2003年の「足立の花火」
Canon EOS5
EF35-70mm F3.5-4.5
Konica JX400
東武鉄道 北千住-小菅間
2003年7月24日
世は花火大会が佳境となっております。
今日も実は、神宮の花火大会を少し観に行ってまして、
本当は201系を撮るために、と持参していた、
MAMIYA-6 KIIで数枚写真を撮ってきました。
現像だしてうまく撮れていれば公開しようと思っていますが、
さて、花火の写真は当たり外れありますからねぇ・・・
で、今回載せたのは、7年前、2003年の「足立の花火」です。
手前を走る電車は東武鉄道です。
荒川の鉄橋の、少し下流側から撮っています。
「花火と鉄道」を題材とした写真は、
実はこの時だけしか撮影できていません。
本当は、この翌年以降も毎年行きたかったのですが、
仕事の都合もあり再訪する事なく、
引っ越しして足立は遠くになりにけりで、
リトライする事もなく現在に至っております。
さて、花火を撮る時に、どうしても気になるのは「露出」です。
露出計なんて、ほとんど役に立たないシチュエーション。
また、長時間露光すると、どうしても、
花火が「流れて」しまうので、
肉眼でみた時と違う印象になってしまいます。
そのへん、勘と経験を積んで対応するしかない・・・、
のがフィルムカメラの時代。
個人的に、この花火大会の撮影がエポックメイキングだったなぁ、
と思い出される理由があって、
初めて、フィルムとデジタルの両方で撮影したのです。
下は、当時使っていた(今も持っているけど)、
ニコンのコンデジ「COOLPIX880」で撮った写真です。
Nikon COOLPIX880
1秒 F4.2 (ISO400)
東武鉄道 北千住-小菅間
2003年7月24日
原寸の写真を見ると、
長時間露出のため、恐ろしいばかりにノイズが出てて、
なんともヒドイ事になっていますが、
縮小すると、あまり気になりません。
記憶が確かならば、
同じ撮影に行った時の写真が、
フィルムとデジタル両方で残っている、
というのは、これが初めてでした。
この時は、まずデジタルで写真を撮り、
そのシャッター速や絞りを見て、
「この状況ならこの露出で」と決めて、
それをEOS5にトレースして撮影。
最初の写真は、そうやって撮影した中の1枚です。
「デジタルによって、フィルム撮影も変わる」、
という初めての経験をして、
新しい時代の到来を肌で感じたのでした。
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