小田急とスカイツリー
「撮影」というものは、カメラバッグにたくさんのカメラやレンズを詰め込み、
よいしょと持ち上げ「重い、重い!」と言いながらも、
朝から夕方まで、あちこち歩き回って鉄道を撮って回る事を言う、
という自分ルールみたいなものがあって、
その理屈で言うと、「撮影」に行ったのは昨年夏の久留里線以来、
という事になってしまいますので、実に5ヶ月振り、という事になります。
1月10日の一日をかけて、小田急、銀座線、池上線、多摩川線と撮り歩きました。
随分歩いてヘロヘロでしたが、久しぶりにいろいろ撮れて満足満足。
少しずつ、その成果をアップしていこうと思います。
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星空をバックに、夜の多摩川橋梁を走る小田急の写真
をアップした事がありますが、あの時、ふと東の方に目をやると、
いやに目立つ閃光を、はるか地平に認める事が出来ました。
言わずもがな、「スカイツリー」のライトアップの明かりでした。
「スカイツリーをバックに、小田急を撮れるなぁ」
早速、実践してみました。
SONY NEX-5
Canon FD400mm F4.5 S.S.C.
1/800秒 F11 (ISO400)
小田急 和泉多摩川-登戸間
2013年1月10日
ちょっと空気がもやってボヤけてますが、
小田急ロマンスカーVSEのバックにスカイツリー。
それをやりたかっただけなんですが(笑)
まだ登戸に住んでいた頃は、スカイツリーは建設途上で、
地図を見ながら「あの辺りに見えるようになるのかなぁ、
いやー、いくらなんでも見えないかな」などと想像していましたが、
結局、その姿を確認できないうちに狛江に引っ越してしまいました。
まさか、「ちょっと先っぽ」なんてもんじゃなくて、
こうも見事にツリーの姿を拝めるとは思っていなかったので、
正直、こうして撮りながら驚いていた次第です。
昨年春、ジャンクで購入していたキヤノンの超望遠レンズ。
カビ取りが完全に出来ず、しばらく放置していましたが、
年明けに再挑戦し、今度はかなり内部までアクセス出来て、
9割方の汚れを除去する事に成功しました。
古いレンズなので、開放ではさすがにやや甘さがあるものの、
F8~11まで絞れば、かなりシャキっとした写りになりました。
また1つ、NEX用のレンズ群に強力な武器が加わって嬉しい限りです。
さて、こうして「小田急とスカイツリー」の写真を撮り終えて、
移動を前に、先日購入した「SIGMA 19mm F2.8 EX DN」にレンズを換装し、
はたと立ち上がって鉄橋を見ると、
まさに橋の上を「F-Train II」(通称「ドラえもん電車」)が走って行くではありませんか!
ろくに露出を合わせる間もなく適当に撮った1枚、
こんな構図なのに絞り開放ですが、
さすが現代のレンズだけあって、何とかものになる画になりました。
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
1/4000秒 F2.8 (ISO400)
小田急 和泉多摩川-登戸間
2013年1月10日
折角、編成全体を再度から収める事が出来たので、
ロゴ画像も、この写真に切り替えてみました(執筆時現在)
小田急を撮り終えた後は、
東急池上線まで「オリジナルカラー」の7700系を撮りに向かいました。
でもその道すがらで銀座線を撮ったので、次回はそちらを。
SONY NEX-5
SIGMA 19mm F2.8 EX DN
1/2000秒 F2.8 (ISO200)
小田急 和泉多摩川-登戸間
2013年1月10日
※「ハトと小田急」?
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