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2011年6月28日 (火)

Cyber-shot DSC-TX7、恐るべき能力に感嘆

GWの旅行の時、AVCHDの動画が撮れるコンデジとして、
SONYのCyber-shot DSC-WX5をレンタルして、
予想以上に快適に使えた事は、以前レポートした通りです。

あの後、うちにあるAVCHDのビデオカメラを、
Cyber-shotへ買い換える計画を立てました。

元々持っていたCanon iVis HF100は、
写りにこそ不満は無かったものの、
デジカメ系とは異なる操作法に慣れなかったり、
(少なくとも購入当時は)相当小さく、軽いボディだったものの、
コンデジに比べてしまうと、その大きさはやはり気になるものです。
(とはいえ、当時は、AVCHDの撮れるコンデジ無かったんですけどね。)

そして、子供の成長記録用カメラとしては、
広角に弱い事が非常に致命的でした。
どうしても、足下とか、近くにいるもんで、
ワイド端が、確か50mm相当くらいだったかな?、
程度だと、どうしても「足りない!」と感じざるを得ませんでした。

売っても二束三文かなぁ・・・、と思って調べてみると、キタムラの買い取り価格で、
まだギリギリ1万円をキープしてました。

そして、少し古いCyber-shotであれば、1万円台ないしそれ以下で充分購入できる。
差額の計算してみると、買い換えるのは「今が最後のチャンス」でした。

HF100は、うちのチビが生まれ落ちたすぐ、
「生後1時間」程度のオギャーな時に、
ハイビジョンで記録する、という大役を果たしてくれた、
とても思い入れのあるカメラでしたが、これらの理由により、退役を決めました。

※iVisにワイコンを外付け、も考えたんですが、
ワイコン自体が1万円少々する。
同じ金額でCyber-shot買える(笑)、と分かった事が決定打でした。

AVCHD対応のCyber-shotを選ぶ上で、
最も重要視したのは「マイクが前面を向いているかどうか」でした。
WX5を借りて使って、唯一不満だったのは、
目の前の子供の声より、回りの環境音の方がはるかによく聞こえる事。
マイクが、カメラの上面についていたからです。

一方、TX系の場合は、前面を向いています。
購入目標は、TX7、TX9、TX10辺りに絞られました。

そんな折、丁度、偵察に行った日本橋キタムラのアウトレットコーナーに、
DSC-TX7(時期的には、WX5より少し古い)のアウトレットが、
割と安く出ていたので、これと下取り交換の形で購入しました。

Dsc_1601

こうして、容積的には半分以下に激減しつつも、
AVCHDにてハイビジョンの動画が撮影でき
(AVCHDにこだわる理由は、松下のブルーレイレコーダで、
直接再生する事が出来るから)、
そして、1000万画素「裏面照射型CMOS」で静止画が撮影できる、
相当強力なコンデジが(意外と安価に)我が家にやってきました。

発売後1年以上になるカメラですが、
いろいろ作例を紹介したいと思います。

Dsc00058

いつもの、喜多見駅ホームの端にて定点撮影。
テレ端にズームアップ、感度を高めにしてシャッター速を早めに。

なにげなく撮ってますが、これ、大したもんです。

シャッターを押して、すぐに画像になっている、
つまり、シャッターのタイムラグが、ほとんど感じられないのです。

安いコンデジやケータイのカメラだと、
シャッターを「えい」と押しても、コンマ何秒遅れてシャッターが切れます。
なので、電車が、思い通りのところに止まってくれません。
しかし、このカメラに「遅延」を感じる事はありませんでした。

TX7で電車を撮る機会は少なそうですが、
とはいえ、「撮ろうと思えば、撮る事が出来る」と思うだけで、安心感が違います。

Dsc00059

Dsc00060_2

夜景を2枚。上は、最高感度ISO3200まで上げての撮影、
下は、手持ち夜景モードにて撮影。
この条件下だと、ISOは400に落ちた上で撮影されています。

夜景モード時は、一度シャッターを切ると、カシャカシャ・・・、と6枚自動的に連写されます。
それを、カメラ内で合成して、1枚の夜景写真を作り出すわけです。
1枚辺りのシャッター速が早くなるので、手ブレしにくいし、
その変わり、電車など動体のものの場合、
処理はしてくれるものの、当然、止まって写る事はありません。
あくまで、止まっている風景を撮るためのモードです。

この夜景モード、肉眼だと暗すぎて見えないものまで写るので、
その能力は非常に高いのですが、
一方、感度3200の描写も、悪くないな、と思いました。

下は、TX7の他、PENTAXのデジイチとコンデジでも、
同じ条件にて撮影したもの(撮影日は異なります)。
真ん中の方を、等解像度で抜き出してあります。

Tx7_night_sample

TX7の3200(左上)は、確かにノイジーで、ディティールも潰れています。
右上の「手持ち夜景モード」に比べるまでもありません。

しかし、これが1/2.4型の「ごく普通の」コンデジサイズのパネルを搭載している、
という事実を忘れてはいけません。

例えば、左下は、PENTAXの古いデジタル一眼レフ、
*ist Dsの感度を3200にあげて撮った物。
一方、右下は、4年ほど前のPENTAXのコンデジ、
Optio M30(700万画素のCCD)の感度を3200にして撮影
(3200なんて感度が、コンデジに乗り始めた頃かな?、と思います)

