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2011年2月 3日 (木)

広田尚敬さんの「現代的」国鉄時代の写真

そもそも子供向けの本なんですけど、
なかなか見応えがあるのでご紹介。

講談社の子供むけ乗り物本では、
広田尚敬&泉親子の写真による鉄道の本がいろいろあります。
うちのチビちゃんも愛読しています(笑)

この『首都圏の電車 いまむかし100点』は、そのシリーズの最新刊。

同じ路線の、昔の電車と今の電車を並べて比べてみよう、という趣旨で、
例えば山手線だと、上半分が103系、下半分がE231-500。
中央線だと、上半分が101系、下半分がE233。
房総列車だと、上半分が153系「犬吠」で、下半分がE259「N'EX」など。

そんな調子で、昔と今の電車の並びが全ページに載っています
(あ、もちろん、私鉄も網羅してますよ。)

1つ1つの写真自体は、既にどこかで見た事のあるものばかりで
(江ノ電の写真など、僕が持ってた古い電車本の写真そのまんまでしたし)、
そう珍しいものでもないんですが、
特に、上半分の古い写真のクオリティが非常に高い!
下半分の最近=デジタルの写真と、なんら変わらない風合いで、
決して「昔の写真」って感じがしないのです。

実は、同じ本屋で、別の鉄道本を立ち読みしていた時に、
国鉄時代の(とは言っても80年代くらいだと思う)写真が、
えらく色あせてボヤけた感じだったのを見たばっかりだったので、
その違いがあまりにも歴然過ぎて、
なおさら美しく見えてしまいました。
153系のオレンジ顔など、
EOS-5D MrakIIで撮ったんですよ、とウソをついても、
知らない人なら「へぇ、綺麗に撮れるねぇ」と納得するんじゃないか、
と思える程でした。

一般的に、古い写真=ノスタルジック=ボヤけてたり色あせてたり、
という印象で見てしまうと思いますが、
別に、色あせた写真にしたければ、
その辺のヴィレッジヴァンガードに行ってトイカメ買って、
ちょっと癖のあるネガを詰めて撮って、
現像温度管理の甘いDPEで現像すれば、
そんな感じの物を作る事は造作もない事です。

くだんの雑誌の場合、たくさん写真があるから、
いちいち画像を補正する暇なんてない、って事もあると思いますから、
一概に比較すべきものではないんですが、
少なくとも、広田尚敬さんが、Canon F-1
(多分、時代的にそうなるはず)にKodachrome(だと思う)を詰めて撮った写真は、
その辺のデジイチなんて軽くいなすような、
超ハイクオリティで情報量の多いものなんだ、という事を、
まざまざと見せつけられた思いです。

わざわざ買う程かどうかは別として、
本屋で是非、子供本(のりものコーナー)を覗いてみて下さい。

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