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2011年6月30日 (木)

ついにメンテ完了!PEN Zuiko 100-200mm F5を試写

当ブログを、初期の頃からご覧頂いている殊勝な方(笑)がいらっしゃるようなら、
「そういや、あのレンズはどうなったわけ?」
と疑問に思われているかもしれません。

少々おさらいしておきます。

もう3年前、2008年の丁度今頃
(書いている時点での話しだと、まさに丁度3年前の6月29日、あの年は日曜日)、
フジヤカメラのジャンク館で、オリンパスPEN F用の
「Zuiko Zoom 100-200mm F5」を購入しました。

※その時のエントリ↓
ジャンクのAF NikkorとPEN用Zuiko

今となっては信じられない?話しですが、
このレンズを買うまで、ごっさんが購入するジャンクのレンズは、
基本的に「分解清掃しなくても実用的に支障ないレベル」
のものだけを選んで購入していました。
つまり、自分で分解清掃するなんて、思いも寄らなかったのです。

しかし、このレンズを購入した事がきっかけで、
「自分で何とかしてみよう!」という気になりました。
(それが、良かったのか悪かったのかは別として。笑)

とはいえ、初めてのことなので、試行錯誤の連続。
まずは道具を買いそろえるところから始めて・・・、
あのネジを外すのか?、その後はどうなってるのか?、
なんとこんなところから小さいスチールボールが!、てな具合で、
やることなすことが初めての事ばかりでドキドキでありました。

そもそも「絞りが動かない」「中玉が汚れている」
という状態のジャンクレンズでしたが、
いずれも、レンズの一番真ん中付近で、
その箇所を完全にバラす所まで、なかなか辿り着きませんでした。

で、誰かバラしかた教えて、という他力本願なエントリを書いた事も(笑)

※それがコレ↓
ご存じの方がいらっしゃったら・・・

しかしその後、このレンズのメンテナンスマニュアルをネットで見つけて、
しげしげ見ているうちに、隠しネジを見つけて分解に成功。

※感動?の全バラシ完遂報告↓
やっと分解できたPEN ZOOM 100-200mm

と、これでメンテナンス完了で、いざ撮影に・・・

行ける状態にまでならなかったのです。

理由は、「無限がでない!」

ヘリコイド付近で調整できるはず、という思惑はよそに、
どう頑張っても、テレ端で無限が出ないのです。

どうなっとるんじゃ!、とやけっぱちになり、
結局、そのまま放置する事になってしまいました・・・

それから、早い物で2年の月日が流れました。

先頃何度もエントリに書いた「ペンスケッチ展7」の、
前日搬入から帰った晩に、なぜか、突然「あのレンズを直そう!」
と思い立ち、箱から取りだしてみたのです。

特に何か思い当たるフシがあったわけでもないんですが・・・

ただ、「ピントの調整だからって、ヘリコイド周辺だとは限らない」
という経験をしてきたので(特にズームの場合)、今度は目線を変えて、
内部で調整できる部分はないかを探ってみました。

その結果・・・、

ん?これは!・・・!!!

ついに見つけました!ここで調整するんだぁ~~~!

ヒントは「三脚座を外すと、なんで穴が2個あいていて、
しかもなぜ、その中に、イモネジが2つ見えているか」、にあります。

分かる人は、これだけで分かるはずです(笑)

ようやく、PEN 100-200mmのメンテナンスが「完了」しました!
絞りとレンズは、以前掃除した状況で変わりなく、
無事に撮影する事が出来ました。

折角の望遠なので、いつもの喜多見駅ホームからの小田急撮りにて試写しました。

110618_04a_100mm
※100mm

110618_05_140mm
※140mm

110618_05a_160mm
※160mm

110618_06a_200mm
※200mm

いずれも、
Olympus PEN F
Zuiko Zoom 100-200mm F5 (PEN)
1/500秒 F8
Fuji Superia X-TRA400
小田急 喜多見駅
2011年6月18日

この4枚から、等倍で切り出したのが、下のサンプル。
若干ピントを外してるかな、とか、動体ブレしてるかな?、
というものもありますが、ご了承ください。

Pen_100200_sample

はっきり言って、「ガチ」ですね、このレンズ(笑)

恐らく、1960年代後半の設計・発売のレンズのはずですが、
ごっさんの理解では、「60年代のズームは黎明期のものだから、
基本性能では単焦点に著しく劣るので、実用性は低い」
ものと思っておりました。
この3年間、メンテを後回しにしてたのも、
「直したところで、たかがしれてるだろうから」
という思いこみもあったように思います。

そんな誤解を、ものの見事にぶち壊してくれました。

ただ、撮影してみて、全く問題がなかったわけではありません。

PEN FTではなくてPEN Fで撮影したからかもしれませんが、
ファインダーで覗いてみると、右上と右下(だったと思う)の方が、
ケラれているように見えます。いわゆる「ミラー切れ」です。

実際にはちゃんと写るわけですが、
ファインダーの中に黒い影が出ていると、気になってしまいます。

また、このレンズは自動絞りではないため、
絞りを「開ける」「閉める」のリングがついています。

レンズを構えてみると、
「絞り設定リング」「絞り開閉リング」「ズームリング」「ピントリング」が、
ほぼ隙間なく並んでいるため、
いざ撮ろうとした時に「さて、どこを持てばいいのやら」と、
迷ってしまいました。
適当に構えてしまうと、やれピントがずれただの、
絞りを開けてしまっただのと、どこかしら触ってしまうのです。

ともあれ、ガッツリと写るレンズだと分かったのは大きな収穫。

しかし、「これをアダプタかましてNEXにつけるとどう写るのかなー」、
などと、既に興味の方向性が別の角度を向いております(笑)

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