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2011年7月15日 (金)

KOMURANON 28mm F2.5~「ローファイ」で「クセ玉」だけど…

前回は、期せずして迎え入れる事となったミノルタのMF機、
X-600の事をいろいろ書きました。

で、折角ミノルタのMF機を導入したんだから、
何か1つくらいは、MCかMDのロッコール欲しいよねぇ、
と思って、またまた新宿方面に物色へ。

本命は、MD Rokkor 45mm F2。
「パンケーキと言うにはちょっと大きいけど、その代わり少し明るい」
のが特徴のレンズです。
以前、新宿中古カメラ市場のジャンク棚に、
3本か4本がズラリと並んでいて、
しかも、全て5千円以下だった事があります。
今思えば、あの時に「こんな事もあろうかと」と思って(笑)買っておけば良かったかな、
と思わなくもないんですが、あれ以来、とんとお姿を拝見する事がありません。

後は、昔撮り慣れたMC Rokkor 50mm F1.4とか、
その少し先祖のMC 58mm F1.4とか、
45mmに負けず薄いレンズのMC 55mmないしMD50mmのF1.7とか、
お目当てのものはいろいろあったんですが。

買ってきたのは、なぜか「KOMURANON 28mm F2.5」でした(笑)

Dsc_1631

そもそも、コムラーのレンズに不思議な親近感を覚えるごっさんは、
既に、KOMURANON 90-250mmだの、300mm F5だのを持っております。
まぁ、そう頻繁に使っているわけではないですが(苦笑)

コムラーの広角単焦点と言えば、
「世の中が歪んで撮れる」事で有名?ですが、
今回のは「KOMURANON」銘なので、比較的新しいレンズのはず。
そこまで酷くはないと思って買ってみました。

状態はお世辞にも良い物ではなく、
ピントリングはガタガタだし、絞りは動かないし。

バラしてみると、既にバラされた形跡がありありで、
絞りの連動部分に到っては、部品がゴッソリ抜かれてて自動絞り動作せず(泣)
ピントのガタも、原因を特定するのに手間取り、
結局、「ほぼ完全バラシ」をする羽目になりました。
まぁおかげで、このレンズの全容を知る事ができたわけですが。

自動絞りが使えないため、絞り込みでの使用となりますが、
X-600で使おうと思うと、開放以外ではAE撮影が出来ません。
絞りリングからの情報は本体に伝達されるのに、
絞りは開放じゃなくて絞りこまれているわけで、
1段絞るごとに2段分シャッター速が遅くなっていく状態でした。
こうなると、外部露出計で測光して、マニュアルで撮るしかありません。

適当に、家や会社の近所で試写した写真を3点。

110707_03
1/500秒 F4.0

110707_08
1/500秒 F4.0

110707_18
1/1000秒 F5.6

※3枚とも
Minolta X-600
KOMURANON 28mm F2.5
Kodak Super Gold400
2011年7月7日

間違いなく「クセ玉」です。
なんせ、ファインダー覗いてピント合わせてても、
どこにピントがあっているか、全然分からない(汗)
ほとんど勘に近いノリでピント合わせて撮っていました
(X-600はフォーカスインジケーターが付いていますが、
これ自体が、アバウト過ぎてあまり役に立たない・・・)

歪みについては、言われてみたらまぁ・・・?、って感じで、
そんなに「世界が歪んでいる」って感じでもありませんでした。
一応、コムラー末期(笑)のレンズだけに、
ちゃんと収差補正はされているようです。

開放はF2.5と明るいので、被写体に近づけば、
かなり背景をボカして撮る事が出来ます。
ただ、お世辞にも美しいボケとは言いがたいかもしれません。
とりあえず、画面周辺部のサジタルコマフレアは盛大に出ております。
そういうのが好きなら、何の問題もありません。

3枚目の写真は、割としっかり写ってます。
でも、無限遠を試写したコマだと、あまりシャキっとしてません。

何となく、被写体が3~5mの時に、
一番最適な描写をしてくれるようです。

自動絞りが使えないだけに、
操作性の面でもクセのあるレンズでしたが、
個人的には、充分「おもしろい」と思えるレンズでした。
やけに馬鹿デカイのも、また楽しい(笑)
常用レンズってわけにはいかなさそうですが、
ちょっとクセのある写真を撮りたい時に重宝しそうです。

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