*ist Dsの方は、さすが、古くてもデジイチです。
立派なもんです。・・・てか、*ist Dsの高感度撮影が、
こんなに「普通に撮れる」ものと思っていなかったので、
試写していた自分が驚いてしまいました(笑)

一方、無理して3200を載せたんじゃないの?、と思うのがM30。
色が滅茶苦茶になってるし、ディティールもへったくれもありません。

それを考えると、「ごく普通のコンデジ」で、
これだけの画質の3200が撮れるなんて、驚異だと言えます。
充分、実用的に使える画質です。

Dsc00138

感度を3200にすると、地下鉄車内からでも撮影できる、という見本。

しかも、この時乗っていた209系1000番代(だったと思う)は、
前面ガラス自体がかなり黒いため、あまり前が見えないんですが、
それでも、なんとなく写真になるものが撮れました。

Dsc00115

会社近くの不動産屋が飼ってるらしいワンちゃんは、
いつも、バイクの上に乗ってニコニコと笑っています。
今にも落ちそうなのに、このユラユラ加減が絶妙なのかしら・・・?

これは、ワイド端(35mm判の25mm相当)で撮影した画像です。
正直、樽型の歪曲は、相当ヒドイです。
見る人が見たら「使えない!」と思うかも知れません。

個人的には、まぁ、別に「作品」を撮るカメラじゃないし、
別にいいかなー?、と思っております。いい加減です(笑)

少なくとも、かつて、EOSの銀塩をメインで使っていた頃、
ワイド端はEF35-70mmの35mmだった時代が長いごっさんには、
25mmなんて「超広角」は、楽しくて仕方ありません(笑)

Dsc00224

先日、似たような写真を既にアップしましたが、
渋谷駅東口の歩道橋から、銀座線を一枚。

これは、電車を動体ブレさせるために、
感度をあえて最低の125に設定し、
歩道橋の欄干・手すりにカメラを置いての撮影でした。
さすがに、夜景モードで撮るわけにもいかないので。

Dsc00226

同じ場所で、スイングパノラマ撮影したもの。
ブログだと、幅を最大800までで縮小して掲載しているので、
この「広大さ」をお伝えしづらいのが残念です。

他に、DSC-TX7を使ってて、
あぁ、これ便利、と思うことが、ズームの焦点距離。

35mm判換算で25-100mm相当のズームだ、となっています。

実際ズームしてみると、液晶の右上の方に「×2.0」という感じでズーム比が表示されます。

25mmが起算だと、計算がしやすいんですよ。

「×2.0」であれば、50mm相当だから標準域だな、とか。
「×3.0」であれば、75mm相当だから中望遠だな、とか。

日頃、何mmかを意識しながら撮る機会が多いので、
これだけ明瞭に「今は何mm」が分かるだけで、
俄然「撮ってる!」という気分になれるんです。不思議な事に(笑)

不満な所は、動作が鈍いところ。
時々、フリーズしてる?って思うこともあるし、
タッチパネルの動作も緩慢。
AndroidのXperiaをいじっているような感覚からは程遠いです。

後は、持ちにくいところ?
レンズの位置がヘンな場所だし、グリップ的なものもないし、
液晶は全面で、かつタッチなので触れないし。
「タッチON/OFFスイッチ」とかあれば、
撮影中も背面をペタペタ触れるんですけどねぇ。

ま、この辺は仕方のないところです。

後、AFモードに「無限モード」があれば、
「これは明らかに無限だからAF不要」
というシチュエーションでピント合わせの時間を節約でき、
また、AFセンサーも反応しないような暗がりでも、
ピントを迷わず夜景を撮影出来るのになぁ、とも思いました。

言い始めればいろいろ意見や文句も出てきますが、
写り自体には大きな不満もないし、
撮ってても、意外と?「楽しい」と思えるカメラでもあります。
そう、仮にもツァイスだしね、天下のZeiss(笑)

子供撮りに、と言いつつ、いつもカバンやポケットに忍ばせて、
撮影チャンスを虎視眈々と狙っております。

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コメント

1週間以上かけてここまでエントリー書いて、
数日後には新PENがAVCHD対応で登場とか出るんだから、
世は無常と言うかなんと言うか(泣)

とはいえ、手持ち夜景はなんとも楽しい。
仕事帰りの夜道にいろいろ撮れる。

ただ、何となく「カメラ」って感じがしないのは、
やはり、SONYの作ったデジタルデバイスだからか(笑)

投稿: ごっさん | 2011年7月 1日 (金) 11時11分

ワシも買ってしもた・・・orz


考える事は一緒やな。
>AVCHDフルハイビジョンでハンディカム要らず
>裏面照射CMOSの高感度撮影能力
>薄型軽量なわりに広角24mm近辺までフルカバー

完璧なカメラとは言い難いが
言うなれば何か・・・「軽巡なみの戦闘力を持った小型駆逐艦」的な凄みを感じる。


ちなみに当方8800円で落札。
安なったもんじゃのうwwwww というか「不当に価格下落してる」とも言えるなぁ。
そりゃまあ今のトレンドが「1600万画素(笑)」と来た日にゃ・・・ねぇw

投稿: gochi-zoh | 2011年6月29日 (水) 14時34分

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