VELVIA*201系、有終の共演(3)~豊田のカーブにて

Nikon F4S
Nikkor-Q.C Auto 200mm F4
1/250秒 F4.0
Fujichrome Velvia (RVP)
JR中央線 豊田-八王子間
2010年7月10日
5月のGWの際、F4S+最後のVelviaで撮影を始めましたが、
その時、7カット程残ってしまったため、
現像に出せず、カメラの中に放置となっておりました。
既に期限の切れたVelviaで、
しかも色がすぐおかしくなると聞いていたので、
早く撮り終えて現像に、と気持ちは焦っていましたが、
撮影に行ける日に限って、肝心の天気がよくならない。
なんせ、ピーカンでこそ生きてくるフィルムですから、
曇天であえて撮っても後悔するだけです。
で、ようやく、7/10に「梅雨の中晴れ」となりましたので、
満を持して201系 H7編成を写してきました。
Velviaの特徴の1つは「緑」だと思っていますので、
緑のある景色がいいな、と思い、豊田-八王子間に足を運びました。
いわゆる「お立ち台」として知られるS字カーブ。
その裏に、小高い山と畑があるので、
それを絡めて撮ろうかな・・・、と思って行ったんですが、
これがどうもイマイチ。
畑に植わってたトウモロコシが育ちすぎてたのも理由の1つでしたが(笑)
で、なかなか厳しいとは思いつつも、「お立ち台」の方に行ってみました。
何が厳しいって、VelviaはISO50という低感度フィルム。
走る電車を撮るには、シャッター速をかせぎにくい、という問題が。
この場所だと望遠になるので、持参した200mm F4だと、
開放でも1/250秒がやっと。
1/250秒だと、微妙に「動体ブレ」してしまう実例は、
先日、西国分寺で撮った写真でも紹介した通りです。
で、このシャッター速で強行したところが、この有様。
微妙に、顔がシャキッとしていないのが分かるかと思います。
同じ場所で、1/500秒切ればちゃんと止まる、という実例を以下に。

Nikon F4S
Ai AF-S Nikkor ED 300mm F2.8D II
1/500秒 F2.8
Fujichrome Velvia (RVP)
JR中央線 豊田-八王子間
2010年7月10日
この日、写真を撮っていた時、
すぐ横で撮影していたお父さん(子供2人連れ)が、
201系撮影後に「良かったらお試しになりますか?」
と貸してくれた、ほぼ最新のサンニッパ。
(現行型はVRになっている。)
Velvia「最後の1コマ」が残っていたので、ありがたく撮らせて頂きました。
これだと1絞り明るくなるので、シャッター速も1段早く、1/500秒。
綺麗に正面が止まってくれています
(行き先のLED灯が一部しか写らないのは、仕方ないところ)
ここで撮ると分かっていれば、
そして、ここだと200~300mmが適正と分かっていれば、
最初から「サンニッパ1本勝負」に出られたのに!、
と、強烈な後悔に襲われてしまいました。
おかげで、この日の夜は、ほとんど寝られなかった始末。
でも、よくよく考えていけば、「どうしようも無かった」のです。
・今回の目的は「F4Sに入れたVelvia」で撮る事
・テレで明るい玉はサンニッパしか持っていない。
でも、実は300mmだとちょっと長すぎる感がある。
個人的には、200mmの方がしっくりくる
(10両綺麗に収まる、1両目サイドがしっかり出る、など)
・200mmでF2.8だと、先日買ったFDレンズがあるが、
そもそもVelvia撮りが目的なので除外される
・露出アンダー覚悟で1/500秒にする、という手もあったが、
Velviaでアンダーだと、画が「死ぬ」ので、やはり所期の目的に合致しない。
と考え進めていくと、もっとも理想的な結論としては
「以前、安く売っていたNikkor-P Auto 180/2.8を買っておくべきだった」
あるいは
「兄に返還した80-200/2.8、またはED180/2.8を手元に置いておくか、
または期間限定で借りるべきだった」
という2つくらいしか解決策がなかった、という事になります。
実際は、そこまで見越して事前に行動する事は出来なかったはずで
(そもそも、豊田に行くことさえ、当日南武線の中で決めたくらい)、
今回の結果は「現状では最善だった」と納得せざるを得ません。

最後のVelvia、果たして「大往生」と言える結果を残せたかどうか。
まだVelviaが出始めだった中高生の頃、何度かVelviaで撮影したものの
「まだ実力伴っていない。時期尚早」と判断し、【封印】していたフィルム。
実に、1993年以来17年振りにカメラに装填しました。
最後の最後で一花・・・、と思いましたが、
果たしてどうだったんだろう、と自問自答しております。
201系H7編成は、7/25から、とうとう「みせしめ列車」となり、
通常運用からは完全に離れる、との話しです。
来週末の連休くらいまで、通常運用残っていたら、
今度こそは、あの場所に最適な機材・・・、
恐らくは「A-1+New FD200/2.8」になりますが、
改めて写しに行きたい、と願っております。
その際には、先日買ったコニルタのフィルムを使う、
とい選択肢もありますが、
「Velviaの復讐」を果たすのであれば、
あえて「Velvia100」を買ってきてリベンジ、という手もあるかな、
と考えているところです。
※撮影中、楽しくお話しに華を咲かせて頂き、
サンニッパをお貸し頂いたお父さん、ありがとうございました。
もしご覧になっていたら、コメントよろしくお願い致します(笑)
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コメント
640MB様
個人的には、F2.8開放のポートレートは、
昔からの憧れでもあり、いい感じで撮れたと思っていますが、
一方、この古い200mmは、開放で問題ない描写、
適度かつ綺麗にボケて立体感もあるので、
狙いとしてはベストだったと思います。
また、せっかく借りてこんな事を言うのは不義理ですが、
Aiサンニッパの方がボケは綺麗かもしれません。
この週末走ってくれるかどうか分かりませんが、
チャンスあれば、最後に1枚決めてこよう、と思います。
兄者、
> 後悔から逃げ
常磐線の時は完全にその通りだったな。
さすがに30過ぎると、一喜一憂してもかっこよくない、
と分かっておる。
> ED180/2.8
いや、傾対が分かった以上、手持ち機材で何とかなる。
何のためにレンズ50本以上溜め込んでおるのかw
投稿: ごっさん | 2010年7月13日 (火) 09時28分
二枚目の写真は、さすがサンニッパっという感じですが、今回の場合は被写界深度が少しだけ深いf4のレンズで正解だったと個人的に思います。二枚目の方は顔だけが浮き出ていて私は一枚目の方が好きです。確かに微妙に被写体ブレがありますが、201系の方は223系のように顔に小さな文字が無いのでそれほど目立たないかと…。
やはりVelviaの低感度にやられたという感じですね。ぜひリベンジして下さい。
投稿: 640MB | 2010年7月13日 (火) 06時14分
お、無駄に綺麗な223系w
皮肉にもパーフェクトに決まったね。
その後悔から逃げるようになっちゃあ、おしめぇよ(私のように・・・ね)
こっちでは最早出番も全くなく、燻ったままになってるけど、使う?>180/2.8EDとかその他大勢
投稿: gochi-zoh | 2010年7月13日 (火) 01時32分