 (日)

★タンポポチップ:【解説】Ai-Sの絞り制御

Ai-S Nikkorに取り付ける事により、
「Ai-P化」する事が出来る魔法のようなチップ、
「タンポポチップ」の事を集中的に取り上げております。

★タンポポチップ:【予告】NikkorのAi-SをAi-P化するパーツ登場!
★タンポポチップ:【いきなり実践】Nikkor Ai-SをAi-P化!
★タンポポチップ:【設定】カメラで設定??

しかし、もし長年ニコンのカメラを使われていたとしても、
このチップの価値、意味を、すぐさま理解できない、
という方も多いと思います。

そこで今回は、「そもそもAi-Sとは何ぞや?」
という根本的な話しをおさらいしていく事にします。
特に重要なのは「絞りの制御」の話しです。

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2010年7月21日 (水)

Xperia用鉄道写真壁紙(待画)、第2弾・2点

930719_12xperia_thum
Canon EOS630QD
EF70-210mm F4.5-5.6USM
Konica XG400
予讃線 海岸寺-詫間間
1993年7月19日

Dsc_3002xperia_thum
Nikon D80
Nikkor-H Auto 300mm F4.5
1/1600秒 F4.5開放 (ISO400)
小田急 向ヶ丘遊園-生田間
2009年11月21日

調子に乗って、Xperia用の鉄道写真待ち受け画像、
また2つ作ってみました。

簡単なダウンロード方法、設定方法等の説明は、
前回のエントリをご参照ください。

今回、サムネイルの右と左に、赤い帯を付け足してみました。
通常の待ち受け画面では、そこを除いた中心部だけ表示されています。

メイン画面で、右ないし左にフリックすると、
赤い部分が現れるようになります。

上の写真は、もう17年も前に撮影した四国色の111系で、
先月24日のエントリで紹介した写真の中からの1枚です。

下の写真は、去年11月のエントリの際に撮影した、
別の写真からの加工品となります。

縦構図を主にしつつ、
左右に「余白」となる画像も必要な写真って、
意外に少ないんですよね~。
なので、このシリーズは長続きしない予定です(笑)

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2010年7月20日 (火)

Xperia用鉄道写真壁紙(待画)、2点

Dsc_3203xperia_thum
Nikon D80
Nikkor-H Auto 300mm F4.5
1/1250秒 F5.6 (ISO400)
秩父鉄道 武州荒木駅
2010年1月3日

Imgp1133xperia_thum
PENTAX *ist Ds
Yashica SUPER YASHINON-R 20cm F4.5
1/500秒 F5.6 (ISO200)
JR久留里線 東清川-横田間
2010年1月4日

仕事柄、スマホの事を知っておかねばならん、という事で、
かなり「やむを得ない」感いっぱいでXperiaを買ってきました。

と、かなり後ろ向きで購入したんですが、
まぁ、使ってみればいろいろ楽しいもんで、
この三連休も、家にいる間はずっとチマチマいじってました。

で、折角大きな液晶ついてんだから、
待ち受けでも作りたいなぁ、と思って研究してたんですが、
この、待ち受け画像のサイズも、なかなかギミックがあって楽しい。

液晶自体は「縦854×横480」の、いわゆるワイドVGAサイズですが、
待ち受け画像のサイズは「横960」なのです。

というのも、フリックでメイン画面を左右に振る関係上、
左右の「余白」も計算に入れないといけないからです。

すると、通常は、横幅960ピクセル中、
真ん中の480ピクセルだけが表示されており、
まずはそれだけで完結する画像でなくてはいけない。

で、左右のメイン画面を出すと、
そこにはそれで表示される画像がなくてはいけない。

意外と難しかったんですが、まずは2点ほど用意してみました。
今年正月の撮影の中から、秩父鉄道と久留里線のものを1点ずつ。

上に表示している画像は縮小しているサムネイルです。
その画像自体自体にリンクを貼っているので、
クリックして「最適」サイズの画像を表示。
その画像を「長押し」して、SDカードにダウンロード保存。

待ち受けの設定でカメラ撮影画像を選び、
デフォルトでは「中心部を切り出し」になっているので、
フルサイズが表示されるよう「ノートリミング」に調整。

各種アイコンや時計が電車に被らないよう、
動かしたり削除したりして適宜レイアウトの変更お願いします。

Xperiaでご覧の皆さん、お試しなってみて下さい。

※iPhoneも同じ要領なのかな?

