木更津の夜【新春撮影小旅行記】

PENTAX K-7
Petri 55mm F1.8 C.C Auto(M42)
1/30秒 F1.8 (ISO800)
内房線 木更津駅付近
2011年1月2日

日向－成東での撮影が随分消化不良ぎみで終わってしまい、
なんとなくモヤモヤしたまま木更津の宿まで戻ってきたわけですが。

どうにも「撮らずには」いられない気持ち。

で、単身フラフラと夜の木更津に。

ホテルから出てみると、早速、踏切には外房線の電車。

どう考えても撮れるようなシチュエーションじゃないのに、
おもむろにK-7を構えてシャッターを切る。
すると、いつもはまぁ当たらない流し撮りが、
なぜかこうもちゃんと決まってしまう不思議さ。

※ちなみにこの後、いい気になって何枚か流してみましたが、
案の定、どれもブレブレで、てんでダメでした。
どうなっとるんじゃホンマ。

PENTAX K-7
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
8秒 F3.2 (ISO400)
2011年1月2日

夜の木更津を歩いて気づいた事は、
「やっぱ、東京と違って空＝星が綺麗だなぁ」
という事と、
「羽田へ向かう飛行機の通り道なんだなぁ」
という事。

冗談抜きで、3分おき位に、上空を飛行機が飛んでいきます。
丁度、南方から進入してきた飛行機が、
羽田方向に進路を変えるのが、この木更津上空らしい。

これだけ頻繁に飛んでいると、ちょっと撮ってみたくなります。
で、三脚にカメラを設置し、星を撮る恰好にスタンバイ。

普通にオリオン座を撮るようにみせかけて、
上空を飛行機が飛んでいく時にシャッターを押す！

飛行機の羽根の光が、3色の線となって記録されました。
決して、オリオンの3連星が動き出したわけではありません（笑）

PENTAX K-7
SMC PENTAX-DA 21mm F3.2 AL Limited
1/6秒 F4.0 (ISO800)
2011年1月2日

久留里線のキハが眠りに就く木更津駅構内。
ホームには、113系や209系、
都心から走ってきたE233やE217など、
割とバラエティー豊かな顔ぶれ。

しかし、街全体の、どことなく寂れた（失礼！）雰囲気は、
はるか徳島の駅前を想起させて、何となく落ち着くのも確かでした。