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2010年8月27日 (金)

目黒でFL28mm F3.5を試写

100821_11_fl28
Canon A-1
FL28mm F3.5
絞り優先AE(もどき)F5.6
Fujichrome Velvia100 (RVP100)
JR山手線 目黒-恵比寿間
2010年8月21日
※以下写真、特記以外全て同じ

先日のパンタグラフの回で写真を出してしまいましたが、
1050円のジャンクで購入したFL28mm F3.5を試写した写真から、
4枚をご紹介したいと思います。

今年に入ってから、Canon A-1を購入し、
合わせてFDレンズもいろいろ購入しました。
24/2.8(実はA-1より先に買った。呼び水)、35-70/2.8-3.5、
50/1.4、200/2.8、200/4、80-200/4L。
ちょっと変わったところでは、Minetar 35/2.8なんて珍品も。

その昔、AV-1を使って写真撮っていた時期もあり、
久しぶりのマニュアルCanon復活だったわけですが、
特にA-1は憧れ度の強いカメラだったこともあり、
201系撮りなど重要な撮影に、ちょこちょこと持ち出しております。
かなり使用頻度高いです。

レンズは、少しこだわって、初期のS.S.C.世代の物を買いそろえるように心がけていますが
(200/2.8と80-200/4Lが違う時点で、既にマニフェスト違反?)、
やっぱ、もっと古いFLレンズだって試してみたいよねー、
と思っておりました。

そんな折、ヘリコイドが重くてレンズにヨゴレのあるこのレンズが、
Canon純正UVフィルター付き(銀枠でかっこいい)で1050円だったので、
ちょっと悩んだんですが購入してみた次第。
(実は一度リリースして、後日お店に再訪して購入)

UVフィルターは使わない主義ですが、
この純正のはカッコイイので、あえて付けたままにしております。

さて、まず1枚目は、目黒駅すぐ西側の橋の上から。

「あれ、そこって柵が無かったっけ?」

そう、柵があるんですが、
柵の隙間にレンズを縦位置でぴったりくっつけてみたら、
かろうじて、ケラれる事なく撮影する事ができました。

ただ、この場所だと、28mmでは広角過ぎるみたいですね。
35mm~50mmくらいが良さそうです。
都会を走る205系も貴重な存在ですから、
また今度、前玉の小さいレンズを選んで再訪したいと思います。

100821_12_fl28

FLレンズは、まだコーティングが単層なので、
逆光には弱いかな、と思われますが、
そういえば、逆光のテストをし忘れてしまいました(汗)
ただ順光では、このように素直な描写です。
ちょっと色がシアン寄りな気がしますが。
(ファインダー覗いててもそう思うくらい)

100821_18_fl28
絞り優先AE(もどき)F3.5

開放がF3.5と暗く、
焦点距離も28mmなので被写界深度が深くなりがちですが、
最短撮影距離(0.4m)だと、割とちゃんとボケた写真になりました。

100821_19_fl28
絞り優先AE(もどき)F8

山手貨物線(=埼京線)に3箇所ある踏切のうち1つは、
この「長者丸踏切」。
残り2つはいずれも代々木にあり、
それは以前のエントリでアップした事があります。

丁度ここは、山手線が、山手貨物線をオーバークロスする辺り。
踏切の存在とあいまって、
割とダイナミックな線形で、なかなか楽しいところです。

この辺りで、山手線を綺麗に撮れそうなところも見つけましたので、
また違う機材をもって遊びにきたいと思います。

なお、前回のエントリでも意味深に書きましたが、
FLレンズなのに「絞り優先AE」なんて書きました。
しかも「(もどき)」なんて注釈をつけて。

少しFLレンズに小細工する事で、
絞り優先AEに近い撮影をする事が出来ます。

その詳細を、次回書きたいと思います。
A-1でFLレンズを使っている皆さんには朗報?かもしれません。

鉄道コム

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