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2012年3月 3日 (土)

さらば、コダックのポジフィルム

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120218_07_2

ASAHI PENTAX 6x7
SMC PENTAX 67 55mm F4
1/500秒(上)1/250秒(下) F8.0
Kodak Ektachrome E100G
2012年2月18日

コダック プロフェッショナル エクタクローム及びエリートクロームフィルム
製造販売中止のお知らせ
(Kodak)

コダックが破産法を申請してからというもの、
果たしてコダックのフィルムはどうなるんだろう、
というのが、多くの写真ファンの関心事で有りました。

今回、かつてはコダックのフィルムの代名詞でもあった、
ポジフィルムから製造が中止される事が発表されました。

コダクロームの製造中止、現像中止から、
まだ5年と経っていないうちに、
残りのエクタクローム等も消える事になろうとは、
誰が予想し得た事でしょうか。

幸い、コダックの生命線とも言うべき白黒フィルム「400TX(トライX)」は、
引き続き製造されるようですから、
ごっさんとしては、ひとまず、ほっと一安心。

そもそも、ポジ自体、試用等で使う事が多く、
コダックのポジに対して、そう特別な感慨があったわけではありません。

とはいえ、世界中見渡しても、ポジを製造販売しているのは、
これで、フジとローライを残すのみとなりました(多分)

「終焉」の文字が、そろそろ、現実として目の前に近づいてきたな、
と感じます。

それまでは、1枚でも多く、フィルムで写真を撮り続けよう。
そう改めて感じているところです。

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