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デジカメwatchにSamyang 8/3.5 Fisheyeのレビュー


サムヤン「8mm F3.5 Fisheye CS」~実売3万円の対角魚眼レンズ
(デジカメwatch)

ついにきた!Samyangの魚眼レンズ、
デジカメwatchにてレビュー掲載。

以前、ネットで同レンズの作画を探し回った時は、
「超ねっとりで高コントラスト」
な画を多く見かけたのですが、
今回の作例を見る限りは、そうとも言えなさそう?
曇天の影響もありそうですが、参考までに。

また、このレンズはマウントに電子接点がないため、
例えばニコンだと、D80/90などでは「フルマニュアル」撮影のみ可で、
各種AEを活用する事は出来ません。

先日来ご紹介している、muk selectの「Ai-P化チップ」を使えば、
そんな悩みともおさらばできて快適に使えますよ・・・、
と宣伝したかったのですが、
写真を見る限り、マウントの「黒枠」の太さが割とあるようで、
そのままじゃ取り付けられないかな~、という印象。
残念!ヤスリで削ればなんとかなりそうですが、
まだ出たてのレンズを新品で購入してヤスリがけする、
なんて事できないですよね。ごっさんなら無理(笑)

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2010年7月19日 (月)

★タンポポチップ:【設定】カメラで設定??

★タンポポチップ:【予告】NikkorのAi-SをAi-P化するパーツ登場!
★タンポポチップ:【いきなり実践】Nikkor Ai-SをAi-P化!

muk selectから発売される予定の、
Ai-SなNikkorを「Ai-P化」してしまう便利グッズ、
通称「タンポポチップ」。

前回は「付けました」「出来ました」みたいな話しだったので、
も少し細かいお話しを。

手元にあるニコンのデジイチ、D80に、
Ai NikkorやAuto Nikkorなど、
電子接点の無いレンズ(いわゆる「CPU非内蔵」のレンズ)をつけると、
マニュアルモード以外での撮影が出来ません。
PSAの時は、液晶の絞り表示部分が「F--」の点滅となります。
また、Mの時も、露出計は動かないので、
シャッター速を適当に合わせて何枚か撮り、適正値を探していく、
という「デジタルならでは」の露出あわせをする必要があります。

それを、通称「タンポポチップ」を取り付ける事で、
擬似的に「CPU内蔵レンズ」にしてしまうわけです。
それが、このチップの賢いところです。

今回は、その「設定方法」について概説したいと思います。

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2010年7月18日 (日)

豊田のカーブで201系撮り・リベンジ篇(予告、でもオマケあり)

Imgp1636e233
PENTAX *ist Ds
HANIMEX AUTOMATIC 135mm F2.8
1/2000秒 F2.8 (ISO200)
JR中央線 豊田-八王子間
2010年7月17日

※今回は予告編につき、201系の写真はアリマセン。悪しからず。

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2010年7月16日 (金)

中野の聖地に危機?

本日、フジヤカメラのtwitterにて、
気になるつぶやきが。

まず、15日昼頃のこのつぶやきがオカシイ。

> 【大幅値上げ!】 ニコン製品(新品)は16日からPRICE UP !!!!! この一大イベントは見逃せません

なぜ?と思っていたら、夕方に衝撃のつぶやき。

> 業界から価格自粛要請が入りました みなさん すまぬーーー(泣)

> 大型量販店 > メーカー > 小規模店 この力関係が崩壊しない限りは 世界は変わらないのさ・・・

「大型量販店」がどこを指すのか、分からないですが、
少なくとも、これまで長い間、
池袋のBカメラや、新宿のYカメラが、
そんなちょっかいを出してくる事はなかったはず。

最近、都心に顔を出し始めた、
先日新宿に店を出した、
あの餃子の街の家電量販店なら・・・

これくらいの「圧力」をかけてもおかしくはない、かな。

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★タンポポチップ:【いきなり実践】Nikkor Ai-SをAi-P化!

