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2011年11月

2011年11月17日 (木)

東京駅には「丸い鼻」がよく似合う

Imgp6088

Imgp6092

※いずれも、

PENTAX K-7
SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL (12mm)
(上)1/100秒 F8.0 (ISO100)
(下)1/125秒 F5.6 (ISO100)
JR東京駅
2011年11月12日

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2011年11月13日 (日)

D7000のモノクロモードを徹底追求する

「デジタルでは白黒は撮らない!」と決めていました。

理由は簡単で、白黒撮るならフィルムで撮りたいからです。
すっかりフィルムのラインナップも少なくなって、
特に、ISO400以上の高感度で撮れるものと言えば、
イルフォードとコダックの3200を残すのみ。
(コダックは、国内正規取り扱いはないので、
かわうそ商店」さんが輸入しているものを買う事になります。)
折角なら、今あるフィルムでいろいろ撮ろうよ、
と思っているからです。

しかし最近、「デジタルの白黒が良い」という話しをよく聞くようになりました。
そういえば、一応、D7000にも白黒モードってあったんだっけ。
とりあえず一度撮ってみるかな・・・、
と軽い気持ちで挑戦してみる事に。

で、D7000のピクチャーモードで「モノクロ」を選択しようとすると、
そこからカスタマイズの画面に進むことが出来ます。
どんなカスタマイズが出来るのやら、と思って覗いてみると、

Dsc00958

ほほぉ?

コントラストや明るさはともかくとして、
フィルター効果とか、
いろんな調色が出来たりとか、かなり「やりがい」がありそう。

特に、「調色」の中に、
ありきたり?なセピアだけじゃなくて、
一見して「お遊び」のような赤、青、黄などが並んでいます。
ここに、「ピン」と来たのです。

以前、efke25で撮った写真をアップした事がありますが、
この頃から、白黒フィルムのスキャン時は、
あえて「グレースケール」にせず、RGBカラーのまま、
編集から保存まで一貫するようにしています。

というのも、実際に白黒フィルムを印画紙に焼き付けたり、
顔料インクのプリンタで印刷したりすると、
ほんのわずかに「緑がかって」たり「青がかって」たりするんです。

その「わずか」さは、グレースケールにして色情報を落とした画像と、
左右に並べても「うーん、ちょっと色合いが微妙に違うかも?」
と気づくか気づかないか、位の違いなんですが、
それが意外と「いい具合に」効いているんです。

そんな事を考えていた時に、このD7000のモノクロ設定を覗いたので、
「あ、これ、ひょっとして・・・」と思ったんです。
緑とか青の設定で、かつ濃淡を「一番弱い」にすれば、
結構「いい具合」の白黒写真になるんではなかろうか・・・

実際撮ってみて、「おぉ!」と感動しました。
この白黒の感じ、自分の求めていたもの、そのものズバリ!

Dsc_2859
Nikon D7000
Nikkor-S.C Auto 55mm F1.2
1/2000秒 F2.8 (ISO100)
2011年10月31日
(「モノクローム」モード、調色を「Green」(濃度1)に設定)

Dsc_2997
Nikon D7000
Ai Nikkor 28mm F3.5S
1/125秒 F3.5 (ISO1600)
2011年11月10日
(「モノクローム」モード、調色を「Blue Green」(濃度1)に設定)

単なる「グレースケール」な白黒写真と違う、
ほんのわずか、青や緑の風合いを足すだけで、
なんだか本格的な白黒写真を撮っている気がしてきます。

※「緑の1」で撮影した写真は、
先日アップしたのでご参照ください。

さて、じゃあ、D7000の「モノクローム」のカスタマイズ、
果たしてどんな効果があるのか?
サンプルをたくさん撮ってみたので、気になる方は以下をご一読下さい。

続きを読む "D7000のモノクロモードを徹底追求する"

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