ASAHI PENTAX 6x7
SMC PENTAX 67 300mm F4
1/500秒 F5.6
Kodak EKTAR100
小田急 向ヶ丘遊園-生田間
2012年3月3日
小田急のHiSE、RSE、5000形の引退は3月16日、
後2週間ほどの事となりました。
(後、JR東海から乗り入れてくる371系も。)
以前に、もう充分撮っただろう、という感覚がある事、
既に沿線は撮り鉄がウヨウヨしてて撮る気が失せる事、
そしてそもそも、どうも「鉄道撮る欲」が減衰している事など、
いまいち撮影に足が向かなかったのですが、
昨日、満を持して行ってきたのは、向ヶ丘遊園から見える山の上、
生田緑地にある「枡形山展望台」です。
実は以前、ここで小田急を俯瞰撮影した事があります。
このブログを始めるより更に前の話しなので、
掲載した事が無かったと思いますが、こんなアングルで撮れます。
PENTAX *ist Ds
SMC PENTAX-F 70-210mm F4-5.6
1/1000秒 F5.6 (ISO200)
小田急 和泉多摩川-登戸間
2006年12月23日
まだ、5000形が「当たり前」に走っていた頃です。
(9000形と、2600形が引退したすぐ後くらいの話。)
今回、このアングルで、と思って山を登ったんですが、
この同じアングルを撮るには、35mm判で300mm以上の望遠が必要。
今回持ち込んだのは、ペンタックス6x7(通称「バケペン」)の300mmで、
換算だと135mm。
それでもいいや、と思ったんですが、
手前の山がかなり大きく写る事と、
(あの当時はまだ建ってなかった)向ヶ丘遊園のマンションのため、
同じアングルを狙うのは少々無理がありました。
でもその代わり、足下(ここは既に、遊園-生田間となる)を通り過ぎる小田急が、
眼下に見やすくなっておりました。
ここはそもそも、「登戸病院」の廃墟が建っていたところで、
あの頃は、まだ建物が残っており、
こういうスッキリしたアングルにはならなかったのです
(左下の整地部分が、登戸病院の跡地、のはず。)
そこで急遽予定を変更して、こんなアングルで撮ってみました。
個人的には、こちらの方が全然ヒットで、
肩と腰が痛いのに重たいバケペン+300mm(合計3kg以上!)
を持ち込んだ甲斐があったもんだ、と満足しております。
HiSEなどの撮り収めは無理そうなんですが、
RSEだけでも、いいアングルで撮れて、良かった、と思っております。
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