今度、muk selectさんで発売が開始される、
Ai-S NikkorをAi-P化するチップ。
通称「タンポポチップ」。

四の五の書きたい事もあるんですが、
とりあえず、いきなり実践編からスタート。
細かい話しは後回し(笑)

Dsc_447101_dandelion

これが、「タンポポチップ」です。
かなり拡大しているので大きく見えますが、
実際は指の上に乗る程度の小さなモノです。

これを、Ai-S Nikkorのマウント部分の「所定の場所」(後述)に、
両面テープ、接着剤等を使って取り付けます。

Dsc_4554_nikkor_35_2

この状態。
「Ai Nikkor 35mm F2S」に、電子接点が付いたような状態です。

とりつける場所は、こちらの写真参照。

Dsc_4558_nikkor_35_2

赤線が、丁度「レンズ取り付け指標」のある中心線。
タンポポチップの、真ん中の接点が、
その中心線に合うように取り付けてやります。

実際は、取り付ける部分の高さによって、
かさ上げしたり、逆に削ったりする必要が出てくるかもしれません。

が、Ai-S 35/2は、ジャストフィットで、
この状態でD80に取り付けてカメラ←→レンズ間の通信に成功!

実際は、ここから「チップの設定」という作業が入ります。
それは、次回にまとめて書くことにします。

このチップをAi-S Nikkorに取り付ける事により、
何が便利になるかと言いますと、

■(D80/90など「D二桁」機や、D5000など「D四桁機」では)
露出計が使えるようになる

■(D3など「D一桁機」や、D300など「D三桁」機では)
焦点距離/開放F値の手動入力/選択が不要になる

■よって、通常利用でフルモード(PSAM)の撮影が可能になる

■撮影したデータのEXIFに「焦点距離」「撮影時の絞り」が記録される

■絞り優先AEおよびマニュアル撮影時、絞りを1/3段単位で制御できる

主だったところでは、以上のような感じです。

特に「D二桁」「D四桁」なニコンのカメラだと、
Ai-Sレンズの使用においては「マニュアルのみ」「露出計作動せず」
という制限を余儀なくされるわけですが、
このチップを取り付ける事により、
実質、AF以外の全ての機能を生かせるようになります!

また、「D一桁」「D三桁」なニコンのカメラでも、
レンズ交換ごとに手動で焦点距離/開放F値を設定、
という手間を省く事ができます。

今後、複数回のエントリで細かくいろいろ書いていく予定です。
以下のような内容にて執筆予定。

・タンポポチップの設定の仕方
・絞り制御(露出制御)の諸問題(Ai-Sじゃなきゃいけない理由)
・そもそも「Ai」「Ai-S」「Ai-P」の違いって何?
・タンポポチップの使用が向いている場合と向いていない場合の考察
・実践・D80+Ai-P(改) Nikkor 35/2で撮ってみた!

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2010年7月15日 (木)

★タンポポチップ:【予告】NikkorのAi-SをAi-P化するパーツ登場!

先日、「PEN F用EFマウントブリッジアダプタ」を購入させて頂いた、
muk select(別名「物売りの魂」)さんのサイトにて、
非常に画期的な商品の発売が告知されました。

NikkorのAi-Sレンズを、電子接点付きのAi-Pレンズにしてしまうチップです!

D80/90やD40/60などをお使いの方で、
「Ai/Ai-Sレンズは使えるけど、マニュアルだけなので不便」
と常々不満に思ってらっしゃる方(自分を含む)は、
これを使う事でS/A/Pモードも使えるようになりますし、
EXIFに焦点距離情報や絞り値などの情報も埋め込まれるようになります。

これは正直、革命的に凄いシロモノです!

実は、モニター品を先行して入手しまして、
早速、手持ちのAi Nikkor 35mm F2Sにつけてみましたら、
D80で問題無く使用できる事を確認しました!

詳しい事は、これからいろいろ分析、レポートして紹介していこうと思います。

廉価なNikonのデジイチをお使いの皆様は、どうぞご期待下さい!

※かなり「人柱」的な商品なので、
このチップの価値や意義を、充分過ぎる程理解し、
また、もしうまくいかなくても仕方ない、と割り切れる方向け、
ではあります。その点はご注意!

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2010年7月14日 (水)

HANIMEX 135/2.8はPetriのOEM?

Y!オクに、ペトリの135mmF2.8(M42)が出品されているんですが、
これ、どう見ても、うちにあるHANIMEXと同じ・・・

ひょっとして、この135mmは、
PetriがOEM供給していたものなんでしょうか?

