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2011年2月 7日 (月)

夜の渋谷駅周辺(AL-1 + Soligor 28mm F2試写を兼ねて)

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※写真は全て、
Canon AL-1
Soligor 28mm F2
Fuji Natura 1600
絞り優先AE(全てF2開放)
JR渋谷駅近辺
2011年2月4日

カメラとレンズのテストも兼ねて、渋谷駅の近辺を歩いてきました。

銀座線で渋谷に乗り込み
(1枚目が、銀座線ホームにて)、
東急東横店を出てモヤイ像の前を抜け、
バス停付近で「三味線」の路上ライブをするお兄さんを横目に、
246を渡り、渋谷模型のある方へ(場所の確認)。

246に戻って山手線をくぐり抜け・・・ようとしたら、
山手線と東横線の「間」に入れると知り、そこに入る(これが2枚目)。
東横線をくぐると、そこには、渋谷川が暗渠になる部分の橋で、
そこから渋谷川を撮り(それが3枚目)、
歩道橋を昇って東口のバスターミナルを見下ろすところで、
銀座線をサイドビューで狙う(4枚目)、というコースでした。

今回、カメラもレンズも「お初」。

AL-1は、フォーカスエイドがついたカメラとして知られていますが、
個人的には「New AV-1」とでも言いたくなるようなカメラで、
非常に使い勝手がよろしかったです
(昔、AV-1を使っていた事があるので、手に馴染んでいる)

フォーカスエイドの精度は、あまり当てにならなさそうですが
(合焦マーク出るのに時間かかるし、ゆるく合わせても合焦マーク出るし)、
単4のおさまるグリップが持ちやすい事(そもそも、単4がナイス)、
マニュアルのシャッターが1/1000~1/15秒の範囲で設定できる事など、
AV-1に無い、あるいは他のキヤノンの(同時期の)カメラに無いものが、
いろいろあって使いやすいいです。

さて、今回の目玉は、そんなお気に入りのAL-1をさしおいて、
先日2100円ジャンクで拾ってきたSoligor 28mm F2です。

「絞り不良」となっていたので、
バラして清掃組み立てすれば大丈夫だよね~、
と軽く鼻歌交じりで買ってきたのは良いんですが、
さて、とマウント部分を外して、
絞り動作のレバーを指で動かそうとしてもビクともしない。

あれー?、と思って分解を進めていくと、
少し顔を出した部品の一部が「赤サビている」のが目に入る。

なぬ~~~!?

そこから、バラしてバラして、取りだした絞りはこの有様!↓↓

Imgp1160

いやはや、まさに前代未聞です。
塩水に浸してから10年間放置しました、
とでも疑いたくなるような、見事なまでの赤サビっぷり。

でも、レンズや鏡胴は非常に綺麗だった事から、
海水落下レンズって感じでもなさそう。
なので、なんでこんな酷い事になったのかは、全くの不明です。

慎重にバラして清掃(というか、紙ヤスリでゴシゴシでしたが)しましたが、
羽根が2枚、完全に朽ちて崩壊してしまいました・・・
残った羽根を組み立ててみましたが、
当然ながら、仮に絞っても、「歯抜け」で向こうの明かりが入りまくり。

なので、現状では「絞り開放専用レンズ」とせねば仕方がないです。

上記4枚の写真が、全て「F2開放」なのは、
暗いという理由は当然として、絞れないのでやむを得ず、
というのが真相なんであります。

で、絞り開放で夜景撮ったりなんかすると、
収差が目立つのは、仕方ない事です。

例えば、4枚目の写真の、右上の方を一部抜き出してみると・・・

110204_32_trim

いやまぁ、見事なまでのサジタルコマフレア、になるかな?
光源がジワ~、と滲みまくっております。

で、普通なら、ここで「不合格!」を宣言するところなんでしょうが、
個人的には、むしろ、文字の方に注目しています。

これだけ光源滲んでいるのに、
文字がしっかりくっきりと解像しています。
芯がしっかりしている、とでも言うんでしょうか。

写るべきものはキチンと写りつつ、
光源だけはフレアが盛大に出る、という、
ちょっと変わった描写で
(フィルター付けてるみたいですね)、
これはこれで夜景撮りには楽しいレンズです。

