広田尚敬さんの「現代的」国鉄時代の写真
そもそも子供向けの本なんですけど、
なかなか見応えがあるのでご紹介。
講談社の子供むけ乗り物本では、
広田尚敬&泉親子の写真による鉄道の本がいろいろあります。
うちのチビちゃんも愛読しています(笑)
この『首都圏の電車 いまむかし100点』は、そのシリーズの最新刊。
同じ路線の、昔の電車と今の電車を並べて比べてみよう、という趣旨で、
例えば山手線だと、上半分が103系、下半分がE231-500。
中央線だと、上半分が101系、下半分がE233。
房総列車だと、上半分が153系「犬吠」で、下半分がE259「N'EX」など。
そんな調子で、昔と今の電車の並びが全ページに載っています
(あ、もちろん、私鉄も網羅してますよ。)
1つ1つの写真自体は、既にどこかで見た事のあるものばかりで
(江ノ電の写真など、僕が持ってた古い電車本の写真そのまんまでしたし)、
そう珍しいものでもないんですが、
特に、上半分の古い写真のクオリティが非常に高い!
下半分の最近=デジタルの写真と、なんら変わらない風合いで、
決して「昔の写真」って感じがしないのです。
実は、同じ本屋で、別の鉄道本を立ち読みしていた時に、
国鉄時代の(とは言っても80年代くらいだと思う)写真が、
えらく色あせてボヤけた感じだったのを見たばっかりだったので、
その違いがあまりにも歴然過ぎて、
なおさら美しく見えてしまいました。
153系のオレンジ顔など、
EOS-5D MrakIIで撮ったんですよ、とウソをついても、
知らない人なら「へぇ、綺麗に撮れるねぇ」と納得するんじゃないか、
と思える程でした。
一般的に、古い写真=ノスタルジック=ボヤけてたり色あせてたり、
という印象で見てしまうと思いますが、
別に、色あせた写真にしたければ、
その辺のヴィレッジヴァンガードに行ってトイカメ買って、
ちょっと癖のあるネガを詰めて撮って、
現像温度管理の甘いDPEで現像すれば、
そんな感じの物を作る事は造作もない事です。
くだんの雑誌の場合、たくさん写真があるから、
いちいち画像を補正する暇なんてない、って事もあると思いますから、
一概に比較すべきものではないんですが、
少なくとも、広田尚敬さんが、Canon F-1
(多分、時代的にそうなるはず)にKodachrome(だと思う)を詰めて撮った写真は、
その辺のデジイチなんて軽くいなすような、
超ハイクオリティで情報量の多いものなんだ、という事を、
まざまざと見せつけられた思いです。
わざわざ買う程かどうかは別として、
本屋で是非、子供本(のりものコーナー)を覗いてみて下さい。
【送料無料】首都圏の電車いまむかし100点 [ 広田尚敬 ] |
| 固定リンク
「鉄道」カテゴリの記事
- 東急8500系、こどもの国線で復活運行(2026GW)写真&YouTube(2026.05.07)
- 謹賀新年2026(2026.01.04)
- 御年「二十歳」の*istDsで、京王線ロケハン(南平付近)(2025.11.08)
- 野岩鉄道へ (6・番外)野岩鉄道の未来を思う(2025.10.09)
- 野岩鉄道へ (5)川治湯元の俯瞰で終撮(2025.09.30)

コメント