ただ、最後期のPetriは、
COSINA等からのOEM供給を受けていた、
という話しも聞きますから、予断は許しません。

ただ、もしPetriのOEMだとしたら、
近頃「ペトリのファン」になりつつあるごっさんは、
非常に嬉しい。

Imgp1546_6000
PENTAX *ist Ds
HANIMEX AUTOMATIC 135mm F2.8
1/60秒 F2.8(開放) ISO800
小田急 登戸駅構内
2010年5月21日

*7/16追記: 更なる調査で、チノン製の可能性が濃くなってきました。
この辺を参照。富岡では?、という意見もあるようですが・・・。
ほぼ同じレンズがReuvenon銘でも出ているようです。参照。

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代々木カメラ・最終日

100619_09_yoyogi_camera

2010年、6月19日。
最終営業日の「代々木カメラ」です。

いつも、1人のお客さんが、いるかいないか、
というお店の前に、たくさんのお客さんが詰めかけ、
名残を惜しむように最後のお買い物をしておりました。

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2010年7月13日 (火)

VELVIA*201系、有終の共演(3)~豊田のカーブにて

100710_22_201
Nikon F4S
Nikkor-Q.C Auto 200mm F4
1/250秒 F4.0
Fujichrome Velvia (RVP)
JR中央線 豊田-八王子間
2010年7月10日

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2010年7月12日 (月)

VELVIA*201系、有終の共演(2)~御茶ノ水・新緑の木陰から

100505_14_201
Nikon F4S
SIGMA ZOOM 21-35mm F3.5-4.2 (21mm)
1/125秒 F4.0
Fujichrome Velvia (RVP)
JR中央線 御茶ノ水-水道橋間
2010年5月5日

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2010年7月11日 (日)

VELVIA*201系、有終の共演(1)~御茶ノ水・橋の上から

100505_09_201
Nikon F4S
SIGMA ZOOM 21-35mm F3.5-4.2 (21mm)
1/250秒 F4.0
Fujichrome Velvia (RVP)
JR中央線 御茶ノ水駅付近
2010年5月5日

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2010年7月 9日 (金)

小西六の夢、再び

Dsc_4428_konica_minolta_film

ここ4回のエントリでは、
Canon A-1にKonica-Minolta Centuria Super 400を詰めて、
201系を撮った写真をご紹介しました。

撮った写真をスキャンして眺めながら、
「あぁ、いいなぁ、コニカのフィルム」と溜息をついていたごっさんです。

「派手」「彩度」とは無縁で対極の、
地味でおとなしくて、一切誇張のない描写。
あの写りこそ、我が身に染みこんだものだ・・・、
と改めて思い返したのです。

鉄道写真撮り始めた当初こそ、フジのフィルムを使っていましたが、
92年頃からだったか、コニカのフィルムを使うようになりました。

いい写真屋がコニカ100年プリントの店だったから、
という理由もありますし、値段が安かった事も理由だったと記憶しています
(その店でフィルム買うと、現像200円引き券もついてきたし)

鉄道写真を一端休止するまでの約10年間、
ずっとコニカで押し通してきたわけですから、
2006年のコニルタ写真事業撤退のニュースは、
衝撃が大きく、落胆したものでした。
もし当時、デジイチ使わずフィルムに固執していれば、
その時点で写真趣味は終了宣言したんじゃないか、
と思うほどの事件でした。

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2010年7月 8日 (木)

201系H7編成、夜の御茶ノ水にて

100702_22_201
Canon A-1
FD50mm F1.4 S.S.C.
1/30秒 F2.0
Konica-Minolta Centuria Super 400
JR中央線 御茶ノ水駅
2010年7月2日

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2010年7月 7日 (水)

201系H7編成、四ツ谷駅構内にて

100624_11_201
Canon A-1
New FD80-200mm F4L (135mm)
1/250秒 F5.6
Konica-Minolta Centuria Super 400
JR中央線 四ツ谷駅
2010年6月24日

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2010年7月 6日 (火)

201系H7編成、中野にて

100624_10_201
Canon A-1
FD24mm F2.8 S.S.C.
1/500秒 F4.0
Konica-Minolta Centuria Super 400
JR中央線 中野-高円寺間
2010年6月24日

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2010年7月 5日 (月)

201系H7編成、西国分寺にて

100624_03_201_2
Canon A-1
FD35-70mm F2.8-3.5 S.S.C. (50mm)
1/250秒 F5.6
Konica-Minolta Centuria Super 400
JR中央線 西国分寺-国立間
2010年6月24日