実際、今回AL-1で絞り優先AE撮影してましたが、
ほとんどの場面で、シャッター速が1/125秒を下回る事がない、
1枚目あたりなんて、1/500秒くらいだったような。

いやいや、いくら1600のフィルムで、絞りF2だからって、
そんなシャッター速度になるわけないじゃないの、
やっぱジャンク750円のAL-1(えらい安かったわけで)
の露出計はあてにならないなぁ・・・、と思って、
それでも試写だからと、かなり投げやりに撮ってたのに、
多くのコマが「ほぼ適正」な露出を得ておりました。

この組み合わせ、夜景撮るのにはベストなんじゃないか、
と思える程で、かなりワクワクしています。

ちなみに、28mmとはいえ、F2と大口径なので、
近いものを被写体にすれば、この程度にはボケてくれます。

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と、開放の写りにワクワクのごっさんですが、
でも折角なら、絞りの生きたジャンクを別に求めて、
ニコイチにしたいと思っているのが本音でありました(笑)

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コメント

高麗様

うわぁ、これはヒドイ?ですね>35/2.8。
確かに、安いコンパクトカメラのような写りです。
これが、絞ると化けるというにも、また楽しいですね。
僕の28/2も、是非絞った描写を体感してみたいところです。
絞り作るかな・・・(笑)

せみちゃん。様

いつもどうもです。

渋谷川は、「暗渠マニア」?には馴染みの場所ですね。
実際足を運んだのは初めてで、
はぁ、こうなってるのかぁ、と思いながら撮ってました。
この近辺、東横線が地下化されたり、
東急東横店が建て替えられたり(計画あるらしい)したら、
また景色が変わると思いますので、
今のうちにいろいろ撮っておきたいと思います。

投稿: ごっさん | 2011年2月17日 (木) 22時13分

どうもです。

久しぶりにのぞいてみたら,見覚えのある風景の写真が…。
私も昨年5月に「ペンスケ展6」でギャラリー ル・デコに向かう途中,妙に気になった風景でした。
サイバーパンクっぽいといいますか・・・。
で,その時に撮った写真(画像)をTwitpicの方に載せましたので,ご参考まで・・・。
(← って,早くブログ始めろよっ!って感じですが・・・)

http://twitpic.com/40kqwx

それでは,ペンスケ展7で・・・。

投稿: せみ ちゃん。 | 2011年2月17日 (木) 10時25分

>以前紹介したMinetar(東京光器=Tokina)と似た感じでしょうか。
ちょっと違いますね。といっても壊してしまったのであまり撮っていませんが、Soligor の写りは
http://fantastic-camera.com/grave03/image.php?id=17681
こんな感じです。「B級レンズグルメの快楽」での「ピントがどこに合っているのか分からない」という感想が信じられなかったのですが、実際に使ってみて実感しました。
外観はマウント側に銀の絞りリングと黒色のプリセットリングがある、この頃の Soligor 共通のデザインです。小さくてかわいいやつです。

見た感じ、Soligor 28mm F2 の開放も面白いのでダメダメではないですよ、多分。

投稿: 高麗 | 2011年2月15日 (火) 23時01分

高麗様

プリセットの35mm F2.8とは、
以前紹介したMinetar(東京光器=Tokina)と似た感じでしょうか。
あれも、相当「開放付近はクセがある」レンズでした。
古いレンズは、「絞ってなんぼ」なものが多くて、
むしろ開放のおもしろさを生かした写真を撮りたくなりますね。
今回のF2は、クセはありますが、ダメダメな描写でもないので、
いろいろ楽しんで撮れる気がします。

投稿: ごっさん | 2011年2月15日 (火) 01時28分

Soligor 28mm F2 ですか、それはそれは羨ましい一品ですね。
というのも、Soligor 28mm F2.8 & 35mm F2.8(T-MOUNT,PRE-SET) を持っているからです。
F2.8-4 までは見事に収差まみれのぼけぼけで、まるでトイカメラ並みです。
しかし、F5.6 から突然シャープになる変化が面白く、使い分けが出来ます。
大口径の存在は知っていましたが、絞りがそこまで朽ちているとは残念ですね。

投稿: 高麗 | 2011年2月13日 (日) 00時24分

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