D80とColor Skoper 20mm F3.5「白鳥の歌」
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/400秒 F5.6 (ISO100)
小田急 登戸-和泉多摩川間
2010年9月25日
※影の部分をレベル補正(少し明るく)
Nikon D80
Voigtlander Color-Skopar 20mm F3.5 SLII Aspherical
1/400秒 F5.6 (ISO100)
小田急 登戸-和泉多摩川間
2010年9月25日
ブログ再開のエントリでも書いたとおり、
去る9月26日に、
2年3ヶ月連れ添った「Nikon D80」と、
1年5ヶ月前に購入した「Voiglander Color Skopar 20mm F3.5」を売却してきました。
いずれも、この年末に購入する「Nikon D7000」の資金源とするためです。
先の2枚は、売却する前日に、最後の撮影に、と思い、
引っ越し前の家を管理会社に引き渡した後、
毎日通った多摩川の鉄橋のたもとで撮影したものです。
D80は、とても良いカメラでしたし、
カラスコの20mmも、非常に優秀で良いレンズでした。
D80を、安くなる前に売ってしまおう、というのは、
D7000を買う、と決めた以上は、ある程度やむを得ないところですが
資金源に乏しいからとはいえ、この「我が家でも1,2を争う優秀なレンズ」を、
あえて手放す事は無かったのでは?
でも、その「優秀」さが、逆にイマイチだったんです。
とにかく、よく写る。それは間違いありません。
シャープだし、コントラストは高くてシャドーが非常に深い。
ハイライトは、非常に明るい感じがする。
ピーカンの撮影でこのレンズを使うと、実に爽快な写真が撮れます。
夜景も良かった。ネオンライトがキラキラ光って眩しい程です。
もし、このレンズを欲しい、気になる、と思われている方には、
自信を持って「これは良いレンズです。オススメします!」と言いたいのです。
しかし、その「優秀」で「卒がなくて」、「何もかも完璧」な描写が、
逆に「つまらない」印象を与えていたのも事実かと思います。
先日、ペトリFTEの事を取り上げ、写真も載せましたが、
個人的には、クセが強くて、少々事実とは異なるかもしれないし、
逆光だと真っ白に飛んじゃうような個性的なレンズの方が、
自分の表現したいものに近いんじゃないかなぁ、
と思っているのです。
つまりは、あくまで自分と合わなかったのかな、という事。
あの値段でこの描写のレンズが手に入るんだから、
ホント良い時代だよなぁ~、と思います。
しかも、ニコンAi-P用と、キヤノンEF用がある、というのは大きい。
というのも、PENTAXには、純正でDA21mm F3.2という銘玉があり、
僕も非常に重宝して使っております。
一方、ニコンとキヤノンには、これに類するレンズがない。
いわゆる「パンケーキ」レンズの、薄くて小型で常用できるレンズ。
AFが使えないのは辛いかもしれませんが、
その不利を補って余りあるくらいのレンズです。
いろんな写真を撮りました。
今後、機会があれば、また紹介する事もあるかと思います。
と、カラスコの事ばかり書いてしまいました。
D80も、とても良いカメラで、気に入らない事と言えば、
プレビューの拡大をするのに、ボタンを何回も押さないといけない事くらいで、
それ以外で不便に思ったり、困った事はありません。
しかし、今度発売されるD7000と比べると、その違いがあまりに雲泥の差。
なので、値崩れする前に買い換えるのが得策かな・・・、
と考えた次第です。
そもそもは、兄からのプレゼントとしてもらったもの
(その後、車を買い換えるという事で、代金を支払いましたが)。
前の年に、ジャンクのNikkorサンニッパを2万円!で見つけて、
それを使えるニコンのデジが欲しいなぁ、と思ったのがキッカケでした。
あれを買わなければ、うちにニコンのシステムが出来る事は無かったのです。
(その方が、PENTAXに集中できて良かったかもしれませんが・・・)
D7000が発表されるまで、そんなに早く手放す事になる予定は皆無でした。
その日のうちに、元の飼い主である兄に連絡して、
D7000への買い換えを打診したところ、快諾を得ました。
そもそも、そうやってK10D→K-m→K-xと乗り換えてきている兄ですので(笑)
さて、D7000の発売は今月末予定。
購入は、実際には12月くらいになるかな?
とりあえず、価格comで値段の推移を見つつ、
もし値下がりする気配があれば(って、下がると思いますけどね、ある程度は)、
それを見越して購入しようと思っております。
D7000を購入する日を夢見て、
それまでは、ペトリなどをいじって遊んでいようと思います。
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コメント
> 前向きな、生産的な活動(D7000導入)の為のことだというなら尚更のことだ。
ちなみに、売却価格に2万円足すと、
新品でK-7が変える、とか、
NEX-5の単焦点キットだとお釣りがくるかもしれん、
なんて煩悩もありますが(笑)
とは冗談で、D7000の導入を待つよろし。
投稿: ごっさん | 2010年10月 9日 (土) 23時18分
機械モノには、必ず「世代交代」があり
売り時を逃すと、大損をぶっこいてしまう事もままある。
売り時として、実に良好なタイミングではなかったろうか>D80
そもそも、完全にプレゼントとして渡したつもりが
家の財務事情の極度な悪化、そこから来る「カーライフの見直し(自分ひとりで普通車2台の運営は経済的に絶対ムリ)」と来て
Keiの購入資金の一部として購入代金が返還された時点で、D80は名実共に弟者の購入物となってしまったのだから。
情けないにも程がある出来事であった。
当方に無断での売却でも、なにひとつ文句はなかったところであるし
前向きな、生産的な活動(D7000導入)の為のことだというなら尚更のことだ。
D7000の活躍に期待する!w
当方は完全に世代交代が停まったなぁ。
K-rには食指が全く動かなくなってしまったし、そもそも1200万画素以上なんて必要と思えんのよねw
A700・K-x・D5000の「SONY製APSサイズ1200万画素CMOS機」で規格統一して、特に不満がない状況だし。
それに、自分も家も、経済的に今少しは忍の一字かな。落ち着いたらA700をもう一台(そっちか!!w)
投稿: gochi-zoh | 2010年10月 9日 (土) 21時19分