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2010年7月 4日 (日)

New FD200mm F2.8(旧)、\350也(安すぎ)

Dsc_441801

表題も写真も冗談としか思えないと思いますが、
本当にこの値段で買ってきたのです。
もちろん、毎度のジャンク品だったわけですが。

先日、ネットサーフィン(死語)をしていた時、
「恵比寿のカメラ屋で云々」という記事を目にしまして、
「あ、忘れてた」、と。

そういえば以前、店の前を通りかかって、
もう閉店時間過ぎていたので中を覗けず、
まぁ、またそのうちね、と思っていた事を忘れていたのです。

で、始めて行ってみたわけです。
それは、恵比寿の「大沢カメラ」というお店ですが。

店に入ると、まず目の前にライカ等のレンジファインダーカメラが、
ショーケースに入って鎮座しております。
右の壁面にも大きなショーケースがあり、
その一番右の方は、珍しく「Cマウント」専用のコーナーが。
m4/3のおかげで見直されてバブル状態のCマウントレンズ、
お値段の方もかなりバブリーで腰が抜けます。

で、その足下に、ゴロンと転がる数本のジャンクレンズ。

「まぁ、大したこっちゃないだろうけど」と思い、
まず手にしたFDマウントのレンズこそが、


New FD200mm F2.8(旧)


「!!!」

で、値札を見ると


350円


「!!!!!!」

これでもし、元の場所にリリースしろと言われようもんなら、
そのまま渋谷川まで走っていって入水する方がマシよ、
ってなもんですよ。
だって、コムラーより安く買えるなんて(笑)

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2010年7月 3日 (土)

「被写界深度」の「深い・浅い」誤用の件

Dsc_358601

これは、Ai Nikkor 50mm F1.4に、
アタッチメント(中間リング)をつけて撮影した画像です。

左は、確か絞り開放、右は、F5.6だかF8くらいまで絞って撮ったものです。

絞りを開けると、どこにピントが合ってるかも分かりづらいくらいボケボケですが、
絞り込んでやると、PENTAXの文字はハッキリと読み取れ、
機種名の*ist Dsも、かろうじてやめるようになっています。

カメラや写真の事が分かってくると、
いわゆる「ボカし方」を意識した写真を撮りたくなるものです。

人間+風景、という組み合わせの場合、
絞りを開けて背景をボカせば人間主体のポートレートに。

絞りを絞れば、人間も背景もピントのあった記念写真に。

写真には常に、ピントのあう範囲である
「被写界深度」という概念がついてまわってきます。

今回は、その「被写界深度」に関する誤用について。

作例左のような、ボカした写真の事を
「被写界深度が浅い写真」と言います。

一方、右のような、あるいはもっと全面のピントがあう写真を
「被写界深度が深い写真」と言います。

最近、ネットサーフィン(死語)をしていると、
左のようなボカした写真を
「被写界深度が深い写真」と表現する人が多いと感じるのです。
これは、もちろん誤使用なのです。

ボカした方が奥行きがあって、立体感のある写真になります。
単に「深度」という意味では、確かに深い写真なのです。
つまり「深度の深い写真」、と言えば、まぁ間違いではない。

そもそも、「被写界深度」とは何か?

「被写界」の漢字3文字をバラしてみますと、
まず、「被」は写される物、人の事ですね。
「写」も当然、写す、写される、という事。
ここでは、ちゃんとピントの合っているかどうか、という意味だと思います。
「界」は、世界の界、ですが、辞書を見ると「境、区画」という表現があります。

並べて見れば、意味合いとしては「写されるモノにピントがちゃんと合う範囲」、
という感じになるんじゃないでしょうか。

とすれば、「被写界」が「浅い」という事は、
ピントの合う範囲が浅い、狭い、薄い、という事になります。

「被写界」が「深い」という事は、
ピントの合う範囲が深い、近くから遠くまでピントが合っている、
という事ですから、いわゆるパンフォーカスの事になります。

つまり、被写界深度(=ピントの合っている範囲)の浅い・深いと、
写真全体として奥行きがある(深い)か平面的か(浅い)かは、
全く別次元の事だ、という事です。

なので、作例左の写真は
「被写界深度が浅く、奥行きの深い写真」と言えるわけです。

慣れないと「???」になりそうですね。

とりあえず、誤用をよく見かけるもので、ちゃんと整理してみました。

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